IPO株の補欠当選でも購入申し込みへ!購入判断する3つの見分け方

IPOの補欠当選は「当選」とは違い、当選した誰かがIPO株の購入を辞退しなければ購入することはできません。

誰かが辞退した場合は、補欠当選でも購入の申し込みをしていれば購入することができます。

ただし、補欠当選からIPO株を購入できたからといって必ず儲かるわけではありません。
IPO株当選者なのに、IPO株を購入をしなかった理由があるからです。

この記事を読めば、当選した際にどのIPO株を買えばいいのか、どういったIPO株は買うべきではないということが分かります。
今回は、IPO株に補欠当選した後のやり方や購入時の注意点について詳しく紹介しましょう。

補欠当選後はIPO購入申し込みをして繰り上げ当選を狙う

補欠当選をしたけど、補欠だからどうせ無理だなと思いそのままにしていませんか?

補欠当選でもIPO株を購入できる可能性が残っているので、IPO株の購入申し込みをしておくことをおススメします。

補欠当選の場合、必ずIPO株を購入できるとは限りません。
しかし、IPO当選したことに気づかずに購入申し込みをしない人やIPO株の購入を見送る人がいます。

そのため、補欠当選でもIPO株の購入申し込みをしておくことで、IPO当選者の辞退が出た時に補欠当選者にIPO株の購入権利が回ってきて購入できる可能性があるのです。

証券会社によって多少異なるかもしれませんが、当選結果は基本抽選当日の夕方ごろに発表されます。繰り上げ当選は、購入申し込み期限日の夜に発表です。

繰り上げでIPO株が買える時は2パターン

IPO株にせっかく当選したのに、購入申し込みをしない人がいるのは以下2つの理由があります。

補欠当選でIPO株が購入できる時
  • 「IPO株当選者が購入の辞退をした」
  • 「IPO株当選者で購入期限内に購入し忘れた人がいる時」

この2つのパターンにあてはまる人が出てきた場合に、IPO補欠当選者がIPO株を購入する事ができます。

株取引の上級者が株式市場を見てIPO辞退

IPO株に当選したけど、当選を辞退したいという人もいます。
IPO株に当選すれば必ず儲かるわけではないからです。上級者になればなるほど、リスクを判断するのが上手くなります。

例えば、IPO当選者が多かったりIPO発行株数がいつもより多かったりと感じれば、初値での上昇する確率が低いと判断し、辞退する人も出てくるのです。

辞退をする人がいれば、補欠当選者にIPO株の購入権がくるのでIPO株を購入する事ができます。

IPO株当選者で購入期限内に購入し忘れた人がいる

IPOに当選したのに購入申し込み期限内に申し込みを忘れてしまう人がいた場合、補欠当選者にIPO株購入の権利が回ってきます。

IPO株を購入し忘れる人の特徴は、主に3つです。

IPO購入を忘れる人の特徴

  • 当選したから購入できていると勘違いをしている人
  • 購入するお金を期日までに入金しなかった
  • 当選に落ちまくっている人が、どうせ今回も落ちると思って確認してない

そもそも、当選した後に何をするかわからない人やどうせ受からないと思っている人が意外にもたくさんいます。補欠当選でもしっかりと購入申し込みをしておけば、繰り上げ当選をする可能性はあなたが思っているよりも高いのです。

ネット証券でIPO株取り扱いNo.1 SBI証券

初心者はまず、ネット証券人気No.1の「SBI証券」がおすすめです。

SBI証券おすすめポイント
  • IPO取り扱い銘柄が業界最多のため当選チャンスが多い
  • IPOチャレンジポイントで当選確率が上がる
  • NISA口座を使って非課税で取引ができる

引受者数が断トツで一番です。関与率は94.9%とほとんどの新規上場会社に関わっています。そのため、たくさんの新規上場銘柄をお取引できるチャンスがあるのです。

証券会社名 引受者数 関与率
SBI証券 75社 94.9%
SMBC日興証券 62社 78.5%
みずほ証券 54社 68.4%
野村証券 35社 44.3%
大和証券 34社 43.0%

抽選方法は、IPOチャレンジポイントという独自のシステムを採用しています。新規上場株式のブックビルディング後に、抽選や配分で外れた回数に応じてポイントが加算される仕組みです。貯まったポイントは、次回以降のお申し込み時に使用することができ審査の基準になります。ポイントが貯まれば貯まるほど、当選確率が上がっていくお得なシステムです。

SBI証券のIPOはNISA口座に対応しています。

IPO株の繰り上げ当選がしやすい条件

IPO株の抽選で補欠当選から繰り上げ当選しやすい条件は、主に2つあります。

IPOに当選しやすい条件
  • IPO株の抽選配分数が多い証券会社で申し込む
  • 補欠当選者が少ない証券会社で申し込む

IPO株の抽選配分数が多い証券会社で申し込む

IPO株の抽選で一定数の当選者がいる(抽選の配分数が多い)証券会社からIPOを申し込むと、辞退する人が多くなる傾向にあるため繰り上げ当選の確率が上がります。

単純に1000人当選されるのと10人当選されるのとでは、断然1000人当選されたほうがその分辞退する確率は高くなります。
補欠当選から繰り上げ当選を狙っているのであれば、IPO株の抽選で一定数の当選者がいる(抽選の配分数が多い)証券会社を選べば、補欠当選から繰り上げ当選する確率が上がります。

単純に1000人当選されるのと10人当選されるのとでは、断然1000人当選されたほうがその分辞退する確率は高くなります。

補欠当選から繰り上げ当選を狙っているのであれば、IPO株の抽選で一定数の当選者がいる(抽選の配分数が多い)証券会社を選べば、補欠当選から繰り上げ当選する確率が上がります。

