乱立する電子マネーのシェアは?人気の高い電子マネーを徹底検証

現金の代わりにカードやスマホで支払いができる電子マネーを検討している人は多いでしょう。

しかし、以下のような悩みから利用に踏み切れていない人もいるのではないでしょうか?

・電子マネーの種類や数が多すぎてどれを使えば良いのかわからない・・・
・人気の電子マネーを使いたいけど、一体どれが人気なのかがわからない・・・

本記事では電子マネーのシェアが高い電子マネーごとに、その特徴やメリット、おすすめの使いなどを紹介していきます。

本記事を読めば、あなたは人気の高い電子マネーから自分にあったものを選び、有効に活用できるようになります。

電子マネーはシェアの高いものを選ぶ~シェアTOP3の電子マネーを紹介~

シェア(普及率)が高いのはその商品・サービスが高く評価されているからなので、電子マネーを選ぶ際にはシェア(普及率)が高いものを選ぶと失敗がありません

電子マネーの評価は利用可能店舗数(利便性)やポイント還元率(お得度)などで決まりますが、何れの品質も高い電子マネーが高いシェア率となるからです。

月刊消費者信用によると、電子マネーのシェアを示す2018年までの電子マネーの累計発行枚数は以下の通りとなっています。

【2018年電子マネー累計発行枚数及び前年対比データ】

表はスライドしてご覧いただけます
名称発行枚数前年比
楽天Edy1億1,250万枚+7.3%
Suica7,161万枚+12.4%
nanaco6,223万枚+10.9%
PASMO3,628万枚+6.7%
iD2,950万枚+16.1%
ICOCA1,845万枚+17.7%
QUICPay888万枚+51.5%
manaca621万枚+10.0%
nimoca366万枚+11.5%
PiTaPa322万枚+3.6%
TOICA265万枚+9.5%
SUGOCA252万枚+14.5%
uniko214万枚+10.9%
Kitaca137万枚+16.1%
はやかけん117万枚+18.1

次からはシェアトップ3の楽天Edy、Suica、nanacoの3枚を紹介していきます。

電子マネー選びに悩む人は、上記3枚のなかから自分に合ったものを選ぶことをおすすめします。

1位:【楽天Edy】使うほど楽天スーパーポイントが貯まる

累計発行枚数1億枚超でシェア1位の楽天Edyは、支払い200円ごとに1楽天スーパーポイントが貯まるため、初心者の人にも利用しやすくおすすめです

楽天スーパーポイントは1ポイント1円で大手ネットショッピングモールの楽天市場で利用できるからです。

楽天市場では食品やお酒、家電など、多種多様なものを購入できるため、ポイントの使い道に困ることはありません。

また、楽天スーパーポイントはマクドナルドなどの楽天ポイント加盟店で利用することもできます。

楽天ポイント加盟店にはミスタードーナツやデイリーヤマザキなど50万店舗が加盟しており、ちょっとした食事や買い物にも1ポイント1円で利用できます。

その他、楽天スーパーポイントには以下の通り様々なポイントの利用方法があります。

表はスライドしてご覧いただけます
サービス名ポイントを利用可能な主な商品・サービス
楽天トラベル国内宿泊予約・国内レンタカー予約など
楽天ブックス本・ゲーム・DVDなど
楽天モバイル月々の利用料金支払い
楽天銀行振込手数料に充当
楽天証券投資信託の購入
ラクマ購入商品の支払い
楽天ペイネット・街のお店での支払い

楽天Edyは楽天Edy Official Shop(公式サイト)で購入(送料無料)が可能で、事前にチャージ(入金)して使うプリペイド式の電子マネーです。

チャージはセブンイレブン、ファミリーマートなどの大手コンビニのレジで可能なほか、ツルハドラッグやマルエツなどでも行うことができます。

支払いはレジ前のカード読み取り機に楽天EdyをかざすだけでOKなので、スムーズな支払いが可能です。

楽天カード(クレジットカード)を組み合わせるとポイントが2倍

楽天Edyのチャージに楽天カードを利用すると、楽天Edy利用における楽天スーパーポイントの還元率が2倍になります

というのも、楽天カードは楽天Edyへのチャージ200円ごとに1楽天スーパーポイントが貯まるからです。

楽天カードによる楽天Edyへのチャージと楽天Edyの利用で、各々200円ごとに1ポイント貯まるので、2倍となるのです。

楽天カードは入会金・年会費無料で利用でき、楽天Edyの機能も付帯させられるため、楽天Edyとして利用することもできます。

楽天Edyのカードを別に持つ必要がないため、カードがかさばる心配もありません。

楽天カード

  • 入会金・年会費無料
  • 100円利用につき1楽天スーパーポイントが貯まる
  • ポイントは楽天市場や楽天ポイント加盟店(50万店)で使える
  • 楽天市場のカード決済でポイント3倍

