クレジットカード審査が甘いと噂のアメックス!ゴールドも作りやすい

クレジットカードの中で最もブランドイメージの高い会社は「アメックス」(アメリカン・エキスプレス社)ではないでしょうか?

「ブランドイメージの高いアメックスだから、審査も厳しいんじゃないの?」と、申込をする前から諦めムードの方もいますが、そんなことはありません。

決してお金持ちしか持てないカードではなく、口コミなどを見てみると、年収200万円~250万円で審査通過した例も報告されており、300万円以上の収入があれば問題はないと考えられます。

アメックスのゴールドカードは、入りやすい割にステータスが高く、アメックスでは独自の審査基準を採用しているなど、審査には若干の癖があるようです。

アメックスのゴールドカードは審査が甘い?

アメックスには一般カードに相当する「グリーンカード」(他の国際ブランドカードではゴールドカード並み)、そして「ゴールドカード」(ネットでは『雨金』とも呼ばれている)が申し込みできます。

評判などを聞いてみると、「実はグリーンカードよりもゴールドカードの方が審査に通りやすい」といううわさが、まことしやかにささやかれていますが、本当でしょうか?

グリーンカードとゴールドカードの入会資格の違いは「年齢」

まずは、グリーンカードとゴールドカードの入会資格を比べてみましょう。

カードの種類入会資格
グリーンカード原則として20歳以上の方で日本国内に定住所があり、安定した収入があり、他のクレジットカードやローンなどの延滞のない方
ゴールドカード原則として25歳以上で、他のクレジットカードやローンなどの延滞のない方

グリーンカードは20歳以上、ゴールドカードは25歳以上と違いはあり、その他にも細かな違いは感じ取れますが、さほど大きな差ではありません。

審査基準は「収入」に若干の違いがあるが大差ではない

次に、年収や職業などの属性を、口コミなどから審査基準を読み解いて見ましょう。

カードの種類年収職業
グリーンカード200万円~250万円でも通過する自営業者でもOK
ゴールドカード300万円前後でも通過する自営業者でもOK

収入が不安定なため、自営業者はクレジットカードの発行に不利と言われていますが、アメックスに関しては自営業者でも問題なく通過できます。
年収も、世間のイメージほど高収入でなくても審査通過の可能性はありそうです。

以下に、アメックスゴールドの審査に通過する属性を、口コミなどから拾ってきましたので、参考にしてください。

年齢勤務先年収住宅ローン
40代中小企業正社員400万円あり
20代後半大手企業正社員年収300万円不明
20代後半地方公務員250万円不明
30代個人事業主不明(事業実態あり)不明

アメックスゴールドのイメージとはちょっと違うような人も、審査に通過していますね。
入会資格でも明記してあるように、アメックスが審査で重視しているのは、クレジットヒストリー(クレヒス、信用履歴)です。
クレジットカードなどである程度の利用実績を残していれば、通過できる可能性は高いようですね。

発行までの日数は1~2週間

申込んだら、できるだけ早く使いたいものですよね。
そこでここでは、申し込んでからカードが発行されるまでの日数で、グリーンカードとゴールドカードを比較してみましょう。

カードの種類発行までの日数
グリーンカード申込書が到着してから1~2週間程度
ゴールドカード申込書が到着してから1~2週間程度

いずれのカードも、申込書が到着してから1~2週間後のカード発行です(カード到着までにはさらに数日かかる)。
よって、できるだけ早くカードを発行したいなら申込日と到着時を早くする、つまりインターネットで申し込むのがいいでしょう。

最初からゴールドカードに申し込んでもOK!

これまで、アメックスのゴールドカードとグリーンカードにおいて、申込や審査の観点から比較をしてきましたが、思っていたよりもグリーンとゴールドの差はありません。


「それならば、いきなりゴールドカードに申し込んでもいいのでは?」と考えますが、結論から申し上げて、「あり」です。

アメックスには、プラチナとブラックというステータスカードが存在しており、グリーンとゴールドの価値は相対的に下がっています。
プラチナやブラックにつながる顧客を獲得しようと、グリーンやゴールドの審査基準を下げているわけです。

クレヒスさえしっかりしていれば、いきなりゴールドに申し込んでもいいかもしれませんね。
ただし、アメックスゴールドは年会費が3万円しますので、お忘れなく。

アメックスブラックは世界的にもステータスが高い!

アメックスの中で最も格付けの高いカード、それは「アメリカン・エキスプレス・センチュリオン・カード」、通称ブラックカードです。

圧倒的なステータスと付帯サービス!

