お金を借りる方法


お金を借りようとしている人の中には、

  • 急な出費でお金がなくなってしまった
  • 引越しや車検など10万20万円程の支払いでお金が必要
  • どうやってお金を借りたら良いのかわからない

などの理由からお金に困っている人が多いと思います。
実際に金融庁が公開している『貸金業利用者に関する調査・研究』を見ても「生活費不足の補填」つまり、生活費が足りなくて困っている人が多いです。

しかし、お金を借りたいけどどうやって借りるのが良いのかわかりませんよね?

お金を借りる方法はカードローンやキャッシングだけではありません。
消費者金融に対して抵抗があるという人は、職業など個人の属性によって、カードローンやキャッシングを使わずにお金を借りられる方法があります。

この記事では、自分に合った借入の方法を探すため、状況に合わせたお金を借りる方法を解説しています。

※今回の記事は正確な情報を発信するために、FPのさかいちづる先生に監修していただきました(この記事の制作スタッフを見る

お金を借りる方法は状況に応じて選べる

お金を借りようとする場面は、人それぞれ状況によって違います。

自分に当てはまる項目を選んでください。

今日中にお金を借りたい人
・消費者金融のカードローン
クレジットカードを持っている人
・キャッシング機能を付帯させる
生命保険に入っている人
・契約者貸付制度を利用
外出先で家に帰れなくなった人
・一時的に警察からお金を借りる
学費や生活費が足りない学生
・奨学金制度を利用
福利厚生が手厚い会社員
・社内貸付金制度を利用
公務員として勤めている
・共済組合貸付制度を利用
低所得・障がいを抱えている・高齢者の人
・市区町村の生活福祉資金貸付制度
自己破産をした人
生活再生ローンを検討

カードローンを利用してお金を借りる

カードローンには「消費者金融」・「銀行」の二種類があります。

を選ぶことで自分の状況に応じてカードローン申し込みを検討することができます。

ここでは、消費者金融のカードローンと銀行カードローンについて解説をしていきます。

今すぐお金を借りられる消費者金融カードローン

大手消費者金融のカードローンでは、最短30分審査、即日融資が可能です。

なぜなら、消費者金融には膨大な顧客データを保有しており、各社独自のスコアリングシステムによって自動審査しているためです。

自動審査によって、申込者が返済可能な人物かどうかを瞬時に判断することができます。

また、保証人や担保を必要としていないので自分以外の情報について確認する作業が減り、即日融資を可能にしています。
即日融資を受ける方法は以下で詳しく解説をしています。

即日お金が借りられる大手消費者金融として、プロミス・アコム・SMBCモビット・アイフルなどが挙げられます。

大手消費者金融一覧

プロミス

またWEB完結申込で、WEB上で全ての手続きを完結することができます。店舗に行く必要がなく、郵送物が届くこともないので家族にもバレずに借りることができます。
ローンカードも不要で、公式スマホアプリを使ってセブン銀行ATMで借入が可能です。

初めて利用する方は30日間利息がかかりませんので、一か月以内で完済できる場合は金利0円で借りることも可能です。
※お申込み時間や審査によりご希望に添えない場合がございます。

  • 土日でも提携口座に24時間融資が可能
  • 融資まで最短3分
  • 30日間利息0円・最短3分審査
金利借入限度額審査時間
4.5%~17.8%最大500万円最短3分
アコム

アコムには借入可能か3秒診断というサービスがあり、細かな個人情報を入力せず借入診断ができます。
利用したからといって、個人信用情報に申込履歴が残ることはありません。

急いでいる時には、サポートセンターに電話を入れることで優先的に審査してくれることもあります。

  • 在籍確認の柔軟な対応で融資が受けられる
  • 30日間無利息で融資が可能
  • 返済翌日から35日後が次の支払期日で返済調整しやすい
金利借入限度額審査時間
3.0%~18%最大800万円最短30分
SMBCモビット
  • WEB完結なら書類で在籍確認OK
  • 即日融資も対応可能
  • 借入/返済はローンカード不要でWeb上で全て行える
金利借入限度額審査時間
3.0%~18.0%最大800万円10秒簡易審査

