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学生のクレジットカード審査完全攻略マニュアル

大学や専門学校に通い始めると、様々なシーンでの買い物が増えると思います。そんなときにおすすめなのが、学生専用のクレジットカードです。

学生専用カードは、収入の無い学生でも、社会人よりも簡単に審査を通過できます。簡単とはいえ、カード審査を通過するためにはコツがありますので、今回はそのコツを伝授します。この記事を読めば、審査通過も間違いなし!?

学生ならば学生専用カードがおすすめ!

学生の皆様で、クレジットカードの入会を考えている方は、ぜひ学生専用のクレジットカードに入会しましょう。
学生専用カードは、カード会社が先々の優良顧客となりうる学生を囲い込むため、様々な特典や優待をつけ、発行しているクレカです。

学生対象ですので、審査基準は下げられており、無職でも問題ありません。

入会キャンペーンでお得にクレジットカードに入会できるのはもちろんのこと、入会後も様々な特典が受けられます。また、在学中は年会費が無料になったり、海外旅行保険が付帯されたり、ポイントの優遇やキャッシュバックなどもあります。

学生のうちにクレカを作れば将来の信用情報となる

学生のうちにクレジットカードを作るメリットは他にもあります。それは、「学生うちに信用を積み上げることができる」という事です。

実際にクレジットカードを発行し、毎月遅延なく支払を済ませていると、毎月の良好な利用履歴が蓄積され、CICなどの個人情報信用機関に、「ポジティブな情報」が登録されます。

カード会社は新規申し込みがあった場合、個人信用情報機関に申込者の信用情報を照会するので、良好なクレジット利用実績(=クレジット・ヒストリー)は新規契約の審査で有利に働きます。

カード会社が審査する際にチェックするポイント

カード会社は、カード審査の際に、主に下記の4つのポイントをチェックします。項目ごとに詳しく説明します。

①属性

成人した社会人の場合、申込書には、勤務先、勤続年数、年収などを記載しますが、学生はそれに代わる項目として、学校名、卒業年月日、年収(アルバイト代)、親権者・実家の住所、親権者・実家の電話番号を記載します。
主に、その項目をもとに、申込者の属性を審査します。

アルバイトをしていない場合、年収は0円でも大丈夫です。アルバイトをしている場合には勤務先の名称、電話番号、住所、勤続年数が必要となってきます。

②親と本人の個人信用情報

学生のクレジットカードの申し込みの際には、本人と親権者の信用情報を、各カード会社指定の信用情報機関に照会します。クレジットカード会社のほとんどが、 CICという指定信用情報機関を利用しています。

カード会社はCICに登録された申込者の信用情報をチェックします。信用情報には、過去2年間のクレジットカードやローンの利用履歴及び金融事故(3回以上の延滞や債務整理など)の有無が登録されています。

CICの記録に、金融事故情報や延滞情報などがあると、審査にマイナスとなります。また、カード申込者が未成年の学生だった場合、支払い者は保護者となりますので、保護者の信用情報もチェックされる場合があります。

成人していれば、学生自身の支払い能力が審査されますが、クレジットカードによっては学生である限り保護者の信用情報も審査の判断材料にいれるカード会社もあります。

③未成年の場合親の同意書

未成年者のクレジットカードの契約には、親の同意書が必要になります。多くの場合は、クレジットカード会社指定の用紙が郵送されてきますので、それに記入し返送します。

同意書には、親権者の名前、住所、電話番号を記載することになります。

④在籍確認又は電話確認

申込者が学生、社会人問わず、申込書に記載された内容に虚偽がないか確認するため、カード会社から電話による在籍確認が行われる場合があります。学生の皆さんの場合の在籍確認先は、自分の携帯かアルバイト先となります。

在籍確認の電話では、カード会社が「◯◯カード会社です」と会社名を名乗るケースと、会社名を名乗らず個人名で電話をかけてくる場合があります。
申込者本人が電話に出た場合は、生年月日など本人が知りうる情報を聞かれます。申し込んだ本人以外が電話に出た場合は、本人がそこにいるかどうか在籍の確認できれば完了となります。