アメックスといえば、旅行やエンターテインメントに特に強みを発揮するカード会社ですが、最高峰のブラックカードには、利用者の旅行をサポートする圧巻のサービスがてんこ盛りです。
代表的なサービスを以下で紹介しましょう。

・国際線の手荷物を無料で往復宅配
・手ぶらでチェックインできる
・新幹線の指定席を購入すると、近隣の提携ホテルで1ドリンクサービス
・プライオリティパス(空港ラウンジを使える)のプレステージ会員に無料登録
・現地でカードを紛失しても即日でカードを再発行して現地ホテルに速達
・空港スタッフによる入国レーン、出国レーンの通過サポート
・無料ポーター・クローク・送迎サービス

ブラックカードへの道のり

アメックスを持つならいつかは手にしたいブラックカードですが、その道のりは難易度MAXです。
まずは、ブラックカードまでの道のりを紹介しましょう。

まずはプラチナカードを持つ

ゴールドカードとブラックカードの間にプラチナカードがありますが、ブラックカードを持つ前にはプラチナカードを持っていなければなりません。
ちなみに、プラチナカードは自分で申し込むことはできず、グリーンカードやゴールドカードで利用実績を積み上げた人にのみ、インビテーションが届きます。

利用実績を積み上げよう

アメックスからインビテーションが届き、プラチナカードをゲットしたら、利用実績を積み上げましょう。
利用実績は、利用金額だけではなく利用頻度、そして利用目的もかかわってきます。

ブラックカードへのインビテーションが届く

条件を満たすと、アメックスからブラックカードへのインビテーションが届きます。
カードと申込書が入っており、必要事項を記入して申込書を返送します。

ブラックカードは取得難易度MAX!

簡単にブラックカードまでの流れを書きましたが、そこに至るまでの審査基準は本当に険しいです。

年間2500万円以上の利用が必要

ブラックカードを目指すには、年間25万ドル以上の利用金額が必要とされています。

1ドル=100円としても年間2500万円ですので、個人では大変かもしれませんが、個人事業主や会社経営の方でしたら、決して難しくはありません。

少額でも頻繁に利用した方がいい

利用金額が基準に到達したとしても、それだけではブラックへのインビテーションは届きません。
年1回程度、2500万円のお買い物をする人より、7万円のお買い物を毎日のようにしている人の方が、審査に通過する可能性は高いでしょう。

利用目的も重要

何にカードを使ったかも重要です。
「コンビニやスーパーでの利用がNG」ということはありませんが、海外旅行や高級レストラン、観劇などのステータスを問われる支出をした方が有利になるのは間違いありません。

ただし、高級腕時計や金の延べ棒を頻繁に購入するのは、換金が理由ととらえられ、かえってマイナスになりかねません。

アメックスと長くお付き合いをしよう

アメックスとのお付き合いの深さも重要です。

グリーンカードやゴールドカードも含めて、アメックスのカード保有者の利用年数が長いほど、通算で数千万円~1億円程度利用していれば、インビテーションが届く可能性は高いです。

アメックスは独自の審査基準

他社とアメックスが異なる点、その一つに審査基準があります。
具体的にどこが違うのか、いくつか紹介しましょう。

個人信用情報機関3つ全てを照会している

クレジットカードの申し込みを受けると、カード会社は信用情報機関に対して信用情報の開示請求を行ないます。
開示された情報には、過去の利用状況や金融事故情報などが書かれており、審査の参考にしているのです。

信用情報機関には「CIC」(クレジット、信販系)、「JICC」(消費者金融系)、「KSC」(全国銀行個人信用情報センター、銀行系)の3つがありますが、アメックスはこの3つの個人信用情報全てを照会しています。

ちなみに、通常のクレジットカード会社で3つ全ての信用情報機関に開示請求をするところは少なく、アメックスと同様にステータスの高いダイナースは「CIC」のみ、日本を代表するクレジットカード会社の三井住友カードも、「KSC」に対しては開示請求を行ないません。

途上与信もしっかりと行なっている

信用情報機関に情報開示をするのは、普通は申込時の1回のみなのですが、中にはカード発行後にカードホルダーに対する定期的に情報開示請求を行なう会社もあり、これを「途上与信」といいます。

アメックスは中でも頻繁に途上与信を行なっており、3か月ごとに各2回ずつ、途上与信が行なわれています。

「事故情報が記録されていれば100%審査落ち」というわけでもない

「アメックスはかなり審査が厳しいんじゃないの?」と、上記の審査基準を読んでいると思うかもしれませんが、そうとは限りません。
VISAカードやJCBカードなど、他の国際ブランド会社などでは、信用情報に事故情報が掲載されていれば、通常ではほぼ100%審査落ちをします。

しかし、アメックスの場合、信用情報に事故情報が掲載されていても、完全に門戸を閉ざしてしまうわけではありません。

自己破産など債務整理が完了していてその後の状況も良好ならば、発行する場合があるのです。

まとめ

アメックスの審査は厳しい印象がありますが、「独特な審査基準」と言った方がいいかもしれません。
ゴールドカード取得も決して難しくはないアメックス、そこからプラチナ、そしてブラックと、ステイタス性の高い上位カードへの階段をのぼりつめましょう。

最上天晴

株式会社GV・メデイアディレクター、クレジットカード・電子マネーの専門家。早稲田大学卒業後、日之出出版、扶桑社、主婦の友社で20年に渡り、雑誌・書籍の編集に携わる。2012年に主婦の友社を退社し、株式会社GVのメディアディレクターに就任。 2018年にまねーぶを立ち上げ、現在まねーぶの運営責任者と編集長を務めている。


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