※申込の曜日、時間帯によっては翌日以降の取扱となる場合があります。
アコム

アイフルの融資可能か1秒診断サービスでは、年齢・雇用形態・年収・他社借入金額を入力するだけで診断ができます。

  • 融資可能か1秒診断サービス
  • 初めての人は30日間利息0円
  • 公式アプリで取引が可能
金利借入限度額審査時間
3.0%~18%最大800万円最短30分

低金利でお金を借りたい方は銀行系カードローンを選ぶ

低金利でお金を借りたい人は、消費者金融系カードローンではなく銀行カードローンを選んでください。

銀行カードローンでは即日融資はできませんが、消費者金融に比べて低金利でカードローンを組むことが可能です。

銀行カードローンは初回から借入限度額が大きめに出る商品が多いので、上限金利が低めに設定されている場合が多いです。

消費者金融系カードローンと銀行系カードローンの金利を比較

【消費者金融系カードローンの金利一覧】

表はスライドしてご覧いただけます
プロミスアコムアイフルSMBCモビットレイクALSA
金利(年利)4.5%~
17.8%
3.0%~
18.0%
3.0%~
18.0%
3.0%~
18.0%
4.5%~
18.0%
利用限度額1万円~

500万円

1万円~

800万円

1万円~

800万円

1万円~

800万円

1万円~

500万円

消費者金融と銀行の金利を比較すると銀行のカードローンの方が低いです。

また、消費者金融系カードローンを一番最初に利用する際の金利は、ほとんどが上限金利(17.8%~18.0%)からのスタートなので、銀行カードローンの方が金利は低くなります。

【メガバンク系カードローンの金利一覧】

表はスライドしてご覧いただけます
 みずほ銀行りそな銀行三井住友銀行三菱UFJ銀行
金利(年利)2.0%~
14.0%
3.5%~
13.5%
4.0%~
14.5%
1.8%~
14.6%
利用限度額10万円~

800万円

10万円~

800万円

10万円~

800万円

10万円~

500万円

メガバンク系のカードローンでは、上限金利ではりそな銀行が一番低利で13.5%となっています。

カードローンの審査が通れば、借入限度額が仮に10万円だったとしても、金利は13.5%です。消費者金融だと18.0%なので比較をしてみます。

例10万円を1年間借りた場合

銀行カードローン 10万円×13.5%=13,500円

消費者金融カードローン 10万円×18.0%=18,000円

年間で差額4,500円もの差がでます。

【ネット銀行系カードローンの金利一覧】

表はスライドしてご覧いただけます
楽天銀行住信SBIソニー銀行ジャパンネット銀行
金利(年利)1.33%~
10.15%
1.59%~
7.99%
2.5%~
13.8%
1.59%~
18.0%
利用限度額10万円~

800万円

10万円~

1,200万円

10万円~

800万円

10万円~

1,000万円

ネットバンク系は、実店舗を持たず土地代や人件費などのコストを削減していて、その分金利が低く設定されている場合が多いです。

クレジットカードのキャッシング枠でお金を借りる

クレジットカードにキャッシング枠がついてれば、ATMで今すぐにお金を借りることができます。
特に、今月ちょっとだけ借りて、翌月に一括で返済ができるという人は、1ヶ月分の金利だけで借入をすることができます。

