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クレジットカード審査に落ちるとどんな影響が残るの?

クレジットカードは申し込めば誰でも発行できる訳ではありません。

日本クレジット協会のクレジット関連統計資料によると、2017年のクレジットカード審査通過率は約76%でした。

約24%もの人が審査落ちをしてしまい発行できなかったことになります。

このことから、クレジットカードを発行するには必ず審査があるということがわかります。

審査に落ちてしまう人の特徴として、

・一度もクレジットカードを保有したことがない人
・過去になんらかの滞納履歴がある人 
・カード会社独自の審査基準を満たしていない人

が挙げられます。

ここでは、クレジットカード発行の審査落ちをしないために、クレジットカード会社が何を審査しているのか、審査落ちせずにクレジットカードを発行する対策をお伝えします!

クレジットカード審査の流れ

クレジットカード申し込みをすると必ず審査があります。審査の流れは以下の通りです。

クレジットカード審査の流れ
クレジットカード申し込み

申し込み情報をもとに審査

カード会社が個人信用情報機関に確認

在籍確認

カード郵送

受け取り

審査落ちになってしまう人の多くは、「申し込み情報」または「個人信用情報機関」に問題があり、発行を断られてしまいます。

申込書の内容で判断

申し込みの際に記載した情報をもとにスコアリングというシステムを用いて審査が行われます。

多くの場合は自動審査ですが、申込み内容によっては手動でスコアリングが行われるケースもあります。

■スコアリングとは
個人情報に点数をつけていく審査方法で、カード会社が定める基準点を十分に超えている場合は、最短でカードが発行される可能性もあります。

スコアリングの項目としては、年齢・住宅状況・居住年数・家族構成・勤続年数・勤務先・年収・職業・借入額・クレジットヒストリー・配偶者の有無などが挙げられます。

特に、返済能力に直接関わってくる勤続年数・年収・職業・クレジットヒストリーは重視されることが多く、安定した収入があるかどうかが重要です。

スコアリングによる点数付けの方法や合格基準はカード会社によって異なりますが、大まかに以下のようになっています。

属性 点数が低い可能性 高得点の可能性
勤続年数 1年未満 長いほど良い
勤務先 零細企業 大企業・官公庁
収入 100万円以下だと厳しい 600万円以上あると高得点
職業 無職・アルバイト 公務員・医師・弁護士
電話番号 携帯のみ 固定+携帯
借入 返済能力以上の借金 住宅ローン・自動車ローンあり
年齢 20代 60代以上
住宅の状況 賃貸 持家
居住年数 1年未満 長いほど良い
家族構成 一人暮らし 親と同居
婚姻状態 未婚 既婚

インターネット申込者をスコアリング審査すると、10秒程度で審査が完了し、スピード発行を重視するカード会社、申込者と既に他の取引があるカード会社は、自動審査の結果をもって審査を終了して、カード発行をする場合もあります。

スコアリングで判断ができない場合は、担当者による手動のマニュアル審査が行われます。

自動審査より詳細にチェックしていくため、審査に1日ほどかかるケースもあり、本人や職場に確認のための連絡が行われることも多いです。

手動審査で審査通過率アップの可能性も?

インターネットで申し込める環境があるにもかかわらず、あえて申込書を取り寄せて手書きで出す人もいます。

自動審査では当落線上にいそうな人は、給与明細書や源泉徴収票を任意で提出する、どうしてもカードを発行したい思いを一筆したためることで、審査を優位に進められたという噂もあります。

また、スコアリングで十分な点数であるにも関わらず、入力内容に不備がある場合もマニュアル審査が行われることがあり、無意味に審査時間が延びてしまうため、事前によく確認して申し込みましょう。

