生命保険の種類 - お金の参考書

葬儀(費用)保険はいわゆる生命保険とは何が違うのか?

葬儀(費用)保険は、その名前からイメージされる商品とは異なる性格のものもあります。目的にそぐわない保険を選んでしまうことのないよう、加入前にはよく商品内容を確認したほうがよいでしょう。

葬儀(費用)保険の実態は、少額短期保険や傷害保険なので、葬儀費用に充当されることが多い生命保険(死亡保険)とは違うようにも見えます。ただし少額短期保険の場合は、実際には死亡保険としくみがよく似ています。

高齢者にも入りやすいとは思いますが、本当に葬儀費用を賄う目的にかなうかは、想定している葬儀の規模にもよるため、注意が必要です。

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ミニ保険で保険料を節約!ピンポイントで保障を持てる「少額短期保険」とは?

ポイント

生命保険や損害保険は当然ながら、十分な「保険加入者」がいないことには保険商品として成立しません。
加入者が少ないと、さまざまなコストが必要となるため、必然的に保険料も高くなってしまいます。

  • 既往歴があるなど、既存の生命保険に加入できない人(保険料が高くなる人)
  • 登山で遭難した時のための山岳費用保険(レスキュー保険)
  • 犬や猫へのペット保険

今、これら「オリジナル性の高い保険」として、ミニ保険が誕生し、大きな注目を浴びています。ミニ保険のなかには生命保険分野のものも損害保険の分野のものもあり、既存の保険会社もミニ保険に進出しています。
まずはミニ保険の特徴を確認してみましょう。

ミニ保険は既存の生命保険と何が違うの?

疑問

既存の生命保険などと比べて、ミニ保険の特徴をまとめると、以下のような特徴があります。

  • 保険料がリーズナブルに設定されている
  • 1人の保険金額に上限が定められている
  • 保険の加入条件が比較的易しめ
  • 広くリスクを保障するよりは、ピンポイントで特定の保障に特化している
  • ミニ保険会社を設立するのに、1,000万円の資本金で可能
    (既存の保険会社は10億円の資本金が必要)

ミニ保険は少額で短期間の保険、別名を「少額短期保険」といいます。
日常生活のなかで広い不安感に対するよりは、「ペットのワンちゃんが病気になったときに備えたい」という特定の需要に対してミニ保険の商品が発売されています。

さまざまな理由により既存の保険商品の高い保険料がネックとなって加入できない人、医療保険や終身保険「までは」必要ないものの、お守り的な位置づけで保険に加入したい人のニーズを補完しています。

急拡大するミニ保険市場

現在、ミニ保険の市場は急拡大しています。
保険業法の改正により、ミニ保険の設立が可能になったのは2006年。
運営会社は登録制です(生命保険会社は国の認可が必要)。

2014年のミニ保険会社の数は82社と5年前に比べて2割強を増加しています。
市場規模といえる収入保険料も、5割増しの640億円台と右肩上がりで急伸しています。

ミニ保険の特徴は、保険会社だけではなく様々な異業種会社からの新規参入が続いていること。
百貨店やクッキングスタジオ、建設会社などが本業のノウハウを活かし、ミニ保険運営会社を設立、世の中のニーズを捉え急拡大しています。

異業種の急拡大を目にした生命保険会社が「後追い」でミニ保険市場に参入し、結果的に市場の拡大とミニ保険の認知度底上げを実現しました。

ミニ保険に加入するときの注意点

注意

ミニ保険ですが、加入者保護の観点から注意点があります。

(1)保険契約者保護機構の対象外

生命保険会社や損害保険会社の加入する保険契約者保護機構は、万が一保険会社が破綻したときに、契約者を守る制度です。

破綻した保険会社に加入していた契約者は、一部保険金の減額がある(可能性が高い)ものの、保険契約自体は守られます。

一方でミニ保険会社の保険は保護機構に加入していないため、あらかじめ破綻の可能性を認識したうえでミニ保険に加入する必要があります。

(2)各種保険関係の所得控除の対象外

生命保険や損害保険の保険料は、一定の条件下で所得控除となりますが、ミニ保険の保険料は控除の対象外です。

(3)生保の補償額が最大300万円以内、損保は最大1,000万円以内

生命保険分野のミニ保険の補償額は最大300万円と、単体でライフプランの補償とするには心もとないもの。保険金も1-2年と短いのが特徴です。
保険契約者のなかには補償額を把握せずに、保険に加入しているから大丈夫、という認識をしている人もいるため、これがミニ保険の加入のみだととても危険です。

保険料の問題もありますが、理想としては格安の医療保険と、家計の負担にならない終身保険を申込む一方、保険料を抑え目にして補償を手厚くしたい場合に、医療系のミニ保険を上乗せするとよいでしょう。

一方で、登山時の遭難補償であるレスキュー保険や、コンサートのチケットを紛失したときのためのチケットガード保険は、「趣味を充実するための」保険です。
趣味にかける金銭的価値は人それぞれによって大きく異なるため、ニッチな市場を上手く捉えたミニ保険に適合していたと考えられます。
今後もこのような「趣味への保険」は、いっそう拡大していくことが予想されています。

