電子マネーiDの特徴やメリットと高還元を実現する方法を紹介

電子マネーの「iD」が気になっている人のなかには、以下のような疑問を抱えて利用をためらっている人が多いのではないでしょうか。

「iDってそもそも何?どこが便利なの?」
「現金の支払いと比べてどういうメリットがあるの?」

本記事は上記のような疑問を抱えている人に向けて、iDの特徴やメリット、始め方や使い方を解説していきます。

また、iDをお得に利用するテクニックについても紹介していきます。

iDとは何か-iDはスマホやクレジットカードで支払いができる電子マネー-

iDは搭載したスマホやクレジットカードで支払いができる電子マネーで、「現金が不要になる」というメリットがあります

仕組みとしては、iDにクレジットカードを登録することで、そのiDが搭載されたスマホやカードで決済ができる、というのものです。

iDは2005年にサービスを開始したNTTドコモが運用する電子マネーです。

会員数は2,357万人(2016年12月末現在)で全国90万の店舗で決済利用が可能です。

レジで「アイディで」と伝え、iDが搭載されたスマホやカードを読み取り機にかざすと決済が完了するため、キャッシュレスライフのツールとして利用できます。

【iD紹介動画】

iDのメリットは「後払いOK」で「ポイントが貯まる」こと

iDのメリットは小銭や紙幣が不要という、電子マネー一般に見られるものだけではありません。

ここではiDの大きなメリットである以下の2点を紹介します。

iDのメリット
・後払いで利用できる
・クレジットカードのポイントが貯まる

後払いで利用できる

電子マネーの多くは事前入金した残高から支払いをするプリペイド型ですが、iDは後払いのポストペイ型なので、入金の手間がかかりません

iDは支払い元が登録したクレジットカードなので、利用分はクレジットカードの利用料金として、後日カード会社より銀行口座から引き落とされるからです。

例えば、iD搭載の三井住友VISAクラシックカードを使ってコンビニで買い物すると、利用月の翌月25日に登録の銀行口座から、利用額が引き落とされます(月末締め翌月26日払いの場合)。

クレジットカードのポイントが貯まる

iDは支払い元が登録したクレジットカードなので、決済額に応じたクレジットカードのポイントが貯まります

というのも、クレジットカードは利用額の0.5%~1%をポイントかキャッシュで還元しているからです。

例えば、dカード(クレジットカード)は利用額100円あたり1ポイントのdポイントが貯まり、dポイントは1ポイント1円でファミリーマートやライフなどのdポイント加盟店で買い物に使えます。

その他のクレジットカードのポイント付与率とポイント利用例は以下の通りです。

表はスライドしてご覧いただけます
カード名 ポイント付与率 ポイント利用例
三井住友VISAクラシックカード 1,000円利用あたりワールドプレゼント1ポイント付与(5円相当) 楽天スーパーポイントなどの共通ポイントとの交換
Amazonギフト券との交換
「三井住友カード iD」利用代金にキャッシュバック
オリコカード ザ ポイント 100円利用あたりオリコポイント1ポイント付与(1円相当) Tポイントなどの共通ポイントとの交換
UCギフトカードとの交換
オリコプリペイドカードへのチャージ
セディナカード 200円利用あたりわくわくポイント1ポイント付与(1円相当) dポイントなどの共通ポイントとの交換
ドトールバリューカードへのチャージ
各種グッズとの交換
イオンカード 200円利用あたりときめきポイント1ポイント付与(1円相当) WAONポイントとの交換
ワタミグループお食事券との交換
ファミマTカード 200円利用あたりTポイント1ポイント付与(1円相当) ファミリーマートやウエルシアなどのTポイント提携店で買い物に使える
ライフカード 1,000円利用あたりLIFEサンクスポイント1ポイント付与(5円相当) 楽天スーパーポイントなどの共通ポイントとの交換
QUOカードとの交換
Amazonギフト券との交換
セゾンパール・アメリカン・エキスプレス・カード 1,000円利用あたり永久不滅ポイント1ポイント付与(5円相当) dポイントなどの共通ポイントとの交換
Amazonギフト券との交換
ベルメゾン(千趣会)お買い物券との交換

