種類が多すぎる電子マネーはどれを選べば良い?おすすめの電子マネーも紹介

電子マネーは様々な企業によって発行されており、スマホに表示したQRコードで決済する楽天ペイ(楽天)や、ICカードを読み取り機にかざして支払いを行うnanaco(セブン&アイ)など、形式や支払い方法も様々です。

そのため、多くの人が電子マネーを利用しようにも「どの電子マネーを利用すればよいのかわからない」状態になっているのではないでしょうか

今回は膨大な数が市場に存在する電子マネーを種類ごとに整理し、特徴やメリットを明らかにすることで、あなたがどの種類の電子マネーを選ぶべきなのかをわかるようにしていきます

また、具体的なおすすめの電子マネーも紹介していくので、電子マネー選びに失敗したくない人は参考にしてください。

なお、今回紹介するおすすめの電子マネーは以下の4つなので、手っ取り早くおすすめの電子マネーが知りたい人は気になるものをタップ(クリック)して、その詳細を確認してみてください。

電子マネーの種類一覧―多すぎる電子マネーはまず種類から選ぶ―

電子マネーは数多くの企業により発行されているため、まずは電子マネーにはどのような種類があるのかを知ることが大切になります

というのも、電子マネーは種類によって機能やメリットが違うので、種類ごとの特徴を知ることで自分の目的に合ったものだけを検討できるからです。

例えば、カードで駅の改札を通過する機能は、「Suica」などの鉄道会社が発行する交通系ICカード型電子マネーにしか付帯していません。

そのため、電車移動で改札をキャッシュレスに通過したい人は、交通系ICカード型電子マネーに絞って検討すれば、電子マネー探しが効率的になるのです。

現在、電子マネーの種類は5つあり、それぞれの特徴は以下の表組の通りです。

表はスライドしてご覧いただけます
カードの種類 カードの特徴 具体例
流通系ICカード型電子マネー ・発行企業やそのグループ会社の店舗での買い物で、ポイントが優遇されるポイントサービスを展開。 ・nanaco
・WAON
交通系ICカード型電子マネー ・駅の改札をカードでキャッシュレスに通過できる
・加盟店での買い物に利用できる
・Suica
・Kitaca
プリペイドカード ・国際ブランド(VISAやJCBなどのこと)の加盟店で利用できるため、最も利用可能店舗数が多い ・三井住友VISAプリペイド
・Kyash
QRコード型モバイル電子マネー ・ダウンロードしたアプリの操作でチャージと支払いが可能。
・ポイントやキャッシュバックの還元率が高い。
・ペイペイ
・楽天ペイ
ポストペイ型電子マネー ・クレジットカードを登録して利用する後払い式の電子マネー ・iD
・QUIQPay

次はそれぞれの電子マネーの種類の特徴やメリットなどを詳しく解説していきますので、表組で気になったものからチェックしてみてください。

【流通系ICカード型電子マネー】発行会社のお店でポイント優遇や割引が受けられる電子マネー

流通系ICカード型電子マネーは小売業者が発行しているため、発行会社の店舗でポイント優遇や割引サービスを受けられます

というのも、小売業の会社は売上を上げるために電子マネーを発行しているので、他の加盟店より自社店舗を優遇したポイントサービスや、自社商品の購入割引を電子マネーに付帯させているからです。

例えば、セブン&アイのnanacoは加盟店の利用で200円につき1nanacoポイント(1円相当)が付与されますが、セブンイレブンなどのセブン&アイグループのお店なら100円につき1ポイントが付与されます。

また、8の付く日にイトーヨーカドー(セブン&アイグループ)で買い物をすると5%OFFになる割引サービスも付帯しています。

常連のお店がある人は、そのお店の公式サイトで電子マネーが発行されてないかを確認してみましょう。

主な流通系ICカード型電子マネー
  • WAON(イオン系)
  • nanaco(セブン系)
  • 楽天Edy(楽天系)

