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クレジットカードの更新時にも審査あり!カードが届かない3つの原因

カード会社によっても異なりますが、クレジットカードは3年~5年程度で更新の時期を迎えます。

特に問題がなければ、更新月の1か月程度前に新しいカードが到着しますが、何らの原因で新しいカードが届かない場合もあります。

原因として考えられるのは、住所変更をしていない、発送が遅れている、更新の際の審査で落ちた、など。
更新の際の審査落ちの理由としては、カードの利用実績がない、信用取引で何らかのトラブル発生、などがあります。

今回は、クレジットカード更新拒否と、その対策について徹底的に解説していきます。

更新されたカードはいつ届くの?

クレジットカードの券面には、カード番号やカード利用者名とともに有効期限が刻印されています。

「02/17」と刻印されていれば、有効期限は「2017年2月」ということです。
「2017年2月を過ぎてしまったら使えるカードがなくなってしまう」と、ドキドキしてしまいますが、そんな心配はいりません。

更新されたカードは1か月前くらいには届く

カード会社によっても異なりますが、有効期限月の1か月くらい前に、新しいカードを本人限定受取郵便などで送ってきます。

2017年2月の有効期限満了月であれば、遅くても2月5日~10日くらいに郵送されるでしょう。

2017年2月までは、新旧どちらのカードを使っても問題ありませんが、紛らわしいので新しいカードが届いたらすぐに裏面にサインをして、古いカードは処分するのが賢明です。

更新のタイミングで解約検討する人も多い

「どうせならばもっと早い時期に新しいカードを送ってくれれば、ハラハラしなくてもいいのに」と思いませんか?

しかし、あまりに早い時期に新しいカードを送らないのには、カード発行会社の事情もあるのです。
実は、カードの更新時期はクレジットカードの見直しをする人が多く、早い段階で発送しても解約されてしまったら、郵送費が無駄になってしまいますよね。

カード解約による料金の無駄を避けるために、あえて更新間際にカードを送付するのです。

ETCカードは別便で届く

クレジットカード、家族カードと紐づけされたETCカードを持っている人も多いと思いますが、クレジットカード更新のタイミングでETCカードも更新されます。

ただし、一緒に届くわけではなく、ETCカードは1週間ほど遅れて到着するのが一般的です。

期限日が来てもカードが届かない3つのケース

まれに、有効期限到達後もカードが届かないケースもありますが、その場合には以下のような可能性が考えられます。

①何らかのトラブルで発送が遅れている

まず考えられるのは、何らかのトラブルでカード発送が遅れている可能性です。
郵便局や宅配業者など運送する側にトラブルがあるかもしれません。

運送業者側のトラブルの可能性が疑われる場合には、カード発行会社に書類の荷物番号を問い合わせて、追跡をしてみるといいでしょう。

また、カード会社が行なっているメールサービスに登録しておくといいでしょう。
ダイナースでは、メールアドレスを登録しておくと新しいカードを発送した旨をお知らせしてくれるサービスがあります。

②住所が変わったのを届け出ていない

次に考えられるのは、住所変更の際に届け出を行なっていない可能性です。

引っ越しで住所変更したのに、カード情報変更の届けをしていないと新しいカードは古い住所に配送されます。

もちろん受け取れないのでカードはクレジット会社に戻され、電話番号も変更したら連絡もつかないため更新が拒否される可能性も否定できません。

初めてのクレジットカードの場合、更新期間は3年~5年のことが多いですが、この間に引っ越しをする可能性も高いです。

引っ越しをしたら、カード会社に住所変更届を出すのも忘れないでください。

③更新の際の審査が通らなかった

そして、最も考えられるのは、更新の際の審査に通らなかった可能性です。

クレジットカードの更新は、利用者が特に手続きをしなくても行なわれることが多いのですが、自動的に更新されるわけではありません。

更新のタイミングで審査を行ない、その結果審査落ちをしてしまう可能性もあるのです。
最も考えられる可能性ですので、以下では更新の際の審査を中心に解説をしていきます。

どのようにして更新の審査をするの?