自分にあったミニ保険はどうやって選ぶといいか

選び方

趣味に対する保険のように、「その世界で唯一の保険」だと選択肢がないため問題ないのですが、たとえば病歴のある人が加入できる「引受緩和型保険」だと各社からさまざまな保険が発売されています。
これらのラインナップのなかから、自分にあったミニ保険はどのようにして選ぶとよいのでしょうか。

それは各社の商品で微妙に異なる「保障内容」「保険料」「独自性」を並べて比較し、自分にあったミニ保険に加入することです。

ミニ保険はカタログやパンフレットを取り寄せなくとも、インターネットのホームページで十分な情報提供がされている場合も多く、すぐに比較することが可能です。
加入検討者に対するカスタマーサービスも充実しているため、不明点があれば問い合わせるようにしましょう。
補償額が低いとはいえ、万が一の際に保険に加入していないときと比べるとミニ保険の補償はとても心強いものです。

オリジナリティあふれるミニ保険ラインナップ!

ここからは、独自性のあるミニ保険の商品を見ていきましょう。

(1)パーツケア(トライアングル少額短期保障株式会社)

自動車保険で対象外となることが多い、「事故以外の愛車の故障」について対象とする保険です。
自動車は近所への運転限定で、高い(自動車)保険料を支払う余裕がないご家庭にお勧め。
保険料は排気量(区分4種類)、年式(5区分)、走行距離(4区分)から算出されます。

<保険金>200万円(1年間)
<保険料>5800円(年払い)
※排気量660c超-2000ccまで、走行距離5万km超-7万km以内、年式4年超-6年以内

また、補償範囲を特定の部品に限定した「パーツケアライト」もあり、最高200万円を補償します。

(2)MIKATA(プリベント少額短期保険株式会社)

弁護士を必要とする日常生活のトラブル(不法行為、売買や雇用等の契約その他トラブル)の早期解決のため、弁護士への相談費用(限度額10万円/年)と、弁護士にトラブル解決を依頼したときの費用(限度額300万円/事件)が支払われます。
依頼を以って補償範囲が発生するのではなく、受任前の相談から補償してくれるのがポイントです。

<保険金>年間支払限度額500万円(被保険者1人あたり通算1,000万円程度)
<保険料>2,980円

付帯サービスとして、弁護士にリアルタイムで相談できる無料の直通ダイヤルや、弁護士紹介サービス(保険金支払い対象の場合)が設置されています。

(3)賃貸住宅管理費用保険(アイアル少額短期保障株式会社)

被保険者(賃貸オーナーまたは管理会社)の物件内で、孤独死や自殺、犯罪死が発生した場合の家賃保証保険、現状回復費用、事故見舞金をパッケージにした商品。

<保険金>原状回復費用保険金 100万円を限度とする実費
    事故見舞金は定額
<保険料>1戸室あたり月額300円、一時払い3,600円(1戸室あたりの保険料×入居数の戸室数)

まとめ

いま話題のミニ保険についてまとめました。
何年も前から「こんな保険あったらな」と言われていた分野に進出したミニ保険は、年を追うごとに市場を拡大しています。
今後も更なる発展が見込まれるため、新しいニーズを掴んだ、新商品は更に豊富になっていくでしょう。
ミニ保険を活用して保険料を抑えた、賢い使い方をしたいですね。

このコラムの執筆者

工藤 崇
株式会社FP-MYS代表取締役社長兼CEO

ファイナンシャルプランニング(FP)を通じて、Fintech領域のリテラシーを上げたいとお考えの個人、FP領域を活用して、Fintechビジネスを開始、発展させたいとする法人のアドバイザーやプロダクトの受注を請け負っている。Fintechベンチャー集積拠点Finolab(フィノラボ)入居企業。FP関連の執筆実績多数。東京都千代田区丸の内。

生命保険を活用!住宅ローンは団信なしで節約できる

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住宅購入をする場合には、住宅ローンの返済途中に万が一のことがあった場合のことを考えてしまいますね。そんなときに備えて団信(団体信用生命保険)です。
しかし実は、団信なしの住宅ローンと生命保険の組み合わせの方が節約につながるのを知っていましたか?
今回は、住宅ローンを上手に契約するための基礎知識をお伝えします。

も く じ

団信も時代にあわせて変化が起きています

住宅ローンといえば、団信に同時に加入することが多いですね。
そうじゃな。最近では、同じ団信でもいろんな保障がつけられるものも出てきたんじゃ。

住宅ローンを組む時に加入をすすめられることが多い「団信」。
この団信は、時代とともに変化してきています。

ネット銀行も住宅ローンを提供しています

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最近では、ネット銀行も住宅ローンに力を入れるようになってきました。
例えば、通常の金融機関の住宅ローンでは保証料がかかりますが、住宅金融支援機構が民間の金融機関と提携して提供しているフラット35では保証料が無料です。さらに、ソニー銀行やイオン銀行なども、保証料無料を打ち出してきています。
ネット銀行系では事務手数料も安く設定されていることが多いですが、保証料と同じく事務手数料も金融機関ごとに異なります。どこでローンを組むかはしっかりと比較検討するようにしましょう。

