銀行でお金借りる時のローンの種類と金利

銀行でお金を借りる前に知っておきたい「5つの不安」を解消

お金を借りるのであれば、銀行で借りた方が安心できるという人は多いです。

しかし、銀行でお金を借りようと思った時に、

  • 自分の収入で審査に通るか不安
  • まとまったお金を借りたい
  • 金利がいくら払えばいいのかわからない

などの不安を抱えていて、銀行でお金を借りる方法を探しているのではないでしょうか?

そこで今回の記事では、銀行でお金を借りるため、ローンの種類や審査の仕組み、金利について解説していきます。

この記事を読むことで、あなたはどのローンを活用し銀行でお金を借りた方が良いのかわかる様になります。

銀行で利用できるローンの種類と金利

銀行では利用目的によってローン商品を選ぶことができます。

そのため、自分が今どういった目的でお金を借りようとしているのか目的をはっきりさせてから申込をして下さい。

【利用目的と該当するローン】

利用目的 該当するローン
自用住宅新築及び購入、増改築、住宅に関わる資金の借換など 住宅ローン、リフォームローン
自家用車購入、免許取得費用、カー用品購入、自家用車に関わる資金の借換など 車両ローン、マイカーローン
進学、学費、在学に必要な資金、教材費、教育資金の借換など 教育ローン
楽器購入、カメラ購入、旅行資金、結婚資金、他行借換、などの多目的な用途 多目的ローン、個人ローン、フリーローン、カードローン
事業に関わる資金 事業性ローン

銀行で借入をする場合は、利用目的により借入するローンも変わってきます。

利用目的に合ったローンを利用するようにしましょう。

まずは住宅ローンについて詳しく説明して、その後それぞれのローンについて詳しく説明していきます。

住宅ローン

住宅ローンは、住宅新築、中古物件購入、土地購入、増改築、他行住宅ローン借換など、住宅に関わる利用目的で利用できるローンのことです。住宅ローンでも特に増改築などに特化したローンで「リフォームローン」という名称で取り扱いがある銀行もあります。

住宅ローンは住宅資金以外では利用できません。カードローンの残高を融資金額に含めるというのも原則できませんので注意が必要です。

住宅ローンについて、楽天銀行の住宅ローンを参考に詳しく見てみましょう。

【楽天銀行の住宅ローン】

ローン限度額 500万~10,000万円
金利 変動金利 年0.527%~年1.177%
固定金利 年0.829%~1.655%(詳細別途記載)
借入期間 1年以上35年以内(完済時満80歳まで)
審査時間 仮審査 申込日から3日~14日
本審査 申込日から5日~21日
保証料の有無 必要なし
担保の有無 必要あり(ローン物件を抵当権第一順位)
保証人の有無 必要なし
団体信用生命保険の有無 有り(保険料不要)

【楽天銀行の住宅ローンの金利】

金利タイプ 2020年1月基準金利 住宅ローン(金利選択型)借入金利
2020年1月
変動金利 年1.177% 年0.527%~年1.177%
固定金利 2年 円0.829%~年1.479%
3年 年0.843%~年1.493%
5年 年0.867%~年1.517%
7年 年0.912%~年1.562%
10年 年1.005%~1.655%

借入限度額

住宅ローンには借入限度額があり一般的に100万円~8,000万円程度と考えておくと良いでしょう。
1億円を超えるような金額でなければ基本的にどんな住宅であってもローンを組むことが可能です。

もし、借入限度額を超える住宅を購入したい場合は、メインバンクに別途相談してみることをおすすめします。

定型ローンとは別にプロパーローン(定型外ローン)として取上げしてくれる場合があります。

借入期間

1年以上35年~40年以内でローンを組める銀行が多いです。

長くなればなるほど月の返済額は減りますが、金利を含めた返済総額は増えるので、借入金額と金利を考えながら借入期間を決めることをおすすめします。

金利

ほとんどの銀行では、初めから適用金利が決まっている場合が多いです。
ただ、楽天銀行の場合は固定金利、変動金利ともに適用金利に幅があり、審査によって金利が確定します。

