プロミスとアコムどっちを選ぶ?金利から融資まで比較
消費者金融の中でも知名度と利用実績において、プロミスとアコムはトップクラスです。
いざ申し込むカードローンを選ぶとなると、プロミスとアコムのどちらが自分に合っているかわからないという人も多いでしょう。
プロミスとアコムを比較している人は、以下のような疑問や悩みを感じている人もいるのではないでしょうか。
- プロミスとアコムのどちらが合っているか知りたい
- プロミスとアコムの違いが知りたい
- より早く融資してくれる方を知りたい
この記事では、上記のような疑問や悩みに答えるために、様々な角度からプロミスとアコムを徹底的に比較しています。
ぜひ、カードローン選びの参考にしてください。
プロミスとアコムのカードローン商品
まずはプロミスとアコムのカードローン商品をの概要を紹介します。
大きな違いは、借入限度額と年齢上限の有無ですが、借入限度額については気にする必要はありません。
なぜなら、借入限度額付近まで借り入れできるのは、良好な利用実績を長く積んだ人に限られるからです。
初回から借入限度額を借りられるわけではありません。初回の借り入れは、どんなに収入が多い人でも数十万円までになることが一般的です。
カードローンを選ぶ際には借入限度額はあくまで参考程度にしましょう。
限度額についての詳しい解説は以下で行っています。
両社のカードローンの商品スペックは以下の通りです。
プロミス | アコム | |
金利 | 4.5%~17.8% | 3.0%~18.0% |
借入限度額 | 最大500万円 | 最大800万円 |
申し込み条件 | 18歳~74歳までの安定した収入のある人 | 20歳以上の安定した収入のある人 |
審査時間 | 最短3分 | 最短30分 |
融資までのスピード | 最短3分 | 最短1時間 |
無利息期間 | 初回借入の翌日から30日間 | 契約の翌日から30日間 |
返済日 | 5日、15日、25日、末日から選択 | 35日以内もしくは希望する指定日 |
ここまで、両社のカードローンの商品スペックを比較しました。次の章から金利や融資までのスピード、返済日などの詳細を比較していきます。
プロミスとアコムの金利を比較
プロミスの金利は4.5%~17.8%。対して、アコムの金利は3.0%~18.0%です。
両社ともに、最低金利と最高金利に十数%の開きがありますが、最低金利は限度額付近の金額を借りる際に設定される金利です。
初回借り入れ時に適応される金利は、最高金利です。
そのため、はじめてのカードローンの金利を比較する際には、最高金利に注目してください。
プロミスの最高金利は17.8%で、アコムの最高金利は18.0%です。
0.2%の金利差があると支払い総額にどれくらいの影響するのか見ていきます。
30万円を17.8%と18.0%で借りた場合の支払総額を以下から比較しました。
なお、返済回数はいずれも36回で計算しています。
30万円(元本)+9万431円(利息)=39万431円
◯プロミス(17.8%)
30万円(元本)+8万9,345円(利息)=38万9,345円
金利差0.2%で支払総額に約1,000円の差が生じます。
30万円の場合、0.2%の金利差では大きな差はありませんが、数百万円などの高額融資の場合、どうなるでしょうか。
500万円をプロミスとアコムで借りた場合の支払総額を見てみましょう。いずれも返済回数は72回で計算しています。
500万円(元本)+46万9,688円(利息)=546万9,688円
◯プロミス(4.5%)
500万円(元本)+71万4,613円(利息)=571万4,613円
数百万円の高額融資に適用される最低金利には、アコムとプロミスでは1.5%の差があります。
同じ500万円を同じ返済回数で返しても、金利差によって支払総額に35万円近い差が生じるのです。
良好な利用実績を積み上げて、将来的に数百万円単位の高額融資を受けたい人は、最低金利が低いアコムを選ぶべきでしょう。
消費者金融で高額融資を受けるのであれば、銀行カードローンを検討した方が低金利で融資を受けることができます。
Webからの申し込みであれば、10分程度で手続き完了することができます。
必要書類も写真を撮って申し込み時に添付するだけで済みます。
申し込み後にスマホの公式アプリから必要書類を提出することも可能です。
- 消費者金融の中で最大金利が17.8%と低い
- スマホから原則24時間取引ができる
- 30日間利息0円・最短3分審査