2位:【Suica】移動から買い物が1枚で完結する利便性の高さが魅力

SuicaはJR東日本発行の電子マネーなので、電車やバスの移動から買い物まで幅広く利用できるのが魅力です

SuicaにはJR東日本の駅改札を通過できる機能が付帯しており、加えて25万のSuica加盟店で買い物ができるからです。

例えば、Suicaの加盟店には以下のようなお店があります。

Suica加盟店例
  • アキュア
  • キオスク
  • セブンイレブン
  • ファミリーマート
  • ローソン
  • イオン
  • イトーヨーカドー
  • ダイエー
  • ドン.キホーテ
  • LUMINE
  • ガスト
  • ドトール
  • マクドナルド
  • ウエルシア
  • 紀伊国屋書店
  • ビックカメラ
  • カラオケ館
  • ENEOS
  • Times

また、Suicaは次の9つの交通系ICカードと提携し、相互の駅、加盟店で利用が可能となっています。

相互利用が可能な交通系ICカード
  • PASMO
  • Kitaca
  • manaca
  • TOICA
  • PiTaPa
  • ICOCA
  • はやかけん
  • nimoca
  • SUGOCA

例えば、小田急電鉄(PASMOエリア)、名鉄バス(manacaエリア)やSUGOCA加盟店のアミュプラザ鹿児島などでもSuicaは利用可能です。

全国の駅、バスで利用でき、相互利用を含めると約47万のお店で買い物ができるため、Suicaの利便性は非常に高いです。

SuicaはSuicaエリア内にあるJR東日本の駅の多機能券売機、みどりの窓口で購入できます。

チャージはJR東日本の自動券売機やセブンイレブン・ファミリーマートなどのコンビニなどでもできます。

支払いは自動改札機やレジ前の読み取り機にカードをタッチするだけなので、難しい操作は必要ありません。

最初にデポジット(預かり金)として500円が必要ですが、年会費は無料です(デポジットはカード返却時に返金)。

JRE CARD(クレジットカード)ならSuicaチャージでポイントが貯まる

JRE CARDはSuicaへのチャージで、1,000円につき15JRE POINTが貯まるため、Suica利用額の節約が可能になります

JRE POINTは1ポイント1円でSuica残額へ移行でき、Suica加盟店の支払いや乗車に利用できるからです。

JR東日本の定期を購入している人は、定期の購入をJRE CARD払いにすることでも、1,000円につき15ポイントが貯まります。

さらに、クレジットカード機能を利用したコンビニなどでの買い物でもポイントが付き、1,000円利用あたり5JRE POINTが貯まります。

JRE CARDは入会金無料で年会費も477円とリーズナブル。

Suica機能一体型カードを作れるため、Suicaカードを別に持つ必要もありません。

また、Suica残額が設定金額未満になった時にJRE CARDのカード払いで自動的にチャージ(入金)される、オートチャージ機能が使える点も注目です。

JRE CARD

  • Suica機能付帯の電子マネー
  • Suicaへのチャージや定期券の購入でJRE POINTが貯まる
  • JRE POINTはSuicaの残高に移行可能
  • Suicaへのオートチャージが可能

3位:【nanaco】イトーヨーカドーで毎月3回5%OFFのチャンス

nanacoは毎月8の付く日(8日、18日、28日)にイトーヨーカドーで5%OFFで買い物ができるため、イトーヨーカドーを利用する人におすすめです

nanacoはイトーヨーカドーを含むセブン&アイグループ発行の電子マネーのため、イトーヨーカドーの利用者に特典を提供できるのです。

また、nanacoはイトーヨーカドーを含む46万超のnanaco加盟店での買い物で、200円利用につき1nanacoポイントがたまります。

nanacoポイントは1ポイント1円でnanaco残額に移行し、nanaco加盟店での買い物に利用できます。

nanaco加盟店例
  • セブンイレブン
  • 西武・そごう
  • ロフト
  • ガスト
  • デニーズ
  • マクドナルド
  • ツルハグループ
  • ビックカメラ

nanacoは公式サイトから申し込み、最寄りのセブンイレブンで受け取りが可能です。

セブンイレブンやイトーヨーカドーのレジなどでチャージ(入金)でき、支払いはレジ付近のカード読み取り機にかざすだけでOK。

nanacoは発行手数料として300円が必要となりますが、年会費は無料なのでその後はずっと無料で利用できます。

セブンカード・プラス(クレジットカード)ならnanacoチャージでポイントが2倍貯まる

nanacoのチャージにセブンカード・プラスのカード払いを利用すると、nanacoポイントが2倍貯まるようになります

セブンカード・プラスはカード利用額に応じたnanacoポイントが貯まるクレジットカードで、nanacoチャージでは200円につき1nanacoポイントが貯まるからです。

nanacoの支払い200円あたり1nanacoポイントに、セブンカード・プラスのチャージ200円あたり1nanacoポイントが加わり、200円利用あたり2nanacoポイントが貯まるのです。

