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【兄弟で加入する学資保険】商品の選び方や受取方のポイント

2015.01.13

子どもが2人以上いる方が疑問に思う、「兄弟がいる場合はどうやって学資保険に加入するべき?」ということについて考えていきたいと思います。

同じ保険会社に同額の満期保険金で加入する、というのも管理面では便利です。

しかし、せっかく兄弟で加入するのであれば少し工夫をしてみてはいかがでしょうか?

保険会社は同じほうがいいの?

学資保険に兄弟で加入する場合、保険会社を同じにするかどうかは好みによります。

学資保険自体が「教育のためにお金を積立てる」、という性質なので、商品や保険会社によって大きな差があるわけではないためです。

では、兄弟で同じ商品に加入するメリット、別の会社の商品に加入するメリットをそれぞれ見てみましょう。

兄弟で同じ学資保険に加入するメリット

兄弟割引が適応できる

学資保険の保険料で兄弟割引を設けている商品にフコク生命「みらいのつばさ」があります。

フコク生命の学資保険「みらいのつばさ」では、子の兄弟姉妹を被保険者とする、契約者が同一の学資保険がある場合、満期保険金額10万円につき、月10円の保険料割引が適用されます(月払のとき)。

実際にシュミレーションしてみます。
フコク生命「みらいのつばさ」/J(ジャンプ)型/受取総額200万円
保険料払込期間12年、契約者:父(30歳)

  月額保険料 返戻率
長男:0歳で加入 14,354円 105.5%
次男:0歳で加入 14,254円 106.2%

J型は大学入学前の11月に大学入学祝金として100万円、22歳の保険満了時に100万円を受け取るコースです。

満期保険金額が100万円ですので、月額100円の割引が適応されます。

払込総額にすると14,400円もお得です。

兄弟割引が適用され、保険料が割り引かれれば、その分返戻率がアップしますね。

同じ保険会社で契約すると管理しやすい

同じ保険会社で契約した場合、連絡や手続きが一つの会社で済むため管理しやすくなります。

保険会社によっては祝い金のタイミングや支払方法など細かいところが異なりますので、管理が煩わしいという方には同じ商品を契約するのがおすすめです。

兄弟で別の学資保険に加入するメリット

契約者を分けてリスクを分散

一人目は父親、二人目は母親の名義で学資保険を契約することにより、両親のどちらかが万が一の事態になった時のリスクを分散することができます。

また、女性の方が死亡年齢が高いため、同じ保障内容の保険であっても母親を契約者にした方が保険料が安く、返戻率が高くなる、というメリットもあります。

会社を分けてリスクを分散できる

子どもの将来のために積立てていたのに、保険会社が倒産してしまった、ということも起きるかもしれません。

異なる会社で積み立てることによって、倒産リスクの分散ができます。

保険料改定や金利変動に対応して商品を選ぶことができる

一人目の子の時よりも二人目の子を出産した時に良い商品が発売されている可能性があります。

学資保険はよく返戻率や保険料の改定が行われる商品なので、一人目の子の時に契約した商品よりも条件が良いものがあれば無理に同じ保険を契約する必要はないでしょう。

学資保険の保険料と返戻率をチェック

学資保険も含まれる、いわゆる貯蓄型保険は、低金利の影響を受けて返戻率が下がってきています。

それでも、定期預金より利率のよい商品はあります。

毎月自分で計画的に積み立てることが難しい人は、学資保険で教育費を積立てていくとよいでしょう。

現在おすすめと言われている学資保険を比べてみます。
契約者:父親(30歳)/子どもの加入年齢0歳
受取り総額 200万円

  返戻率 プラン 払込期間
みらいのつばさ

フコク生命

101.9% J型 17歳まで
学資保険スクエア

ソニー生命

110.3% Ⅲ型 18歳まで
こども共済

JR共済

104.7% 大学プラン 18歳まで

返戻率だけで見ると、ソニー生命の「学資保険スクエア」が圧倒的に高い数字を誇っています。

学資保険は単純な積立ての機能だけではなく、子供や親に万一のことがあった場合の保障もつけられる商品がありますので、ニーズに合わせた商品を探してみましょう。

末っ子の満期保険金を多めに設定、が積立てに有効

例えば上の子の満期保険金を200万円とした場合であれば、下の子の満期保険金は300万円にする、というように、下の子の満期保険金を上の子よりも大きく設定します。

2人目が学校に通いだすと、上の子だけのときにくらべ、家計は厳しくなっていくためです。

教育関係費が家計に占める割合がそれまでより大きくなるので、貯蓄にまわす分を減らさざるをえなくなったりします。

「2人分の教育費で家計が圧迫されるのがわかっているのに、下の子に大きな保険に入るのはおかしいのでは?」と思われるかもしれませんが、学資保険は貯蓄目的で加入するものです。

積み立てた分は将来、保険を途中で解約しないかぎり、払い込んだ保険料より増えて戻ってきます。

給料から学資保険2件分の保険料を別枠でとっておいた残りで家計をやりくりすることで、いざというときに祝い金や満期金で助けられることになるのです。

ですから先々のことを見越して、下の子には上の子よりも少し大きな学資保険に加入してでも、口座引落しによる強制的な積立をしておくという方法が有効なのです。

万一18歳まで2人分の保険料を払い続けるのが苦しくなりそうな場合には、どちらかの払込済年齢を10歳にして、比較的教育費がかからない時期に、保険料の支払を終わらせておく方法もあります。

学資保険における祝金受取のコツ

学資保険には、加入者の希望によって祝い金の受取パターンがいろいろ用意されています。

兄弟で同じ受取パターンを選択してもよいのですが、兄弟の年齢差をみて、複数の受取パターンを組合わせて加入する方法もあります。

例えば2歳差の2人兄弟のケースで、
上の子:0歳で加入。17歳満期の学資保険、満期保険金200万円
17歳まで祝い金支払なし
下の子:0歳で加入。22歳満期の学資保険、満期保険金300万円
3、6、12、15、18、20歳時に祝い金受取あり
という商品にそれぞれ加入したとします。
下の子の学資保険でお祝い金の出る歳に上の子が何年生かを見ると、

上の子 年長 小2 中2 高2 大2
下の子 3歳 年長 小6 中3 高3

表の中で色をつけた歳に受け取れる祝い金は、上の子の次の入学準備にも使えます。

そのときの家計の状況によって、どちらの子の入学準備に使うか選べるので、このように小刻みに祝い金の出るタイプを組合わせて加入しておくのと便利なのです。

この考え方の応用で、例えば3人兄弟のケースで3人とも学資保険に入らなくても、1人のお子さんの学資保険分をほかのお子さんの学資金に充てることができたりします。

保険会社を分けると保険の管理が大変になるというデメリットがありますが、信頼できるファイナンシャルプランナーを見つけることで解決できると思います。

質の高いファイナンシャルプランナーに出会うには、無料保険相談サービスの利用もおすすめ。

自分ひとりでやるにはかなり手間がかかる、複数社の学資保険の比較も手伝ってもらえるし、加入手続きも無料で代行してもらえます!


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