既に持っているクレジットカードにキャッシングを付帯させれば、新たに必要書類を準備してカード会社へ送付する必要がありません。

例えば、クレジットカードから金利18.0%で5万円を借りた場合、一か月の利息は739円ですので、翌月50, 739円を一括で支払えば完済することが可能です。

キャッシングを付帯できるクレジットカードを持っていない人は、キャッシング機能が付いたクレジットカードを新たに発行するか、カードローンを利用してください。

キャッシング枠を付帯で現金が借りられる理由

クレジットカードには「ショッピング枠」と「キャッシング枠」の二つの枠があります。

ショッピング枠とキャッシング枠の違い
キャッシング枠とは

ショッピング枠の中にあるATMでお金を借りることができる枠の事で、利用限度額が50万円だとしたら、50万円までATMでお金をおろすことが可能になります。

ショッピング枠とは

普段買い物をする時に利用する枠の事で、利用限度額が100万円だとしたら、100万円まで買い物にクレジットカードを利用することができます。

キャッシング枠はショッピング枠に影響を与えますので、同じ条件でキャッシング枠で50万円使うと、ショッピング枠を全く使っていなくても、ショッピング枠が残り50万円になりますので、注意が必要です。

生命保険をかけている人は契約者貸付制度を利用してお金を借りる

生命保険を契約している人は、生命保険の「契約者貸付制度」を利用して解約返戻金を担保にお金を借りる事ができます。

解約返戻金とは、生命保険を解約する際に戻ってくるお金のことです。
生命保険には解約返戻金のあるプランと、一般的な定期保険のような掛け捨てタイプがありますが、掛け捨てタイプはこの制度を利用することができないので注意が必要です。

保険会社は銀行や消費者金融とは性質が違いますが、契約者貸付制度を利用されても保険会社は生命保険の解約に伴って貸付金を返済してもらうことができるため、このような制度が存在しています。

なお、契約者貸付制度は解約返戻金を担保にしているので、本人確認は行われますが、個人信用情報による審査が行われません。

金利は2%~8%程度で、保険会社によって変化します。キャッシングより低利ですが、高額になるほど利息も高くなりますので注意が必要です。

契約者貸付制度のメリット

個人信用情報による審査がないこと以外にも、契約者貸付制度には他にもメリットがありますので、一つひとつ解説していきます。

保証人無しでで借入ができる

契約者貸付制度は、解約返戻金を担保にしていますので、保証人無しでの借入が可能です。

お金を借りる際にわざわざ保証人を探す手間がかからないので、今すぐにお金を借りたい人にとって、スムーズにお金を借りることが可能なので大きなメリットと言えるでしょう。

借入限度額内であれば、何度でも借入が可能

契約者貸付制度は、解約返戻金の70%~90%程度が借入限度額の上限です。
この借入限度額内であれば、カードローンのように何度でも借入が可能で、利用目的も問われることがありません。

保険を解約する必要がない

契約者貸付制度であれば、保険そのものを解約する必要がありません。

保険は解約したくないけれど、今だけお金を借りたいという人にメリットがあります。

生命保険は、保険料の払い込みが終わる前に解約してしまうと、解約返戻金が大幅に下がってしまう保険のプランもありますので、契約者貸付制度を利用して保険を継続した方がメリットが非常に大きいです。

トラブルで家に帰れない時は警察から1,000円借りる

「財布を盗まれた」、「財布を無くして家に帰れない」、といったなんらかのトラブルにあった人は、警察で公衆接遇弁償費の制度を利用すれば、上限1,000円までお金を借りることができます。

公衆接遇弁償費とは、警察に財布を無くしたなどのトラブルの相談をした際に、一時的に交通費等が必要であると判断された場合に貸付してもらえる公的な制度です。
借入可能な場所は交番などを代表する行政機関で、資金は行政機関から直接お金を借りる形となります。

公衆接遇弁償費の制度を利用できる場所
  • 交番
  • 警察署
  • 鉄道警察隊分駐所
  • 無線自動車(パトカー)
  • 交通取締用自動二輪車(白バイ)
  • 運転免許試験場
  • 地域安全センター