団信につけられる特約も充実してきています

「お父さんが働きに出て、お母さんは家事と子育て」。
だから、団信でお父さんに万が一のことがあった場合の住宅ローン返済に備える。
これはもう、今となっては昔のお話です。

共働き世帯が当たり前となった今では、夫婦で家を買い、ローンを組み、返済するというスタイルが普通になってきました。そこで、フラット35では、「デュエット(夫婦連生団信)」という特約が作られています。
この特約を付けると、夫婦での連帯債務として扱われ、夫婦のどちらかに万が一のことがあった場合には団信の保険金で全額返済できるようになります。ただし、デュエットは、通常の団信にかかる特約保険料の約1.56倍の保険料が必要になります。

他にも、医療保障を特約としてつけられる団信も出てきました。
イオン銀行が提供している住宅ローンでは、「8疾病保障付住宅ローン」というものがあります。これは「がんと診断されたとき」や「脳卒中や急性心筋梗塞で所定の状態が60日以上継続したとき」などに、住宅ローン残高が0円になるという疾病保障特約です。
ただ、その特約を付けるには、特約保険料として「金利が0.3%上乗せ」となります。

ローンの返済を少なくするためにおすすめの方法

では、万が一に備えるには住宅ローンの団信を手厚くすればいいんですか?
そうとは限らんのじゃ。住宅ローンの返済額や万が一のことがあった後のことを考えると、団信よりも保険の方がいいこともあるんじゃ。

借り換えでの負担を軽くする方法

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ローンの返済額を抑えるための方法として真っ先に思いつくのが、「ローンの借り換え」です。
超低金利の今、高金利の時に借りた住宅ローンは借り換えるだけで毎月の負担を抑えることができます。
ただ、注意しておかなければならないことが2点あります。
ひとつは、「借り換えには手数料がかかる」ことです。これまでの住宅ローンの繰り上げ返済と、借り換える住宅ローンの保証料と事務手数料が必要になります。その費用を支払っても総返済額が軽減されるかどうかをしっかりと確認しておくようにしましょう。
もうひとつは、「団信は再度加入しなおしになる」ことです。つまり、借り換え審査だけでなく、保険の審査もあるということです。はじめに住宅ローンを組んだ時に比べて、年齢が上がり健康状態も変わっています。そのため、場合によっては団信への加入を断られてしまうかもしれません。加入条件を緩和したタイプの「ワイド団信」を取り扱っている銀行もありますが、その分だけローン金利(実質的には保険料)が高くなってしまうので、ローンの負担があまり減らなくなってしまいます。

生命保険を活用した方法

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住宅ローンに団信をつけ加えて万が一に備えることもできますが、「収入保障保険」を活用すれば、トータルでの支出額を抑えることができます。そこで、団信に頼らず「収入保障保険」を活用して、保障とローンを分けて考えることをおすすめします。
収入保障保険は、被保険者が死亡したまたは高度障害状態になった場合などに、所定の保険金を毎月受け取ることができるようになっています。ここで、団信と収入保障保険の特徴を比べてみましょう。

団信 収入保障保険
保障額 住宅ローン残高の
一括返済をする
満期までの期間
所定の保険金を受け取る
保険料 住宅ローン残高の
一定割合(0.3%程度)
定額
特徴 どちらも保障金額は徐々に減っていく
保険料は全員同じ 健康状態によって割引がある

このように、「保障金額が徐々に減っていく」点では同じ特徴を持っています。しかし、団信よりも収入保障保険の方が、保険料の負担が少なくなります。
なぜなら、団信での保険料は住宅ローン残高に応じて決まるため、はじめは高く、だんだん少なくなっていくのに対し、収入保障保険ははじめから一定額だからです。さらに、健康状態によって割引が受けられれば、その分だけさらに保険料の負担が少なくなる可能性があります。

この特徴から、まだ健康な若いうちに住宅ローンを組む場合は、「団信を使わない場合」もあわせて比較するようにしましょう。同程度の保障内容でも、保険料の総額を数十万円減ることもあります。

下記に、簡単な例で金額の比較もしてみましょう。
30歳の男性が、フラット35で、2,000万円を返済期間35年(固定金利0.93%)で住宅ローンを組んだとします。その場合の毎月の返済額は56,000円程度です。比較する収入保障保険はチューリッヒ生命のもので「非喫煙優良体型で毎月6万円受け取れるもの」として試算しました。
※変動金利の方が金利は低くなりますが、超低金利状態のため、固定金利を選択しています
※住宅ローンについては、団信特約料以外に、その他諸費用もかかります

団信 収入保障保険
保障額 住宅ローン残高の
一括返済
満期までの期間
毎月10万円の受け取り
保険料 住宅ローン残高に連動 2,172円
総支払保険料 1,277,100円 912,240円
差額 364,860円

なんと、35万円を超える差が出ました!

