学資保険を賢く選ぶ - お金の参考書

FPが教える【後悔しない学資保険の選び方】5つのアドバイス

学資保険

皆さん、こんにちは、ファイナンシャルプランナーの藤と申します。

今回は、「注意すべき学資保険の入り方」についてです。
皆様の中には、今まで保険とは関わってこなかったけれど、出産を機に保険のことについて調べ始めた方もいらっしゃると思います。
「保険はこれから」という方に知っておいていただきたい重要なことをお伝えいたします。

続きを読む

学資保険の特約は不必要!?保険料をムダにしない学資保険の選び方とは

436f267637787619b422438cc2c0ae44_s


学資保険には色々と特約を付けられる商品がありますが、どの特約が必要でどれが不要なのか、悩んでしまいますよね。今回は、学資保険に付加できる特約が本当に必要なのかどうかについて考えてみます。
まず第一におさえておきたいのは、学資保険は基本的に教育資金の貯蓄のための保険ということ。特約を付けた分だけ貯蓄性は減少してしまうので、付ける特約は最小限にしましょう。

学資保険の特約

そもそも、学資保険に付加できる特約にはどのようなものがあるのでしょうか?
また、その特約を付加することによって、解約返戻金の保険料払込総額に対する割合(つまり、どれだけお金が増えるか)である返戻率はどれだけ下がるのでしょうか?
生命保険会社ごとに付加できる特約は違いますが、代表的なものを例に挙げてチェックしてみたいと思います。

※契約者は保険を契約する親、被保険者は学資を用意する対象の子どもです。
各表は <契約者(親):30歳男性・被保険者(子ども):0歳、被保険者が18歳のときに300万円の満期金(満期保険金)を受け取るプラン> として計算しています。

医療特約

被保険者(子ども)がけがや病気などになったときに、その程度に応じて保険金が支払われる特約です。
たとえばかんぽ生命の『はじめのかんぽ』には、医療特約『その日から』を付加することができ、子どもがけがや病気で入院したときに入院給付金、手術したときに手術給付金、長期入院になったときに一時金が支払われます。
特約を付けた場合と付けない場合の月額保険料と返戻率は以下の通り。

特約なし 特約あり
月額保険料 13380円 14160円 780円
返戻率 103.8% 98.4% 5.4%

災害特約と傷害特約

災害特約は不慮の事故で被保険者(子ども)が傷害を受けたときに、傷害の程度に応じて保険金が支払われる特約です。
傷害特約は災害保険をより拡大したもので、被保険者が不慮の事故や伝染病で死亡や高度傷害の状態になったときに保険金が支払われます。
上記のようにかんぽ生命の『はじめのかんぽ』には医療特約『その日から』を付加できますが、その上にさらに『災害特約』を付けることもできます。
返戻率は上記『その日から』を付加した98.4%をさらに下回ることになります。

育英年金特約

保険料払込期間中に契約者(親)に万一のことがあったときに、その時点から年金が受け取れる特約で、家族の大黒柱に先立たれたときの生活費を保障できます。第一生命の『こども応援団』は、契約者が死亡した場合だけでなく、がんや脳卒中、心筋梗塞になったときにも年金が支給されます。

特約なし 特約あり
月額保険料 13289円 14455円 1166円
返戻率 104.5% 96.1% 8.4%

保険料払込免除特約

保険料払込期間中に契約者(親)に万一のことがあったときに、その時点から保険料の払い込みをせずに済む特約です。子どもが大学入学の時には満額の満期保険金が支払われます。
第一生命は、この特約が付いていないプランを『Mickey』、ついているプランを『こども応援団』という商品で販売しています。『こども応援団』では被保険者が死亡した場合の他、がんや脳卒中、心筋梗塞になると保険料の払い込みが免除されます。

特約なし 特約あり
月額保険料 12971円 13289円 318円
返戻率 107.1% 104.5% 2.6%

医療、災害、傷害の3つの特約が不要な理由

以上、5つの特約を挙げてきましたが、実は「医療、災害、傷害」の3つの特約は学資保険に付加する必要はきわめて少ないと考えられます。その理由をまとめてみました。

子どもが亡くなっても、経済的には困らない

保護者は、子どもが将来大学に入学するときの教育資金確保のために、学資保険に加入します。なので子どもが死亡してしまったならば大学入学資金は必要ありません。
災害特約と傷害特約では子どもの死亡保障までついています。子どもの死亡は大変悲しい出来事ですが、そのときに保険金が支払われるのは本来の目的からそれていますよね。

子どもに対しては公的医療制度が充実している

大人は医療を受けたときに健康保険で窓口負担額が3割となります。
しかし子どもはそれに加えて、各自治体が設けている「乳幼児医療費助成制度」(小学校入学前)や「義務教育就学児医療費助成制度」(小学校入学後)という様々な制度により窓口負担が無料になるケースが多いのです。
たとえばさいたま市の場合は、親の所得に関係なく子どもが中学校を卒業するまで医療費は無料です。
自治体によって制度は異なるので、一度確認しておきましょう。

