巣篭もり需要で急増のネットショッピング!1番利用されているサイトはどれ?

調査背景
    巣篭もり需要などをきっかけに、2人以上世帯のネットショッピング利用率が初めて5割を突破するなど(2020年5月時点 総務省家計消費状況調査より)利用者が大幅に増加しています。ネットショッピングでの取扱商品の増加や、キャッシュレス決済可能なサイトの増加により人との接触も減らせることから、利用頻度が上がったと実感している人も多いのではないでしょうか。

    まねーぶの調査ページ「まねーぶ調べ」では、ネットショッピング利用者300人に利用調査を行い、利用しているサイトや選ぶ理由、買い物全体におけるネットショッピングの割合、利用時のエピソードを明らかにし、まねーぶディレクターの最上天晴が総評しました。

調査回答者の属性(n=300)

調査対象:全国20代~60代ネットショッピング利用者300人

  • 性別:男性33.7%/女性66.3%
  • 年代:20代19.3%/30代37.3%/40代27.0%/50代13.3%/60代3.0%
  • 婚姻・子供:未婚・子なし46.0%/未婚・子あり1.0%/既婚・子なし19.7%/既婚・子あり33.3%
  • 職業:正社員28.7%/契約社員・嘱託社員2.3%/派遣社員2.3%/パート・アルバイト18.7%/フリーランス・業務委託7.0%/自営業・自由業6.7%/専業主婦(主夫)24.0%/学生1.7%/無職8.7%
  • 世帯年収:100万円未満35.3%/100万円以上~150万円未満8.3%/150万円以上~300万円未満20.7%/300万円以上~500万円未満21.3%/500万円以上~700万円未満9.3%/700万円以上~1,000万円未満3.3%/1,000万円以上1.7%

調査1:ネットショッピングの利用サイトと購入品

利用しているネットショッピングサイトは1位「Amazon」、2位「楽天市場」
購入品は「日用品、雑貨」が最も多い

全国20代〜60代ネットショッピング利用者300人に利用調査をしたところ、利用しているネットショッピングサイトについては、1位が「Amazon」235人、2位が「楽天市場」227人、3位が「Yahoo!ショッピング」117人という結果でした。
ネットショッピングで何を購入しているかについては、1位が「日用品、雑貨」203人と最も多く、2位が「衣類・服飾雑貨」195人、3位が「趣味用品」189人と続きました。

調査2:ネットショッピングサイトを選ぶ決め手・選ばない理由

ネットショッピングサイトを選ぶ理由は「品揃えが良い」が最多
選ばない理由は「口コミ評価が悪い」が多い

ネットショッピングを選ぶ理由については、1位が「品揃えが良い」233人と最も多く、2位が「価格が安い」198人、3位が「配送料が無料」167人と続きました。
欲しい商品を複数のサイトで見つけた場合などにどのサイトで購入するかの決め手を聞いたところ、商品価格や配送料の価格面と答えた人が多いのはもちろん、ポイント還元率を重視する意見が目立ちました。選ばない理由としては、口コミを重視する意見が多く、いくら価格が安くても口コミの評価が悪ければ選ばないという意見が目立ちました。思いついたときにすぐ買い物が簡単にできて、すぐに自宅に届けてくれるのがメリットとされるネットショッピングにおいて、配送が遅い点やキャッシュレス決済不可の点も選ばない決め手になる人も多いようです。また、目に見えない相手とのやり取りであるため、必ず問い合わせをして、その対応で判断するという人もいました。

調査3:ネットショッピングの利用状況

ネットショッピングの利用頻度は「1ヶ月に1回」、
毎月の平均利用金額は「5,000円以上10,000円未満」が最多
支払方法は「クレジットカード」が1番人気

ネットショッピングの利用頻度については、「1ヶ月に1回」と回答した人が34.0%と最も多く、次いで「2周間に1回」が23.7%、「数ヶ月に1回」が22.0%という結果でした。
毎月の平均利用金額については、「5,000円以上10,000円未満」と回答した人が38.7%と最も多く、「5,000円未満」が38.3%、「10,000円以上30,000円未満」が18.7%と合わせて95.7%の人が30,000円以下ということが分かりました。
ネットショッピングでの支払方法については、「クレジットカード」が259人と以降の「コンビニ払い」41人、「電子マネー」28人と大きく引き離してトップとなりました。