セブンカード・プラスは入会金・年会費無料で、完全にコスト0円で利用が可能です。

nanaco機能一体型のカードを発行することもできるため、nanacoカードを余計に持つ必要がありません。

また、nanacoの支払い後の残高が設定金額未満の場合に、自動的にセブンカード・プラスからチャージ(入金)が行われる、オートチャージ機能も利用できます。

nanacoをより便利かつお得に利用するならセブンカード・プラスがおすすめです。

セブンカード・プラス

  • nanacoチャージに利用できる
  • nanacoチャージ200円につきnanacoポイントが1ポイント貯まる
  • nanaco機能付帯カード発行可能
  • 入会金・年会費無料

伸び率はQUICPay/iDなどのポストペイ式が好調

ポストペイ式は事前入金が不要の後払い型の電子マネーで、近年人気の伸びが著しくなっています

ポストペイ式はカードやスマホで買い物をし、支払いは紐づけたクレジットカードから行われるため、後払いかつ事前入金が不要となるのです。

ポストペイ式電子マネーはカードを読み取り機にかざすだけで支払いができるため、クレジットカードよりもスムーズな決済ができます。

クレジットカードは電子マネーよりも支払い時の処理時間が長く、サインや暗証番号の入力も必要です。

どれくらいポストペイ式の人気上昇率が顕著かは、2018年のポストペイ式電子マネーの対前年比の発行枚数でわかります。

iD、QUIQPayといったポストペイ式電子マネーの対前年比の発行率は、平均で+33.8%となっています。

【2018年電子マネー累計発行枚数及び前年対比データ(ポストペイ式電子マネーのみ抜粋)】

表はスライドしてご覧いただけます
名称発行枚数前年比
iD2,950万枚+16.1%
QUICPay888万枚+51.5%
PiTaPa322万枚+3.6%

一方それ以外の電子マネーは12.1%となっています。

主要なポストペイ式電子マネーにはQUICPayとiDがありますが、それぞれ利用可能店舗に違いがあります。

iDのみ利用可能なお店例QUIQPayのみ利用可能なお店例
薬王堂/クスリのアオキ/モスバーガー/オリックスレンタカー/歌広場/カラオケの鉄人/シダックス/BIG ECHOHMV/アパホテル/ユニクロ/ライトオン/コナカ/モッズ・ヘア

よく利用するお店を基準にiDかQUIQPayを選べば、ポストペイ式電子マネー選びに失敗することはありません。

iDかQUIQPayで悩む人にはオリコカード・ザ・ポイントがおすすめ

iDかQUIQPayで悩む人にはiDとQUIQPayの両方を利用できるオリコカード・ザ・ポイントをおすすめします

オリコカード・ザ・ポイントは入会金・年会費無料で、ポイント高還元のハイスペックカードだからです。

QUIQPayやiDは紐づけたクレジットカードが支払い元となるため、利用額に応じたオリコカードのポイントが貯まります。

オリコカードは100円利用あたり1オリコポイントが貯まる高還元カード(還元率1%※平均は0.5%)なです。

オリコポイントは1ポイント1円の価値があり、Amazonギフト券やファミリーマートお買い物券など、様々な形に利用可能です。

オリコカード・ザ・ポイント

  • 入会金・年会費無料
  • iD・QUIQPayの両方が使える唯一のカード
  • 100円利用あたり1オリコポイント(1円相当)が貯まる高還元カード
  • オリコポイントはAmazonギフト券などに交換可能
  • 入会後半年間はポイント2倍

コード決済(スマホ決済型)はPayPay・楽天ペイ・LINE Payが3強

コード決済はスマホ一台で支払いができ、利用額に応じたポイントがクレジットカードなどと比べて高還元で貯まるため、現在急速に拡大しています

スマホ一台で支払いができるのは、専用アプリにチャージし、スマホによる支払い時にそのチャージ残高から支払いが行われるからです。

また、専用のアプリで支払いをすると、事前に登録した銀行口座やクレジットカードから利用額が支払われるものもあります。

コード決済がポイント高還元なのは、コード決済が現在シェア争いの真っ只中にあるからで、各社シェアを高めるためにポイント還元率を高めに設定して、消費者への訴求ポイントとしているのです。