【交通系ICカード型電子マネー】移動も買い物もカード1枚で決済可能

交通系ICカード型電子マネーは、駅改札の通過からコンビニなどの加盟店での買い物にも利用できるため、電車を移動手段に使うあなたにおすすめです

というのも、移動手段と買い物を両方キャッシュレスにできれば、財布を忘れたり紛失した場合でも必要な買い物と帰宅の心配は不要になるからです。

例えば、JR東日本のSuicaは、JR東日本の駅改札を通過でき、イオンやセブンイレブン、ウエルシアなど全国45万のSuica加盟店での買い物にも利用できます。

また、JR東日本(Suica)やパスモ(PASMO)などの11団体は、サービスの相互利用を可能にしているため、例えばSuicaはPASMOエリアの駅改札の通過にも利用できます。

相互利用可能な交通系ICカード型電子マネー
  • 北海道旅客鉄道(JR北海道、Kitaca)
  • 東日本旅客鉄道(JR東日本、Suica)
  • 東海旅客鉄道(JR東海、TOICA)
  • 西日本旅客鉄道(JR西日本、ICOCA)
  • 九州旅客鉄道(JR九州、SUGOCA)
  • パスモ(PASMO)
  • 名古屋交通開発機構・エムアイシー(manaca)
  • スルッとKANSAI(PiTaPa)
  • 福岡市交通局(はやかけん)
  • ニモカ(nimoca)

【プリペイドカード】VISAやJCBなどの国際ブランド加盟店で利用できるから幅広く使える

プリペイドカードはクレジットカードと同じように、VISAやJCB、MasterCardなどの加盟店で利用できる事前入金型のカードなので、世界で幅広く利用できます

というのも、VISAやJCBなどは世界レベルで決済可能な加盟店を広げている決済専門会社であるため、 ICカード型電子マネーのような非決済サービス会社とは比べ物にならない加盟店網を持っているのです。

実際に主な ICカード型電子マネーとプリペイドカードの利用可能店舗数の違いを確認してみましょう。

表はスライドしてご覧いただけます
電子マネー名 電子マネー種類 利用可能店舗数
Kyash プリペイドカード(VISA) 約3,810万店
おさいふPonta プリペイドカード(JCB) 約1,000万店
nanaco ICカード型電子マネー 約44万店
楽天Edy ICカード型電子マネー 約50万店
Suica ICカード型電子マネー 約45万店
WAON ICカード型電子マネー 約47万店

このようにプリペイドカードは利用可能なお店の数が圧倒的に多いので、幅広く電子マネーを利用したい人にはプリペイドカードがおすすめです。

主なプリペイドカード
  • Kyash
  • ソフトバンクカード
  • dカード プリペイド

【QRコード型モバイル電子マネー】チャージも支払いもスマホで完結する手軽な電子マネー

QRコード型モバイル電子マネーはアプリ形式の電子マネーで、発行、チャージ、支払いがスマホで完結する最も手軽な電子マネーです

というのも、ダウンロードしたアプリ内で新規登録、入金用の銀行口座登録とチャージができ、支払いもアプリ操作で表示したQRコードを店員の人に提示するだけでできるからです。

例えば、LINEPayはLINEアプリ内のウォレット画面で銀行口座を登録すれば、アプリ内でのチャージがボタン1つで可能となり、支払いもLINEアプリの操作で表示したQRコードを提示すれば完了します。

※LINEPayは他にもコンビニ(Famiポート/セブン銀行ATM)などからのチャージにも対応

他の電子マネーはカード発行が必要になる分、手間がかるので、電子マネーの利用までに手間をかけたくない人にはQRコード型モバイル電子マネーをおすすめします。

主なQRコード型モバイル電子マネー
  • 楽天ペイ
  • ペイペイ
  • LINEPay

【ポストペイ型電子マネー】クレジットカードを登録して利用するから後払いができる

入金残高より高い買い物をすると、支払い不可になるのが事前入金式の電子マネーの弱点ですが、ポストペイ型電子マネーなら利用代金が後払いになるので、そのような心配は不要です

