【2020年版】スマホ決済利用におすすめのクレジットカード4選!
スマホ決済サービスはクレジットカードを併用することでより高還元となるため、スマホ決済用にクレカ利用を検討している人も多いでしょう。
しかし、あなたは以下のような悩みや疑問から、利用するクレジットカードを決められていないのではないでしょうか?
「そもそもどのスマホ決済を利用すればいいかわからない…」
結論から言えば、スマホ決済サービスは4強と呼ばれる4つのサービスの中から、自分に合ったものを選び、クレジットカードはそのスマホ決済サービスで高還元になるものを選ぶのがおすすめです。
本記事では、4強と呼ばれるスマホ決済サービスの特徴やメリットを紹介しつつ、それぞれのスマホ決済サービスに合ったクレジットカードも紹介していきます。
本記事を読むことで、労力をかけずに、自分に合った高還元スマホ決済サービスの利用を始められます。
なおすぐにスマホ決済用のおすすめカードを知りたいあなたは、以下のボタンから気になるクレジットカードをチェックしてみることをおすすめします。
スマホ決済とは?クレジットカードとどう違うの?
スマホ決済とはスマートフォンアプリのバーコード画面を提示することで支払いができる、財布やカード類が一切要らない決済サービスです。
スマホで決済ができるのは、アプリにチャージした残高を利用したり、登録の銀行口座残高やクレジットカードから支払いが行われるからです。
クレジットカードとの大きな違いは、カード類の持ち歩きやサインの記入、暗証番号の入力が不要なため、より手軽な決済ができる点にあります。
ただし、クレジットカードが世界4,000万店舗で利用できるのに対し、スマホ決済は100万~300万店舗程度でしか利用できないため、利用可能範囲は狭くなっています。
また、多くのスマホ決済は、支払い額に対し、ポイント還元率0.5%でポイントが貯まりますが、クレジットカードにはポイント還元率1%以上のものもあります。
ただし、次で紹介するように、スマホ決済はクレジットカードと併用することで、クレジットカード単体で利用するよりも高還元を実現できます。
そのため、ポイント還元率を重視するならスマホ決済とクレジットカードを併用するのがおすすめです。
スマホ決済はクレジットカードを組み合わせて使うとポイント高還元に!
スマホ決済はクレジットカードを併用することで、全キャッシュレス決済手段の中で最高水準の高還元を実現できます。
スマホ決済サービスとクレジットカードを併用すれば、スマホ決済サービスの決済分とクレジットカード利用分のポイント二重取りが可能だからです。
多くのスマホ決済サービスは、決済額に対し、ポイント還元率0.5%でポイントが貯まりますが、チャージや利用額の支払いに、クレジットカードを利用すれば、クレジットカード利用分のポイントも同時に貯まるのです。
例えば、au PAYのチャージにREX CARDを使うと、REX CARDによるau PAYのチャージ分とau PAYの支払い分のポイントが両方貯まり、合計還元率が1.75%となります。
また、楽天ペイに楽天カードを登録すると、楽天ペイの決済分としてポイント還元率0.5%、楽天カードによる利用額の支払い分としてポイント還元率1%で、それぞれポイントが貯まります。
主要スマホ決済の特徴とメリットを紹介
ここでは主要なスマホ決済サービスである以下の6つのサービスについて、その特徴やメリットを紹介していきます。
気になるものから順にチェックしてみてください。
【楽天ペイ】総合力NO1!利便性&還元率に優れたスマホ決済サービス
楽天ペイは総合力NO1のスマホ決済サービスで、利便性、還元率の何れもトップクラスの水準を誇り、万人におすすめできるサービスとなっています。
というのも、楽天ペイはスマホ決済サービスの中で、最多の加盟店数を誇り(300万ヶ所)、利便性が非常に高くなっているのです(楽天ペイの次に加盟店が多いのはLINE Pay[171万ヶ所])。
加えて、ポイント還元率0.5%で貯まるポイントは楽天スーパーポイントで、楽天ペイの支払いに加え、楽天市場の買い物にも利用できます。
また、楽天ペイは楽天カードを併用することでポイント還元率が1.5%となり、スマホ決済サービスの中でも最高水準のポイント還元率を実現できます。