以下の表で、IPO株の抽選配分数を各社まとめてみました。(2018年11月時点)

証券会社名 抽選配分数
SBI証券 40%~50%
SMBC日興証券 10%
みずほ証券 10%
野村証券 10%
大和証券 25%

補欠当選者が少ない証券会社で申し込む

補欠当選者を多く輩出していない証券会社から申し込むと、繰り上げ当選の確率が上がります。
しかし、証券会社は補欠当選者数の情報を公表していないので、明確にはわかりません。

情報は公開していなくても補欠当選の確率が極めて低いのは、SMBC日興証券といえます。その理由は、当選しなかった人はみんな補欠(審査落ち)となるからです。

補欠となった人は、補欠申し込みを行えば繰り上げ当選する可能性はありますが、落選者がすべて補欠となるわけですから、繰り上げ当選する確率は極めて難しいといえます。

補欠当選でIPO株を購入するときの注意点

補欠当選したからと言って全て購入申し込みをしてしまうと、公募割れしてしまうIPO株やIPO抽選の際に必要な資金が拘束されてしまったりしてしまいます。

そこで、補欠当選でIPO購入申し込みをする際に気を付けておくべきポイント3つを紹介します。

IPO株購入の注意ポイント
  • どういったIPO銘柄で補欠当選したのか確認
  • 補欠当選から購入申し込みをすると抽選資金が拘束される
  • 購入辞退をしないと資金が拘束されたままの証券会社がある

IPO銘柄で補欠当選しても公募割れに注意

公募価格より初値が上がりそうな銘柄か、下がりそうな(公募割れ)銘柄なのか確認する必要があります。
IPO株に補欠当選したからといって、公募割れしてしまいそうな銘柄を購入申し込みしてしまうと損をしていしまいます。

初値で公募割れしそうな銘柄の特徴は、主に3つです。

公募割れしそうな銘柄
  • 売出をする株式数が1000万株以上と大量発行している銘柄
  • 東証1部上場企業の銘柄(東証2部上場の銘柄も注意)
  • 公開規模が大きい銘柄

1000万株以上を超える株式数を発行する銘柄は、当選し購入する投資家が増えるため公募割れする可能性がかなり高くなります。

逆に言えば、落選した投資家たちが減るということになります。その状態で、購入した投資家たちの大量の初値売りが入ると、買ってくれる投資家が足りなく下落してしまうのです。

上場する取引証券市場が上場1部(東証2部も)の場合も注意して下さい。

東証1部に上場する際は、他の市場と比べて上場させるときの株式を大量に発行しなければいけないからです。以下の表をご覧ください。

表はスライドしてご覧いただけます
項目 東証1部 東証2部 マザーズ JASDAQ
流通株式(上場時見込み) 20,000単位以上 4,000単位以上 2,000単位以上 1,000単位以上

出典:JPX日本取引所グループ

東証1部だけ、1株20,000単位以上と断トツに発行数が多いことが分かります。基本流通単位は1単位100株のため、最低でも200万株の発行・売出を行わなければなりません。

また、東証1部に上場する企業はある程度成熟しています。時価総額が500億円以上ではないと上場基準を満たさないからです。

成熟している企業のため、成長はするけど急成長とまではいきませんから、IPO銘柄としては、あまり人気がないのです。人気がないということは、投資家からの資金が流れてこなく公募割れをしやすくなります。

公開規模が大きい銘柄は、市場に資金が流入されるため気を付けてください。別名吸収金額とも呼びます。
株価は需要と供給で決まるため、公開規模が小さければ人気があり大きいとあまり人気がありません。

そのため、公開規模が大きい銘柄は人気がなく公募割れしやすくなるのです。

以上の3つの理由を満たし、公募割れした有名な銘柄がソフトバンクです。

表はスライドしてご覧いただけます
企業名 上場市場 公開規模 公募価格 初値 発行株数
ソフトバンク 東証1部 2兆6461億円(過去最大) 1,500円 1,463円 1,764,063,100株

以下のチャートは、初値以降のソフトバンクの値動きです。

出典:株探チャート

初値公開以降、最安値1176円までつけていますね。そこから戻してはいますが、現在では安値付近に入ることが分かります。万が一公募割れの銘柄を持っているのであれば、すぐに損切りすることをおすすめします。

補欠当選から購入申し込みをすると抽選資金が拘束される

補欠当選をして購入申し込みをすると、繰り上げ当選の結果が出るまで資金が拘束されます。資金が少ない人は、別のIPO銘柄に申し込みができなくなってしまうのです。

繰り上げ当選は、業者によって異なりますが基本的に購入申し込み期限日の夜発表となります。
資金の少ない人は、申し込みをする前にその銘柄を本当に欲しいのかどうか決める必要があります。

調査をせずに購入申し込みを行うと、抽選資金が拘束され本命の銘柄に投資ができないということになりかねません。

購入辞退をしないと資金が拘束されたままの証券会社がある

補欠当選をした場合に、購入辞退をしておかなければ資金が拘束されたままの証券会社もあります。IPO資金に余裕がない人は、資金が拘束されたままだと、別のIPO株の抽選申し込みができないことがあるので購入辞退をしておきましょう。

証券会社名 資金拘束
SBI証券 当選・補欠当選時
SMBC日興証券 申し込み時
みずほ証券 資金拘束なし
野村証券 申し込み時
大和証券 申し込み時
マネックス証券 当選・補欠当選時
立花証券 当選・補欠当選時

SBI証券・マネックス証券・立花証券あたりが、補欠当選で購入辞退をしなければ資金が拘束されてしまいます。資金が少ないと、他のIPO銘柄の申し込みチャンスを逃してしまいます。ほかに目当てのIPO銘柄があるのであれば、購入辞退を必ずしておきましょう。


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