学資保険の医療特約は、医療保険に比べて保障内容が薄い

子どもでも、公的医療ではカバーしていない先進医療が必要となることはあります。
そのような事態に備えるのであれば、子どもでも医療保障が必要だという話になりますが、学資保険に付加できる医療特約では、そこまではカバーしていません。
やはり特約は本契約のオマケであって、医療特約の保障内容は、それ自体が目的の商品である医療保険には及ばないのです。
ほんとうに子どもの傷病に備えたいのであれば、医療特約ではなく、しっかりした医療保険を選ぶべきです。

返戻率が元本割れする

かんぽ生命の『はじめのかんぽ』に医療特約を付けると、上記のケースで返戻率が98.4%になり、100%を下回ってしまいました。これは、子どもの学資を用意するため積み立てるつもりで支払った保険料の総額より、学資である満期保険金が少なくなるということです。かんぽ生命以外にも学資保険に医療特約を設定している保険会社は数多くありますが、軒並み返戻率は100%を下回ります。貯蓄性を重視するなら、絶対に付けてはいけない特約です。

育英年金特約も不要

一家の大黒柱に万一のときには、収入が途絶えるために生活費の保障が必要なのは確かです。
でも、この保障額は子どもの育英資金(高校卒業までの学費)だけで考えるのではなく、一家全体の必要生活費に含めて考えた方がよいです。
子どもの親に万が一のことがあった場合は遺族年金や就学援助など、国による社会保障制度が整備されているのです。
育英年金は子どもが18歳に達したら保険金支払いが終わるのが一般的で、その後の生活費の保障はありません。それらを総合的に考えるなら、契約者の死亡した後に年金として毎月数万~十数万円の保険金が支払われるような定期保険を、必要な分だけ検討した方が合理的です。

保険料払込免除特約は検討の価値あり

現在では各生命保険会社の主力商品には、この特約が最初からついています。
保険料払込期間中に契約者に万一のことがあったなら、それ以後の支出はなるべく抑えたいものです。
学歴には子どもの将来がかかっています。どんなことがあっても、学資が保障されているということは、親にとってこの上なく安心ですよね。
また、下でもう一度第一生命の学資保険の返戻率を確認してみましょう。
保険料払込免除特約をつけても返戻率は100%を上回っており、貯蓄性もそれほど損なわれませんよね。

特約なし 特約あり
月額保険料 12971円 13289円 318円
返戻率 107.1% 104.5% 2.6%

貯蓄性を重視するなら

貯蓄性を重視するなら、なるべく特約は付けない方が良いです。
さらに言うなら、諸々の特約をそもそも選択肢として設定していない生命保険会社の方が、高い返戻率の学資保険を販売しています。
アフラックの『みらいのつばさ』の返戻率は10歳払い済みで110.8%、ソニー生命の『学資保険スクエアⅡ型』の返戻率は109.1%+配当となっています。
どちらも保険料払込免除特約がついています。
これまで例に挙げてきた生命保険会社よりも返戻率が高いですよね。
また、貯蓄性にのみ焦点を当てるなら、学資保険ではなく、親の終身保険で学資を準備するという手もあります。
⇒ご参照☆「学資保険代わりに終身保険を使うのは本当に賢い方法なの?」

どの保険を選ぶにしても、学資保険加入の本来の目的を見失わないように気をつけましょうね!

学資保険代わりに終身保険を使うのは本当に賢い方法なの?比較して検証!

この間、姉の学資保険の相談でファイナンシャルプランナーのところに行ったんですが、「学資保険の代わりになるから」って“低解約返戻金型終身保険”という保険を勧められました。

話を聞いてみたら悪くなさそうだったんだけど、本当に低解約返戻金型終身保険の方がメリットが多いのでしょうか?

低解約返戻金型終身保険の解約返戻金を学資に充てるというプランじゃな。
最近、低解約返戻金型終身保険が学資保険代わりに利用されることが多いが、学資保険と終身保険はそもそも目的が全く違う保険じゃ。

今回は、どっちの保険を選ぶべきなのか、自分で判断するヒントになるようなポイントを説明していこうかのう。

低解約返戻金型終身保険ってどういうもの?

そもそも、“低解約返戻金型終身保険”ってなんだかよくわからないんですが・・・。
死亡保険の一種なんですよね?
その通り!まずはこの“低解約返戻金型終身保険”という終身保険(終身死亡保険)について説明していこう。


終身保険は「死亡したときに保険金がもらえる」というだけでなく、いつでも解約ができ、解約したときに「解約返戻金」としていくらかお金がもどってくる保険です。

低解約返戻金型終身保険は保険料の支払期間中に解約した場合、払い戻される解約返戻金額は支払った保険料より少なくなります。その分普通の終身保険に比べて、

●保険料は安く設定されている
●保険料払込が終了してから解約すると、払込んだ以上の金額が解約返戻金として戻ってくる

という特長があるんですね。

この特長を利用して「保険料の払込期間を短く設定し、子どもの教育資金が必要なときに保険を解約し、解約返戻金を学資金に充てる」という方法で学資金の準備をする方が最近増えてきているのです。

