学生が海外旅行に持っていくべきクレジットカードの選び方

学生のうちは長期休暇が多いので、海外旅行の機会も多いでしょう。また、海外留学に行く人も少なくありませんよね。

そんな時にはクレジットカードを持っていくことをおすすめします。海外では現金よりもクレジットカードが信用されやすいということもありますが、クレジットカードは現金よりも安全でお得なサービスがあります。

ここでは海外旅行で便利に使えるクレジットカードのメリットについて解説しています。また海外利用に適したクレジットカードの選び方やおすすめのクレジットカードのご紹介もしています。海外旅行や海外留学に行く前に、自分に合っているクレジットカードを探してみましょう。

クレジットカードを持たずに海外に行くと損をする

現金だけで海外旅行する場合とクレジットカードを利用して海外旅行する場合を比較してみると、クレジットカードなしでの海外旅行は、どれだけ損なのかはっきりわかります。

現金とクレジットカードの安全面での違い

海外に限りませんが多額な現金を持っていて、盗難や紛失した場合を考えてみましょう。日本でも全額戻ってくることはまれですが、これが海外であれば、まず戻ってくることはないのが普通です。

しかし、クレジットカードの場合は紛失や盗難に気づいた時に、クレジットカード会社に連絡すれば、悪用されたとしてもカード盗難保険があるので実質的な被害はありません。

しかも、クレジットカードには海外での盗難に対応してすぐに再発行するサービスもあるので、それを利用すればその後の心配もありません。

ショッピングはクレジットカードが圧倒的に便利

海外旅行先で買い物をするために現金を持っていくとしたら、まず現地通貨に両替する必要があります。これでは、現金の両替の額が高額になるほど両替手数料が大きくなってしまいます。

ですがクレジットカードの場合は、利用枠さえ確保しておけば為替手数料の1.63%(VISA、マスターカードの場合)以外かかりません。

現金を海外旅行先に持って行った場合、銀行で両替すると最も安い1米ドルで3円、1ポンドなら12円の手数料がかかります。

米ドルでも1000ドルで3000円の手数料がかかるわけです。

しかし、クレジットカードの場合は米ドル1000ドルを利用しても、為替手数料は16.3ドル(約1700円)でかなりお得になります。海外旅行先の買い物やレストラン、ツアー料金の支払いを現金だけでするならば1000ドルでは済まない高額な両替が必要となるでしょう。

クレジットカードを持たず現金で旅行に行けば、両替金額が増えるほど損をすることがよくわかります。

海外で役立つクレジットカードを選ぶポイント

クレジットカードがお得なことが分かりましたが、それではどの国際ブランドを選べばいいでしょうか?また、クレジットカードに海外旅行傷害保険が付いていますが、カードによってどんな違いがあるのでしょうか?それぞれ個別に比較してみましょう。

国際ブランドの選び方

まずはアメリカン・エキスプレスダイナースクラブはカードブランドとしては富裕層向けで、加盟店も高級店舗が多いという特長があります。学生カードでこのブランドが付いているクレジットカードはほとんどないので対象外とします。

VISAマスターカードは海外利用ではかなり知名度も高く、利用できる加盟店数やATMもほぼ同じレベルにあります。昔はアメリカ大陸ではVISA、ヨーロッパではマスターカードが強いといわれていましたが、今はそれほど気にすることはないでしょう。誰でも幅広く海外で利用できるブランドです。

JCBは唯一の日本の国際ブランドとして有名ですが、海外利用ではアジア地域には強く、欧米ではVISA・マスターカードと比べるとやや劣ります。

しかし、世界の主要都市にある「JCBプラザ」は日本語で予約や観光案内などをしてくれるうえに、紛失盗難にも日本語で対応できるので、JCBブランドのカードを一枚持っておけば安心です。

海外旅行傷害保険の選び方

海外旅行傷害保険の付帯サービスもクレジットカードでは一般的になりました。学生カードには必ず付帯されているといっていいでしょう。

クレジットカード付帯の海外旅行傷害保険は「利用付帯」「自動付帯」の2種類あります。

利用付帯では旅行代金や航空運賃をカード決済しないと保険が適用されません。

ですが、自動付帯はそのクレジットカードを持っているだけで保険が適用されます。
この違いをよく覚えておきましょう!