ちなみに、楽天カードで貯まるポイントも楽天スーパーポイントであるため、楽天ペイ、楽天市場の買い物に利用できます。
d払い
d払いはNTTドコモのケータイユーザーがポイント高還元になるスマホ決済サービスなので、NTTドコモユーザーのあなたにおすすめです。
d払いのポイント還元率は0.5%ですが、dカードによるNTTドコモのケータイ料金の支払いで、+1%の1.5%還元となるからです。
さらに、利用額の支払いはdカードから行えるため、dカード利用分のポイント還元も受けられます(ポイント還元率1%)。
そのため、NTTドコモのケータイを利用し、さらにdカードを利用すると、ポイント還元率は2.5%の超高還元となるのです。
また、dアニメストアやdTV、dブックなどの対象のドコモサービスの利用で、さらに+2%還元となるほか、様々なポイントアップ特典が付帯しています。
ドコモ関連のサービスをよく利用しているというあなたにはd払いがおすすめです。
au PAY
au PAYはauのユーザーが利用することで、最大2.75%のポイント還元率を実現できるため、auユーザーは絶対に利用しておきたいスマホ決済サービスです。
au PAYはポイント還元率0.5%でau WALEET ポイントが貯まるのですが、auスマートパスプレミアム会員ならポイントが3倍(ポイント還元率1.5%)となるのです。
さらに、利用額の支払いは登録のクレジットカードから行うことができ、REX CARDのような高還元カードを利用すれば、ポイント還元率は最大で2.75%になるのです。
その他にも、auスマートパスプレミアム会員限定でポイント還元率が上がるキャンペーンなどが行われています。
auユーザーであれば、auスマートパスプレミアム会員となり(499円/月)、au PAYを利用するのがおすすめです。
PayPay
PayPayはクレジットカードなしでポイント還元率1.5%の高還元を実現できるため、「クレカは利用したくない!」というあなたにおすすめです。
PayPayは登録の銀行口座残高からチャージすることができ、そのチャージ残高で買い物をすると、1.5%の還元率でポイントが貯まるのです。
スマホ決済サービスの多くは単体ではポイント還元率0.5%であるため、スマホ決済サービスのみの利用であれば圧倒的にPayPayがおすすめです。
貯まったポイントはそのままPayPayの支払いに利用可能です。
また、ソフトバンク、ワイモバイルユーザーにとってPayPayはより魅力的なサービスとなっています。
何故なら、PayPayはネット通販のPayPayモールで2%のポイント還元を受けられるのですが、ソフトバンクスマホユーザーなら毎週日曜日はさらに最大10%相当戻ってくる他、ワイモバイルユーザー(月額500円のEnjoyパック加入時)なら、12%まで還元率が跳ね上がるからです。
ソフトバンク、ワイモバイルユーザーならPayPayをダウンロードし、ネット通販はPayPayモールでするのがおすすめです。
LINE Pay
LINE Payは前月の利用額に応じて最高2%の高還元を実現できるサービスなので、今後積極的にスマホ決済サービスを利用していく予定のあなたにおすすめです。
LINE Payは当月の利用額によって翌月のポイント還元率が決まるマイカラー制度を採用しており、当月の利用額が10万円以上であれば、翌月の還元率は2%となります。
【マイカラー制度】
当月利用額 | 翌月還元率 |
---|---|
100,000円以上 | 2.0% |
50,000円~99,999円 | 1.0% |
10,000円~49,999円 | 0.8% |
月0円~9,999円 | 0.5% |
貯まったポイントはそのままLINE Payの支払いに利用できます。
また、LINE Payのもう1つの特徴には請求書払いに利用できる点が挙げられます。
公共料金や税金の支払いに利用でき、その際にも0.5~2%の還元率でポイントが貯まります。
LINE PayはLINEアプリがあればすぐに利用できるため、LINEを使っている人は固定費の支払いにLINE Payを利用するようにしましょう。
