カードローンの借り換え時のメリットと注意点

お金を借りる時には何も考えずに借入をしてしまい、返済時に借入金について悩む人は多いです。

借入金を減らすためにカードローンの借り換えを考えている人の中には、

  • 借り換えた時の金利がわからない
  • カードローンの借り換えとは何か知りたい
  • 借り換えのメリット・デメリットを知りたい

結論から言えば、カードローンの借り換えは利息や月々の返済額を抑えることが期待できるメリットの多いものです。
とはいえ、デメリットや注意点もあります。そのため、中身をよく知らない人が申し込むことは危険です。

この記事では、カードローンの借り換えをするとどれぐらい返済額が減るのか、借り換えをする方法を解説していきます。

カードローンの借り換えについて

現在借入をしているカードローンから、別の会社のカードローンに借り換えることを「カードローンの借り換え」と言います。

返済の形としては、現在利用しているA社からの借入を新たに契約したB社からの借入でA社の借入額を完済。A社に後は、毎月B社へ返済していきます。

カードローン借り換えと言っても、金利や返済回数によって総返済額が減る人、増えてしまう人がいるので自分の返済計画を再度考えてみてください。

カードローン借り換えのメリット

カードローンの借り換えのメリットは、主に以下の2点です。

支払い利息を減らせる

金利の低いカードローン会社に借り換えを行うことで、支払利息を減らせます。

なぜなら、カードローンは会社や商品によって金利が大きく違うからです。

たとえば、大手消費者金融のアコムのカードローンの金利は3.0%~18.0%。
一方、楽天銀行カードローンの金利は、1.9%~14.5%となっています。

現在借り入れしているカードローンより少しでも低金利なカードローンに借り換えがでれば、利息を大きく減らすことも可能です。

金利について詳しく知りたい人は以下の情報も参考にしてみてください。

月々の返済額の見直し

カードローンを借り換えることができれば、月々の返済額を見直し、返済計画を立て直すことができます。
なぜなら、カードローン会社によって、毎月の返済額は異なるからです。

同じ借入額であっても、毎月2万円の返済が必要な会社もあれば、毎月1万円の返済で済む会社もあります。
借り換えの目的が利息を減らすためなのか、月々の返済額を抑えるためなのかによって、選ぶべき借り換え先が異なります。

そのため、まずは借り換えの目的を洗い出し、その目的に合ったカードローンを選びましょう。

銀行カードローンへ借り換えで金利は下がる

金利の低い銀行カードローンに借り換えする事で、約3.0%~5.0%金利を下げて返済していくことができます。

なぜなら、大手消費者金融のカードローン金利は3.0%~18.0%ですが、銀行カードローンは1.0%台~上限金利も15.0%程度に設定している場合が多く借り換えすることによって金利が下がるからです。

具体例をあげて説明してみましょう。

現在の借入(消費者金融)
・借入額50万円
・金利18.0%
借り換え先(楽天銀行カードローン)
・借入予定額50万
・金利14.5%

【毎月返済額を同じにした場合】

毎月返済額返済回数利息合計
消費者金融15,000円47回198,327円
楽天銀行15,000円43回143,730円
差額04回少ない54,597円少ない

毎月の返済額を同じ15,000円にした場合、楽天銀行に借り換えした方が返済回数が4回少なくなり、利息も合計54,597円軽減されました。

【毎月回数を同じにした場合】

毎月返済額返済回数利息合計
消費者金融12,696円60回261,781円
楽天銀行11,764円60回205,810円
差額932円少ない055,971円少ない

返済回数を同じに60回にした場合、楽天銀行に借り換えした方が毎月の返済額が932円少なくなり、利息も55,971円軽減されました。

楽天銀行カードローン
  • 楽天会員のランクに応じて審査が優遇
  • 利用限度額が最大800万円なので返済を1本化しやすい
  • コンビニATMの手数料無料で借入/返済しやすい
金利借入限度額審査時間
1.9%~14.5%最大800万円最短翌営業日

カードローンの借り換えの注意点

カードローン借り換えをする際に注意すべき点は4つあります。

借り換え先の条件を確認する

借り換え先の条件を確認することで実際どの程度金利が下がるのか、返済負担がどの程度減るのかが分かりますので、借り換えする際には、必ず借り換え先の条件を確認するようにしましょう。

借り換え先で確認すべきポイントは以下の点です。

確認ポイント

・金利
・借入可能額
・返済方法
・使用用途で借り換えが可能か

金利はなるべく上限金利が低い商品を選ぶ方が返済額が減ります。

金利だけでなく、返済回数や返済方法も確認が必要です。

特に借入総額によって返済回数の上限が設けられている場合は、現在の返済金額よりも返済負担が増える可能性があります。
金利が下がっても返済金額が増えれば負担が増加するだけなので、申込前に一度確認しておく必要があります。

その他、カードローンの使用用途として他社のカード債務の借り換えを禁止しているカードローン会社もあります。

禁止しているのにも関わらず借り換えに利用した場合は、カードローンの利用停止の後一括で返済が求められる可能性がありますので、十分注意して取り扱いするようにしましょう。

カードローンの支払い期限を延ばす場合は金利に注意

カードローンを借り換えして金利の負担が減ったとしても、月々の返済額を減らすため支払い期限を延ばしてしまったら、結局金利負担の総額が変わらない可能性があります。

以下の例を参考にしてみて下さい。

【返済回数を増やした場合】

毎月返済額返済回数利息合計
消費者金融12,696円60回261,781円
楽天銀行9,509円84回298,633円
差額3,460円少ない24回多い36,853円多い

このように、毎月の返済回数を24回増やすと、毎月の返済は3,500円減りますが、8年間の利息合計は36,853円多くなることが分かります。

低金利だからと安心して返済回数を増やすと金利負担も増えますので注意が必要です。

カードローン再審査になる

借り換えするためには新たにカードローンの審査を受けなければなりません。
審査の結果、落ちてしまうこともあります。かえって、新規の審査より借り換えの審査の難易度が高いのが一般的です。

なぜなら、新規でカードローンを契約する場合と異なり、借り換えの場合はすでに他社借入がある状態で審査を受けるからです。

審査には、通常のカードローンの審査と同様、本人確認書類・収入証明書類が必要になります。

必要書類の詳細については、以下で詳しい解説をしています。

延滞があると審査に通過できない

カードローンを利用している時に、返済を延滞してしまうと信用情報に傷が付くので審査に落ちてしまいます。

なぜならカードローンの借り換え時にも審査があり、信用情報機関に信用情報を照会するからです。

カードローンやクレジットなどの融資商品は、個人の信用に基づいて利用が可能になっています。

例えば、現在利用しているカードローンやクレジットカードの返済を2ヶ月を超えて(2回を超えて)支払いに遅れた場合は「延滞」として登録されます。

延滞は債務整理などの金融事故と同様の扱いであるため、登録された場合は最低5年間は審査に通らなくなります。

総量規制を超える金額を借入できない

借り換えをする際に、借入額の合計が自分の年収の3分の1以上の利用限度額になってしまうとカードローンの審査が通らず借り換えができません。

消費者金融は貸金業法という法律の下で営業を行っており、貸金業法には総量規制という規制が存在します。

総量規制とは「他社借入を含めた借入総額が年収の3分の1以下に収めなければならない」という規制の事です。

つまり、年収300万円の方は借入総額(希望借入額含む)が100万円以内に収まっている必要があるということです。

なお、銀行は貸金業法の対象外であるため、銀行カードローンであれば総量規制を超えた申し込みが可能です。


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