更新の審査は、利用者からはなかなか分かりません。
そこでここでは、審査の方法、審査のタイミング、審査のコストについて見ていきましょう。

審査方法は「途上与信」

カード会社の審査は、クレジットカードの新規発行時だけではありません。更新時も、「途上与信」(利用者のカードの使い方の定期的なチェック)という形で審査を行ないます。

その際の審査は、「申込内容をもとにした審査」、「社内データとの照合」、「個人信用情報機関への個人情報の開示請求」、そして「在籍確認」といった流れで行われるのが一般的です。

途上与信は「社内データ」「個人信用情報機関」が中心

途上与信では、このうち

・「社内データとの照合」
・「個人信用情報機関への個人情報の開示請求」

が行なわれます。

登録事項に変更がなければ、新規申込時の内容のままですし、勤務先への新たな在籍確認の電話は行われない傾向が高まっています。

個人信用情報機関から開示された情報を見れば、勤務先情報を知ることもできますので、わざわざ職場に電話する意味がないからです。

審査のタイミングは「更新時」「増枠時」がメイン

次に審査のタイミングですが、新規申込時以外の主なタイミングは「更新時」「増枠時」が挙げられます。

更新時の審査はほぼ行われる

更新時の審査は、行われるケースがほとんどです。

利用限度額の増額希望時にも途上与信が行なわれる

新規発行時のクレジットカードは、ショッピング枠やキャッシング枠などの利用可能枠がさほど多くありません。
それでは足りないと感じている方は、極度額の増額をカード会社にお願いすることができます。
増額申請があれば、増額しても大丈夫かの審査が行われます。

キャッシング利用時には「法定途上与信」が行なわれる

一般的な「途上与信」は特に法律で定められたものではなく、あくまでもカード会社の任意で行っているものです。
しかし、中には法律で義務付けられている「法定途上与信」があり、これは必ず行わなければなりません。
法定途上与信とは貸金業法で定められている手続きで、以下の2つの条件に該当すると、カード会社に関係なく毎月行うように決められています。

・月5万円以上のキャッシング利用
・キャッシングによる借入残高が10万円以上

また、「キャッシングによる借入残高が10万円以上」のみ該当する場合も、3か月ごとに途上与信をするように法律で定められています。

頻繁に途上与信を行なうカード会社もある

「更新時」「増額申請時」「法定途上与信」に該当しなくても、頻繁に途上与信を行なっているカード会社もあります。

アメリカンエキスプレスが発行しているカードに関しては、3ヶ月に1回の頻度で途上与信を行なっているとされています。

また、楽天カードも3か月ごとに途上与信が入るとの口コミや記事が多いです。
新規でカンタンに持てる楽天カードは、その分途上与信で審査をしっかりしていると言えます。

途上与信のコストは結構かかる

頻繁に途上与信を行なう会社が多数派ではなく、更新時と増額申請時、法定途上与信のタイミングのみ途上与信を行なう会社は結構あります。

というのも、途上与信には結構なコストがかかるからです。

信用情報機関に開示請求を行なうにも費用が掛かりますし、在籍確認の電話をするにも電話代がかかります。

会員1人当たりの電話代、人件費、郵送費などは微々たるものかもしれませんが、それを前会員に行うと莫大なコストになってしまいます。

審査の結果、更新が拒否される5つのケース

では、途上与信の結果、なぜ更新が拒否されるのでしょうか。

①カード利用実績がない

カード発行会社は、会員に対してそれなりのコストをかけています。郵送代や人件費、電話代などをかけており、そのコストをカード利用による加盟店からの手数料、年会費、リボ払い手数料などで補っているのが実情です。

しかし、年会費無料カードにもかかわらずカード利用額がゼロとなれば、その会員からのカード払いによる収入はありませんので維持費だけがかかり、デメリットでしかありません。

ちなみに「DCカードジザイル」では、カード更新の3か月前くらいの時期に会員に対して、「利用がなければ更新をしない」旨の書面を送っています。

②延滞が多い

3か月以上の返済遅れがあると、個人信用情報機関に異動情報(事故情報)として登録されます。

異動情報を登録された状態を、いわゆる「ブラックリスト入りする」とも呼び、クレジットカードの新規申込はもちろん、更新の審査でもブラック情報は大きなネガティブ情報となり、まず審査通過はありません。