金利 | 借入限度額 | 審査時間 |
---|---|---|
4.5%~17.8% | 最大500万円 | 最短3分 |
※お申込み時間や審査によりご希望に添えない場合がございます。
融資のスピードではプロミス
プロミス、アコムどちらも即日融資に対応していますが、融資を受けるスピードが速いのはプロミスです。
自動契約機やATMでの融資スピードには両社の違いはありませんが、振込融資のスピードが速いのはプロミスだからです。
プロミスの振込融資の場合は、メガバンクをはじめ多くのインターネット銀行でも原則として24時間365日融資を受けられます。
振込融資の「瞬フリ」を利用することで10秒後には振込融資をしてもらえます。
アコムの場合、楽天銀行であれば融資の申し込みから1分後に振込融資をしてもらえます。
楽天銀行以外の三菱UFJ銀行、三井住友銀行、みずほ銀行といったメガバンクでは、たとえば深夜・早朝の振込融資は当日の9時30分、申し込みが土日の深夜・早朝に及んでしまうと翌日の9時30分まで待たなければなりません。
Webからの申し込みであれば、10分程度で手続き完了することができます。
必要書類も写真を撮って申し込み時に添付するだけで済みます。
申し込み後にスマホの公式アプリから必要書類を提出することも可能です。
- アルバイト・パートの人も申し込み対象
- スマホから原則24時間取引ができる
- 30日間利息0円・最短3分審査
金利 | 借入限度額 | 審査時間 |
---|---|---|
4.5%~17.8% | 最大500万円 | 最短3分 |
※お申込み時間や審査によりご希望に添えない場合がございます。
プロミスは公式アプリで借入可能
ほかの消費者金融にはないプロミス独自のサービスにプロミス公式スマートフォンアプリ「アプリローン」があります。
公式アプリをダウンロードして「WEB完結」で契約すれば、無人契約機に向かう必要なく、カードレスで借り入れすることができます。
また、セブン銀行のATMであれば、24時間365日カードレスでお金を借りることも返済することも可能です。
アコムにも公式アプリ「アコムナビ」がありますが、アコムナビでできることは申込みや返済シミュレーション、店舗・ATM検索などに限られます。
プロミスのアプリローンのように、アプリだけで借り入れや返済はできません。
融資を受けられる時間帯
プロミスとアコムのいずれも、融資を受けるには自動契約機の営業時間内に審査を完了して、契約を締結する必要があります。
プロミス・アコムととも営業開始は朝9時からで、営業終了は21時までです。
申込みから融資までどんなに審査がスムーズに行っても、申込みから融資までは最短でも1時間はかかってしまいます。
そのため、即日融資を希望する人は、プロミスでは21時まで、アコムの場合は20時までに無人契約機で申し込む必要があります。
両社の無人契約機の営業時間は以下の通りです。
無人契約機の営業時間 | |
プロミス | アコム |
9時~21時(土日祝日含む) ※一部店舗で異なる場合あり | 9時~21時(土日祝日含む) ※一部店舗で9時~20時、もしくは9時~20時30分 |
即日融資についての解説は以下で解説をしています。
無利息サービス期間を比較
プロミスでは、初回利用の翌日から30日間なのに対して、アコムは契約の翌日から30日間が無利息サービス期間です。
サービス期間はいずれも30日ですが、無利息サービスの対象となる期間が両社で以下のように微妙に異なります。
・プロミス=初回利用の翌日から30日間
・アコム=契約の翌日から30日間
無利息サービスの対象者は、アコムの場合は初めての契約者すべてになりますが、プロミスは以下のすべての条件を満たす必要があります。
- ・プロミスをはじめて契約した人
- ・メールアドレスを登録した人
- ・書面の受け取り方法で「プロミスのホームページで書面(WEB明細)を確認」を選択した人
Webからの申し込みであれば、10分程度で手続き完了することができます。
必要書類も写真を撮って申し込み時に添付するだけで済みます。
申し込み後にスマホの公式アプリから必要書類を提出することも可能です。
- アルバイト・パートの人も申し込み対象
- スマホから原則24時間取引ができる
- 30日間利息0円・最短3分審査
金利 | 借入限度額 | 審査時間 |
---|---|---|
4.5%~17.8% | 最大500万円 | 最短3分 |