クレジットカードの審査で重要視される項目3C

クレジットカードの審査基準は、一般的に3Cと呼ばれる基準があります。
3C:「capacity:返済能力」「character:性格」「capital:資産」

では、これらの審査基準について詳しく見ていきましょう。

返済能力

返済能力は、クレジットカードの審査基準の中でも重要視されるものです。

これは、利用者がどのような職業で、どのくらいの勤続年数があるのか、年齢は何歳で、どの程度の収入かふまえ、毎月の支払いができるのかを判断しています。

例えば、収入があまり安定していないフリーターといった人よりも、正社員として勤務している人の方が返済能力は高いとみなされ、審査は通りやすいです。

また、入社1年目といった人よりも、勤続年数が10年以上ある人の方が収入は安定していると判断されるでしょう。

カード会社は、このように利用者の職業や勤続年数などを見て、返済能力があるかどうかを判断しています。

ただ、フリーターで勤続年数が短いからといってカードが作れないわけではありません。

クレジットカードは実に多くの種類があり、年会費の高いカードほど高い返済能力が求められますが、年会費無料といったカードでは、主婦などの収入がない人やフリーターでも審査は通りやすいです。

お金に対しての性格(信頼性)

カード代金の支払日にしっかりと返済ができるかどうか判断をしています。

簡単にいうと「過去に金融事故を起こしていないか」ということです。

例えば、昔クレジットカードを使っていた際に、返済が滞ってしまったり、キャッシングローンの返済がうまくできなかったりすると、信用情報機関に記載されることになります。

過去にこのような金融事故があると、カード会社としてはクレジットカードを発行しても、また返済が滞るのではないかと警戒します。

そのため、信用情報機関に金融事故が掲載されている人は、クレジットカードの審査に通らないこともあるでしょう。

いくら安定した職業の人であっても、過去に金融事故を起こした経験のある人は、返済義務に疑問があるとみなされてしまうのです。

資産

資産は、利用者がどの程度の財産を持っているか判断するものです。

具体的には、住んでいる家は自己名義なのか、家族名義の持ち家なのかを調べたり、クレジットカードの種類によっては貯金額を記入したりすることもあります。

ただ、資産を厳しくチェックしているクレジットカードは、ハイステータスのものが多いです。

例えば、ゴールドやプラチナといったカードの中には、利用限度額に制限がないこともあります。

つまり、カードさえあれば数百万円の物を購入できたりするわけですが、万が一カードを利用中に利用者が失業した場合、返済が滞る可能性があるでしょう。

その際にある程度資産がある人であれば、その資産を売るなりして返済をすることは可能です。

そのため、ステータスの高いカードほど資産の有無を重要視されることがあります。

逆に、それほどステータスが高くないクレジットカード審査の場合、資産に関してはそれほど厳しくチェックはしていないことが多いでしょう。

クレジットカード発行には難易度が存在

クレジットカードの審査は発行元の会社によって難易度が異なります。

難易度は以下の図の通りです。

銀行系<交通系<信販系<流通系<消費者金融系という順番で審査難易度が低いです。

おススメしたいカードの属性

  • フリーターの方、クレカに発行できるか不安がある方

    信販系や流通系、消費者金融系

  • パートの方や専業主婦

    流通系や信販系

クレカに申し込む際は自分の状況で審査にとおる可能性が高いものを選ぶ必要があります。

クレジットカードの中でも銀行系は特に審査難易度が高いと言われており、初めて作るカードとしてはハードルが高く、審査落ちするケースが存在します。

審査難易度が高いカードでは、収入や職歴、生活環境に加えてクレジットヒストリーが重要となるため、年収が高いからといって必ずしも審査に通過するとは限りません。

クレジットヒストリーとは、過去のクレジットカードの利用や申込み、延滞などの信用情報のことで、全ては個人信用情報機関によって登録されており、銀行やカード会社によって共有されることになります。
クレカを長く使い続けて返済遅延などもない良好なクレヒスを持っていれば、質の良い顧客とみなされ、審査難易度が高いカードを手に入れやすくなります。

別のカードをある程度の期間使って良質な信用情報を蓄積してから申し込むことをおすすめします。

学生に限り、多くのクレジットカード会社では、学生向けにお得なクレジットカードを多数発行しているため、最初に銀行系カードを持つことも十分可能です。

社会人になってからでは審査難易度が一気に高まってしまうため、銀行系カードを早いうちから手にしたい場合は、在学中に申し込むと審査落ちのリスクをかなり低く抑えることができます。