などで利用が可能です。
交番が一番相談しやすいですが、近くにない場合は他の行政機関で相談することができます。

公衆接遇弁償費が利用できるパターンとできないパターン

公衆接遇弁償費は、あくまで緊急時の対策として借入が可能なだけであり認められるケースは以下のような場合です。

利用できるパターン

・財布を盗まれてしまい家に帰れない場合
・不慮の事故に合い金銭が必要な場合
・財布を無くしてしまい家に帰れない場合
・行方不明者を保護して一時的にお金が必要な場合
・事故や、倒れている人の救護でお金が必要な場合

また、利用が出来ないパターンもありますので、併せて確認しておきましょう。

利用が出来ないパターン

・ギャンブルで有り金を全部使ってしまった
・買い物しすぎてお金が無くなった
・お金を借りるトラブルがない
・身内が迎えに来れる
・現金が一定程度手元にある
・公衆接遇弁償費が底をついている

公衆接遇弁償費は行政機関に配布される金額が決まっており、不足しても増額することがありませんので、利用する人が多くなれば借りられる金額は少なくなっていきます。
公衆接遇弁償費が底をつけば、正当な理由があったとしても申し出を断られることもありますので注意が必要です。

借入方法

お近くの行政機関で借受願書を記入することで借入ができます。

借入願書とは、いわば借入申込書の事であり、利用者の属性などを記録するために利用されます。

借入願書への記載事項は主に以下の8つとなっています。

  • ・日付
  • ・名前
  • ・住所
  • ・生年月日
  • ・電話番号
  • ・借入理由
  • ・借入希望額
  • ・指印

公衆接遇弁償費を借りた場合の注意点

公衆接遇弁償費はあくまで借入なので、返済の義務があります。
借りた場合は、借りた所の交番や警察署へ行って返済をしてください。

もし、返済をしない場合、もしくは忘れていた場合でも詐欺罪で起訴されて刑事罰に処される可能性がありますので、出来るだけ早く返済しましょう。

公衆接遇弁償費は、あくまで財布の紛失や盗難などのトラブルが発生した場合に利用できるものと覚えておいてください。

学生は奨学金制度を利用する

学生が学費を借りる場合、奨学金制度を利用するのが最適です。

奨学金制度は「進学に必要な費用」として学費や教材費等に使用することができ、金利が0%~1.9%で借入可能なので、金利負担が少なく返済額を抑える事ができます。

奨学金制度を利用するメリット

奨学金制度には無金利の第一種奨学金と、低金利の第二種奨学金があります。第二種奨学金は利率固定方式と利率見直し方式があり、いずれも年3%が上限です。

【金利と借入限度額の比較】

表はスライドしてご覧いただけます
奨学金制度(第二種)学生ローン(イーキャンパス)国の教育ローン(日本政策金融公庫)キャッシング枠
金利0%~3%を超えない金利14.5%~16.5%1.70%(固定金利)18.0%
借入限度額月額2万円~12万円の貸与型(最大48ヶ月貸与)1万円~80万円350万円50万円程度まで

金利および借入限度額どちらの場合でも、奨学金が学生にとって最も低金利で多く借入することが可能です。

また、奨学金は卒業するまで返済が猶予され、金利も卒業して返済し始めてから加算されるので、在学中の負担が全くありません。

特に学業に専念したい学生の人にとっては奨学金を利用した方が金利が低いです。

ただし、奨学金は毎月給付型なので、学費の納付よりも生活費としての性質が強いです。

入学金や学費の支払いにあてる場合は、国の教育ローンを検討することも必要です。

会社員の人は会社からお金を借りる

大手企業に勤めている人は社内貸付金制度(従業員貸付制度)を利用する事でお金を借りられる可能性があります。

ただし、社内貸付制度は福利厚生の一環のため、全ての会社で取り扱いがあるわけではではありませんので注意が必要です。

社内貸付金制度は、社員が金銭的なトラブルに巻き込まれることを回避するために採用されている制度です。
社員が安定して働くことができるようにするためと、福利厚生の一環として近年では本制度を取り入れる会社が増えてきています。

