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ビットコインの価格推移 乱高下する要素とは

近年急成長をとげている「ビットコイン」ですが、2008年に誕生して以降、大きな価格変動を繰り返してきました。
2017年の例で言うと、上半期は1BTC(ビットコインの単位)が約12万円でしたが、下半期には約200万円まで上昇し、1年間でおよそ17倍にまで上昇しました。

今回は、そんな変動の非常に大きいビットコインの価格推移の歴史をご紹介いたします。

相場が変動する要素、ビットコインの価格が上がる要素は?

ビットコインの価格が上がる理由は、3つあると言えます。

・新しいサービスの発表

ビットコインをはじめ、仮想通貨が新サービスの開始をする際などは、大きく価格が上がる傾向にあります。

例えば仮想通貨のひとつ「リップル」が「アメリカンエクスプレス」と提携を行うと発表した時には、価格が50%以上上がりました。

・信用の高まり

ビットコインの歴史を見ても分かるとおり、法定通貨と比較して仮想通貨への信用が高まった場合にも価格が上昇する傾向にあります。

キプロス・ショックがあった時も、銀行よりビットコインの方が信用されたために、価格上昇したと言えます。

・取引所の上場

ビットコインをはじめとする仮想通貨は、有名な取引所で扱われるようになれば流動性が高まるので、取引所の上場は一気に価格上昇する要因となります。

ビットコインの価格が下がる原因

ビットコインの価格が上がる要素と逆に、下がる原因は一体何なのでしょうか?

・国家などによる規制

中国当局のビットコイン規制があった時には、中国に全ビットコインの9割が集まっていたこともあって、取引ができなくなる事を恐れて価格が大暴落しました。

中央政府の仮想通貨の規制が起これば、必然的にビットコインの価格は大きく下落する可能性があります。

・ハッキング被害

マウントゴックスのハッキング被害をはじめ仮想通貨の流出は過去何回も起こっていて、その度にビットコインの価格は大きく下落し、信用を失ってきました。2018年に入っても、大手取引所「コインチェック」がハッキングの被害に遭っています。こういった被害はいつ何時起こるか分からないため、市場参加者にとっては大きな脅威になります。

・急な暴落で売りの殺到が起こる

ビットコインをはじめ仮想通貨は価格の下落が非常に激しいので、一度バブルがはじけたように大暴落すると、たくさんの人がビットコインを大量に売りはじめます。その影響でさらにビットコインの価格は下落し、悪循環を呼んでしまうのです。

ビットコイン取引を始めるには

価格変動が大きいためリスクもあるビットコインの投資ですが、大きく値上がりした際には多額の利益を得ることも可能です。実際にビットコイン取引を行う際におすすめの取引所を2つご紹介します。

今回ご紹介するのはいずれも金融庁に取引所として登録があるので、安心して取引することができます。

・Bitflyer(ビットフライヤー)

bitFlyer(ビットフライヤー)
取扱通貨 Bitcoin、ETH、ETC、LTC、BCH、MONA
手数料(BTC) 販売所:無料、取引所:0.01〜0.15%
スマホ対応 スマホアプリ対応、ビットコインFX対応

日本国内の取引所の中でも特に大きい「ビットフライヤー」は、「三菱UFJキャピタル株式会社」、「みずほファイナンシャルグループ、リクルート」、「第一生命」など、錚々たる会社が株主で、今最も信頼のおける取引所のひとつです。現在、家計簿アプリや資産の管理アプリなど、たくさんのアプリがビットフライヤーと連携しているので大変便利です。

ビットフライヤーのビットコイン売買手数料は0.15%~(2018.2月現在)となっています。ビットコイン取引所の多くは取引手数料が無料の場合が多いのですが、手数料は会社の運営資金として使われているのでその分サービスが充実しているなどのメリットもあります。

単に手数料が無料の所を選ぶのではなく、安心できるサービスがあるかどうかなど多角的に見ていった方が良いでしょう。

・GMOコイン

GMOコイン
取扱通貨 Bitcoin、ETH、BCH、LTC、XRP
手数料(BTC) 現物売買:無料、仮想通貨FX:新規注文/決済注文/ロスカット無料 レバレッジ手数料 建玉ごとに0.05%/日
スマホ対応 スマホアプリ「ビットレ君」※仮想通貨FX向け

GMOコインは、GMOインターネットグループ(東証一部上場)が運営する信頼性の高い取引所で、同グループのノウハウで培ったセキュリティ技術と管理体制で安心してビットコインの取引をすることができます。

スマホのアプリで簡単にビットコイン取引が可能となっているので利便性においても優れていると言えます。

入出金手数料と取引手数料はともに無料で、最短翌日から取引可能となっています。

何故ビットコインは人気となったのか?

