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クレジットカード審査に落ちるとどんな影響が残るの?

2016.12.08

クレジットカードの審査に落ちると心配なのが、審査結果が今後どこにどのような影響を与えるかということです。

結論から言うと、審査落ちしたとしても6ヶ月間でその記録は消えます。
つまり、6ヶ月間あければその後の影響はありません。

ただし、1度審査落ちしたということは、カードが発行されない何かしらの原因があるということです。
しかもその原因が自分では思い当たらないということもあります。
原因を見つけて改善する方法も紹介しますので、参考にして次回の申込に備えてみてください。

審査に落ちると申込履歴が残る

クレジットカードの審査に申込むと、申込んだという記録がまず残ります。
そして審査に通ってカードが発行されれば成約情報が記録され、審査落ちの場合には申込んだという記録だけが残ります。
つまり、カードの審査落ちは記録として残ってしまうのです。

この記録はどこにあるのかというと、個人信用情報機関にあります。
個人信用情報機関というのは、個人のクレジットヒストリーを一定期間保管しているところです。

クレジットヒストリーというのはカードの利用履歴やローンの支払い状況などのことです。
しかも特定の銀行やカード会社の情報のみではなく、全ての金融機関の情報がまとめて記録されています。

クレジットカード会社はカードの申込みがあると、申込者の情報を個人信用情報機関に照会します。
そしてカードを発行しても良いと判断できるだけの信用力がある人物かどうかを判断するのです。

例えばA社にカードの申込をして審査落ちするとその記録が個人信用情報機関に残ってしまいます。
そしてその後申込したB社にもA社で審査落ちしているということが知られてしまうのです。

他社で審査落ちしている申込者にカードを発行したがる会社はありませんから、この場合ほとんど確実にB社でも審査落ちしてしまいます。

審査落ちの記録は6ヶ月残る

では審査落ちの記録が1度できてしまうと、その後は一生カードを持てないのでしょうか?

そんなことはありません。
なぜなら、審査落ちの記録が保管されるのは6ヶ月間だけだからです。

その期間が過ぎてしまえば記録は自動的に削除されますので、削除後に申し込みしたカード会社に審査落ちの記録が知られることはありません。

そのため、1度審査落ちした場合には、まずは6ヶ月間待つことが大切です。
この期間を待たずに申込をするとほとんど確実に再び審査落ちします。

結果的に多数のカード会社で審査落ちを繰り返すことになってしまいます。
そして繰り返し審査落ちした記録は、自分の信用力を今よりも下げてしまうのです。

ですから、まずは焦らずに待ってください。

申込履歴以外にも記録されているブラック情報

個人信用情報機関に残るのは審査落ちの記録だけではありません。
異動情報と呼ばれる記録にも注意しておかなければいけません。

異動情報というのはブラック情報や事故情報とも呼ばれています。
一般的にはブラックリストと言う言葉で広まっています。
個人信用情報機関に異動情報が記録された状態が、俗に言う「ブラックリスト入り」という状態のことです。

異動情報として記録されているのは、

  • カード料金を支払っていない
  • ローンの返済が滞っている
  • 家賃滞納があり保証会社が支払いをした

という未払いなどの情報です。

異動情報は記録が削除されるまでに5年間かかります。
しかも情報が残っている間はクレジットカードの審査はまず通りません。

カードの審査落ちをした人の中には、気づかないうちに異動情報が記録されていたことが原因だったというケースもあります。
カードの支払いやローンの返済であれば自分でも異動情報があることを意識しているものです。

しかし、携帯電話料金の延滞を繰り返してしまったとか、携帯電話本体の代金の未払い分が残っていたとか、小額の場合には記憶に残っていないということもあります。

最近では小額の異動情報が原因で審査落ちするという事例も増えています。
そこで大切になってくるのが、自分の信用情報を知るということです。

情報開示請求で審査落ちの原因を知る

個人信用情報機関へはカード会社だけでなく個人でも情報開示請求ができます。
情報開示請求は、インターネット・郵便・窓口で行うことができます。

窓口での受付は平日しか行っていませんので、平日は仕事という場合にはインターネットや郵便での情報開示請求を利用すると便利です。

審査落ちしてしまった場合には、情報開示請求をして自分の信用情報を確認してみましょう。
審査落ちの原因はカード会社に聞いても教えてもらえません。
信用情報機関に照会することが、審査落ちの原因を特定する唯一の方法です。

原因が分かれば正しく対処できますので、次回の申込で審査落ちする可能性を低くできます。

個人信用情報機関に情報公開請求をする方法についてはこちら)

もしもケータイ料金の未払いがあった場合には、まずはその未払い分の支払いを完了させましょう。
そしてそこから5年間待ちます。

異動情報の記録は5年間残りますが、それは未払いの状態が解消されたときから5年間です。
そのため、異動情報が記録されていたら、まずはその状態の解消をしてください。

また、いつまで審査落ちの記録や異動情報が保管されているのかが書面で確認できるので、最短でいつからカードの申込をしても大丈夫かが分かるのも大きな利点です。

確認のためにも情報開示請求を上手に活用していきましょう。

記録さえ削除されれば申込への影響はない?