メルペイ
メルペイはよくメルカリをよく利用しているあなたにおすすめのスマホ決済サービスです。
メルペイは、スマホ決済サービスの中で唯一、メルカリの売上金を加盟店舗での支払いに使えるからです。
そのため、メルカリで不要品を売り、その売上金でその日の食費を賄うことも可能です。
セブンイレブン
ローソン
マツモトキヨシ
ビックカメラ
松屋
サミット
また、メルペイはiDによるタッチ決済にも対応しています。
通常、スマホ決済サービスは、会計時に利用するサービス名を伝え、アプリ画面を提示することで支払いをしますが、メルペイのiDなら、iDで支払う旨を伝え、専用の端末にスマホをかざすだけで支払いができるため、支払いがスピーディに行えます。
iDの利用額は事前に登録したクレジットカードから支払われますが、その分クレジットカード利用分のポイントも貯まります。
スマホ決済は4強体制へ
スマホ決済は現在、楽天ペイ、d払い、au PAY、PayPayの4強体制となっているため、これからスマホ決済を始めるならこれらの中から選ぶのがおすすめです。
何故なら、上記サービスは何れもポイント還元率が1.5%以上(クレカ併用時)と高還元であり、かつ100万以上の店舗で利用できるため、利便性が高くなっているからです。
実際、文春オンラインの「「なんとかPay」戦争の大勢は決した? いよいよ絞られた「4強」の共通点」でも、スマホ決済の4強は楽天ペイ、d払い、au PAY、PayPayとされています。
主要スマホ決済サービスの1つであるOrigami Payのサービスが終了するなど、今後はますます上記4サービスの支払いが強くなっていくことが予想されます。
強いこだわりやメリットを他のサービスに感じない限りは楽天ペイ、d払い、au PAY、PayPayの何れかを使っていきましょう。
おすすめスマホ決済×クレジットカード4選
ここでは全スマホ決済とクレジットカードの中から、最もおすすめの4つの組み合わせを紹介していきます。
スマホ決済初心者のあなたは、以下の4つのサービスの中から自分に合ったものを利用するのがおすすめです。
【楽天カード】楽天スーパーポイントが高還元で貯まる
楽天ペイを利用するなら、同じ楽天グループが発行する「楽天カード」を併用するのがおすすめです。
楽天ペイと楽天カードを併用すれば、楽天ペイの決済分(0.5%還元)と、楽天カードによる利用額の支払い分(1%還元)で、合計ポイント還元率1.5%の高還元を実現できるからです。
加えて、楽天ペイと楽天カードの利用で貯まるポイントが、ともに楽天スーパーポイントである点にも、楽天カードを利用するメリットがあります。
管理するポイントが1種類になるため楽ですし、楽天スーパーポイントは、買い物時のアプリ操作で、簡単に楽天ペイの支払いに使えるからです。
ポイントの使いやすさまで考えるなら、楽天カードを選択するのがベストです。
ちなみ、楽天カードは楽天市場でポイント還元率3%となるため、ネット通販でもポイント高還元を実現したいあなたは、確実に持っておくようにしましょう。
楽天カード
年会費 | ポイント還元率 | マイル還元率 |
---|---|---|
無料 | 1.0%~3.0% | 0.5%~1.5% |
発行日数 | 海外旅行傷害保険 | ETC年会費 |
7営業日程度 | 最高2,000万円 | 500円(税別) |
- ポイント還元率1%
- 楽天市場ならポイント還元率3%
- 5,000円分のポイントプレゼントあり
d払い×dカード GOLD
NTTドコモが運営するd払いには、同じくドコモが発行するdカード GOLDがおすすめです。
d払いは決済時に登録したクレジットカードから支払いを行うことができますが、この登録カードで唯一ポイントが貯まるのがdカードだからです。
dカードにはdカードとdカード GOLDがありますが、利用するならdカード GOLDがおすすめです。
基本ポイント還元率は1%とdカードと変わらないものの、dカード GOLDには付帯特典が充実しているからです。
具体的には、空港ラウンジの無料利用サービスや最高1億円の海外旅行傷害保険などが付帯しています。