低解約返戻金型終身保険が学資保険と同じような使い方ができるのはわかったけど、
学資保険と比べて、具体的にはどんなメリットがあるんですか?
じゃあ具体的なメリットを4つ、紹介していくからの。

低解約返戻金型終身保険を学資保険として利用するメリット

メリット①払込期間終了後、柔軟に使用できる

学資保険は、祝い金や満期保険金が下りる時期が加入時に固定されてしまいますが、低解約返戻金型終身保険はもっと柔軟に活用できます。

低解約返戻金型終身保険は、一般的に子どもが0歳の時に加入した場合、保険料払込期間を18年に設定します。18年後に解約することで解約返戻金を受け取り、子どもが18歳になったときに大学入学費用に充てる、という予定で使われます。

しかし、実際の大学入学時に預貯金で入学金や授業料を賄えるなら、解約返戻金が必要ないので保険を解約しなくてもよくなりますよね。解約せずに保険を継続すると、解約返戻金は徐々に増えるので、そのまま老後資金などとして貯蓄していくことができます。

<返戻率の推移イメージ>

低解約返戻金型終身保険 学資保険
18年後 108.8% 110.1%
20年後 110.5% ×
30年後 119.7% ×


学資保険は18年後の満期に必ずお金が支払われるのですえおきできませんが、低解約返戻金型終身保険は解約返戻金を寝かせておくほどに増えるので、返戻率がグングン上がっていきます。

保険会社によっては、払込期間が満了になったら終身保険から個人年金保険や介護保険に切り替えることができる保険商品もあります。

メリット②契約者(親)への特約が付加できる

学資保険にはほとんどない、契約者(多くの場合父親)への特約をつけることが可能です。特に医療特約などは、医療保険に別途加入するよりもお得なケースも多いです。

特約を付加すると特約保険料が必要なのでその分返戻率は下がってしまいますが、リビング・ニーズ(医師から余命宣告を受けた場合、保険金の一部が生前に受け取れる)特約のように特約保険料無料のものもあります。

メリット③契約者(親)死亡時、より多くの金額が受け取れる

多くの場合親である契約者の死亡時、死亡時点で死亡保険金が支払われ、それ以降の保険料の支払いは必要なくなります。しかも、死亡保険金の方が払込期間満了時に学資にする予定の解約返戻金のよりも金額が大きくなります。

学資保険にも「保険料払込免除特約」はつけられますが、死亡時点で保険金が受け取れるのではなく、満期まで待たなければなりません。
万が一の場合、低解約返戻金型終身保険の方が学資保険で用意できる金額より大きな金額のお金を準備できます。

メリット④子供が生まれる前から加入可能

学資保険は子どもが生まれてから(商品によっては妊娠中から)しか加入できませんが、低解約返戻金型終身保険は子どもができる前から加入できます。
払込期間を18年に設定しておけば、その後いつ子どもが出来ても、大学進学時に加入しておいた終身保険を解約すれば、保険料の払込金額の総額よりも多くのお金を準備できます。

なるほど。低解約返戻金型終身保険の方が良いことだらけに見えてきたけど…逆にデメリットはないんですか?
もちろんあるぞ。2つ紹介していこう。

低解約返戻金型終身保険を学資保険として利用するデメリット

デメリット①払込期間中に解約すると損をする

払込期間満了以前に解約すると、ほとんどの場合、払込保険料の総額よりも解約返戻金の方が少なくなってしまいます。一方、学資保険は加入後数年で解約返戻金がそれまで支払った保険料を上回るので、途中解約が心配な方は学資保険を選んだ方が良いかもしれません。

デメリット②解約返戻金が少ない低解約返戻金型終身保険もある

低解約返戻金型終身保険では一般的に保険料払込期間が終了すると、解約返戻金が払込保険料よりも大きくなりますが、中には保険料払込期間を終了しても総支払保険料よりも解約返戻金が少ない保険商品もあります。
必ず複数の生命保険会社の商品を比較してから加入しましょう。

↓↓ 解約返戻金が大きい有利な終身保険コチラで探せます! ↓↓

2016年版 当サイトが選ぶ! 生命保険ランキング

学資保険と低解約返戻金型終身保険の比較

少しだけ低解約返戻金型終身保険のイメージが湧いてきました!
具体的な商品で学資保険と低解約返戻金型終身保険を比べてみたいのだけど、おすすめの保険はありますか?
じゃあ次に、人気の保険を例にして、30歳男性が「学資保険に加入して18年後に満期学資金を受け取る場合」と「低解約返戻金型終身保険に加入して18年後に解約返戻金を受け取る場合」の比較をしてみるからの。

学資保険はフコク生命の「みらいのつばさ」
低解約返戻金型終身保険はAIG富士生命の「E-終身」で比較します。

みらいのつばさ E-終身
返戻率 110.1% 108.8%
受取総額 200万円 約221万円
契約者死亡時 200万円を子どもが18歳になったときに受け取れる 300万円を契約者の死亡時点で受け取れる
死亡・高度障害以外の保険料払込免除 なし がん・脳卒中・心筋梗塞になった場合、以後の保険料払込免除
(月額225円で付加可能)
付加できる特約 兄弟割引(兄弟で加入すると保険料が割引になる) 災害割増特約、傷害特約など
(災害時に手厚い保障が受けられる)
子どもの年齢制限 0~7歳 年齢制限なし