ただ、民間銀行独自の住宅ローンでは団信への加入が契約の条件になっていることもあります。フラット35は団信を付けるかどうかはローン契約者が決められるため、「フラット35の団信なし+収入保障保険」での死亡保障を検討しましょう。銀行と保険会社の両方に見積もりを取らなければならないので手間はかかりますが、それ以上のメリットがあるでしょう。
実際の差額がどれくらいになるかは、どの金融機関・保険会社で、どの住宅ローン・保険を活用するかで変わってきます。くわしくは、銀行・保険会社・専門家に相談してください。

まとめ

  • フラット35でローンを組んだ場合、保証料は無料である。
  • 住宅ローンを組む時は、保証料だけでなく事務手数料も比較しよう。
  • 団信は特約を付けられるが、特約保険料がかかる点に注意。
  • 団信の代わりに収入保障保険を活用して節約ができる。
収入保障保険を使うとこんなに変わるんですね! こんな使い方があるなんて、知りませんでした!
人生で一番の買い物の住宅だから、無駄な支出をカットできれば、その金額も多いんじゃよ。

誰でも加入できる無選択型生命保険で気を付けるべきポイント

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生命保険も今や様々な種類の商品が発売されています。
その中でも最近注目を集めているのが、だれでも無条件で加入できる、無選択型生命保険です。
しかし、「持病があるから普通の保険は無理だろう」とあきらめて初めから無選択型生命保険に加入してしまうのはもったいないかもしれません!
今回は、無選択型生命保険の特徴と加入前に注意しておくべきことについてまとめました。

も く じ

無選択型保険の特徴を知ろう

博士。『無選択型生命保険』というものがあると聞いたんですが、いったいどんな保険なんですか?
「無選択型生命保険は保険料がとても高いが、告知も審査もなく、誰でも加入できる生命保険なんじゃ。

無選択型生命保険のメリットは、加入する際の告知や審査が不要である点です。
つまり、どんな健康状態であっても加入することができる保険ということになります。
これだけを聞くと、とてもいい保険のようにも見えますが、デメリットについてもよく知っておきましょう。

保険料がかなり割高になる

死亡リスクが高い人でも加入できるため、保険料が高めに設定されています。詳しくは、後で一般的な生命保険と比較します。
終身払いで加入した場合には、総支払保険料が死亡保険金を上回ってしまう可能性が高くなる点に注意しましょう(※)。
※一般的な生命保険での可能性との比較

自由な保険設計ができない

一般的な生命保険には入院や三大疾病などに備える特約をつけることができ、それぞれのライフステージに応じたカスタマイズをすることができます。
しかし、無選択型生命保険の場合は、付加できる特約はほとんどありません。

死亡保障額はあまり大きくすることができない

自由がきかないのは保険設計だけではありません。保険金額についても制約があります。選択できる保険金額のパターンが少なく、数百万円程度の保険金までしか加入できません。

加入後一定期間は保険金が支払われない

無選択型生命保険では、病気死亡の場合、死亡日が加入後2年以内だと死亡保険金が支払われません(※)。ただし、その場合は「加入していた期間に支払った保険料」が給付(返還)されます。
これは、余命が短いと診断された人が加入することで加入者間に不平等が起きないようにするためです。つまり、2年以上経過してからしか保険として機能しないということなので、注意が必要です。
※不慮の事故や所定の感染症などの災害死亡と認定される場合には保険金が支払われます。

その他、解約返戻金がとても少ない、契約者配当金がない、といった特徴もあります。

無選択型に加入する前に通常の保険に申し込んでみよう

無選択型生命保険はいろいろと制約があるんですね。
そうなんじゃ。だから、まずは通常の保険に加入できるかを試しておくべきじゃな。

上記のように、無選択型生命保険は、誰でも加入することができる代わりに制約が多いというデメリットがあります。そこで、まずは通常の生命保険に加入できないかチャレンジしてみることをおすすめします。
「持病があるから無選択型を検討しているのに、通常の生命保険になんて加入できるはずがない」と思うかもしれません。しかし、持病があっても、場合によっては通常の生命保険に加入することができることもあるのです。

部位不担保で加入できないかを検討

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通常の生命保険に加入できない理由は健康上の理由があるからだと思われます。けれども、持病があるから絶対に加入できないというわけではありません。「持病や既往症に関係する死亡などの場合には保険金はなし」という条件付きでなら、加入することができる場合があります。これを「特定部位の不担保」と言います。
これなら持病などでの保障はありませんが、通常の生命保険の保険料で、貯蓄性が高く、いろいろな特約をつけたりすることもできるようになります。