というのも、ポストペイ型電子マネーはクレジットカードを紐づけて利用する電子マネーなので、支払いはクレジットカード会社所定の日に銀行口座から引き落とされるからです。

例えば、NTTドコモのiDアプリはスマホを店舗の読み取り機にかざすだけで支払いができますが、利用代金は登録したクレジットカードの支払い方法に準じます。

手元にクレジットカードがあればすぐに始めることができるので、クレカ所有者やスマホ決済を後払いで利用したい人におすすめです。

ちなみに、ポストペイ型電子マネーはプリペイドカードも登録できますが、プリペイドカードは事前入金が必要なため、後払いはできません。

主なポストペイ型電子マネー
  • iD(NTTドコモ)
  • QUIQPay(JCB)

おすすめの電子マネー4選

ここでは数ある電子マネーのなかで特におすすめのものを4つ紹介していきます。

気になるものからチェックしてみて、気に入ったものがあれば申し込んでみましょう。

【ペイペイ】100円利用あたり3円がキャッシュバックされるQRコード型モバイル電子マネー

ペイペイはチャージした金額を利用すると、100円あたり3円のキャッシュバックが受けられる、高還元のQRコード型モバイル電子マネーです。

ペイペイは競争が激しいQRコード型モバイル電子マネーのなかでも、高還元をウリにしているため、電子マネーの平均還元率である100円利用あたり0.5円を大きく上回る還元率が設定されています。

また、新規登録で500円分のペイペイ残高がもらえるので、試しに利用するだけでもお得です。

ペイペイはApp StoreやGoogle Playからダウンロードでき、アプリ内での登録作業を行うことで利用を開始することができます。

アプリ内で登録した銀行口座からチャージすることができ、チャージした残高(ペイペイ残高)はスマホに表示したQRコードを店員の人に読み取ってもらうことで支払いに利用できます。

ヤフーカードなら還元率さらにアップ
ヤフーカード

  • ペイペイチャージに利用できる
  • ペイペイチャージで100円利用につきTポイントが1ポイント貯まる
  • Tポイントはファミリーマートなどのお買い物に1ポイント1円で使える
  • 入会金・年会費無料

ヤフーカードを申し込む

ペイペイ残高へのチャージは銀行口座以外にもクレジットカードのヤフーカード(入会金・年会費無料)から行うこともできます。

ヤフーカードは100円利用につきTポイントが1ポイント貯まり、ポイントは1ポイント1円でファミリーマートやヤフーショッピングの支払いに利用できます。

つまり、ペイペイのチャージ残高による支払いでのキャッシュバック+ヤフーカード利用のTポイント付与で、ポイントとキャッシュバックの二重取りができるのです

ペイペイ利用での還元率を重視するならヤフーカードは必須アイテムです。

【Kyash】VISA加盟店4,000万店で利用可能&100円利用あたり2円がキャッシュバックされるプリペイドカード

Kyashは電子マネーのなかで最も利用可能店舗数が多いプリペイドカードなので、可能な限り1枚のカードで決済を済ませたい人におすすめです

というのもKyashは世界NO1の国際ブランドである「VISA」のプリペイドカードであり、世界で約4000万のVISA加盟店で利用できるからです。

また、100円利用あたり2円のキャッシュバックが受けられるのも大きなメリットです。

入会金・年会費は無料で、ネット決済利用ならアプリストアからダウンロードしたKyashアプリですぐに始められます。

※店舗利用の場合はアプリ内から申し込むリアルカードを発行する必要があります

クレジットカードによるクレジットチャージならさらに還元率アップ

Kyashはコンビニや銀行ATMなどでチャージが可能ですが、クレジットカードによるチャージ(クレジットチャージ)はクレジットカードのポイントが付くのでよりお得です。