例えば、10年固定は0.9%、変動金利は0,675%などといった具合です。

住宅ローンの金利は一般的に他のローンに比べ低金利ですが、借入金額や借入期間が長くなりますので、少しでも金利が低いに越したことはありません。

返済額シミュレーション

〇借入金額4,000万円、借入期間35年、変動金利0.675%の場合
月返済額106,957円 利息総額4,921,940円※金利の変動がない場合

〇借入金額6,000万円、借入期間30年、固定金利0.800%の場合
月返済額187,521円 利息総額7,507,580円

審査時間はおよそ1ヶ月

住宅ローンは他のローンと比べて、担保評価や団体信用生命保険加入の可否、個人信用情報審査などに時間がかかるため、全部で1ヶ月程度かかります。

仮審査に申込日から数えて3日から14日程度、本審査では申込日から数えて7日から21日程度かかります。

保証料

銀行の住宅ローンによっては保証会社が必須で保証料を必要とする場合があります。

保証料は借入金額や借入期間によって増減するので、どの銀行でローンを組む場合でも先に保証料がかかるか確認しておくようにしましょう。

なお、保証会社が必要な場合として以下のようなことが考えられます。

保証会社が必要な場合
  • ・担保価値がない
  • ・年収が低い
  • ・勤続年数が少ない
  • ・年齢が低いまたは高い
  • ・債務者一人では返済に不安が残る場合

担保

住宅ローンの場合は、ローンの対象となる物件が担保に取られます。

担保に取られるとは、仮に住宅ローンが返せなくなった場合に住宅を強制的に取られ、競売(オークション)にかけられてしまうということです。
もちろん、普通にローンを返済していれば関係ありません。

逆を言えば、購入物件が古く担保価値がない場合、担保に出来ないため住宅ローンが組めない場合もあります。
担保は何でもいいわけではなく、オークションにかける時価値が発生するものでなくてはいけません。

なお、銀行によっては金利が高くなりますが、無担保住宅ローンの取り扱い(担保不要ローン)もあります。
古い物件の購入で、「価値がないから担保にとれない」という理由で住宅ローンを断られた場合、無担保住宅ローンがないか確認してみることも大切です。

保証人

銀行によっては保証人を取る場合があります。

よくあるパターンとしては、借入人1人だけでは収入が低い場合や、借入人が高齢な場合などが挙げられます。

原則保証人は働いている配偶者や親または子で、同居している必要があります。

なお、保証会社を付けることで保証人が不要になる場合もあります。

団体信用生命保険

団体信用生命保険とは、借入人が死亡すると同時に保険金が下り住宅ローンが全額完済になるローンの事です。
現在では3大疾病や8大疾病にかかった場合でも保険金が下りる団体信用生命保険もあり、銀行によって取扱う生命保険が違うので確認しておく必要があります。

なお、金融機関によって団体信用生命保険の保険料が別でかかる場合がありますので、併せて注意しておきましょう。

一般的には金利に含有されていたり、銀行が負担してくれる場合が多いです。

車両ローン

車両ローンとは自家用車購入や、免許取得費用、カー用品購入費用、他行で借りた車両ローンの借換資金などを利用目的として組めるローンの事です。
他の目的では利用することが出来ず車関係に限定されているため、住宅ローンと同じように多目的ローンに比べて低利で借入することができます。

原則借入金額は全額振込する必要があるなど、自由に使うことは出来ません。

利用限度額は10万円から1,000万円程度が上限の場合が多く、借入期間も1年~10年程である場合が多いです。

なお、住宅ローンと違い担保や保証人は原則不要です。団体信用生命保険の加入もありません。

返済シミュレーション

〇借入金額300万円、借入期間7年、変動金利1.800%の場合
月返済額38,038円 利息総額195,192円

〇借入金額150万円、借入期間5年、固定金利2.500%の売位
月返済額26,621円 利息総額97,260円

教育ローン

教育ローンとは、進学資金、授業料、教材購入費、他行で借りた教育ローンの借換資金などを利用目的として組めるローンのことです。
住宅ローンや車両ローンと同じようにフリーローンよりも低金利で借入することが可能です。

原則、借入金額全額振込する必要があるなど、自由に使うことは出来ません。

利用限度額は車両ローンより大きく借入できる場合が多く、10万円~1,500万円程度まで借入できる場合があります。

借入期間も1年から16年程度まで利用が可能で、計画的な返済が可能です。

なお、子供が在学中は返済を据え置き(利息の支払いのみ)することが出来る場合もありますので、確認してみて下さい。

教育ローンも車両ローンと同じで担保や保証人は原則不要です。団体信用生命保険の加入もありません。

返済シミュレーション

〇借入金額500万円、借入期間10年、金利2.100%
月返済額46,230円 利息総額547,600円

〇借入金額1,000万円、借入期間16年、金利2.000%
月返済額60,903円 利息総額1,693,976円

多目的ローン

多目的ローンとは、個人ローンやフリーローンなどと言われる利用目的が車や教育、住宅以外のローンの事を指します。
目的が定まっていない場合でも借入が可能なため、金利は住宅や車両、教育ローンに比べて高いです。