この2つの保険を比較してみると、

●返戻率は学資保険の方が有利
●低解約返戻金型終身保険は子どもの年齢制限がないのでいつでも加入できる
●低解約返戻金型終身保険は契約者(親)に対する3大疾病特約、傷害特約、災害割増特約など特約が付加できる(特約保険料分、返戻率は下がる)
●契約者(親)に万一のことがあった時に貰えるお金は低解約返戻金型保険の方が多い

という違いがわかります。

低解約返戻金型終身保険の方が「保障」っていう面では充実して見えますね。
でも、一番気になるのはやっぱり返戻率かなぁ~。学資保険の方が返戻率はいいんですねぇ。
そうじゃな、だがさっきメリットで話したように、低解約返戻金型終身保険は18年後に解約せずにおいておけた場合、時間が経てば経つほど解約返戻金が大きくなって、返戻率も上がるのじゃ。

<返戻率の推移イメージ>

低解約返戻金型終身保険 学資保険
18年後 108.8% 110.1%
20年後 110.5% ×
30年後 119.7% ×

18年後に学資金のつもりで用意しておいたお金をすえおいて置けるなら、低解約返戻金型終身保険の方が老後資金にも出来るし、貯蓄性も高いんですね。

でも学資金として使う予定だったお金を据え置くなんて、そんな余裕ができる可能性があるかどうかですね…。
「絶対に解約しない」という自信が持てない場合は、学資金の貯蓄に特化した学資保険の方がよさそうですね。

確かに、解約返戻金をすえおくというのは、一般的な家庭では現実的な話ではないかもしれんな。

大学進学の教育費に集中するなら、学資保険の方が返戻率は有利じゃ。
学資準備は学資保険で集中して行い、死亡保障は別途掛け捨ての20年定期保険などを使って安く確保するほうが、結果的に安くて大きな保障を用意できて安心じゃよ。

学資保険の一括払いって本当に得なの?

a077c1fab68187ac4b751a4fe189f61f_s


生命保険や学資保険(こども保険)の支払方法には、「一括払い」と「一時払い」という方法があります。この2つはその名の通り必要な保険料をまとめて保険加入時に支払う方法ですが、性質がまったく異なるものになります。

どちらも毎月保険料を支払っていくよりもまとめて払う分保険料がお得になりますが、もちろんメリットだけでなくデメリットも存在します。
保険料の安さだけにつられず、デメリットもしっかり踏まえた上で学資保険の支払方法を検討しましょう。

一括払いと一時払いはこんなに違う

すべての保険料を保険契約時に支払ってしまう方法に「一括払い」があり、これは「全期前納払い」とも呼ばれます。保険料を年払いにすると月払いよりも少し保険料がお得になるので、全額一度に支払うと保険料の総額はさらにお得になって利回りも良くなります。

保険料をいっぺんに支払う方法はもう1つ「一時払い」があります。
一括払いと全く同じで祝い金や満期金などの受取方に変わりはありません。
どちらがお得かと言えば、一時払いの方が保険料はグンと安いですが、デメリットもありますので注意が必要です。

名前も似ていてややこしいので、学資保険の場合の一括払いと一時払いの比較をしてみましょう。

保険料はどちらがお得?

〈一括払い〉
月払いや年払いよりは安い
〈一時払い〉
月払いや年払い・一括払いよりも安い。もっとも安い保険料になる

契約者が死亡・高度障害の場合

〈一括払い〉
祝い金や満期金は支払われる
学資保険の保険料払込免除の規定に従い、支払期間の残存期間分の前納した保険料は戻ってくる
〈一時払い〉
祝い金や満期金は支払われる
学資保険の保険料免除の規定は適用されない

途中で解約する場合

〈一括払い〉
解約する時点までの解約返戻金とそれ以降の分の保険料は月割りの合計で還付される
例:解約返戻金50万円+残りの支払い期間分の払込済保険料の合計金額55万円
〈一時払い〉
解約する時点までの解約返戻金のみ支払われる
例:解約返戻金50万円のみ

生命保険料控除

〈一括払い〉
年割にした分の保険料分を保険料払込期間中、毎年生命保険料控除できる
〈一時払い〉
保険料の支払いをした年に限り生命保険料控除できる
(生命保険料控除は控除できる保険料に上限があるのでほとんどの金額が控除できない)

注意点

一括払い・一時払いともに利用できない生命保険会社もある


保険料が安くなれば返戻率(支払保険料総額に対しての保険金受取総額の割合)も高くなりますので、いっけん一時払いが一番得かと思われます。

しかし、一時払いは契約者に万が一のことがあった場合にそれ以後の保険期間分の保険料が払い戻される「保険料払込免除特則(特約)」が適用されないうえ、払込んだ生命保険料に応じて所得税・住民税の負担が軽減される「生命保険料控除」においても不利になります。
これでは学資保険を使って教育資金を準備する意味があまりなくなってしまいますので、一度に保険料を払うのならば「一括払い」にすることをおすすめします。

一括払いにするとどのくらい安くなるの?