iDでポイント高還元を受けられるクレジットカード3選

ここではiD利用で高いポイント還元を受けられるクレジットカードを3枚紹介します。

ポイントは特定の店舗の買い物に利用したり、商品券などと交換することができるので、節約重視の人は必見です。

【dカード】100円利用あたりdポイントがポイント(1円相当)付与される

dカードは100円利用あたり1ポイント(1円相当)のdポイントが貯まるiD搭載カードなので、ポイント還元率重視の人におすすめです

平均的なクレジットカードは、100円利用あたり0.5円程度の還元率なので、dカードはその2倍の還元率となっているからです。

dポイントは1ポイント1円でファミリーマートやライフなどのdポイント加盟店で使えます。

dカードの入会金は無料で、年会費は初年度無料です。

また、2年目以降も前年度にショッピングの利用が1回でもあれば、年会費は無料になります。

iDはクレジットカードに搭載されており、Apple Payで利用することもできます。

【三井住友VISAクラシックカード】大手コンビニでポイント5倍の超高還元カード

三井住友VISAクラシックカードはコンビニで超高還元を実現できるiD搭載のクレジットカードです

三井住友VISAクラシックカードは1,000円利用につきワールドプレゼントが1ポイント(5円相当)貯まりますが、大手コンビニではポイントが5倍になるからです。

具体的にはセブンイレブン、ファミリーマート、ローソンでポイントが5倍になり、1,000円利用あたり25円相当(5ポイント)のポイントが貯まります。

ワールドプレゼントは「三井住友カード iD」利用代金にキャッシュバックしたり、三井住友VISAプリペイドにチャージしてVISA加盟店での買い物に使えます。

三井住友VISAクラシックカードの入会金は無料で、年会費は初年度無料です。

2年目以降は1,250円の年会費がかかります。

【オリコカード ザ ポイント】100円利用あたり最高1.25円分のポイント還元が受けられる

オリコカード ザ ポイントは100円利用あたり1.25円分の高還元を実現できるので、高還元率のiD搭載クレジットカードを探している人におすすめです

というのも、オリコカード ザ ポイントの利用で貯まるオリコポイントを、オリコプリペイドカードへのチャージに利用すると、以下のような二重取りが可能だからです。

表はスライドしてご覧いただけます
カード名 ポイント付与率 備考
オリコカード ザ ポイント 100円利用あたりオリコポイント1ポイント(1円相当)付与 オリコポイントは1ポイント1円でオリコプリペイドカードへチャージできる
オリコプリペイドカード 400円利用あたり1円キャッシュバック VISA/MasterCard加盟店での買い物に利用できる

