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株初心者こそ損切りを覚えるべし!最小限の損失で資産をまもる

「損切り」と聞くと、損を出してまで売らなければならないのかと思う方もいるかもしれません。
  
保有株の相場が下落局面にある場合、損切を行わないでずっと保有し続けるとどんどん下がってしまい取り返しのつかない値段まで下落することもあります。

例えば。10%下落したところで損でも売却する「損切り」を行えば、損失は10%で済みますが、売却を行わないでそのまま保有した場合、あれよあれよという間に下落し続け30%ぐらい下落してしまうこともあります。

10%下落した時に「損切り」した場合と30%下落したところで売却したところで売却した場合を比較すると20%も損失の差が出てしまいます。

損失を出しても10%で損切りをだすことは、損を大きくしないために「損切り」を行うことは大変重要です。

では、どのようにして「損切り」を行えばいいのでしょうか。

そこで、「損切り」について初心者の方にもわかりやすく説明していきます。

損切りとは

損切りとは、具体的にどういうことをするのでしょうか。

一言で言うと、保有株が損失を出し、ある一定の株価を下回った際に売却をして保有株を手放すことをいいます。

株式投資をするうえで、どんなプロの投資家であっても必ず負けることがあります。

この負ける際に、いかに損失を少なくするかが、投資を続けていく上では大変重要です。

優秀なプロの投資家に共通しているものは、この損失を最小限に抑える能力が大変優れていることであるといっても過言ではありません。

さて、保有している株が下落すると、さらに損失が拡大しそうであるのにも関わらず、「損を出したくない」という思いが強くなってしまい、保有株の売却を躊躇しがちです。

特に初心者は損失を抱えてしまうと「また上がるはず」「ここまで下がってしまったからもうひたすら待つしかない」等と希望的観測な考えや諦めとも似た感情で損切りができなくなるものです。

このように損切りができなくなることを防ぐためにはどうすればよいのでしょうか。

そこで、あらかじめ損切りをする株価水準を決めておく必要があります。

直近の高値や安値を割った場合、一定の株価のトレンドが崩れた場合、その他購入時の株価に対して一定の割合で下落した場合等を設定することをお勧めします。

値動きがあまりない株であれば10%ほど、値動きの激しい株であれば20~30%ほど、信用取引などのレバレッジをきかせた取引であれば数%というように、投資する株式や取引方法によっても損切りする水準は変わってきます。

さらに、損切りをするうえで、逆指値という注文方法は大変有効です。

これは、指値注文とは正反対の注文方法です。

例えば、指値注文で株を購入する場合は、あらかじめ設定した価格よりも株価が下回ったときに買い注文を出すこととなるのですが、逆指値の場合は、あらかじめ設定した価格よりも株価が上回ったときに買い注文を出すこととなります。

また、保有している株を売却するときであれば、あらかじめ設定した価格よりも株価が下回った際に、売却注文を出します。

そこで、株を購入した際に、あらかじめ逆指値注文を出しておけば、ある一定の株価を下回ると機械的に売却注文が出されるので、株価の下落のショック等の感情的な原因によって損切りができなくなってしまうことを防ぐことができます。

具体的に例を挙げてみましょう。

例えば、1000円で株式を購入した場合、「800円以下になればより大きく下落するだろう」と考えた際には、逆指値800円の売り注文を出します。

この注文を出しておくと、株価が800円以下になった際に売り注文が出されることとなります。これによって、最初に想定した以上の損失を防ぐことができます。

株を購入してすぐにこの逆指値注文を出すことで、目を離している隙に一気に株価が急落し、取り返しのつかないほどの損失を抱え込んでしまうリスクを減らすことができます。

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逆指値注文は、「注文する銘柄の株価があらかじめ指定した価格(=逆指値発動値)以上、または以下に到達した場合に、あらかじめ指定した注文を発注する」という注文です(「トリガー注文」と呼ぶ場合もあります)。

「現在値よりも高い○円以上になったら、○円以下で買いたい」「現在値よりも安い○円以下になったら、○円以上で売りたい」という場合に利用します。

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損切りのメリットとデメリット

損切りのメリットとデメリットについてご説明いたします。

損切りの最大のメリットは、なんといっても、株価の損失を一定の水準で止められることです。

利益が拡大し続けるのであればいいのですが、損失が拡大し続けると致命的なダメージとなってしまうことがあります。

株式市場は、毎日動いていますし、たくさんの銘柄があります。

一つの銘柄に固執し続けて損失を拡大させたばかりに、投資金額がなくなり再起することができなくなってしまっては元も子もありません。

また、もう一つの大きなメリットは、いったんポジションを無くすことで精神的にいったん解放されることが挙げられます。

損失がどんどん拡大している中では、精神的にも不安定になってしまうことは否めません。

精神的に不安定になっていては、正常に投資判断をすることは大変難しいでしょう。一度損切りをすることで、次への投資に頭を切り替えることができるのは、大変大きなメリットであるといえます。

損切りのデメリットを挙げると、損切りのルールをうまく定められなかった場合が挙げられます。

例えば、損切りのラインをあまりに投資した株価の近くに設定しすぎると、毎回のように損切りをしてしまい、利益を出すことができなくなる場合があります。

また、一時的なイベントで大きく下がってしまっただけであれば、「安値で買えばよかった」と後悔することもあるかもしれません。

もし、安値で買うことを視野に入れるのであれば、あらかじめ損切りをする株価とともに、買い増しをする株価も決めておくことがよいと思います。

買い増しをした場合は、それだけ、リスクも大きくなることは必ず覚えて置いてください。

損切りができないとどうなるか

損切りができないとどうなるのでしょうか。損切りができないと、下落したままの株を保有することになり、いわゆる株の「塩漬け」になってしまい、資金を有効に運用することができなくなってしまいます。

そこで、損切りができないとどうなるかについて、ご説明いたします。

例えば、初心者の失敗事例としてよくあるパターンとしては、株価が急に値上がりしたときに飛びついてしまったものの、下落も急で見る見るうちに損失が膨らんでしまって塩漬けになってしまうことでしょう。

例えば、2017年11月9日に日経平均株価は23382円に達しました。

このとき、前日比でも+469円と、大変大きく株価が上がったものですが、後場に大きく崩れました。

このとき、トヨタ自動車の株を7304円で100株買って、後場の安値の7065円で売却してしまったとすると、わずか三時間ほどで23900円の損失となりました。

上昇トレンドにおいての急落時は、どうしても「またすぐに上がるだろう」と思い、損切るタイミングを逸してしまいがちです。

このようなことを防ぐためも、買いを入れる前にあらかじめ撤退ラインを定めておき、逆指値注文を入れるなどしておきましょう。

まとめ

損切りは、投資を続けていく上で大変重要です。

損切りをするためには、あらかじめ一定の損失をする水準を決めておく必要があります。

また、損切りをする際には、どうしても感情的になってしまい、損切りができなくなることが多々あります。

そこで、逆指値注文という注文方法を使うことで、感情に左右されずにうまく損切りをすることができます。

損切りは、損切りの水準をうまく設定できないと損ばかり出してしまう場合もありますが、損切りができないと塩漬けになってしまい、資金を有効に活用することができなくなってしまいます。

どんなプロ投資家でも、必ず負けることはあります。損失が大きくなりすぎて回復できなくなることが最も恐ろしいことで、うまく損切りができれば、次回への成功につながります。是非、損切りをマスターしていただければと思います。


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