では、一括払いにするとどのくらい保険料が安くなるのでしょうか?
人気のソニー生命学資保険「5年ごと利差配当付き学資保険Ⅱ型」18歳満期で試算しました。
この商品は子どもが18歳で満期金の300万円が一度だけおります。
学資年金として大学入学後に毎年学資を受け取るプランより、入学時の一番教育費がかかる時の負担に学資の受取を集中したシンプルなプランです。

■月払いと一括払いの保険料・返戻率比較

月払い 一括払い
保険料総額 約275万円 約237万円
返戻率 109.1% 126.5%
(保険契約者:30歳男性、被保険者:子ども0歳、満期金300万円、学資保険満期:18歳の場合)


月々保険料を支払ったときの満期金と保険料支払総額の差は約25万円ですが、
一括払いの場合の満期金と保険料支払総額の差は約63万円。
結構な差が出ますね。

学資保険における一括払いのメリットは?

まとめると、一括払いには次のようなメリットがあります。

一括払いのメリット

●同じ内容の保障で大きな返戻率が約束される
●途中で解約しても大損の可能性が低い
(数年での解約ならマイナスになりますが、加入して5年以上経過すれば解約返戻金の方が支払保険料を上回ります)
●生命保険料控除も毎年の払い込み期間分が活用できるので、節税効果も期待できる

まとまったお金があるのなら一括払いにするのが有利に見えます。
ですが、一括払いを決断する前に以下のことを知っておいて欲しいと思います。

物価上昇リスクも視野に入れておくこと

上記の試算で見たように、返戻率126.5%というと相当の利回りに感じますね。

しかし、年複利(元本と利息両方に利息を発生させる運用方法)で考えると、237万円を18年後に300万円にするには、1.4%で運用する計算になります。
1.4%というと銀行の普通預金金利よりは良いかもしれませんが、他の金融商品などと比べると残念ながら良い運用とは言えません。

元本割れになるリスクもありますが、一括払いするお金があれば株や投資信託などで運用すればもっと高い利回りで運用できる可能性もあります。
18年後には現在よりも物価が上昇することが考えられますので、安定運用の一括払いの学資保険だけでなく、他の金融商品などと組み合わせて効率良く運用することを考えてみた方が良いでしょう。

【預貯金よりはずっと利回りが良い上、契約者の万が一にも備えられる学資保険】【リスクはあっても利回りの良い投資信託の積立】などとの組み合わせがお勧めです。
無料保険相談などを上手に活用し、一度保険やお金の専門家であるFPに相談してみると良い方法が見つかるはずです。

学資保険をまとめて支払うポイントまとめ

数百万円一度に支払える資金余力があるならば、学資保険の一時払いの保険料の利回りの良さにだけ注目せず、一括払いの学資保険の機能を有効に活用しましょう。
その方が「保険」で学資を準備する点に意義があります。

また、貯蓄性の高い保険商品に加え、それ以外の金融商品での運用や合わせて視野に入れて学資準備を行うことで、物価上昇に負けない学資準備を目指しましょう。

学資保険の平均的な保険料はどのくらい?満期金はどうやって決めればいいの?

学資保険の保険料の相場は?満期金はどうやって決めればいいの?


子供の教育費の準備のために学資保険(こども保険)を考えている方は、いったいいくら位を満期保険金額(満期学資保険金額)で準備すればよいか、また平均的にどれくらいの保険料が相場になるのか疑問に思いませんか?

子供の学資の総額と言われる1000万円のうち、大学教育に必要な金額の半額を学資保険で準備し、残りは貯金で準備すると学資計画はうまくいくと言われています。
以下で詳しくみていきましょう。

ご存じですか?子供の教育費の平均額

まずは具体的には教育費がどれくらいかかるのか確認しておきましょう。
学費の平均的な金額を統計から計算しました。

幼稚園から高校まですべて公立の場合 : 503万8522円

その後大学に進学すると以下のように進路別に費用が異なります。

●国公立大学 511万2千円
(うち入学費用    83万2千円)
●私立大学文系 692万3千円
(   〃     104万3千円)
●私立大学理系 787万5千円
(   〃     109万9千円)

 ※入学時の費用にはすべり止めの学校に納付する入学金や受験料も含まれています。


幼稚園から大学まですべて国公立でも教育費が1000万円を超えてしまいます。
国公立大学に進学するとしても、約83万円の入学費用にプラスして月々約9万円の負担、
私立理系に進学するとなると約110万円の入学費用プラス月々14万円以上の負担になります。

高校卒業後、子供の教育費のおよそ半分が大学生活の4年間で必要になるのです。
多くの家庭にとって、この時期は家計が大変つらい時期になります。

しかもこの数字はあくまで授業料、入学金、受験料などで、遠い大学に入学して一人暮らしするとなると更にその生活費用や家財道具の購入などがかかります。
子供が小さい頃にはなるべく将来の可能性は広く持ってほしいものですよね。
お金がないから進学させないという選択肢にならないよう、子供が小さいうちから計画的な教育資金作りをしていきましょう。