審査落ちの記録は6ヶ月残る

クレジットカードの審査に申込むと、申込んだという記録が残ります。

そして審査に通ってカードが発行されれば成約情報が記録され、審査落ちの場合には申込んだという記録だけが残ります。

審査落ちの記録が保管されるのは6ヶ月間です。

その期間が過ぎてしまえば記録は自動的に削除されますので、削除後に申し込みしたカード会社に審査落ちの記録が知られることはありません。

審査落ちの記録はどこにあるのかというと、個人信用情報機関にあります。

しかも特定の銀行やカード会社の情報のみではなく、全ての金融機関の情報がまとめて記録されています。

クレジットカード会社はカードの申込みがあると、申込者の情報を個人信用情報機関に照会します。

そしてカードを発行しても良いと判断できるだけの信用力がある人物かどうかを判断するのです。

異動情報に登録されることを俗に「ブラックリスト入りする」と言い、ブラックリスト入りしている間はもちろんクレジットカードの審査にほぼ通りません。

ただし、異動情報は社内ブラックとは異なり、ある程度の期間が経過すると消滅します。

異動情報の内容や信用情報機関(日本には3社ある)によって、以下のように期間が異なります。

延滞 強制解約 債務整理
延滞解消から1年~5年 発生日から最長5年間 発生日から5年~10年間

申込履歴以外にも記録されているブラック情報

個人信用情報機関に残るのは審査落ちの記録だけではありません。

異動情報と呼ばれる記録にも注意しておかなければいけません。

異動情報というのはブラック情報や事故情報とも呼ばれています。

一般的にはブラックリストと言う言葉で広まっています。

個人信用情報機関に異動情報が記録された状態が、俗に言う「ブラックリスト入り」という状態のことです。

異動情報として記録されているのは、

  • カード料金を支払っていない
  • ローンの返済が滞っている
  • 家賃滞納があり保証会社が支払いをした

という未払いなどの情報です。

異動情報は記録が削除されるまでに5年間かかります。

しかも情報が残っている間はクレジットカードの審査はまず通りません。

カードの審査落ちをした人の中には、気づかないうちに異動情報が記録されていたことが原因だったというケースもあります。

カードの支払いやローンの返済であれば自分でも異動情報があることを意識しているものです。

しかし、携帯電話料金の延滞を繰り返してしまったとか、携帯電話本体の代金の未払い分が残っていたとか、小額の場合には記憶に残っていないということもあります。

最近では小額の異動情報が原因で審査落ちするという事例も増えています。

そこで大切になってくるのが、自分の信用情報を知るということです。

情報開示請求で審査落ちの原因を知る

個人信用情報機関へはカード会社だけでなく個人でも情報開示請求ができます。

情報開示請求は、インターネット・郵便・窓口で行うことができます。

窓口での受付は平日しか行っていませんので、平日は仕事という場合にはインターネットや郵便での情報開示請求を利用すると便利です。

審査落ちしてしまった場合には、情報開示請求をして自分の信用情報を確認してみましょう。

審査落ちの原因はカード会社に聞いても教えてもらえません。

信用情報機関に照会することが、審査落ちの原因を特定する唯一の方法です。

原因が分かれば正しく対処できますので、次回の申込で審査落ちする可能性を低くできます。

もしもケータイ料金の未払いがあった場合には、まずはその未払い分の支払いを完了させましょう。

そしてそこから5年間待ちます。

異動情報の記録は5年間残りますが、それは未払いの状態が解消されたときから5年間です。

そのため、異動情報が記録されていたら、まずはその状態の解消をしてください。

また、いつまで審査落ちの記録や異動情報が保管されているのかが書面で確認できるので、最短でいつからカードの申込をしても大丈夫かが分かるのも大きな利点です。

確認のためにも情報開示請求を上手に活用していきましょう。

ブラック入りしてもカードが欲しい

「それでも今すぐにクレジットカードが欲しい!」

ブラック情報があってもどうしてもカード取得したいのであれば、ACマスターカードに申し込むことをおすすめします。

審査が不安な方でも大丈夫【ACマスターカード】

おすすめポイント
  • 年会費無料
  • 独自の審査基準でカードを発行する
  • WEBで発行可能か3秒診断ができる
  • 利用金額の0.25%を自動キャッシュバック
  • 支払い方法を柔軟に調整できる

