d払いとiDの違いを徹底解説!あなたはどっちがお得?

ドコモのキャッシュレス決済でポイント還元率が最大8%になる「iD」や「d払い」の利用を検討している人は多いでしょう。

しかし、これを読んでいるあなたはiDとd払いに関する以下の悩みから、利用サービスを決定できていないのではないでしょうか?

「そもそもiDとd払いってどんなサービス?」
「d払いとiDって何がどう違うの?」
「私に合っているのはiDとd払いのどっち?」

結論から言えば、支払いの利便性を求めるならiD、あくまでポイント還元率を重視するならd払いがおすすめです

本記事ではiDとd払いについて、それぞれの特徴やメリットなどを徹底的に解説していきます。

あなたは本記事を読むことで、自分に合っているサービスがiDかd払いかが分かるようになります。

iDとは?~スピーディな決済ができるポストペイ式~

iDは全国100万箇所で使える非接触型決済の電子マネーで、スピーディかつストレスフリーな支払いができるのが特徴です

というのも、iDは会計時に「iDで」と店員に伝え、カードやスマホを専用の端末にかざすだけで支払いが完了するのに加え、現金のやり取りやクレジットカード決済に必要なサインの記入・暗証番号の入力も不要なため、手間暇を究極的に省いた支払いが可能なのです。

また、iDは電子マネーによくあるチャージ(入金)作業が不要で、iDによる決済分の支払いは登録のクレジットカードから行われます。

利用額がクレジットカードから支払われるため、もちろんクレジットカードポイントも貯まります。

スピーディかつストレスフリーな支払いを欲するならiDの利用を検討しましょう。

d払いとは?~ポイント還元率の高さが特徴のバーコード決済~

d払いは全国125万箇所で利用できるスマホ決済サービスで、ポイント還元率の高さが特徴となっています

何故なら、d払いはスマホでの決済時にポイント還元率0.5%でdポイントが貯まるのに加え(200円=1Pt)、決済分の支払いをクレジットカード払いにすることで、クレジットカードポイントも貯まるからです。

例えば、ポイント還元率1%のdカードを利用すれば、スマホ決済分(ポイント還元率0.5%)と合わせて1.5%還元が可能となります。

貯まったdポイントは、1ポイント1円分としてd払いの支払いに利用できます。

d払いはアプリストアで無料ダウンロードし、クレジットカードを登録するなど支払い設定をすることで買い物が可能となります。

支払いは、会計時に「d払いで」と店員に伝え、d払いアプリのバーコード画面を提示するだけなので簡単です(または店舗設置のQRコードをアプリから起動したカメラで撮影)。

とにかくポイント高還元を狙いたいあなたにはd払いの利用をおすすめします。

iDとd払いの4つの違い

iDとd払いは支払いの仕組みやポイント還元の仕組みが異なるため、各々で特徴やメリットが異なります。

そこで、ここではiDとd払いの違いとして以下の4つを紹介していきます。

利用サービスに迷っているあなたは、上記の違いをチェックして、利用サービスを検討するようにしましょう。

支払いのスピードが違う

iDとd払いとでは支払いにかかるスピードが違い、iDの方がよりスピーディな支払いができます

何故なら、iDには非接触型決済が採用されており、カードやスマホで支払う際、アプリなどの操作が不要だからです。

具体的には、iDでの支払いは、会計時に「iDで」と店員に伝え、カードやスマホをレジ近くにある端末にかざすだけで完了します。

一方、d払いはスマホアプリを起動し、バーコード画面を表示する必要があるため、支払い前にスマホを操作する必要があります。

クレジットカードの必要性の有無が違う

iDとd払いはクレジットカードの必要性の有無という点でも異なり、d払いの方がクレジットカードが不要な分、手軽と言えます

というのも、d払いはコンビニやセブン銀行ATMで現金チャージするか、アプリを操作して銀行口座からチャージすることで、そのチャージ残高の範囲で支払いができるのです。

また、ドコモのケータイユーザーであれば、d払いの利用代金を月々の携帯電話料金と一緒に支払うことができる「電話料金合算払い」を利用できます。

一方、iDは決済額の支払い用にクレジットカードが必要となります。

一応、iDはプリペイドカードやデビットカードを支払い用に設定することもできますが、何れにせよ申込みをしてカードを手に入れる必要があるのには違いありません。

手軽にスマホのみで決済を始めたいのであればd払いがおすすめです。

支払いに使える媒体が異なる

iDとd払いでは支払いに使える媒体に違いがあり、iDはカードかスマホかを選べる点でd払いよりも利便性が高いと言えます

というのも、iDはiDに使えるクレジットカードをApple PayやGoogle Payに登録すれば、スマホをレジ近くにある端末にかざすだけで支払いができますし、dカードなどのiD機能の搭載が可能なクレジットカードカードであれば、カードを専用端末にかざすだけのiD決済ができます。