大学費用を利回りの良い学資保険で確実に貯めよう

子供が0歳の時点で上記の教育費を全額貯蓄するのは無理があるうえ、その必要もありません。
小中学校に限って言えば、公立に通わせる限り、日常の家計の中から支出できる範囲の金額だからです。
小中学校の教育費の特徴は給食費など食費に含まれる金額の占める割合が実は多いのが特徴です。
大学進学の準備を高校のうちからしていけるよう、できれば高校まで、日常の家計で支払える費用の範囲の高校を選択しましょう。
たった4年間でそれまでの18年以上の出費が待っています。


この大学4年間の支出は月々の家計から捻出できる額ではありません。
貯金と、貯蓄性のある学資保険の両方で準備をしておきましょう。
貯金に比べ、学資保険は一度加入したら保険料の増減や、見直しをするのが難しい商品です。
追加で加入するという手段も保険会社によってはありますが、学資保険は子供がせいぜい7歳になるまでしか加入できません。

そのうえ、保険料が負担になった時に解約すると、保険契約者に対して払い戻される解約金(解約返戻金)は、ほとんどの場合それまでに払込んだ学資保険料よりも少なくなります。
つまり、途中解約には元本割れのリスクがあるのです。
続けざるをえないが、利回り(元金に対する利息の割合)は貯金より良いというのが学資保険です。
そのためイヤでも将来の学資に向けて高利回りでお金を積立できます。

みんなどれくらい保険にお金を使っているの?

多くの人は学資保険だけでなく、生命保険や医療保険やがん保険など様々な保険に加入しています。

公益財団法人 生命保険文化センターの調査を見ると、生命保険で夫の万が一の死亡保障を第一に考えている次に、夫や妻の入院の保障を考えている様子が伺えます。
また、将来の夫婦の介護や老後資金も保険で準備しているようです。
子供の教育資金はそれらの次にランクインです。
多くの人が教育資金を保険の理由に挙げていることは学資保険にこれだけ多くの人が加入していることに他なりません。

自分が万一の際の準備 男性:45.4% 女性17.0%、配偶者が万一の際の準備 男性:12.2% 女性:29.6%、自分が入院した場合の準備 男性:48.3% 女性:39.4%、配偶者が入院した場合の準備 男性:13.7%、女性:34.7%、自分の介護資金の準備 男性:24.3%、女性:22.3%、配偶者の介護資金の準備 男性:7.4% 女性:15.3%、自分や配偶者の老後資金の準備 男性:23.0%女性:24.0%、自分が就労不能となった場合の準備 男性:14.6% 女性:10.0%、配偶者が就労不能となった場合の準備 男性:3.6% 女性:9.1%、子どもの教育資金の準備 男性:16.8% 女性:20.2%、子ども結婚資金の準備 男性:2.6% 女性:3.2%、自分の結婚資金の準備 男性:2.7% 女性:2.3%、住宅資金の準備 男性:3.0% 女性:3.0%、教養・娯楽資金の準備 男性:4.4% 女性:3.7%、耐久消費財の購入資金の準備 男性:3.0% 女性:2.6%、その他 男性:0.8% 女性:0.7%、経済的準備はしていない 男性:13.7% 女性:10.5%、わからない:男性:1.8% 女性1.4%
〈出典 (公財)生命保険文化センター「生活保障に関する調査/平成25年度」より〉


しかし、家計の中の保険料の支出で、夫婦とも死亡保険や医療保険、がん保険などにも加入した上、個人年金保険や終身保険のような老後対策も保険で準備となると・・・学資保険に割り振れる保険料は限られてきますね。

貯蓄と学資保険の半々で準備するのが黄金比率

では、学資保険に割り振る保険料はどのくらいに設定するのが良いのでしょうか?
実際の試算を見てみましょう。

■学資保険の受取総額と月額保険料の目安
学資保険金受取総額 月額保険料
試算① 約700万円 約3万円
試算② 約350万円 約1万5千円
(契約者:30歳男性 被保険者:0歳 返戻率110%程度の学資保険のケース)


仮に私立大学文系を目指して進学資金を準備するとなると、大学の教育費だけで約700万円が必要になります。
試算①のように、これをすべて学資保険で準備した場合月々約3万円の保険料負担になります。
他の保険にも保険料を支払っているうえに、もし将来年収が減ることがあっても
学資保険はその性質上減額しづらく、この試算では多くの家庭は保険料貧乏になります。


そこで、試算②のように目標金額の半分を学資保険で準備するとします。
すると月々の保険料も約1万5千円と半額になりますし、一般的な学資保険の平均保険料もこの程度の金額と言えます。

なお、今回は返戻率(払込保険料総額に対しての保険金受取総額の割合)が110%と利回りの良い学資保険に加入したものとして試算しています。
学資保険は生命保険会社や加入条件により利回りが変わりますので、必ず複数社の保険商品・プランを比較し、保険料や返戻率を確認した上で加入するようにしましょう。