理想はブラック情報が消えるまで待つことですが、そうはできない事情があるケースもあるでしょう。

そうした場合には、ブラックでも審査に通過する可能性が僅かにですが残されていると言われているカードを選びます。

“ブラック”でも持てるカードは数少ない

ただし、ブラックでも作れるカードはほとんどありません。

限りなく審査通過が困難な状況でも申込価値が残されているのがACマスターカードです。

他のカード会社では軒並みブラック情報があるというだけで審査落ちします。

それでもACマスターカードなら審査通過する可能性がわずかにあります。

とても審査が易しいカードだからです。

消費者金融系のクレジットカードなので、他ではカードがどうしても作れないという人の最後の砦とも言えます。

消費者金融自体もカードローンなどお金の工面という点で最後の砦ですよね。

そんな会社が発行しているカードなので、同じような位置づけになるわけです。

審査落ちをしないために

良識の範囲で良い方に書くというのもアリ、だけど嘘はダメ

もしもあなたの属性がカード会社の定める申込基準ギリギリのラインにある場合、良識の範囲内で申込内容を良い方に書いてしまうというのも対策の1つです。

例えば勤続年数が1年未満の場合、属性は低めです。

職場に在籍確認の電話がくることもあります。

そこで、勤続10ヶ月程度なら勤続1年と書いてしまうのです。

10ヶ月勤めていれば経験や知識の面でも勤続1年と大きな違いはないでしょう。

期間の面でもすぐに1年を迎えます。

ただし悪意のある嘘とみなされるような内容で書くのは絶対にいけません

勤続年数の例で言えば、勤続3ヶ月を勤続1年と書くのは嘘をついていると判断されてしまいます。

期間も働き始めてからの経験も、3ヶ月と1年では差が大きいからです。

属性を良くしたいと思った場合でも嘘だけは絶対につかないようにしてください。

嘘がばれると信用力がなくなります。

カードが発行されやすいようにとついた嘘で自分の首を絞めることになるのです。

嘘をつくような申込者にカードを発行する会社はありません。

クレジットカードを持ったことがないなら実績作りをする

30代を越えていてクレジットカードを過去に持ったことがない場合、実績が無いことが原因で審査落ちしているケースがあります。

カード会社側にとって良い利用者とは、カードで買い物をして毎回確実に支払ってくれる人です。

それができる人かどうかは、過去のカードの利用履歴から判断できます。

その大切な判断材料が全く無いのだとしたらどうでしょうか。

良い利用者か悪い利用者か分からない場合、カード会社はリスクを避けて審査落ちにします。

これまでカードを持ったことがなくて審査落ちした場合には、まずは審査が緩めの消費者金融系カードを作って実績作りをすることから始めてみましょう。

ACマスターカードは過去にカードを持ったことがない人でも発行してもらいやすいので、実績作りには最適です。

審査が不安な方でも大丈夫【ACマスターカード】

おすすめポイント
  • 年会費無料
  • 独自の審査基準でカードを発行する
  • WEBで発行可能か3秒診断ができる
  • 利用金額の0.25%を自動キャッシュバック
  • 支払い方法を柔軟に調整できる

このカードで実績を作れば、銀行系など審査が厳しめの本命カードも発行してもらいやすくなります。

実績作りのためのカードを作ったら、積極的に買い物に使ってください。

そして確実に支払いをしていってください。

すると使って支払うということが毎回できることをカード会社にアピールできます。

くれぐれも注意してもらいたいのは使い過ぎです。

自分で支払いきれないほどの買い物をすると、支払いが滞る原因になります。

滞納や未払いは異動情報として記録されてしまいます。

実績を作ろうとして異動情報を作り、金融事故者になってしまわないようにしましょう。


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