社内貸付制度を利用するには以下のような条件に該当する場合が多いです。

・身内の不幸に伴う葬式費用
・病気やケガなどに伴う治療費や入院費用
・空き巣や強盗による生活資金不足
・地震などの災害によって必要になった修繕費用

制度は会社ごとに対象者や条件が変わってきます。
結婚式の費用や車両の購入費用などでも制度を利用できる可能性はありますが、「ギャンブル費用」などの健全な理由でない場合は原則借入はできません。

「意図せぬトラブルなどで、緊急でまとまった資金が必要となり、金銭的な不安から業務に支障をきたす可能性がある人」が対象になります。

公務員の方は共済組合でお金が借りる

公務員の人で借入目的が、生活費や養育費、住宅費であれば共済組合貸付制度を利用してお金を借りる事ができます。

共済組合貸付制度であれば、金利が1.0%前後で借入をすることが可能なので、利用できる場合はカードローンなどを利用する前にこちらを検討することをおすすめします。

【地方職員共済組合貸付制度の事例】

表はスライドしてご覧いただけます
貸付制度借入上限額限度額決定方法金利
普通貸付200万円利用者の月給の6倍まで年1.26%
住宅貸付1,800万円利用者の月収に組合員減数をかけた金額年1.26%
災害貸付100万円~1,150万円利用者の月収に組合員減数をかけた金額年0.93%
医療貸付100万円利用者の月給の6倍まで年1.26%
教育貸付200万円利用者の月給の6倍まで年1.26%
結婚貸付200万円利用者の月給の6倍まで年1.26%
葬祭貸付200万円利用者の月給の6倍まで年1.26%
出産賃貸出産費相当額のkindle範囲内見積書や証明書から提出無利息

生活福祉資金貸付制度を利用してお金を借りる

自立相談支援事業の窓口である自治体の福祉課・社会福祉協議会に相談すれば、生活福祉資金貸付制度を利用できる場合があります。

貸付対象者は以下の通りです。

表はスライドしてご覧いただけます
低所得世帯資金の貸付によって必要な支援を受けることで独立自活ができると認められる世帯であり、かつ必要な資金を他から借りることが困難な世帯
障がい者世帯身体障がい者手帳、療育手帳、精神障がい者保健福祉手帳の交付を受けた物の属する世帯
高齢者世帯65歳以上の高齢者が属する世帯

資金の内容

表はスライドしてご覧いただけます
資金の種類貸付条件
貸付限度額据置期間返済期間貸付利子連帯保証人
生活支援資金生活支援費・生活再建までの費用・(世帯)月20万以内

・(単身)月15万以内

最終貸付日から6ヶ月以内据置経過後10年以内・(連帯保証人あり)無利子

・(連帯保証人なし)年1.5%

原則必要。ただし無くても可
住宅入居費・敷金、礼金などの費用・40万以内貸付の日から6ヶ月以内据置経過後10年以内
一時生活再建費・生活再建までに一時的に必要、かつ日常生活で賄うことが困難な場合など・60万以内貸付の日から6ヶ月以内据置経過後10年以内
福祉資金福祉費生業を営むために必要な資金・580万以内貸付の日から6ヶ月以内据置経過後20年以内・(連帯保証人あり)無利子

・(連帯保証人なし)年1.5%

緊急小口資金緊急かつ一時的に生計の維持が困難になった場合の資金・10万以内貸付の日から2ヶ月以内据置経過後1年以内不要
教育支援資金教育支援費低所得者世帯が高等学校、大学または高等専門学校に就学するための費用・(高校)月3.5万

・(高専)月6万

・(短大)月6万

・(大学)月6.5万

卒表から6ヶ月以内据置経過後20年以内無利子原則不要
就学支援費低所得者世帯が高等学校、大学または高等専門学校に就学するための費用・50万以内卒表から6ヶ月以内据置経過後20年以内
不動産担保貸付型生活費不動産担保型生活資金低所得者の高齢者世帯に対し、一定の居住用不動産を担保に生活資金を貸付する資金・土地評価の70%程度