海外旅行傷害保険の補償にはいろいろありますが、死亡後遺障害*1だけは海外旅行傷害保険付きのクレジットカードをたくさん持っていても、その中で最大の保険金しか支払われません。それ以外の補償は同じクレジットカード会社から発行されているカード以外は合算されて支払われます。

海外旅行傷害保険の補償で最も必要なのは傷害・疾病の治療費用*2と、携行品損害*3です。これらの保険金額はなるべく大きいほうが安心できるので、年会費無料で自動付帯のカードを活用して補償金額を増やしておくのも一つの方法です。

*1 海外旅行先でカード会員が死亡または後遺障害を受けた場合に保険金が支払われる

*2 海外旅行先でのけがや病気で治療を受けた場合保険金が支払われる

*3 海外旅行先で身の回りのものが盗まれたり、事故で壊れたりした場合保険金が支払われる

海外に行く学生におすすめのカード

以上のことを踏まえて、おすすめの学生向けのクレジットカードをご紹介しましょう。

学生専用ライフカード

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年会費在学中無料。海外旅行傷害保険自動付帯です。国際ブランドはJCB、VISA、マスターカードから選べます。学生専用ライフカード最大のメリットは、海外旅行先でカード決済したショッピング金額の5%がキャッシュバックされるという点です。これは他の学生カードはもちろん一般カードにもないサービスです。

国内の利用でも誕生月の利用はポイント5倍(還元率2.5%)、携帯料金カード決済で毎月500円のAmazonギフト券が当たる抽選があります(確率1/10)。

三井住友VISAクラシックカードA(学生)

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三井住友VISAクラシックカードよりもやや年会費が高く海外旅行傷害保険の補償が充実しているのがクラシックAです。

VISA単独ブランドで利用できるカードは日本では三井住友VISAカードだけです。クラシックAは海外旅行傷害保険が付帯されたクレジットカードですが、利用付帯(一部自動付帯)なので、旅行代金の決済などでカード決済しましょう。初年度は年会費無料ですが、次年度は税別250円の年会費です。

年会費無料にこだわるのであればクラシックカードがおすすめですが、補償金額はクラシックAのほうが充実しています。また国内旅行傷害保険も付帯されているので長く使うとすればクラシックAがいいでしょう。

ANA JCB カード(学生)

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ANAマイルを貯めている学生におすすめのクレジットカードです。年会費在学中無料で、海外旅行傷害保険が自動付帯です。このカードの最も大きな特長は年会費無料でANAマイルを貯めることができるという点です。学生にしか与えられないこのメリットを生かしてマイルをどんどん貯めましょう。

入会時と毎年カード継続で1000マイルのボーナス、フライトマイルは常に10%増しになります。卒業後に一般カードに切り替えるだけで2000マイルの卒業マイルをもらうことができます。

JALマイルを貯めているという学生は「JALカードnavi」があるのでそちらを検討してみましょう。

海外ではクレジットカードが必要不可欠!

海外旅行でクレジットカードが便利でお得なことはわかっていただけたでしょうか。

日本では利用率が低いクレジットカードも海外では、信用のあかしとして現金決済よりも信用されます。レストランではチップさえクレジットカードで支払うことができるほどクレジットカード決済は浸透しています。

また、学生時代でなければ得られないメリットが学生カードにはたくさんあります。海外旅行、海外留学と海外に行く機会の多い学生時代こそクレジットカードの価値は高いのです。ここでの情報を参考にして自分に合った学生カードを選んでみてくださいね。