なお、多目的ローンでも、結婚式費用や楽器の購入など、資金使途が決まっており振込が可能な場合においては金利が低くなる可能性があります。

多目的ローンのうち、フリーローンは一般的に口座に融資された全額が入金されるだけなので、金利が高いです。

なお、おまとめローンなどもこの多目的ローンに該当します。

返済シミュレーション

〇借入金額100万円、借入期間5年、金利5.500%
月返済額19,101円 利息総額146,060円

〇借入金額300万円、借入期間10年、金利14.500%
月返済額47,486円 利息総額698,320円

カードローン

カードローンは多目的ローンと同じように、利用目的を限定しないローンのことです。借入限度額の範囲で自由に借入、返済が可能です。

金利は他のローンに比べ高いですが、近くのATMで借りたい時にすぐ借入ができるので、ローンカードを一枚持っておいて損はないでしょう。

なお、返済は毎月1万円、2万円など定額です。借入金額によって返済額が変わりますので借入先の銀行に確認しておきましょう。

カードローンによっては利息だけ払い続けて毎月の返済がないカードローンもありますので、注意が必要です。

事業性ローン

事業に使う資金を融資してもらう場合は、事業性ローンに該当します。
起業する人以外は関係ありませんので、覚えておく必要はありません。

ただし、よく間違われるのが、借家にするためのローンを組む場合です。
この場合は住宅ローンではなく事業性ローンになります。住宅ローンは「借入人がそこに住むことが条件」になりますので注意が必要です。

銀行と消費者金融のカードローンの違い

銀行と消費者金融のカードローンでは5つの点に違いがあります。

ここでは5つの点について解説をしていきます。

金利

銀行ローンは消費者金融に比べて金利が低いです。

その理由として、銀行は「お客さんから預けられた預金を融資に回せる」のに対し、消費者金融は預金業務がなく「銀行から借入したお金を消費者に貸付している」ため金利が高いです。

銀行ローンの金利は0.5%程度~14.0%なのに対し、消費者金融は4.5%~18.0%程度の金利設定となっています。低金利で借入をしたい場合は銀行から借入をするようにしましょう。

利用限度額

車や教育資金程度なら消費者金融でも対応が可能ですが、利用目的が決まっているのであれば、銀行でローンを組むほうが金利を抑えることができます。

銀行は様々なローンがあり、定型の住宅ローンでも1億円まで借入することが可能です。
消費者金融は大手のアコムやアイフルでも800万円程度が上限となっています。

即日融資ができるかどうか

銀行ローンは利用限度額や金利では有利でも、即日融資ができません。

銀行ローンでは「銀行審査」と「保証会社審査」が行われて、一日で全てを終える事ができないためです。

それに対し消費者金融では即日融資可能な場合が多く、今すぐにお金を借りたい場合は消費者金融でお金を借りる方がいいでしょう。

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審査のスピード

大手消費者金融では審査結果が最短30分で出たりと銀行では不可能なスピード審査を可能にしています。

高精度のスコアリングシステムがあり、審査申込と同時に借入が可能か判断することが可能だからです。

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目的別のローンに分かれているかどうか

銀行ローンは目的別にローンが分かれていますが、消費者金融では利用目的が定まっていない場合が多いです。

借入する時にいろいろなことに利用したい場合は、消費者金融で融資を組むか、銀行カードローンなどを検討する事をおすすめします。

銀行と消費者金融を比較

銀行 消費者金融
金利 低い 高い
利用限度額 大きい 小さい
即日融資ができるかどうか 不可能 可能
審査のスピード 最短翌日 最短即日
目的別のローンに分かれているかどうか 分かれている 分かれていない

お金を借りる際に行われるローン審査

銀行でローンを組む人は、ローン審査に通らないとお金を借りる事ができません。

銀行に限らず消費者金融でも同様で、お金を借りる際には少なからず審査があります。

審査が行われるかを知っておくことで、お金を借りることに対する不安が解消されますので、参考にしてみて下さい。

年収

審査でまず一番初めに確認されるのが、収入があるかどうかです。

銀行、消費者金融ともに融資の申込条件として「安定した収入があること」としています。毎月安定して給与もしくは事業収入がなければ審査に通りません。

安定した収入とは、毎月5万円程度の収入があることが最低ラインだと考えていて問題ないでしょう。

個人信用情報

年収の次に重要になるのが、個人信用情報に基づく審査です。

個人信用情報審査では「他社借入」「延滞の有無」「借入先」「債務整理の有無」などが確認されます。一般的に延滞中や債務整理中であれば審査には通りません。
他社借入が多い場合も審査に通りませんので注意が必要です。