ビットコインの価格が大きく上昇し、ビットコインが現在のような人気を得た要因は3つ考えられます。

・世界中どこでも送金が可能

ビットコインは、世界中どこへでもカンタンかつ安価に送金が可能です。

通常、海外送金はたくさんの銀行を経由するため高い手数料がかかりますが、ビットコインは管理している団体が存在しないため、海外に送金を行う際の手数料を大幅に削減する事ができます。

仮に日本円を銀行経由で海外に送金すると、一般的に手数料が5,000円前後かかります。一方、ビットコインを使って海外へ送金すると取引所によってはわずかにお金がかかる場合もありますが、ほとんど無料で送金する事が可能です。

・金と同様の資産として運用できる

ビットコインはインフレが起きて貨幣価値が下がらないように、発行されるコインの上限が定められています。その上限は2040年までの間に2,100万BTC(ビットコイン)と決められており、それ以上増える事はありません。

ビットコインは金と同じような需要があるにも関わらず量が限られおり、大変希少性があるのです。

・信用のできるセキュリティがある

ビットコインは管理する国や団体が存在しないかわりに、世界中に存在する「マイナー(発掘者)」 と呼ばれる人達によって厳重に管理されています。

マイナーとは、世界中で毎日行われるビットコインの取引を、パソコンの計算能力を使って正しい取引をしているか確認する人々のことです。

ビットコインは「ブロックチェーン」と呼ばれる大きな「ビットコイン台帳」に管理されていて、コインの収支 は全てこの台帳に記されます。

もし少数の人間が台帳に不正をしようしても、世界中のマイナーが持っている台帳と不正をしようとした台帳が異なっていれば、すぐにバレてしまうという仕組みになっています。

そのため、法定通貨よりもはるかに安全なセキュリティが確立されているのです。

ビットコインの価格変化の歴史

では、そんなビットコインのこれまでの価格推移について、その歴史とともに見ていきましょう。

・2008年10月 ビットコイン誕生

サトシ・ナカモトという正体不明の人物が仮想通貨「ビットコイン」に関する論文をインターネット上で発表し、その3ヶ月後にはビットコインの取引が可能になります。

・2010年5月 初のビットコイン決済が行われる

ビットコインのプログラマーが、世界ではじめてビットコインを使い、ピザ2枚を購入しました。世界ではじめて現実にあるものと、ビットコインの交換がなされました。

・2010年2月 世界最初のビットコイン取引所開設

世界で初めてのビットコイン取引所「マウントゴックス社」がNY証券取引所の隣に開設されました。

・2011年5月 メディアに注目されてビットコインバブルに

TIME誌など、多数のメディアで報道されたことによりビットコインの価格は急激に上がりはじめました。

・2011年6月 マウントゴックス社のハッキング事件

当時のビットコイン取引所の最大手「マウントゴックス社」がハッキング被害にあい、85万BTC(時価総額480億円相当)が盗まれて、ビットコイン価格は激しく下落しました。

・2013年3月 キプロス・ショックでビットコイン過去最高の高値

キプロス共和国で起こった金融危機で、キプロス国内の銀行経営ができなくなり、銀行での引出金額が制限されました。
人々は自分の資産を守る為に次々とビットコインを購入しはじめ、ビットコインは過去最高の高値をつけることになりました。

・2013年10月 中国がビットコイン導入

ビットコインは海外送金の手数料が安価で行えるので、中国で大変人気となります。
一時は世界中のビットコインの9割は中国で扱われるようになり、ビットコイン価格は急上昇しました。

・2013年12月 中国政府がビットコイン規制をはじめる

中国及び韓国政府は、自国資産が海外に移されるのを防ぐためにビットコインをはじめとする仮想通貨の取引を規制しました。
この影響を受け、ビットコインは1BTC50万円から、1BTC30万円近くまで下落しました。

・2015年10月 欧州司法裁判所によるBTC課税対象外の判決

欧州司法裁判所がビットコイン売買の際、VAT(付加価値税・消費税)は免除されるべきと公式の見解を発表し、その後ビットコインの価格は大きく上昇します。

・2016年8月 Bitfinexハッキング事件で急落

世界中で最大のビットコイン取引所、香港ビットフィネックスがハッキングされました。その被害額は過去最大の約120,000 BTC (約6,400万ドル)で、その後ビットコイン価格が大きく急落しました。

・2017年9月 中国取引所の閉鎖相次ぎ下落

中国政府が国内のビットコインの規制をより強化し、結果的に取引所が閉鎖となりました。
このことで一時ビットコインの価格が下落しました。

・2018年1月 コインチェックがハッキング被害

「コインチェック」のハッキング被害により、約580億円の仮想通貨(NEM)を不正送金されました。

その結果ビットコインをはじめとする仮想通貨の価格は大暴落しました。

ビットコインの価格の今後

今後ビットコインの価格はどこまで上がるのかとても気になるところです。ビットコインの価格は短期間で大きく上昇するので、投資するにはビットコインの歴史をよく知っておく必要があります。

株式投資などよりは比較的カンタンに始められるので、市場参入する人はこれからさらに多くなると考えられます。

今回はビットコインの価格推移についてご紹介しました。

ビットコインの歴史はまだ浅く、2008年から始まって現在まで激しい価格変動を繰り返してきました。

今後ビットコインをはじめとする仮想通貨は、私たちにとってどんな影響を及ぼすのか、それはまだ誰にも分かりませんが、このまま普及が続けばいずれ法定通貨の存在が脅かされるのではないかという考え方も出てきます。

ビットコインのことがまだよく分からないという人も、今回ご紹介したビットコインの歴史を紐解くことで、ビットコイン、そして仮想通貨についての知識を深めていってください。


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