審査通過するためのポイント

学生専用カードは、一般的には審査に通りやすいカードといわれていますが、100%審査落ちしないといえばそうでもありません。
ここでは、審査を通過するためにやるべきポイントを書いておきました。クレカを申し込む前に、ぜひ一読してくださいね。

①申込用紙にウソはNG!事実をしっかりと書こう

当たり前のことですが、申込書に記載する内容に嘘の内容は記載しないようにしましょう。学校名やアルバイト先の情報は、電話による在籍確認があった際に、カード会社に嘘が発覚してしまう場合があります。

親の持ち家の有無や年収なども、CICへの照会で、カード会社に嘘が発覚する場合があります。申込書への虚偽の記載は、後のカード審査に悪影響を及ぼすので、絶対にしないようにしましょう。

申込書の記載内容の中には、任意の記入項目がありますが、面倒でもすべて記入しましょう。任意の記入項目でも、審査に有利に働くことがあります。
審査の点数が稼げそうな任意の記入項目としては、自宅の電話番号、職業選択欄、預金残高などがあります。

②アルバイトをしている場合は年収にいれよう

学生の方で、かつアルバイトをしていない方は、収入欄に何を記載すれば良いか悩んでいる方もいるかと思います。ただ、学生は学業が本業ですので、アルバイトをしていない場合は収入「0」円で構いません。収入が0円でもマイナス査定にはなりません。

しかし、アルバイトをしていて少しでも収入がある場合に、年収の項目に入れようにしましょう。少しとはいえ、多少の収入もプラス査定となります。

年収の項目には、親の仕送りは収入には含めませんので注意してください。
申込書の備考欄などがある際は、そちらに、親の仕送り金額を記入しましょう。審査にポジティブになる場合があります。備考欄がない場合は記入不要です。

③職業はアルバイトより学生と書こう

仮にアルバイトをしていても、職業欄はアルバイトではなく学生を選択しましょう。学生のアルバイト収入だと、多くても月5万程かと思います。アルバイトを職業としてしまうと、収入が低いと評価されてしまいますので、それよりかは学生と記載した方が審査でプラスに評価されます。

④キャッシング枠は「0」円に設定しよう

キャッシング枠とはクレジットカードを利用して、ATMなどで現金を借りられるサービスです。キャッシング枠をつける場合、貸金業法の総量規制の対象となるため、カード会社は新たに申込者の収入状況や他社からの借入状況を審査する必要があります。

収入のない学生は、この収入面で審査が厳しくなり、ショッピング枠での審査は通っても、キャッシング枠の審査で落とされるというケースもあります。
審査に通りやすくするために、キャッシング枠はなるべく0円とした方が無難です。

➄未成年の場合は事前に親の了解を得ておく

未成年者のクレジットカードの契約には、必ず親の同意書が必要です。これは法律で決められていることで、全カード会社共通の対応です。
カード会社から親権者へ確認の連絡が入ることもありますので、申し込みの前にしっかり親とクレジットカードの入会に関して話をしてから、同意書を用意するようにしましょう。

⑥運転免許証などの本人確認書類は現住所に更新しておこう

実家から出て一人暮らしをしている場合、運転免許証の住所が実家の住所のままになっている学生さんも多いと思います。
クレカを申し込む場合、本人確認書類が現住所でなければなりません。現住所でないと本人確認書類が有効とならないので、転居した際は、現住所に住民票を移動させ、運転免許証の住所も更新していた方がよいです。

もし、運転免許証が転居前の実家の住所のままだった場合、最終手段として、公共料金の領収書を本人確認書類として提出することも可能です。

➆在籍確認や電話確認にしっかりと応対しよう

各カード会社の公式HPの「申込資格」に「電話確認がとれる人」という条件がある場合、親元やアルバイト先に、カード会社から電話確認が入る可能性があります。

クレカに申し込んだことを他人に知られたくない場合は、カード会社と事前に、どの時間帯に電話ができて、電話をかける際は個人名に名乗るようにするなどの取り決めをしておくとよいでしょう。

学生であっても審査に落ちるケース

カードが発行されやすい学生専用カードであっても、審査落ちする場合もあります。審査を落ちるケースを具体的に見ていきましょう。

本人又は親に金融事故情報の履歴がある

本人が過去に金融事故を起こしているケースです。
収入がない学生にとっては、親権者の支払い能力も大事です。本人ではなく、親権者が金融事故を起こしている場合は、審査に影響することもありえます。