既に触れた通り、個人信用情報機関の審査落ちの記録が削除される6ヶ月間をあければ、その後のカード申込への影響はありません。
審査落ちの記録は6ヶ月経てば消えていってしまうので、個人信用情報機関に照会しても出てこなくなるからです。

そのため、審査落ちした場合には、まずは最低6ヶ月間待つことになります。

また、6ヶ月間は何もせずにじっとしているのではなくて、自分の状況を確認し、審査に悪影響を与える部分を改善していく期間にしましょう。
そうすればカード発行の可能性は高まります。

属性についても見直してみましょう

6ヶ月経ったからといって、そのまま再度申し込みをしても良い結果になることはほとんどありません。

クレジットカードの審査結果は、個人信用情報機関で得られる信用情報と申込書に記載される申込情報を数値化するスコアリングシステムという方法で判断されます。

つまり、審査落ちしたという個人信用情報機関の記録がなくなっただけではカードが発行されるには不十分ということがあるのです。

そこで見直すべきなのが、申込書に書いた内容です。

勤務先や勤続年数・収入・居住年数といった情報は属性と呼ばれます。
もしも属性情報がカード会社の基準に満たない場合、審査落ちの記録がなくなってもカードは発行されません。

属性を高めるためのヒントをまとめます。
どれもやじるしの左側より右側の方が属性が高いと判断されます。
可能な範囲でより高い属性を目指せば、カードが発行されやすくなります。

    • 一人暮らし→実家暮らし

一人暮らしより実家暮らしの方が可処分所得が多くなるので、買い物をしても返済がきちんとできると判断されます。

    • アルバイト→会社員

一定の収入を安定的に得られる会社員は、支払い能力が高いと判断されます。

    • 賃貸→持ち家

持ち家は資産です。資産があればいざというときにはそれを元手に返済が可能なので、属性が高いと判断されます。

良識の範囲で良い方に書くというのもアリ、だけど嘘はダメ

もしもあなたの属性がカード会社の定める申込基準ギリギリのラインにある場合、良識の範囲内で申込内容を良い方に書いてしまうというのも対策の1つです。

例えば勤続年数が1年未満の場合、属性は低めです。
職場に在籍確認の電話がくることもあります。

そこで、勤続10ヶ月程度なら勤続1年と書いてしまうのです。10ヶ月勤めていれば経験や知識の面でも勤続1年と大きな違いはないでしょう。
期間の面でもすぐに1年を迎えます。

ただし悪意のある嘘とみなされるような内容で書くのは絶対にいけません

勤続年数の例で言えば、勤続3ヶ月を勤続1年と書くのは嘘をついていると判断されてしまいます。
期間も働き始めてからの経験も、3ヶ月と1年では差が大きいからです

属性を良くしたいと思った場合でも嘘だけは絶対につかないようにしてください。
嘘がばれると信用力がなくなります。

カードが発行されやすいようにとついた嘘で自分の首を絞めることになるのです。
嘘をつくような申込者にカードを発行する会社はありません。

クレジットカードを持ったことがないなら実績作りをする

30代を越えていてクレジットカードを過去に持ったことがない場合、実績が無いことが原因で審査落ちしているケースがあります。

カード会社側にとって良い利用者とは、カードで買い物をして毎回確実に支払ってくれる人です。
それができる人かどうかは、過去のカードの利用履歴から判断できます。

その大切な判断材料が全く無いのだとしたらどうでしょうか。
良い利用者か悪い利用者か分からない場合、カード会社はリスクを避けて審査落ちにします。

これまでカードを持ったことがなくて審査落ちした場合には、まずは審査が緩めの消費者金融系カードを作って実績作りをすることから始めてみましょう。

ACマスターカードなどは過去にカードを持ったことがない人でも発行してもらいやすいので、実績作りには最適です。
このカードで実績を作れば、銀行系など審査が厳しめの本命カードも発行してもらいやすくなります。

実績作りのためのカードを作ったら、積極的に買い物に使ってください。
そして確実に支払いをしていってください。

すると使って支払うということが毎回できることをカード会社にアピールできます。

くれぐれも注意してもらいたいのは使い過ぎです。
自分で支払いきれないほどの買い物をすると、支払いが滞る原因になります。

滞納や未払いは異動情報として記録されてしまいます。
実績を作ろうとして異動情報を作り、金融事故者になってしまわないようにしましょう。

審査落ちの記録は6ヶ月間でクリアになります

1度クレジットカードの審査に落ちたからといって深刻に考えすぎることはありません。
確かに個人信用情報機関に記録が残ってしまいますが、それも6ヶ月間という短期間のことです。

しかも異動情報などと比較してそれほど重大なネガティブ情報でもありません。
そのため、6ヶ月間が過ぎてしまえば、その後の申込や審査には何の影響もありません。

審査落ちの他に異動情報の記録があれば別ですが、そうでない場合にはしばらく待てば解決します。

審査落ちの根本的な原因が属性にある場合には、申込書の内容を見返して対策を考えてみましょう。
審査落ちしたままの属性で再び申込をするよりも、何かしら改善してから申込をした方が審査に通過しやすくなります。


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