ちなみに、どの程度の健康状態なら加入できるかという基準は公表されていません。そして、その基準は保険会社によって異なっています。なので、1つの生命保険で加入を断られたとしても、別の保険会社なら受け入れてくれる場合もあるので、いくつか申し込んでみることをおすすめします。
また、その際は、きっちりと包み隠さず、詳しく健康状態を告知するようにしましょう。「持病の状態をしっかりと把握している人は、できる範囲で健康に気をつかっている人だ」と前向きに評価してくれる場合があります。

次に引受基準緩和型保険を検討しましょう

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部位不担保で通常の生命保険に加入できなかった場合は、次に、「引受基準緩和型保険」への加入を検討しましょう。
引受基準緩和型保険は、通常の保険と無選択型との中間にあたる保険です。誰でも加入できるわけではないのですが、加入条件が一般の生命保険に比べると甘く設定されています。
多くの場合、3~4つ程度の告知項目があり、「最近○か月以内に、入院・手術などをすすめられたことがある」「過去○年以内に、入院をしたことがある」といった健康告知内容をチェックし、すべて「いいえ」であれば加入することができます。
ただし、支払削減期間があり、契約日から1年以内に死亡した場合には、死亡保険金が半分になってしまいます。とはいえ、無選択型よりは割安な保険料で加入することができ、保険金の額も大きく設定することができるため、無選択型に加入する前に検討するほうがいいでしょう。特約はほとんどつけることができません。

引受基準緩和型保険は、持病や既往症があっても、ここ最近は症状が安定している人向けと言えます。通常の生命保険よりもやや保険料は割高ですが、無選択型よりは割安になるので、無選択型よりも先にこちらを検討するようにしましょう。

通常の生命保険と保険料・保障内容を比較してみましょう

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では最後に、無選択型生命保険を通常の生命保険・引受基準緩和型保険と比較してみましょう。
条件は、男性で、加入年齢40歳・死亡保険金300万円・保険料は終身払込(※)としています。
※通常の生命保険の場合、「一定年齢での払済」にする方が有利ですが、比較のため、払込方法を終身としています。

【通常】
オリックス生命
「RISE」
【引受基準緩和型】
オリックス生命
「新RISE Support」
【無選択型】
損保ジャパン
「新・誰でも終身」
死亡保険金 300万円
保険料 4,947円 6,474円 8,640円
保険料が
保険金を上回るまで
50年 39年 29年
その他 重い介護状態になったときには、保険金前払い 特約はリビングニーズ特約のみ 特約なし


このように比較すると、無選択型とそれ以外のものとで保険料が大きく差があることが分かります。保障内容も含めて、これだけの差が出てしまうため、無選択型生命保険は「最後の選択」にするべきだと言えます。

まとめ

  • 無選択型生命保険は誰でも加入できる代わりにデメリットも大きい
  • まずは部位不担保で通常の保険に加入できないか申し込んでみよう
  • 無選択型生命保険に申し込む前に加入条件の少ない引受基準緩和型保険を検討してみよう
  • 無選択型生命保険に申し込む際は、保険金と保険料のバランスを確認しよう

なるほど。持病があるからといって、すぐに無選択型を検討しないといけないわけではないんですね。
うむ。まずは部位不担保、次に引受基準緩和型。最後に無選択型と段階を踏むのが大切なんじゃよ。

県民共済は本当にお得?あなたに合っているのは生命保険かもしれません!

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少ない掛け金で安心の保障が得られると言われている都道府県民共済。
保険に詳しい人の中にも、これらの共済をお勧めする人がかなり多いのは事実です。

ですが、あなたはその中身をキチンと理解して加入していますか?
そして、共済と一般の生命保険をキチンと比較検討しましたか?

キチンと情報を得ないままになんとなく加入して掛け金を払い続けていると、自分が必要としている保障を受けられないかもしれません。

今回は、民間保険との保障内容からメリットとデメリットまで、県民共済を徹底的に解剖してみようと思います!

も く じ

県民共済を民間保険と比べてみよう

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まず、保障内容と保険料とについて、県民共済と民間保険とを比較してみましょう。
都道府県民共済と一口で言っても、その都道府県によって保障内容や募集年齢には多少のばらつきがあります。

ですので、今回は県民共済の一例として神奈川県民共済を挙げて、保障内容を見てみましょう。

県民共済の保障内容と保険料はどうなっているの?