上記のように多くの人が生命保険や医療保険などに加入しているように、そうした保険の必要性もあるのは確かですが、人生のリスクのすべてを保険では対応できません。
いざというときに本当に必要なのは現金です。
学資保険を利用しつつ貯金もできる、余裕のある保険料を目指しましょう。

また、私立大学文系を学費のモデルとしたのは、国公立大学の学費も10年以上もたてば上昇することを織り込んでいます。
現時点の最低値で試算して準備しても足りなくなる可能性が高いことも、今のうちから意識しておきましょう。

【兄弟で加入する学資保険】ちょっとの工夫が成功のヒケツ

前回の更新では学資保険いつ入る?加入タイミングで差がつくってホント?というテーマで、学資保険加入のベストタイミングについて考えました。
今回は、お子さんが2人以上いらっしゃる方が意外と疑問に思う、「兄弟がいる場合はどうやって学資保険に加入するべき?」ということについて考えていきたいと思います。
同じ保険会社に同額の満期保険金で加入する、ということでももちろんよいのでしょうが、先々を見通して少し工夫をしてみてはいかがでしょうか?
xf3795083699w (1)

末っ子の満期保険金を多めに設定、が意外と有効

例えば上のお子さんの満期保険金を200万円とした場合であれば、下のお子さんの満期保険金は300万円にする、というように、下のお子さんの満期保険金を上のお子さんよりも大きく設定します。
2人目が学校に通いだすと、上の子だけのときにくらべ、当然家計は厳しくなっていきます。
教育関係費が家計に占める割合がそれまでより大きくなるので、貯蓄にまわす分を減らさざるをえなくなったりします。

「2人分の教育費で家計が圧迫されるのがわかっているのに、下の子に大きな保険に入るのはおかしいのでは?」

と思われるかもしれませんが、学資保険は貯蓄目的で加入するものです。
積み立てた分は将来、保険を途中で解約しないかぎり、払い込んだ保険料より増えて戻ってきます。
お給料から学資保険2件分の保険料を別枠でとっておいた残りで家計をやりくりすることで、いざというときに祝い金や満期金で助けられることになるのです。

ですから先々のことを見越して、下の子には上の子よりも少し大きな学資保険に加入してでも、口座引落しによる強制的な積立をしておくという方法が有効なのです。
万一18歳まで2人分の保険料を払い続けるのが苦しくなりそうな場合には、どちらかの払込済年齢を10歳にして、比較的教育費がかからない時期に、保険料の支払を終わらせておく方法もあります。

保険会社は同じほうがいいの?

保険会社のなかには、学資保険の保険料に関して兄弟割引を設けている会社があります。
富国生命の学資保険「みらいのつばさ」では、子の兄弟姉妹を被保険者とする契約者が同一の学資保険がある場合、満期保険金額10万円につき、月10円の保険料割引が適用されます(月払のとき)。
「みらいのつばさ」は数ある学資保険のなかでも返戻率が高い商品です。
兄弟割引が適用され、保険料が割り引かれれば、その分返戻率がさらに上がります。

祝い金受取にもコツがあるんです

学資保険には、加入者の希望によって祝い金の受取パターンがいろいろ用意されています。
兄弟で同じ受取パターンを選択してもよいのですが、兄弟の年齢差をみて、複数の受取パターンを組合わせて加入する方法もあります。
例えば2歳差の2人兄弟のケースで、
上の子:0歳で加入。17歳満期の学資保険、満期保険金200万円
17歳まで祝い金支払なし
下の子:0歳で加入。22歳満期の学資保険、満期保険金300万円
3、6、12、15、18、20歳時に祝い金受取あり
という商品にそれぞれ加入したとします。
下の子の学資保険でお祝い金の出る歳に上の子が何年生かを見ると、

上の子 年長 小2 中2 高2 大2
下の子 3歳 年長 小6 中3 高3

表の中で色をつけた歳に受け取れる祝い金は、上の子の次の入学準備にも使えますよね。
そのときの家計の状況によって、どちらの子の入学準備に使うか選べるので、このように小刻みに祝い金の出るタイプを組合わせて加入しておくのと便利なのです。

この考え方の応用で、例えば3人兄弟のケースで3人とも学資保険に入らなくても、1人のお子さんの学資保険分をほかのお子さんの学資金に充てることができたりします。
保険会社を分けると保険の管理が大変になるというデメリットがありますが、信頼できるファイナンシャルプランナーを見つけることで解決できると思います。

質の高いファイナンシャルプランナーに出会うには、無料保険相談サービスの利用もおすすめ。
自分ひとりでやるにはかなり手間がかかる、複数社の学資保険の比較も手伝ってもらえるし、加入手続きも無料で代行してもらえます!

学資保険いつ入る?加入タイミングで差がつくってホント?

前回は先輩ママに聞く!学資保険入って良かった?ムダだった?というタイトルで、すでに学資保険の返戻金をうけっとった4人の先輩ママさんの体験談をみていきました。
「じゃあ、うちも学資保険加入しようかな!」と思いたったら気になるのは、どのタイミングで加入すべきか、ということ。
今回は、学資保険の加入タイミングについて考えていきましょう!

af9980017652w (1)

何歳で加入するのが一番得なの?