オリコカード ザ ポイントの入会金・年会費は無料なので、カードの維持にかかるコストは0円です。

iDはセブンイレブンやイオンなど全国90万店で使える

iDはセブンイレブンやイオンなど全国90万の店舗で利用でき、電子マネーのなかでも特に利用可能店舗数が多いです

主要な電子マネーであるWAONの利用可能店舗数は47万店、nanacoが49万店なので、それらの2倍の店舗数を抱えていることになります。

また、iDは携帯キャリアのNTTドコモが運用する電子マネーなので、小売業の会社が発行する電子マネーのような加盟店のしがらみがありません。

小売業の会社が発行する電子マネーは、ライバル関係にある会社の店舗で使えないことがあります。

例えば、セブン&アイグループが発行する電子マネー「nanaco」は、セブンイレブン以外の店舗では利用できません。

また、イオングループの発行する電子マネー「WAON」は、セブン&アイグループのイトーヨーカドーでは利用できません。

iDはNTTドコモが運営する電子マネーなので、店舗を運営するライバル会社が存在しません。

そのためiDはイオンとイトーヨーカドーの両方で、あるいはセブンイレブン、ファミリーマート、ローソンのすべてで利用できます。

iDは以下のようなお店で利用できます。

  • 【コンビニ】セブンイレブン/ローソン/ファミリーマート
  • 【スーパー・ショッピングセンター】イオン/マックスバリュ
  • 【外食】ガスト/バーミヤン/ジョナサン/牛角/白木屋/はなの舞/マクドナルド/和民/笑笑
  • 【書店】紀伊國屋書店
  • 【レンタルDVD/ゲーム】ゲオ
  • 【家電量販店】コジマ/ドコモショップ/ビックカメラ/ヨドバシカメラ

iDは3つのステップで始められる

ここではiDの登録方法と使い方を3つのステップに分けて紹介します。

STEP1:iDが利用できるクレジットカードなどを入手する

iDの利用にはクレジットカードが必要なため、まずはクレジットカードを入手するところから始めます

というのも、iDはクレジットカードの情報を紐づけたiD搭載のスマホやカードを使って、支払いをするものだからです。

ただし、クレジットカードであれば何であっても良いわけではありません。

クレジットカードにはiD非対応、スマホ決済(Google PayやApple Payで利用)のみiD対応、スマホ決済対応でクレジットカードにもiD搭載可能など、様々なタイプがあるからです。

自分がスマホでiDを利用したいのか、クレジットカードでiDを利用したいのかで、選べるカードは異なるので注意しましょう。

以下は主要なクレジットカードごとのiD対応表になりますので、参考にしてください。

表はスライドしてご覧いただけます
カード名 スマホ利用(Google Pay) スマホ利用(Apple Pay) クレジットカード利用
dカード ×
三井住友VISAクラシックカード ×
ライフカード ×
オリコカード ザ ポイント × ×
ファミマTカード × ×
セディナカード ×

STEP2:(スマホで利用する場合)Apple Pay、Google PayでiDを使えるようにする

スマホでiDを利用する場合はApple PayやGoogle PayでiDを使えるようにする必要があるため、クレジットカードをiPhoneのWalletアプリやAndroidのGoogle Payアプリに登録する必要があります

Apple Pay、Google Payの決済はWalletアプリやGoogle Payアプリに搭載されたiDで行うため、そのiDにクレジットカードを登録する必要があるからです。

WalletアプリやGoogle Payアプリはスマホにプリインストールされているので、アプリを起動し、カードを追加する操作を行うだけでOKです。

※アプリがプリインストールされていない場合は、アプリストアからダウンロードできます

STEP3:iDの使い方は「iD(アイディ)で」と申告してスマホやカードを読み取り機にかざすだけ

iDはお店で「iDで」と申告してスマホやカードをレジ付近にある読み取り機にかざすだけで支払いができます

カードとGoogle Payの支払いは、上記の通りの方法で支払いが完了しますが、Apple Payは少しだけ手順が複雑です。

ApplePayの支払い方法についてはAppleの公式ページ「Apple Pay の使い方」に、設定や機種ごとの支払い方法が紹介されいるので、利用前に一読するようにしましょう。

iDは即時払いや先払いもできるため使いすぎを防止できる

iDはクレジットカード以外にもプリペイドカードやデビットカードを紐づけられるので、先払いや即時払いもでき、使いすぎを防止できます

プリペイドカードは事前入金が必要ですし、デビットカードは利用と同時に銀行口座から引き落としが行われるシステムのカードだからです。

クレジットカードは契約時にカード会社が決めた利用限度額の範囲で利用ができるため、手持ちのお金以上の買い物もできてしまいます。

そうした使いすぎが心配な人は、事前入金分の残高を使うプリペイドカードか、銀行口座の預金残高を使うデビットカードを使うことをおすすめします。

iDで使えるプリペイドカードとデビットカードは以下の通りです。

プリペイドカード
  • ソフトバンクカード
  • d CARD プリペイド
デビットカード
  • SMBCデビット

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