即日融資と即日審査のカードローンの違い

「即日融資」「即日審査」似ているようで全く意味が違います。

即日融資:申し込み当日に融資を受けられる可能性があること
即日審査:申し込み当日に審査をすることが可能

つまり、今日中にどうしても現金が必要という人が申し込むべきなのは、即日融資が可能なカードローン会社なのです。

とはいえ、

  • 即日融資と即日審査の違いが分からない
  • どういったカードローン会社に申し込めば良いか分からない
  • できるだけ低金利なカードローンを選びたいけど知らない

このような人は実は多いのではないでしょうか。この記事を読むことで、上記のようなあなたの疑問や不安はすべて解決するはずです。
誤ったカードローンの選び方をしたために、不利益を被ってしまわないように、ぜひ最後まで読んでカードローン選びの参考にしてくださいね。

即日融資は当日にカードローンの借入が可能

即日融資を受けようとしている人は、「即日融資対応」のカードローン会社に申し込みをする必要があります。

即日融資に対応していないカードローンに申し込んでしまうと、その日のうちにお金を借りられる可能性がなくなってしまうからです。

プロミスやアイフル、アコム、SMBCモビットといった大手消費者金融はいずれも審査時間最短30分、申し込みから融資まで最短1時間となっています。

プロミス

Webからの申し込みであれば、10分程度で手続き完了することができます。
必要書類も写真を撮って申し込み時に添付するだけで済みます。

  • 申し込みから最短3分で融資を受けられる
  • 土日でも提携口座に24時間融資が可能
  • 30日間利息0円・最短3分審査
  • ※メールアドレスとWeb明細利用の登録が必要です。
    ※お申込み時間や審査によりご希望に添えない場合がございます。

金利借入限度額審査時間
4.5%~17.8%最大500万円最短20分

必ず即日融資を受けられるとは限りませんが、そもそも即日融資に対応していないカードローンでは、借入する事はできません。

大手消費者金融が即日融資も可能なのは、審査時間が短いからです。

審査時間最短30分という審査スピードを生み出しているのが、スコアリングシステムと呼ばれる大手消費者金融の審査システムです。

申込者の収入や勤務先、勤続年数といった属性をコンピューターで自動的にスコアリングしていくのです。

スコアリングされた点数がある一定になった申込者は審査に通過して融資を受けることができます。

一方、中小の消費者金融は、スコアリングシステムを採用しておらず、担当者が一人ひとり、自分の目で審査する会社も少なくありません。

そのため、中小の消費者金融では即日融資に対応できない所もあります。

即日審査は当日の融資を受けられない可能性がある

即日審査の場合、カードローンに申し込みをした当日に審査を開始することが可能なだけであり、融資を受けられないことがあります。

スコアリングシステムではなく、手動で審査をしているカードローン会社では審査に時間がかかりってしまいます。

そのため、即日に審査を行った場合でも、審査が完了して融資をするまでに数日を要してしまう場合もあるのです。

また、大手消費者金融の場合、夜間まで営業している自動契約機に出向いて、自らローンカードを発行すれば、即日で融資を受けることができます。

しかし、中小消費者金融で自動契約機を保有している会社はほとんどありません。

利用可能なのは、ローンカードが郵送で届いた後という会社の場合は、審査結果が即日に出たとしてもカードが手元に届くまで時間がかかりますので、利用開始までは数日かかってしまいます。

振込融資に対応している会社でも、審査結果が出る時間によっては、振り込みが翌日以降にずれ込んでしまうケースもあるでしょう。

銀行と消費者金融の審査の違い

銀行と消費者金融では、保証会社の審査と警察庁による審査があるかどうかの違いが大きいです。

銀行カードローンも大手消費者金融と同様に、スコアリングシステムを採用していて、審査にかかる時間は両者ともにさして変わりはありません。

実際に、銀行カードローンは2018年までは即日融資に対応していましたが、銀行カードローンを介して反社会的勢力が資金を得ていたことが発覚しました。

この事件を受けて、全国の銀行を取りまとめる全国銀行協会(全銀協)は、カードローン商品の審査の際に、保証会社による通常の審査に加えて、申込者が反社会的勢力ではないかのチェックを各銀行に義務付けました。
申込者が反社会的勢力かどうかは、警察庁のデータベースを照会します。

警察庁のデータベースへの照会は最短1日、長いケースだと2~3日かかってしまうため、銀行カードローンでは、即日融資ができなくなったわけです。

銀行カードローンと消費者金融のカードローンの審査から融資まで流れは以下の通りです。

銀行カードローン
  • 1.保証会社による審査
  • 2.警察庁データベースへの照会
  • 3.融資
消費者金融カードローン
  • 1.保証会社による審査
  • 2.融資

ちなみに、銀行カードローンは消費者金融のカードローンと比較すると、金利が低いです。

融資は必要だけど、数日間待てるという人は銀行カードローンを検討してみて下さい。

反対に、今すぐに現金が必要という人は、即日融資に対応している大手消費者金融のカードローンを選ぶ必要があります。

どちらも審査が甘くなることはない

銀行も消費者金融もカードローン審査が甘くなることはありません。
銀行カードローンも消費者金融カードローンも審査は厳しく、厳正に行われます。

審査を厳しく行わずに、貸し倒ればかりになってしまったら、銀行も消費者金融も経営が成り立たなくなってしまうからです。

また、カードローンは担保も保証人も必要ありません。担保も保証人も必要がないからこそ、審査はより厳しく行われるのです。

消費者金融は、最短30分で審査が完了し、警察庁のデータベースへの照会がないと聞くと、審査が甘いのではと勘違いする人がいるかもしれません。
しかし、そのようなことはありません。

審査時間は確かに短いですが、それは、過去の膨大な顧客データや蓄積されたノウハウがあるからできることで、すべての項目は厳しく審査されます。

審査が不安な人は以下で審査に通りやすいカードローン会社の解説をしています。

インターネットなどで、「ブラックもOK」「審査なしで融資可能」などといった宣伝文句を見たことがある人もいるでしょう。

こういった審査がない会社はほぼ間違いなく、ヤミ金の違法業者です。

違法業者からお金を借りることは自分から犯罪やトラブルに巻き込まれに行っているようなものです。絶対に利用しないようにしてください。


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