dカード GOLDの年会費は10,000円かかりますが、年間利用額100万円で10,800円、200万円で21,600円相当のクーポン(dショッピングクーポン、dデリバリークーポンなどから選択)が貰えるため、年会費以上の得をすることも可能です。
他にも、dカードにはない特典として、NTTドコモのケータイ料金の支払いで10%還元、NTTドコモのケータイの紛失・故障時において、購入から3年間、最大10万円の補償が受けられる「ケータイ補償」なども利用できます。
ちなみに貯まるポイントはdポイントなので、そのままd払いに使えます。
dカード GOLD
年会費 | ポイント還元率 | マイル還元率 |
---|---|---|
10,000円 | 1%~4% | 0.4%~1.6% |
発行日数 | 海外旅行保険 | ETC年会費 |
最短5営業日 | 最高1億円 | 無料 |
- d払い決済に利用可能
- ポイント還元率1%
- 新規入会・エントリー・利用で最大13,000ポイントプレゼント(2020年5月15日時点)
au PAY×REX CARD
au PAYを利用するのであれば、ポイント還元率が1.25%のREX CARDを併用するのがおすすめです。
au PAYはクレジットカードからチャージすることでクレジットカードのポイントを貯めることができますが、au PAYへのチャージで最高還元を実現できるのがREX CARDなのです。
REX CARDで貯まったポイントはキャッシュバックに利用できるため、ポイントの使い道に困ることはありません。
また、au PAYは支払い額に対しポイント還元率0.5%でポイントが貯まるため、REX CARDのチャージ分と合わせれば、合計の還元率は1.75%となります。
さらに、auスマートパスプレミアム会員ならau PAYの支払い分のポイント還元率が1.5%になるため、REX CARDのチャージ分との合計還元率は2.75%となります。
REX CARDは入会金・年会費無料なので、au PAYを始めるお試しとして利用するのには最高の1枚と言えます。
REX CARD
年会費 | ポイント還元率 | マイル還元率 |
---|---|---|
無料 | 1.25% | 0.25% |
発行日数 | 海外旅行保険 | ETC年会費 |
通常3週間 | 最高2,000万円 | 無料 |
- au PAYチャージで1.25%の超高還元
- 年会費無料
- 最高2,000万円の海外旅行保険付き
メルペイ×dカード
メルペイはアプリのバーコード画面による支払い以外にも、スマホを専用端末にかざすだけで決済ができる電子マネー「iD」も利用できますが、このiDに利用するクレジットカードには「dカード」をおすすめします。
何故なら、dカードは年会費が無料であり、かつポイント還元率が1%と高還元なハイスペックカードだからです。
また、dカードの利用で貯まるポイントはdポイントで、dポイントはiDキャッシュバックという形で、iD利用分の請求額からの値引きに利用できます。
そのため、ポイントの使い道に困ることはありません。
dカードには他にもローソンで常時3%OFF(クレジットカード決済時)になる割引特典が付帯しているため、ローソンユーザーにもおすすめの1枚です。
dカード
年会費 | ポイント還元率 | マイル還元率 |
---|---|---|
無料 | 1%~4% | 0.4%~1.6% |
発行日数 | 海外旅行保険 | ETC年会費 |
最短5営業日 | – | 500円 |
- メルペイiD決済に対応
- ポイント還元率1%
- ローソンでの3%OFF特典付帯
2012年に株式会社GVのメディアディレクターに就任。
ユーザーファーストなお金のWEBメデイアとして「まねーぶ」を2018年に立ち上げる。
電子マネー、クレジットカードの情報を”とことん”分かりやすく発信します。
1級ファイナンシャルプラン二ング技能士(資産運用)、CFP(R)認定者、DC(確定拠出年金)プランナー、住宅ローンアドバイザー、証券外務員
個人向け相談(資産運用・保険診断・税金相談・相続対策・家計診断・ローン・住宅購入のアドバイス)、資産運用などにまつわるセミナー講師(企業向け・サークル、団体向け)を行う傍ら、執筆・監修業も手掛ける。