結論からいえば、加入時期としては早いに越したことありません。
教育資金積立の目的であれば、いつまでにいくら貯めるか、どの時期にいくら必要なのかを考えましょう。
仮に18歳で200万円貯めようとした場合、0歳で加入して
200万円 ÷ 18年 ÷ 12ヶ月 ≒ 月1万円
です。スタートが遅くなればそれだけ月々の積立額を増やす必要がでてしまいます。

ちなみに学資保険のなかには、22歳満期など満期を引き延ばして返戻率を高く設定している商品もありますので注意が必要です。
いつ、いくらお金が必要なのかを考えて選ぶ必要があります。
18歳時に祝い金が少ないようなタイプでは大学入学時には役に立ちませんからね^^;

大学に限らず、高校や中学への進学時にはそれなりの入学準備が必要です。
多くの保険会社の学資保険の満期日は、満年齢を迎えた後に訪れる契約応当日とされています。
その子の誕生日は満期日と関係がありません。
契約日の年単位の応当日が満期日となりますのでご注意ください。

たとえば3月生まれの子が5月に加入した場合、18歳で受け取れる祝い金は「満18歳になった年の5月」に支給となるので、2〜3月が支払期限の入学金等を保険金では賄えなくなっていまいます。

大学の場合、AO入試では早い大学だと高校3年の夏休み前から出願、夏休み期間中に入試を実施という学校もあります。
推薦入試でも高校3年の10〜11月に出願、入試となっているようです。
推薦で進学が決まるのは11〜12月ごろで、合格日から2週間以内やそのくらいで入学金を支払わないといけないようです。

満期月が入学金等の支払期限に間に合わない場合でも、学資保険から契約者貸付を受ける方法もあります。
いったん、借りられるだけの貸付を受けて、満期を迎えた後に満期金から貸付金額(と利息)を差し引いた金額を受取るのです。この方法なら、利息を支払う必要はありますが、解約してしまうよりは受取額は多いはず。
満期直前であれば、解約返戻金も元本を超えているケースがあるかもしれません。

保険会社によっては、このような誕生月によって受取金が入学金に間に合わないといった不都合を避けるべく、「17歳受取」とする学資保険を販売しています。
また大学入学後の留学費用の準備などに便利な「20歳」や「22歳」に満期(給付金支払)を設けている学資保険もあります。

例えば、ソニー生命の学資保険の満期パターンは 17歳・18歳・20歳・22歳の4パターンで、給付金支給年齢は、
Ⅰ型では、12歳、15歳、17歳または18歳、20歳、22歳(満期により異なる)
Ⅱ型では、17歳または18歳、20歳または22歳(満期金のみ)
Ⅲ型では、18歳〜22歳まで毎年一定額
です。
アフラックの「夢みるこどもの学資保険」は、22歳が満期で15歳に一時金の給付があります。
フコク生命「みらいのつばさ」ステップ型は、22歳が満期で給付金の支給は3歳、6歳、12歳、15歳、18歳、20歳、22歳と数回に分かれています。

加入を先延ばしにしてるとこんなデメリットも・・・

学資保険には、被保険者である子の年齢によって加入制限が設けられています。
主要保険会社の学資保険について、加入できる年齢の範囲をまとめると次の通りです。

ソニー生命(学資保険スクエア) 0〜3歳/5歳/9歳/11歳/13歳
アフラック(夢みるこどもの学資保険):0〜7歳
フコク生命(学資保険みらいのつばさ):0〜7歳
日本生命(ニッセイ学資保険) :0〜8歳
第一生命(Micky):0〜8歳
住友生命(こどもすくすく保険):0〜9歳
明治安田生命(こどものほけん):0〜6歳
かんぽ生命(新学資保険) :0〜12歳

一般的には小学校低学年までが加入できる目安のようですね。
これ以降になると、加入することができる商品自体がぐっと減ってしまいます。

加入年齢に「0歳〜」とありますが、妊娠中から契約することが可能です。
子どもが0歳と6歳では、6歳のときのほうが契約者(親など)の年齢も高くなっているため、それだけ保険料が高くなります。

実際問題、小学校入学後は塾や習い事や何かとお金がかかりますので、小学校から学資保険に加入すると、保険料負担が家計を圧迫する可能性があります。
ただでさえ出費がかさむのに、小学校で加入すると保険料の積立期間が短くなるので、月々の保険料負担が大きくなってしまいます。
逆に、子どもが小さいうちに保険料を払い終える設計の学資保険もあります。
おすすめなのがアフラックの「夢みるこどもの学資保険」
10歳払い済みで返戻率が高く、学資保険で唯一クレジットカード払いができる保険です。

学資保険の返戻率が高いというのは、満期まで保険料を払い込んだ場合のみです。
中途解約をした場合、払込保険料総額を大きく下回ることが予想されます。
加入の際は、満期まで継続できる保険料水準を慎重に検討しなくてはならないですね。

次回の更新では、2人目、3人目のお子さんの学資保険を考えている方のために、兄弟がいる場合の効果的な学資保険の加入の仕方について見ていきたいと思います。