※お申込み時間や審査によりご希望に添えない場合がございます。
プロミスのポイントサービスを活用して無利息
プロミスには、ほかの消費者金融にはない独自のポイントサービスがあります。
ポイントを使うと、一定期間無利息でプロミスを利用することができます。
必要なポイント数と無利息期間は以下の通りです。
必要なポイント | 250ポイント | 400ポイント | 700ポイント |
無利息期間 | 7日間 | 15日間 | 30日間 |
利息以上の返済をした翌日から、無利息期間が適用されます。
また、ポイントを貯める方法は以下の通りです。
対象となるサービス | 獲得ポイント | 備考 |
プロミスポイントサービスへの申込み | 100ポイント | 初回登録時のみポイント付与 |
インターネット会員サービスログイン | 10ポイント | 毎月、初回ログイン時のみポイント付与 |
「プロミスからのお知らせ」確認 | 5~20ポイント | ポイントは付与されない場合もあり |
収入証明書類の提出 | 160ポイント | |
ご返済お知らせメール、取引確認メール、プロミスのホームページで書面(WEB明細)の受け取り | 各1ポイント | 毎月月末時点で各サービスを利用している場合に付与 |
なお、貯めたポイントは、無利息期間のほかにも、提携ATMの手数料が無料になるサービスに使うことができます。
利用できるATMを比較
プロミスとアコムはいずれも、自社ATMのほかにコンビニATMなどの提携ATMを利用することができます。プロミスとアコムの提携ATMは以下の通りです。
・三井住友銀行
・セブン銀行(ゼブンイレブン、イトーヨーカドー)
・ローソン銀行(ローソン)
・E-net(ファミリーマート、デイリーヤマザキなど)
・ゆうちょ銀行
【アコム提携ATM】
・三菱UFJ銀行
・セブン銀行(ゼブンイレブン、イトーヨーカドー)
・ローソン銀行(ローソン)
・E-net(ファミリーマート、デイリーヤマザキなど)
・イオン銀行
プロミスが、どのような地域にも1台はある、ゆうちょ銀行ATMと提携している点が大きなポイントです。
自社ATMと提携ATMを合わせた両社の利用可能ATM台数は以下の通りです。
- プロミス=10万9,198台
- アコム=5万1,737台
- ※いずれも2019年3月時点
両社ともに全国津々浦々に利用可能なATMがありますが、台数に関して言えば、プロミスがアコムに約5万台の差をつけています。
ATM利用の手数料
両社ともに、自社ATMであれば原則として24時間365日手数料無料で利用できますが、提携ATMでは以下のように所定の手数料がかかります。
提携ATMにかかる手数料は、両社共通です。
・1万円を超える取引=220円
たとえば、2万円を提携ATMで借り入れて返済した場合、2回の取引の合計で440円の手数料が取られますので、実質1万9,560円を借りて2万円を返済するという計算になります。
返済日の調整ではアコム
アコムでは、35日以内の返済か毎月指定日での返済かを選ぶことができます。
35日以内の返済のメリットは、35日以内であれば都合の良い時にいつでも返済できる点にあります。
対して、プロミスの返済期日は毎月5日、15日、25日、末日の中から利用者が返済期日を選びます。
そのため、返済日の調整がしやすいのはアコムといえるでしょう。
ただし、35日より前に返済すると次回の返済は返済翌日から数えて35日後となます。
毎月決まった日に返済するわけではなくなるため、返済期日を忘れてしまわないように注意しなければなりません。
また、返済方式はプロミスが「残高スライド元利定額方式」、アコムが「定率リボルビング方式」を採用しています。
カードローンの返済について詳しく知りたい人は以下で解説をしています。
プロミスとアコムの利用者数
いずれの会社も日本を代表する消費者金融で国内屈指の利用者を数えますが、実際にはどれくらいの人が利用しているのでしょうか。
プロミスとアコムの利用者は以下の通りです。
137万5,000人
アコムの利用者
153万8,000人
※いずれも2019年3月期決算
はじめてカードローンを利用する人の中には、カードローンに対してネガティブなイメージを持っていて、利用するのに抵抗感を覚える人もいるでしょう。
しかし、今やカードローンは一般化していて、全国で100万人を大きく超える数の人が利用しています。
計画的に利用すれば、カードローンはもしもの時に強い味方になってくれる存在です。