まねーぶ実施のアンケート調査によれば、現時点でのコード決済のシェアはpaypay、楽天ペイ、LINE Payがトップ3となっています。

【100人へ行ったスマートフォン決済の利用調査結果】

表はスライドしてご覧いただけます
サービス名利用者数
PayPay40人
LINE Pay35人
楽天ペイ26人
メルペイ15人
d払い8人
ファミペイ4人
auペイ1人
ゆうちょPay1人
セブン・ペイ1人

ではシェアで上位を占めるPayPay、楽天Pay、LINE Payにはどのような魅力があるのでしょうか。

次からはコード決済が可能な各アプリの特徴やメリットを、詳細に紹介していきます。

1位:【PayPay】最高還元率の1.5%キャッシュバックが受けられる

PayPayはコード決済のなかで最高還元率となる1.5%キャッシュバックを受けられるのが大きな魅力となっています

資金が潤沢にあるソフトバンクが運営するコード決済アプリのため、還元率が他社より高めになっているのです。

実際、クレジットカードなどを含め、キャッシュレス決済の平均還元率は0.5%です。

表はスライドしてご覧いただけます
名称ポイントサービス概要種類
d払い支払い額の0.5%のdポイントを付与
※1ポイント1円でd払いに利用可能
電子マネー(コード決済)
楽天ペイ支払い額の0.5%の楽天スーパーポイントを付与
※1ポイント1円で楽天ペイの支払いに利用可能
電子マネー(コード決済)
エポスカード利用額の0.5%のエポスポイントを付与
※1ポイント1円でキャッシュバックなどに利用可能
クレジットカード
楽天カード利用額の1%の楽天スーパーポイントを付与
※1ポイント1円で楽天市場などの支払いに利用可能
クレジットカード
SMBC デビット利用額の0.25%をキャッシュバックデビットカード

節約などを重視してコード決済を選ぶなら、最も還元率が高いPayPayがおすすめです。

PayPayはスマホのアプリストアからダウンロードし、アプリ内で銀行口座などを登録すると利用開始できます(入会金・年会費無料)。

アプリ操作で銀行口座などからチャージすると、その残高内で加盟店でのコード決済が可能となるのです。

支払いはアプリ起動後の画面を店員の人に見せるだけなど、簡単な操作でできるため、初心者の人でも安心して利用できます。

PayPayのダウンロードはこちらから

2位:【楽天ペイ】楽天スーパーポイントが1.5%還元で貯まる

楽天ペイは楽天カードを組み合わせることで、最大1.5%のポイント還元率を実現することができます

楽天ペイは紐づけたクレジットカードなどを支払い元にするため、紐づけるカードを楽天カードにすると、楽天ペイの0.5%還元に加え、楽天カードの利用分として1%のポイント還元が受けられるのです。

楽天カードと楽天ペイで貯まるポイントは楽天スーパーポイントで、楽天市場や楽天ペイの支払いに利用できます。

楽天カード、楽天ペイの何れも完全無料で利用できるため、節約効果重視のあなたは楽天ペイを利用するのがおすすめです。

楽天カード

  • 入会金・年会費無料
  • ポイント還元率1%
  • ポイントは楽天ペイの支払いに使える
  • 10年連続顧客満足度NO1

3位:【LINE Pay】LINEアプリだけで手軽に使える

LINEPayはLINEがあればコード決済ができるため、最も手軽に始められる点が大きな特徴となっています

というのも、LINE Payの機能はLINEに内在しており、かつチャージも大手コンビニで可能なので、銀行口座などが必要ないからです。

もちろんアプリ操作で紐づけた銀行口座からのチャージも可能です。

LINE Payは利用額に応じた還元を受けることもでき、最大で利用額の2%キャッシュバックを受けることができます。

キャッシュバックの還元率はマイカラーという以下のような制度で決まります。

表はスライドしてご覧いただけます
マイカラーボーナスポイント付与率条件
グリーン100円利用あたり2ポイント前月100,000円以上の支払いで翌月適用
ブルー100円利用あたり1ポイント前月50,000円以上の支払いで翌月適用
レッド100円利用あたり0.8ポイント前月10,000円以上の支払いで翌月適用
ホワイト100円利用あたり0.5ポイントなし

キャッシュバック分はLINE Payの支払いに利用できます。

LINE Payは入会金や年会費といった利用者側のコストは一切かからないため、利用した分だけお得になり、損をすることはありません。


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