・月30万以内

など

・契約終了後の3ヶ月以内据置終了時・年3%または短期プライムレートのうちいずれか低い方必要
要程世帯向け不動産担保型生活資金低所得者の高齢者世帯に対し、一定の居住用不動産を担保に生活資金を貸付する資金・土地評価の70%程度

・月30万以内

など

据置終了時不要

自己破産した方がお金を借りる方法

自己破産をした人は、金融機関からお金を借りる事ができないので、一般社団法人生活サポート基金の生活再生ローンを検討してみてください。

自己破産とは、金融機関などから借りたお金を返すことができなくなり、借金の支払いを免除されることをいいます。
つまり自己破産をすると返済能力がないと判断されるため金融機関からお金を借りることができなくなります。

一般社団法人生活サポート基金の生活再生ローンを借りるには以下の融資対象者に該当する必要があります。

  • ・居住年数が12ヶ月以上か(都内在住の場合)
  • ・勤続年数が6ヶ月以上か
  • ・世帯年収が600万以下か(家計の収支を勘案して融資判断するため)

なお、この生活再生ローンは東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県の一都三県に住んでいる人しか利用ができないため注意が必要です。

他の都道府県に住んでいる人は、利用できる機関があるかどうか公式HPにて調べることが可能です。

生活再生ローンの融資までの流れは以下の通りです。

融資までの流れ

  • 電話で面談の予約を取る
  • 担当者に借入が必要になった経緯などを相談
  • ローンの申込
  • 審査
  • 契約内容確認および契約書に署名
  • 融資実行、返済開始

なお、本制度を利用して融資を受けた際は、家計の見直しなどを含め融資後も継続的な支援を受けることが可能なので、返済に不安のある人は担当者と都度相談することをおすすめします。

借入限度額と金利

生活サポート基金での借入は消費者金融と同様に貸金業法に基づいた融資になるので、総量規制の対象となります。
そのため、他社借入を含めた借入総額が年収の3分の1以下に収める必要があります。

年収が300万円の方は、他の借入を含めた総額が100万円以下になるように借入をしなければいけません。

つまりA社で現在50万円借りている人の場合、生活再生ローンで借入できる上限は

100万円-50万円=50万円で、50万円までです。

なお、金利は年利で12.5%(延滞は14.6%)となっています。
本制度が生活サポート基金の取組に共感した人たちが出資しながら運営しているため無金利での利用ができないこと、自己破産後の借入相談にも親身に乗ってくれるという側面があるためです。

この記事の制作者
最上天晴

2012年に株式会社GVのメディアディレクターに就任。
ユーザーファーストなお金のWEBメデイアとして「まねーぶ」を2018年に立ち上げる。
電子マネー、クレジットカードの情報を”とことん”分かりやすく発信します。
専門家プロファイルで「クレジットカードの専門家」としても活躍中

さかいちづる氏
(監修)さかいちづる

損害保険会社に15年勤務し全国転勤を経験。転勤や子育て世代、働き方に悩む女性など、変化が大きい家庭の家計相談を得意とする。
家計や働き方に悩む女性の個別相談や講座を中心に活動し、執筆・監修も行う。マイライフエフピー認定ライター。
ズルいくらい楽になる家計のヒミツ

さかいちづる先生のコメント
大手の消費者金融会社では即日融資も可能であり、今月はどうしても苦しいという時に頼ることが出来ます。

ただし、お金を借りるということは利息を含めた返済が必要になります。
借入が必要な際は返済の負担を出来るだけ小さくすることを考えて、無理のない範囲にすることが必要です。

大手メガバンクの預金金利は現在0.001%前後であることを考えると、借入の金利がいかに大きいかがわかります。

データからもわかる通り、借入をしている人の半数近くが生活費の補填です。
毎月の生活費が足りなくなる傾向にある人は固定費を下げるなど、普段の生活支出を見直すことも必要です。

借入は最後の手段として捉え、状況に応じた借入の方法があることを知っておきましょう。

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