一方、d払いはスマホアプリの画面を提示して支払いを行うスマホ決済サービスなので、支払いに使える媒体はスマホのみとなります。

ポイント還元率が違う

iDとd払いではポイント還元率に違いがあり、d払いの方がより高還元です

d払いはスマホ決済分に対し、ポイント還元率0.5%でdポイントが貯まるのに加え、決済分の支払いをクレジットカード払いにすれば、クレジットカードポイントも貯まり、ポイントの二重取りが可能なのです。

一方、iDは決済分の支払いをクレジットカード払いにすれば、クレジットカードポイントは貯まるものの、iD決済分に対してはポイント付与はありません。

そのため、あくまでポイント還元率を重視するのであれば、d払いを利用するのがおすすめです。

ちなみに、iDとd払いは、ともにドコモが運営するdポイント スーパー還元プログラムの対象となっているため、以下の条件で最大+7%のポイント還元を受けられます(以下は2020年5月10日スタートの内容)。

条件還元率
dポイントクラブステージプラチナステージ +1%
dポイントをためた回数50~99回/月 +0.5%
100回以上/月 +1%
dカード請求額10万~19万9,999円/月 +1%
20万円以上/月 +2%
dカード GOLDでドコモ料金の支払い+1%
dマーケットなどでのネット決済2万~49,999円/月 +1%
5万円以上/月 +2%

iDの場合はdカードの利用が必須となりますが、dカードは年会費無料かつポイント還元率1%の高還元カードなので、iDを使うならdカード一択で問題ありません。

dカード

対応電子マネー

ID
年会費ポイント還元率マイル還元率
無料1%~4%0.4%~1.6%
発行日数海外旅行保険ETC年会費
最短5営業日500円
  • iD/d払いの利用で最大8.5%還元(100円=8.5Pt)
  • 1ポイントは1円分のキャッシュバックに利用可能
  • 8,000円分のポイントプレゼント実施中(2020年4月1日時点)

ローソンをよく使う人はd払いとiDのどっちがお得?

ローソンをよく使う人のなかには「iDとd払いのどっちがお得なの?」という疑問を持っている人も多いでしょうが、結論から言えばiDの方がお得です

というのも、iD機能搭載型のdカードであれば、ローソンでの買い物でポイント2%還元に加え、3%OFFの割引特典を受けられるからです。

ポイント2%還元の内訳は、dカード利用分としてのポイント1%還元と、dポイント加盟店であるローソンでのdカード提示によるポイント1%還元となります(dカードにはdポイントカード機能が付帯しています)。

一方、d払いでのローソンのポイント還元率は2.5%と、こちらも高水準であるもののdカード決済には及びません(決済分の支払いにdカードを利用した場合)。

ただし、登録カードがdカードであってもiD決済ではローソンでの3%OFF特典は受けられないため注意が必要です。

ローソンで買い物をする際は、dカードのクレジットカード決済で支払いをするようにしましょう。

dカード

対応電子マネー

ID
年会費ポイント還元率マイル還元率
無料1%~4%0.4%~1.6%
発行日数海外旅行保険ETC年会費
最短5営業日500円
  • ローソンでポイント還元率2%
  • ローソンの買い物は常時3%OFF
  • 8,000円分のポイントプレゼント実施中(2020年4月1日時点)

dカードならiDで8%/d払いなら8.5%還元が可能

iD、d払いの何れかを利用するのであれば、決済分の支払い用にdカードを利用することをおすすめします。

何故なら、iD・d払いでdカードを支払いに設定すれば、dカード利用分によるポイント還元率1%でdポイントが貯まるのに加え、dポイント スーパー還元プログラムにより、さらに最大で+7%でdポイントが貯まるのです。

dポイント スーパー還元プログラムはiD、d払い利用者に対して提供されるサービスで、以下の条件でポイント還元率最大+7%となります(以下は2020年5月10日スタートの内容)。

条件還元率
dポイントクラブステージプラチナステージ +1%
dポイントをためた回数50~99回/月 +0.5%
100回以上/月 +1%
dカード請求額10万~19万9,999円/月 +1%
20万円以上/月 +2%
dカード GOLDでドコモ料金の支払い+1%
dマーケットなどでのネット決済2万~49,999円/月 +1%
5万円以上/月 +2%

さらに、d払いはd払い決済分として、さらにポイント還元率0.5%でdポイントが貯まります。

貯まったdポイントはiDならiDキャッシュバックという形でのキャッシュバックが可能です。

iDキャッシュバックというのはiD利用分のカード請求額から、1ポイント1円分として値引きができるサービスです。

一方、d払いであれば、dポイントは1ポイント1円で支払いに利用できます。

dカードは年会費無料で持てるので、iD・d払いを利用するなら気軽に入手してみることをおすすめします。

dカード

対応電子マネー

ID
年会費ポイント還元率マイル還元率
無料1%~4%0.4%~1.6%
発行日数海外旅行保険ETC年会費
最短5営業日500円
  • iD/d払いの利用で最大8.5%還元(100円=8.5Pt)
  • 1ポイントは1円分のキャッシュバックに利用可能
  • 8,000円分のポイントプレゼント実施中(2020年4月1日時点)

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