短期間の延滞でも審査落ちの可能性が

3か月以上の延滞をしていなければ、異動情報として登録される可能性はさほど高くありませんが、油断はできません。

1か月程度のカード返済の遅れでも、何度も繰り返しているとカード利用代金未払いの状態が増えてきます。
カード会社には膨大な顧客データベースがあり、それを分析すると「延滞を何回繰り返すと何か月後に未払い状態となる」との傾向が導き出されます。

③他社での滞納や債務整理が信用情報機関のデータにより発覚

クレジットカード会社で特に問題がなくても、他社との取引で何らかの問題がある人は、更新の際に拒否される可能性があります。

個人信用情報会社には、様々な業者との取引記録が掲載されており、他社カードの取引も閲覧できます。

例えば、A社、B社のクレジットカードを持っており、A社のカードが更新になるとしましょう。
A社との取引内容には特に問題がなく、A社のデータベースにも特に問題は見当たりません。
しかし、信用情報を取り寄せたところ、B社の利用状況はよくなく、3か月以上の延滞や債務整理などの金融事故をしているとすれば、A社は「次は自社カードの番かな」と思い、リスクを避けるために事前に更新を拒否するのです。

④職業などの属性が変わり、年収が下がった

新規申込時には、毎月給与をもらっていたが、以下のような場合、カード更新がなされないことがあります。

・辞職して無職になる
・結婚して専業主婦(主夫)になる

以上のケースは、スコアリング上減点対象となりますので、更新を拒否される可能性がありますが、支払いがきちんと行われていれば更新される場合が多いです。

⑤カード会社に迷惑行為をした

まれなケースですが、カード会社に対する迷惑行為も更新拒否の理由として挙げられます。
審査をするのはあくまでも人であり、担当スタッフの心証を害してしまっては、カード支払いをきちんとしておりそのままならば可能な更新も、不可能になってしまいます。

・クレーマー(コールセンターのコストが増大するため)
・ネットによる誹謗中傷

以上のような素行不良行為を行なっていると、更新拒否や利用停止の可能性が高まりますので、迷惑行為は絶対にやめましょう。

更新拒否をされた場合の対処法

では、もし更新拒否をされたらどうすればいいのでしょうか?
まずは、その原因を明確にすることが重要ポイントです。
迷惑行為や延滞、債務整理などは自覚があるので原因はすぐに分かるでしょうが、思い当たる節がない人も多いでしょう。

自身の信用情報をチェックしてみよう

その場合、自分の信用情報をチェックしてみましょう。
カード会社だけでなく、自分でもホームページなどから情報開示請求できます。
日本には、以下のように3社の信用情報機関があります。

信用情報機関 主な登録業者
CIC クレカ会社、銀行
JICC 消費者金融
KSC 銀行、銀行系クレカ会社

複数の信用情報機関に登録しているカード会社も多く、楽天カードやイオンカードはCIC、JICCに登録しています。

持っているクレジットカードが登録している信用情報機関だけでなく、他の取引先が登録している信用情報機関も合わせてチェックしましょう。消費者金融のカードローン取引があればJICC銀行との取引が多い人はKSCの情報請求も忘れないでください。

更新を拒否されても信用情報には記録が残りませんので、更新拒否されてもクレカが作れないわけではありません。

ただし、拒否されるからにはそれなりの理由がありますので、信用情報から原因を突き止めるようにしましょう。
信用情報の主なチェックポイントを、CICの信用情報を例に挙げてみましょう。

項目 何が書かれているか
【クレジット情報】
入金状況 カード会社への返済状況が2年間掲載
割賦販売法の登録内容 ローンやリボ払いの残債
終了状況 貸し倒れ、代位弁済、債務整理などがあるとアウト
【申込情報】
照会日時 いつカードを申し込んだか
申込区分 クレカかローンか
【利用記録】
途上与信を行なったカード会社名の記録

まとめ

もしクレジットカードの更新を拒否された場合、拒否されたカード会社で新規発行を申し込んでも、まず審査には通りません。
他社でクレジットヒストリー(信用履歴、クレヒスとも)を磨きなおすことが重要です。
新規発行がしやすい「アコムマスターカード」「楽天カード」「イオンカード」などの消費者金融、流通系がおすすめです。


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