6カ月以内に複数のカードに申し込んだ

カード会社は、複数のカードを同時期に申し込んでいる申込者を敬遠します。なぜなら、カード会社はその申込者がそれだけお金に困っていると判断するからです。
クレカを申し込んだ際、CICに申込者の信用情報が照会されますが、信用情報には過去6ヶ月間のカード申込情報が記録されます。その6カ月の間に、複数のクレカに申込みしていると、多重申込と判断され、審査落ちの原因となります。

在籍確認がとれない

カード会社から電話による在籍確認がとれずに審査落ちしたケースもあります。
なるべく自分自身で電話に出られるようにし、出られない場合に周囲に話し、応対してもらうとよいでしょう。

携帯電話の分割払い、公共料金、家賃の支払いを忘れていた

自分に金融事故はないと思っていても、ささいな支払を遅滞したことはないですか?
最近は、分割払いで購入した携帯電話の端末料金の支払いが遅れ、審査落ちの原因となった事例も増えています。

個人信用情報には、過去2年間の分割払いの利用履歴も記録されるので、ここで支払遅延の記載があれば、カード審査に影響をします。
他にも、公共料金をクレジットカード払いにした場合や保証会社を通じて家賃を支払っている場合も個人信用情報に記録されます。ここで遅滞があれば、審査落ちの原因になる場合もあります。

ただし、公共料金や家賃の支払いが銀行引き落としやコンビニ払い、直接手渡しであった場合は、信用情報に記録されることはないので、支払いの遅滞をカード会社に知られることはありません。その場合は、カード審査に影響することはないので、安心してください。

学生専用クレカの審査Q&A

最後に、学生専用クレジットカードの審査について、問い合わせの多い質問についてお答えします。一つの参考にしてください。

Q 奨学金制度を受けていると審査落ちする?

奨学金は、一般的な借金とではないので、奨学金を申込みしているからといって、カード審査に対し不利に働くことはありません。
ただし、奨学金の支払いを延滞している場合は別です。延滞は個人信用情報機関に登録されてしまいますので、カード審査に影響します。

Q 親の収入が低いとカード審査に通らない?

親の年収が低くても、審査が極端に不利になることはありません。もちろん、親の年収は多い方がカード審査にプラスとなりますが、学生専用のクレジットカードは利用限度枠も少なく、カード会社にとってもリスクは少ないため。そこまでシビアに審査される項目ではありません。親の年収の低さが審査にマイナスになることはまずないでしょう。

Q 20歳以上の学生で親の同意書は不要、それでも親のブラック情報は自分のカード審査に影響する?

20歳以上は、社会的に成人しているため、クレジットカードの申込みの際には、基本的に「本人の支払い能力」が審査されます。ですので、未成年者の場合に必要となった、親の同意書は不要です。
仮に親にブラック情報があった場合も、本人の支払い能力が審査対象ですので、カード審査に影響はしません。

Q 過去に携帯電話の分割払いの滞納あり、クレカ審査に影響する?

携帯電話の端末料金を分割払いしている場合、ローン契約となり支払い情報がCICに登録されます。
1回や2回の延滞はそれほどカード審査に影響はしませんが、問題は過去に61日以上の延滞を発生させている場合です。このような場合は金融事故として登録され、カード審査に影響します。

まとめ

学生の間は、収入も少なく、支払いは親だよりというカード審査にマイナスとなる要因が多いと考えがちです。実はそうではなく、カード会社は学生を将来の優良顧客とみなしているため、審査基準をゆるくして、学生のカード発行を推進しています。

「だったら、学生なら簡単にクレカが取得できるんでは?」と思う人もいるかもしれませんが、学生でもカード審査に落ちる場合もあるので、クレカを申し込む際は事前に周到な準備が必要です。

学生中にクレカを取得し、利用&支払いを重ねていくことで、自分の信用情報も良好なものとなり、今度のクレジットカードやローンの契約の際に有利に働くこともあります。カード審査で優遇されている学生時代にぜひクレジットカードを発行して、賢く利用してくださいね。


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