株の配当金を受け取るなら「権利確定日」までに株を持つ

企業は事業がうまくいったお礼として、利益の一部を株主に還元しているものを配当金といいます。

配当金は1株○円という形で企業によりますが、年に1回または2回還元されます。

1株5円の配当金を出している企業の場合は、100株保有している場合、5円×100株=500円の配当金を受け取ることができます。

配当金の疑問を解決!
  • 配当金のもらい方
  • 配当金はいくらもらえるのか?
  • 高い配当金を狙うには?
  • 受け取り方が知りたい

まずは配当金の基本を押さえて、より高い配当金を受け取ることを目指しましょう。

配当金のもらい方

「配当金」とは、企業が利益を出した時に、株主に還元・お礼するお金のことです。

配当金を受け取る大前提として、証券会社を通じて配当金を支払っている企業の株を購入する必要があります。

全ての企業が配当金の支払いを実施しているわけではありませんが、支払いを実施している場合は安定的に受け取ることが出来ます。

配当金は、いつでも好きな時に受け取れるわけではありません。

購入した株の保有期間は関係なく、配当金の権利を得られる日に、株を保有していることで受け取ることができます。

配当金の受け取りを目的として投資する場合は、必ずその企業が配当金を支払っているか確認することをオススメします。

配当金を受け取れる時期

配当金を受け取れる時期は企業によって決まっています。

企業は決算と言って、1年間の企業の売上や利益など、収入と支出を計算したあとに株主への配当の支払いが開始されます。

決算は年に1回の期末配当の場合と中間配当を加えた2回の場合があります。

決算時期に決まりがあるわけではなく、企業は自由な日付に設定できます。

国の予算期間が4月1日~3月31日を1年間と設定しているので、時期を合わせて3月に決算を迎える企業が多く、決算月の月末が配当金の権利確定日となっています。

中間配当を出している企業は、決算月の半年後の月末になります。
つまり、3月が決算月の企業の場合は、3月が期末配当の権利月、9月が中間配当の権利付きになります。
配当金権利確定日の3営業日前に株を持っておくことが、配当金を受け取れる条件です。

配当金はどれくらい受け取れるのか?

株を保有すると配当金は、どれくらい受け取ることができるのでしょうか?

配当金の決まり方
1株あたり○○円と  企業は決算時の利益などから、新年度の業績や現金収支や設備通しなどを分析し、株主に対して配当金を設定します。

1株10円の配当金の株を、100株保有している場合は
10円×100株=1,000円という計算になり、1,000円が配当金になります。

配当金は企業が利益をだしたときに、株主へ還元されるので金額は数円から十円程度のところが多いです。

配当金をオトクに受け取る利回りチェック

配当金には、購入した株に対してどれくらい配当金を企業から受け取れるのか、知るための指標を「配当利回り」といいます。

配当利回りの数字が大きいほど利回りが高く、一般的に2%を超えると高配当・高利回りと言われています。

配当利回り計算方法
1株あたりの年間配当金を、現在の株価で割って求めます。
配当利回り(%)=配当(円)÷株価(円)

高配当株を探すときは、証券会社などが提供している「銘柄スクリーニング」機能を使用したり、画像のヤフーファイナンスでも、配当利回り(会社予想)が記載されています。(2018年12月20日現在)

自分の購入可能な株に対して、高配当かどうか確認しておきましょう。

配当金を受け取れる3つの方法

配当金の受け取り方法は3つあります。
・銀行振込してもらう方法
・利用している証券会社に入金してもらう方法
・金融機関に直接行って受け取る方法

配当金を簡単に受け取る方法は、銀行や証券会社に入金されるように設定しておくと、自動的に入金されて受け取ることが出来るので大変便利です。

銀行口座に振り込みされる方法

・登録配当金受領口座方式
複数の証券会社の口座をもっていて、そのうちの1社で「登録配当金受領口座方式」を選択すると、他の証券会社の銘柄の配当金も指定の銀行口座に入金されます。
配当金を再投資する予定がない場合は、設定しておくと一番楽に受け取れる方法になります。

・個別銘柄指定方式
銘柄ごとに「配当金払込指定書」を証券会社に提出して、指定した銀行口座で受け取る方法です。
個別に銘柄の配当金を管理したい場合におすすめです。

証券口座に配当金が入金される方法

・株式比例配分方式
複数の証券会社をもっていても、どこか1社で「株式比例配分方式」を選択すると、他の証券会社の口座に入っている銘柄についてもすべて配当金が証券会社の口座に入金されます。
入金された配当金を、再び投資資金として活用することができるので便利です。

配当金を金融機関に受け取りに行く方法

・配当金領収書方式
配当額が決まったあとに「配当金領収書」が保有株の企業から自宅に郵送されてくるので、それを銀行や郵便局に持参して配当金を受け取る方法です。

アナログな方法のため、配当金を受け取りに行く手間と、受け取り忘れがあるので利用者が減ってきています。

配当金の税金

配当金には税金がかかります。。
配当金の企業から受け取るときの、税金の税率は20.315%(所得税及び復興特別所得税15.315%、地方税5%)です。

支払われる時に、税金を差し引いて変わりに納税してくれる仕組みになっていて、これを源泉徴収といいます。

基本的に同一証券口座内の株売買の損益と、配当金は自動的に納税されるので確定申告は不要です。


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