県民共済活き生き2000(神奈川県民共済)共済掛金月額:2000円

申込可能年齢 満18~59歳 満60~64歳 満65~69歳 満70~74歳 満75歳
保障期間 18~60歳 60~65歳 65~70歳 70~75歳 75~80歳
病気入院日額 5000円 3000円 1500円 1500円 1500円
事故入院日額 5000円 3000円 1500円 1500円 1500円
手術 10・5・2.5万円 6・3・1.5万円 5・2.5・1.25万円 4・2・1万円 6000円
交通事故による通院日額 800円 なし なし なし なし
不慮の事故による障害 160万~6万円 120万円~4.5万円 60万円~2.25万円 52万円~1.95万円 52万円~1.95万円
交通事故による障害 200万~7.5万円 160万円~6万円 80万円~3万円 64万円~2.4万円 64万円~2.4万円
病気による死亡・高度障害 330万円 100万円 60万円 40万円 10万円
不慮の事故による死亡・高度障害 600万円 500万円 75万円 65万円 65万円
交通事故による死亡・高度障害 600万円 500万円 100万円 80万円 80万円
先進医療給付金 300万円限度 200万円限度 150万円限度 100万円限度 100万円限度

あれ?民間保険の保険料に当たる共済掛金の方が定額で、保障の厚さの方が年齢によって異なるんですね。
民間保険だと、保険金の方が一定で、年齢によって保険料が異なるのに…。
そうじゃの。そこが県民共済と民間保険の一番の違いと言っても良いじゃろ。
そしてさらに、上の表の一番左の年齢層に注目じゃ。
18歳~60歳という大きな年齢層で、掛金も保障の厚さも同じになっておるんじゃの。
これを踏まえて、民間保険と比較してみようかの。

民間保険で県民共済と同等の保障を得ようとすると、保険料はいくらになる?

県民共済の保障と保険料を確認したところで、民間保険の商品と比較してみたいと思います。
オリックス生命の2つの保険で上の神奈川県民共済とほぼ同等の保障を得ようとすると、保険料はいくらになるのでしょうか?

【終身医療保険】オリックス生命「新キュア」/入院給付金日額5000円
【定期保険】オリックス生命「ファインセーブ」:保険金額600万円、保険期間60歳満了

契約年齢 20歳 35歳 50歳
月額保険料 2289円 3551円 6441円
新キュア 入院給付金日額 5000円
手術給付金 入院中10万円・外来2.5万円
先進医療給付金 通算2000万円限度
ファインセーブ 死亡保険金 600万円

契約年齢が20歳でも月額保険料は2289円と、神奈川県民共済よりも高額になりましたね!
そして、契約のタイミングが遅くなればなるほど、月額保険料は高額になっていきます!
病気による死亡共済金や先進医療給付金が少ないという泣き所はありますが…。
博士、やはり総合的に見て県民共済の方がお得なのではないでしょうか?
早とちりしてはいかんぞ!
確かに、60歳までの期間だけを見ると、県民共済に分があると言ってよかろう。
じゃが、ほんとうに保障が必要になるのは高齢になってからじゃ。
若い時期に県民共済にだけ加入していると、後々どうなるんかの?

県民共済の保障は、後々どんどん薄くなっていく!

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リーズナブルな掛金で保障が得られる県民共済ですが、共済掛金が少ない分、年齢を重ねていくと保障がどんどん薄くなっていくという特徴があります。

例えば神奈川県民共済の入院保障の場合、60歳までは入院給付金日額5000円が支払われますが、60歳以降は日額3000円、65歳以降は日額1500円と、どんどん金額が減少していくのです。

定年退職をして老後の年金生活に入り、医療にかかる機会も増加するのが60歳代です。
その時期に保障が現役時代の3分の1以下になってしまうと、熟年入院に十分な対応ができません。
これは大きなデメリットだと言えるでしょう。

また、民間保険は終身保障タイプが一般的で、途中解約しない限り加入時の条件が契約期間中ずっと続きます。
例えば先ほどのオリックス生命の終身医療保険「新キュア」は、20歳で加入すると月払保険料が1222円になります。
20歳で加入した人は、60歳になっても80歳になっても、月額1222円という保険料は生涯変わりません。

一方、県民共済ではそうはいきません。
20歳で加入しても保険期間は60歳までですので、60歳以降は次の年齢層として加入し直すことになります。
県民共済に加入し続けようとした場合、60歳・65歳・70歳・75歳と計4回の保障のランクダウンを経験し、80歳になってしまうと更新できず無保障になってしまうのです。
(神奈川県民共済の最高保険年齢は80歳だが、他の都道府県民共済では85歳までとしているところが多い)

それゆえ、若年期だけの保障を手軽に得たいというのであれば県民共済は向いていますが、将来に渡って保障を設計していくのであれば、「新キュア」のような民間生命保険会社が販売する終身医療保険に加入したほうが良いでしょう。

県民共済と民間保険のメリット・デメリットについて考える

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それでは、上記のことも含めて、県民共済のメリット・デメリットを、民間保険との比較の中で考えてみましょう。

県民共済のメリットは手軽さにあり

県民共済のメリットはここまでで解説した通り、少額の共済掛金でお手軽に様々な保障が得られるというところです。
なぜそのようなことが可能になるのかというと、共済というものがそもそも組合員(県民共済の場合は県民)の相互扶助のための非営利事業であるからです。
非営利事業のため、民間の生命保険会社のように利益を上乗せした経費を保険料に含ませるということがなく、その分毎月の掛け金が少額になるのです。
また、非営利事業ですので、剰余金が生じた場合には割戻金として年度末に還付が受けられます。