調査4:ネットショッピングの利用は増えた?(2019年と2020年比較)

買い物全体におけるネットショッピングの割合は2019年から2020年で7.7ポイントの増加

買い物全体に対するネットショッピングの割合については、2019年が30.4%、2020年が38.1%という結果となり、7.7ポイント増加していることがわかります。人との接触減を意識したことで、以前まで近所のスーパーで購入していた食料品や日用品をネットでの購入に変更したという声や、おうち時間の増加で、自宅で楽しめる本やゲームなどの趣味用品や掃除用品を購入することが増えたという声も目立ちました。一方で、収入減により買い物自体が少なくなったという声もありました。

調査5:ネットショッピング利用時の注意点・気をつけていること

ネットショッピングの注意点は「セキュリティ」を意識する人が多い

支払方法の多様化や取扱商品の増加により、ますます便利になっているネットショッピングですが、直接商品を見ることができないことでのトラブルやセキュリティ面に不安を感じる人もいるでしょう。どのようなことに気をつけてネットショッピングを利用しているのか、利用者たちの声を聞いてみました。

ネットショッピング利用者の声(注意点・気をつけていること)

服や靴などを買う時には、購入後にサイズが合わなかったら大変なことになるので、必ずそれぞれサイズを細かくチェックするようにしています。口コミなど実際に購入した人の実体験をしっかりと下調べしてから商品を購入しています。(20代/女性/学生)
カードを使えば簡単に購入手続きが完結してしまうので、買いすぎに注意し、家計簿をつけて支出管理は怠らないように心がけています。また、できるだけ安く購入するために、急ぐ必要のない標品に関しては値動きの動向が見れるアプリを導入して、できるだけやすい価格が安くなったときに購入するようにしています。(50代/男性/専業主夫)
以前、アカウントを奪われて大変な思いをしたことがあったため、個人情報の流出には気をつけています。よく使うサイトから「重要」という変なメールが来てもクリックしないようにしていて、確認の際は、メールからではなく、自分でサイトに直接アクセスしています。カード番号が漏れないよう、カード番号は登録必須のサイト以外はその都度入力するようにしています。(60代/女性/パート・アルバイト)

総評

最上天晴
最上 天晴
まねーぶディレクター
コロナ禍による巣ごもり需要で2019年から2020年にかけての通販・EC市場は売上高8兆8500億円と前期比8.2%増になっています。
Amazon、楽天の両雄だけではなく、家電や衣料品・雑貨などの有名店舗が軒並み好調で、この傾向は今後さらに強まっていくのではないでしょうか?

選ぶ理由」ベスト3の「品揃えが良い」「価格が安い」「配送料無料」は消費者にとっては非常に重要で、
各サイトがさらにしのぎを削っていくと、実店舗のメリットがどんどん薄れていく可能性も否定できません。

コロナを機に、消費者の購入形態が多く変化したわけですが、これは入口にしか過ぎず今後さらに大きな変化が起こっていくと予想されます。
プロフィール
株式会社GV・メデイアディレクター。
クレジットカード・電子マネーの専門家。

早稲田大学卒業後、日之出出版、扶桑社、主婦の友社で20年に渡り、雑誌・書籍の編集に携わる。
2012年に主婦の友社を退社し、株式会社GVのメディアディレクターに就任。

クレジットカードや引越しをはじめ、様々なジャンルのメディアを立ち上げた。電子マネー、クレジットカード、カードローンなどが高度に複雑化しているにもかかわらず、一般ユーザーに分かりやすい情報を提供するWEBメディアがないことを危惧。ユーザーファーストなお金のWEBメデイアとして「まねーぶ」を2018年に立ち上げる。
クレジットカード、電子マネー、カードローンなどお金周りの情報に強いが、特にクレジットカードと電子マネーの情報に精通している。クレジットカードや電子マネーへの深い知識を活かして、専門家プロファイルでクレジットカードの専門家として活動、オンライン講座「あなたにピッタリのクレジットカードの選び方」も定期的に開催している。
調査概要
  • 調査方法:インターネット調査
  • 調査期間:2020年12月28日~2021年1月2日
  • 調査対象:全国20代~60代ネットショッピング利用者300人
  • 調査結果は小数点第2位以下を四捨五入しているため、合計値は必ずしも100とはなりません。
  • 調査資料は調査期間時点における回答結果に基づいて作成されたものですが、情報の正確性・完全性を保証するものではありません。

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