ただし、現在借入をしていても、きちんと返済をしていれば逆に審査が有利になりますのでそこまで不安になる必要はありません。

総量規制

総量規制とは、消費者金融などの貸金業者に関係した規制であり「借入総額が年収の3分の1以下に収まるようにしなければならない規制」の事です。

仮に、年収が300万円の場合、借入総額は100万円を超えない範囲となります。
すでに100万円借りている場合は新たな審査に通りません。他社借入は審査時の申告および個人信用情報によって判断されます。お金を借りようとしている人は、この総量規制の範囲に収まるように借入希望額を設定しておくことが望ましいです。

なお、銀行は総量規制の対象ではないため、年収の3分の1を超えた借入が可能です。

勤続年数

勤続年数は最低でも1年程度合った方が審査に有利になります。
給与所得者であれば、就職したばかりでも審査に通る可能性がありますが、個人事業主の場合は確定申告をしていなければ一般的に審査に通らないため、注意が必要です。

いずれにしても最低1年以上の勤続年数があるに越したことはありません。

その他

その外にも以下の項目が審査を左右します。

・職業
・勤務形態
・家族構成
・持ち家の有無
・勤務先(従業員数・資本金など)

お金を借りる際に必要な書類

銀行でお金を借りるのに必要な書類を紹介します。

本人確認書類

いずれのローンを申し込むにしても、本人確認書類は必ず提出を求められます。本人確認書類は運転免許証をはじめ以下のいずれかを用意して下さい。

一点で確認が取れる書類
  • 運転免許証
  • 運転経歴証明書
  • 特別永住者証明書、在留カード
  • マイナンバーカード
  • パスポート
  • 各種福祉手帳
  • 身体障碍者手帳
  • 住民基本台帳カード

【確認に二点以上必要な書類】
・健康保険証
・住民票
・公共料金の領収書
・印鑑証明
・戸籍謄本
・国税、地方税の領収書 など

なお、銀行によっては本人確認書類として認められない場合もありますので、事前に確認しておくことが望ましいです。

収入確認書類

銀行でカードローンなどを組む場合は必要ないことも多いですが、借入金額が大きくなると必ず求められるので事前に準備しておくと良いでしょう。

  • ・源泉徴収票
  • ・所得証明書
  • ・給与明細
  • ・確定申告書
  • ・納税証明書
  • ・年金通知書 他

目的別ローンで必要な書類

住宅ローンや、車、教育ローンなどで必要になる書類を紹介します。

住宅ローン

・見積書
・売買契約書
・重要事項説明書
・建築確認済書
・建築確認申請書
・登記簿謄本
・公図
・地積測量図
・建物図面
・間取図
・印鑑証明書
・住民票
・通帳の写しなど返済履歴の証明(他行からの借換の場合)
・その他銀行が求める書類

車両ローン

・見積書
・契約書
・その他銀行が求める書類

教育ローン

・見積書
・合格通知書
・在学証明書
・学生証
・その他銀行が求める書類

申込から融資を受けるまでの流れ

申込から融資を受けるまでの流れを紹介します。

  1. 申し込み
  2. まずは銀行に赴いて融資の申込をして下さい。一番初めは、仮審査の申込書に記入をします。その申告内容に基づいて銀行が審査を行います。

    この段階では、銀行印(住宅ローンの場合は実印)と、本人確認書類、収入確認書類を持参しておくとスムーズに申込ができます。

    なお、現在ではネットで申込できる銀行も増えてきているので、一度ホームページなどを確認してみると良いでしょう。

  3. 審査
  4. 申込が完了したら、申告内容に基づいて審査が行われます。審査は仮審査と本審査の二回行われ、それぞれ審査する項目が違います。

  5. 仮審査
  6. 仮審査では、年収や個人信用情報に基づいた審査が行われます。一般的に仮審査が通ればほとんどの場合融資を受けられます。

  7. 本審査
  8. 本審査では、本人確認書類や年収確認書類、その他提出を求められた書類の精査が行われます。
    ここで申告した内容と実際の年収などが違った場合虚偽の申告をしたとして審査に落ちますので注意が必要です。

  9. 在籍確認
  10. 本審査が終わったら在籍確認が行われます。在籍確認は基本的に職場への電話連絡によって行われます。
    銀行ローンはほとんど在籍確認が行われますので、土日で職場そのものが開いていない場合などは審査に時間がかかりますので注意が必要です。

  11. 契約
  12. 審査と在籍確認が終われば実際に契約となります。融資金額や金利、借入期間などを最終確認して問題がなければ契約書に記名押印し契約となります。

    契約時に実際資金が振り込まれる日(実行日)が決められ、その日に資金が通帳に入り、融資が完了します。


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