意外に無視できない、県民共済のデメリットを確認

保障がリーズナブルな掛金で手軽に得られる県民共済ですが、いくつかのデメリットを持っています。
もし以下のデメリットが気になるようでしたら、県民共済ではなく民間保険を選んだ方が良いでしょう。

  • 保障内容の選択肢が少ない
  • これは、パンフレットやホームページからでも読み取ることができます。
    民間保険では様々な特約を付けたり外したりして保障をカスタマイズすることができますが、県民共済では「総合保障」といって、入院保障や死亡保障、通院保障までパッケージされて募集されています。
    そのため、それぞれの保障額を別々に増減させるということはできません。

    これらのサービスを必要とするのであれば、民間保険を選択したほうが良いでしょう。

  • 責任準備金制度がない
  • 民間生命保険会社は、将来の保険金支払いのために、一定のお金をプールしています。
    これを「責任準備金」と呼びます。
    責任準備金の積み立ては、保険業法に基づいて、金融庁の監督の下で厳格に行われているのですが、県民共済は保険業法の適用外です。
    ですから、共済金支払い事案が大量発生するなどのときに十分な対応がとれるかどうかは、民間保険に比べて不透明だと言わざるを得ません。

  • 破綻したときのセーフティネットがない
  • 民間生命保険会社が破たんしたときには、生命保険契約者保護機構によって加入者の保険料は一定量保障されます。
    ですが、このような仕組みは県民共済にはありません。

保障のバリエーションがなかったりセーフティネットが不十分だったり、それを聞くと県民共済になんだかとても小規模なイメージを持ってしまいますね。
うむ。じゃからこそ、県民共済を保障を設計する主軸に置くのはおすすめできんの。
民間保険を第一に設計して、若い時期に保障を手厚くするなどの目的で、第二第三の保障として県民共済を選ぶという方法もあるぞい。

まとめ

  • 県民共済は、現役時代だけを見るとリーズナブルな掛金で保障が得られる。
  • 高齢になると県民共済の保障額は減っていくので、将来設計には向かない。
  • 県民共済は加入者同士の助け合いである相互扶助の考えから成り立っているため、民間保険よりも割安である。
  • 県民共済は民間保険に比べて保障のバリエーションの自由度が低く、セーフティネットも十分ではない。

う~ん。安いから使い道はあると思うんですけどね、県民共済。
だけど、第二第三の保険として選択するとなると、考えることが多くなって混乱してしまいます。
うむ。それなら悩まず、たくさんの情報をもっている専門家に相談してみてはどうかの。
ファイナンシャルプランナーが相談員となっている保険無料相談所なんかじゃと、複数の保険会社の商品を組み合わせたプランを提案してくれるぞい。

病歴のある人の生命保険加入で気を付けるべきポイント

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一般的に生命保険を契約する際に、健康状態や過去の病歴を告知して審査が行われます。
やはり病気にかかった経歴があると加入が不利になる傾向がありますが、病気にかかったからこそ保険の必要性を感じますよね?

あまり知られていないですが、病歴があっても内容によっては通常の生命保険に加入することができたり条件付きで加入することができます。

病歴があるから…と初めから加入をあきらめず、少しでも手厚く保障をつけられる方法について解説したいと思います。

も く じ


やはり病歴があると生命保険の加入は不利なのか

博士。病歴がある人は生命保険に加入するのは難しいんでしょうか?
それは否定できんな。しかし、ちゃんと手順を踏めば加入できる場合もあるんじゃよ。

健康な人と比べると、病歴のある人はどうしても生命保険の加入は不利になってしまいます。
これは、全ての加入者を平等に扱うためなので仕方ありません。

生命保険に加入する際、告知欄に書かれた「過去○年以内に入院・通院をした経験がある」といった質問に答える告知書を提出しなければなりません。この時、以前にかかった病気が完治していたとしても、入院歴や通院歴があるならば、「入院・通院経験がある」と答えなければなりません。

こういった告知内容をもとに、保険会社があなたを保険に加入させてもいいかを判断しています。告知した健康状態が基準に満たなければ、死亡リスクが高いと判断されて保険に加入できないため、病歴のある人は生命保険に加入しにくくなってしまうのです。

しかし、だからといって、病歴を隠して加入しようとするのはやめておきましょう。ウソの告知をしていたことがわかってしまうと告知義務違反とみなされ、保険金の支払いを拒否されたり、場合によっては契約を解除(※)されたりしてしまうかもしれないからです。
※契約解除の場合、支払い済みの保険料は返却されません。

告知義務違反を疑われると徹底的な調査が行われます

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生命保険に特約で付けた入院給付金などを請求するとき、医師の診断書を一緒に提出します。
そこで過去の病歴から告知義務違反だったことが発覚するケースがよくあります。

また、診断書からはわからなくても、告知義務違反が疑われるケースでは、保険会社が調査をします。
告知義務違反での契約解除ができる責任開始日(※)から2年以内の請求の場合は、その可能性があれば徹底的に調査をするようです。
保険会社間で過去の病歴を共有するようなことはしていないので、すぐに調査できるというわけではありません。
けれども、健康保険の利用履歴から、過去に受診した病院に問い合わせるなどして、告知義務違反があったかどうかを調査することも可能です。