というのも、クレジットカードは利用額に応じたポイントをカード利用者に付与しており、そのポイントは特定のお店で買い物代金として利用できるなど、現金と同じ価値を持っているからです。

つまり、Kyashにクレジットチャージを利用すれば、Kyash利用によるキャッシュバックとクレジットカード利用によるポイントの二重取りができるのです。

おすすめのクレジットカードは、入会金・年会費が無料なのに100円利用につき楽天スーパーポイントが1ポイント貯まる楽天カードです。

楽天スーパーポイントは1ポイント1円で、楽天市場やマクドナルド、デイリーヤマザキといった全国約20万の楽天ポイント加盟店で、お買い物に利用できます。

楽天カード

  • 100円利用につき楽天スーパーポイントが1ポイント貯まる
  • 入会金・年会費無料
  • ポイントは楽天ペイの支払いに使える
  • 楽天市場での利用でポイント3倍
  • 楽天ポイント加盟店での利用でポイント最大3倍

楽天カードを申し込む

【楽天Pay】楽天スーパーポイントが貯まる&支払いに使えるQRコード型モバイル電子マネー

楽天ペイは共通ポイントの楽天スーパーポイントを1ポイント1円で支払いに利用できるQRコード型モバイル電子マネーなので、楽天市場やマクドナルドなどの楽天ポイント加盟店をよく利用する人におすすめです

というのも、楽天市場や全国約20万の楽天ポイント加盟店を利用すると、利用額100円または200円につき楽天スーパーポイントが1ポイント貯まるからです。

また、楽天ペイの支払いでも利用額200円あたり楽天スーパーポイントが1ポイント貯まります。

楽天ペイはアプリストアでダウンロードでき、アプリ内で利用登録をすることで発行されます。

支払いはアプリ内で登録したクレジットカードから行うことができ、アプリの操作でスマホ上に表示したQRコードを店員に人に読み取ってもらえば支払い完了となります。

楽天カードなら楽天スーパーポイントがもっと貯まる
楽天カード

  • 100円利用につき1楽天スーパーポイントが貯まる
  • ポイントは楽天市場やマクドナルドなどの楽天ポイント加盟店でのお買い物に使える
  • 入会金・年会費無料
  • 楽天ポイント加盟店での利用でポイント最大3倍
  • 楽天市場での利用でポイント3倍

楽天カードを申し込む

楽天ペイの利用でより多くの楽天スーパーポイントを貯めたい人には、カード利用100円につき楽天スーパーポイントが1ポイント貯まる楽天カードををおすすめします

というのも、楽天ペイの決済は登録したクレジットカードが支払い元となるため、支払い元に楽天カードを設定すれば楽天カード利用分の楽天スーパーポイントも貯まるからです。

つまり、楽天カードを楽天ペイに利用すれば、楽天ペイの利用、楽天市場や楽天ポイント加盟店の利用、楽天カードの利用による楽天スーパーポイントの3重取りが実現します。

楽天カードは入会金・年会費無料で利用できるので、コストが一切かからない点も大きな魅力です。

【Suica】駅改札の通過も買い物もカード1枚でできる交通系ICカード型電子マネー

Suicaは電車移動と買い物の両方に使える交通系ICカード型電子マネーであるため、普段電車を利用する人におすすめです

というのも、SuicaはJR東日本や提携鉄道会社の路線(東京メトロなど)の駅改札をカードで通過できるほか、セブンイレブンなどの約45万のSuica加盟店での買い物にも利用できるからです。

加えてSuicaは入会金・年会費も無料で、発行も駅のみどりの窓口などでできるため、その手軽さも大きな魅力です。

Suicaはカード情報をスマートフォンに入れることでiPhoneのApple PayやアンドロイドのGoogle Payでも利用できるため、スマホによるカードレスな決済にも対応可能です。

他の電子マネーや財布を忘れた時でもスマホがあればSuicaで移動も買い物できるので、とりあえずの感覚でも作っておくと便利です。


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