※責任開始日は告知日のことではありません。契約日とほぼ同じで、「申込」・「告知と審査」・「第1回保険料の払込」のすべてが完了した日を指します。

結局のところ、病歴を隠して生命保険に加入しても、告知義務違反が発覚するリスクを考えると、そのメリットはないでしょう。しかし、だからといって生命保険の加入をあきらめる必要はありません。
次に、いくつかの病気を例にして説明をします。

精神疾患、糖尿病、喘息…でも検討できる保険があります

病歴があっても生命保険に加入できる場合があるんですか!?
きっちり告知して部位不担保で契約したり、引受基準緩和型の保険に加入したりすることができるんじゃよ。

病歴があっても生命保険に加入できる場合があります。
ここで、精神疾患、糖尿病、喘息を例にとって、どうすれば加入できる可能性があるのかをまとめました。

  • 精神疾患の場合

パニック障害やうつ病といった精神疾患の病歴がある場合、不安定な精神状態から生活習慣病にかかるリスクが高いほか、自殺のリスクが高くなります。そのため、生命保険の加入を断られやすくなってしまいます。
しかし、同じ精神疾患でもその症状はさまざまです。
そこで、医師の診断書等で「症状が軽度で、精神状態も比較的安定していること」を伝えられれば、加入できる可能性が上がるでしょう。

  • 糖尿病の場合

糖尿病患者は高血糖状態が継続し、その結果、抵抗力が弱まってしまいます。つまり、感染症にかかりやすくなり、合併症の危険が高い病気です。だから、生命保険の加入を断られるケースが多くなります。
糖尿病であっても、詳細に告知することで生命保険に加入できる場合があります。合併症がないことがわかる健康診断結果や現在の治療内容と血糖値が良好であることを示すデータを提出するようにしましょう。

  • 喘息の場合

喘息は、症状が抑えられている時でも、突然の発作で重症化したりする可能性があるため、生命保険への加入が難しくなります。
しかし、喘息が軽症であることを告知すれば、加入できる可能性がアップします。きちんと治療していることを証明でき、発作で入院した経験がないのであれば、保険会社の印象もよくなるでしょう。

こういったことをきっちりと告知すれば、病歴がある人でも生命保険に加入できる可能性があります。ただ、加入できるかどうかの基準は保険会社によって異なるため、実際に加入できるかどうかは何とも言えません。
しかし、「既往症に関することについては保障しない」とする部位不担保という条件付きで加入できるかもしれません。ただし、通常の場合よりも保険料が高くなってしまう点には注意が必要です。

引受基準緩和型保険という選択肢も

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上で書いた「部位不担保」では、保険に加入できたとしても、一番心配な既往症による死亡や入院の保障がないのが心配だという人も多いでしょう。
そんな人には、「引受基準緩和型保険」がおすすめです。
これは、保険に加入できるかどうかの告知内容の基準が引き下げられたタイプの保険です。保険料は高くなってしまいますが、通常の保険に部位不担保で加入した場合には保障されない既往症に対する保障も受けることができます。これなら、これまでの病歴の分まで備えておくことができます。

引受基準緩和型保険の一例としてオリックス生命の終身保険「新RISE Support」を紹介します。
この保険では、告知事項が次の4つだけになっています。

①最近3か月以内に、医師から入院、手術、検査のいずれかをすすめられたことがありますか。または、現在入院中ですか。

②最近3か月以内に、がんまたは上皮内新生物・慢性肝炎・肝硬変で、医師の診察、検査、治療、投薬のいずれかを受けたことがありますか。

③過去2年以内に、病気やけがで入院をしたこと、または手術を受けたことがありますか。

④過去5年以内に、がんまたは上皮内新生物で入院をしたこと、または手術を受けたことがありますか

この4つの質問全てに「いいえ」であれば、原則、加入条件を満たしていると判断されます(ただし、職業等によっては加入できない場合もあります)。

40歳男性の場合、保険金額が300万円であれば、持病がない場合に加入できる終身保険「RISE」での月額保険料は5,106円(終身払)です。一方、「新RISE Support」での月額保険料は6,687円(終身払)です。

確かに割高ではありますが、既往症まで保障してくれるのであれば、部位不担保で加入するよりもメリットがあるのではないでしょうか。

まとめ

  • 保険は加入者を平等に扱うため、病歴があると不利になる
  • 嘘の告知をすると告知義務違反になり保険金が受取れないことがある
  • 精神疾患、糖尿病、喘息でも部位不担保で一般の保険に加入できる可能性がある
  • 病歴がある方には、告知事項の少ない「引受基準緩和型保険」がおすすめ

病歴があっても、いろんな保険の入り方があるんですね!
そうじゃな。病歴のある人にも加入できる保険がある、いい時代になったのぉ。