ブラックリスト入りか不安な人でも発行できるクレジットカード

ブラックリストに入っている状態でも発行できる可能性のあるカードが存在します。

ブラックリストの状態では、一般カードを申し込んでも発行できません。
カードを作ろうと思うなら、独自審査を設けているクレジットカード会社に発行を申し込むことで審査に通る可能性が高くなります。

ブラック入りしている人がクレジットカードを作る方法

ブラックリストに入ってしまっているとクレジットカードを作るのは難しいというのが現実です。

ブラックリストに入っているということは、クレジットカードの支払いを延滞するなどの金融事故を起こしたことがあって信用力が低い状態です。

一般的なクレジットカード会社の審査基準は満たせなくなってしまいますから、カードの審査にはまず通りません。

審査の基準が一般カードとは違い、独自の審査基準を設けているクレジットカードであれば、ブラックリストに入ってしまっている人でもカードを発行してもらえる可能性があります。

審査に自信がないけど、とにかくクレジットカードが欲しい人が狙うべきなのは、この2枚

審査に自信がないけどクレジットカードが欲しいという人が狙うべきなのは、柔軟な審査のカードとデポジットカード型のカードです。

銀行や交通系のクレジットカード会社の審査では、過去の金融事故が非常に重くみられるため、ブラックリストに入っているとそれだけで審査の通過は難しくなります。

その点、柔軟な審査を行っているクレジットカードであれば、新規の顧客を積極的に獲得しようとする傾向があるので、審査に通る可能性があります。

柔軟な審査のカードでオススメなのが、JCB CARD Rです。

デポジットカード型は、デポジット(保証金)を預けることで利用できるクレジットカードです。
保証金によってあなたの信頼度が担保されますので、通常のクレジットカードよりも審査に通りやすいのが特徴。

中でもオススメなのが、ライフカードのデポジット型クレジットカードです。

ライフカードデポジット型は「クレジットカード審査に不安がある人向け」と公式ページで謳っているカードなので、審査に落ちた人でも通過する可能性があるからです。

柔軟な審査とポイント還元率2%が魅力【JCB CARD R】

対応電子マネー

QUICPay(クイックペイ)
年会費ポイント還元率マイル還元率
無料2.0~6.5%0.3%~
発行日数海外旅行傷害保険ETC年会費
3営業日~最高2,000万円無料

JCB CARD Rは柔軟な審査が特徴で、積極的にカード発行をしています。

ポイント還元率が2%の高還元カードで、スターバックスではポイント10倍、セブンイレブンではポイント3倍など、さまざまなお店でポイント優遇が受けられます。

また入会後3ヶ月間はポイントが6倍となるので、大きな買い物を控えている人は大量のポイントを貯られます。

JCB CARD Rはリボ払専用カードですが、毎月20日までの繰り上げ返済を利用すればリボ払い手数料は0円です。

入会金・年会費も無料なので、完全無料でカードを利用できます。

  • 柔軟審査で、審査に通る確率高め
  • 新規入会でポイント6倍のキャンペーン中
  • GooglePay、Apple Payで使えるので、スマホ決済もラクラク

【ライフカードデポジット】クレカ審査に落ちた人専用カード

ライフカードデポジット型は、審査に不安がある人向けのクレジットカードです。

カードを受け取る時に、デポジットを預けることで利用することができ、普通のクレジットカードと同じように使う事ができます。

もちろん利用に対してポイントも貯まりますし、キャッシュレス消費者還元事業の対象になっていますので、クレジットカードのメリットを最大限生かすことができるのです。

過去に金融事故があった人、水商売などクレジットカード審査に不利な職業の人などで「とにかくクレジットカードが欲しい」という人は、是非申し込むことをオススメします。

  • 公式に「クレジットカード審査に不安がある人専用」と謳っているカード
  • マスターカードなので買い物もラクラク
  • ポイント還元率は0.5%~3%

借金が手に負えない時は自己破産をする

借金などを滞納、延滞していて返済が難しくなったなら、弁護士を通して自己破産の申請をするというのも選択肢の一つです。

自己破産とは税金などの非免責債権以外のすべての借金を帳消しにできる手続きです。

自己破産するためには裁判所に破産申立書を提出して免責許可をもらう必要があります。

自己破産の手続きを始めた後は、債権者は給料の差し押さえなどの強制執行ができなくなりますので生活を再建しやすくなります。

ただ、自己破産の手続きにも費用は必要です。例えば弁護士に依頼するのであれば費用は20万円から30万円ほどは必要になります。

自己破産まで考える方は手持ちのお金をほとんど返済に回してしまっている場合が多いので、まとまった額のお金を用意するのは難しいでしょう。

法テラス(日本司法支援センター)を利用すれば無料で相談に乗ってもらうことができますし、弁護士費用を法テラスに立て替えてもらって、自己破産が完了して生活が軌道に乗ってから分割払いで費用を返済していくことが可能です。

自己破産した場合は10年待たなければいけない

通常なら金融事故を起こしてしまったとしても、個人信用情報機関に事故情報が記録されているのは5年から10年程度です。

ただし、自己破産の情報は10年保存されますので、自己破産した後は最低10年待たないと新しくカードを作ることは難しくなります。

ブラックだと思ったらWeb診断を利用してみる

クレジットカードの審査に落ちてしまいブラックリスト入りになっているか不安があるという場合、「ACマスターカードのWeb3秒診断」を利用してみることをおススメします。

ACマスターカードのWeb3秒診断は、消費者金融大手アコムが提供しているサービスで、カード発行が可能かどうかの仮審査を短時間で受けられるというものです。

診断のやり方はとても簡単で、年齢、年収、他社借り入れ状況を入力するだけで、カードの発行が可能かどうかの仮審査をしてくれます。

仮審査の結果、下の画像のように「お借入できる可能性が高いです」という結果が出てきた場合、本審査を受けてカードが発行される可能性があるので、そのままカードの申し込みができます。

3秒診断では、年齢が70歳以上である場合や、本人に収入がない場合はカードの発行はできないという結果になりますし、残念ながらカードの発行が難しいという結果が出ることもあります。

※新型コロナウイルス感染拡大防止に伴う業務の縮小により、クレジットカードを発行できない場合がございます。

ブラック入りだと思ってもしていないケースがある

クレジットカードのショッピングやキャッシングの返済、携帯料金の支払いなどを延滞してしまった場合でも、たった一度返済を遅らせたくらいではブラックリストに入ってしまうことはありません。

ただし、支払いを3ヶ月以上延滞させたり、1ヶ月や2ヶ月の延滞を1年間に3回程度など短期間に何度も繰り返したりすればブラックリストに入ってしまう恐れがあります。

その他、電気料金などの公共料金や税金の支払いを忘れて督促状が来てしまい、慌てて支払いをした場合なども、個人信用情報機関は公共料金や税金などとは関わりがありませんのでブラックリスト入りの心配はいりません。

もしも、ブラックリスト入りしていなければ、以下のような初心者向けのおすすめカード紹介記事で、自分に合ったカードを申込み、クレジットカードを手に入れるのがおすすめです。

少しでも審査通過の確率を上げるコツ

少しでも審査に通る可能性を上げるために次に挙げるような対策を行ってください。

自己破産するほどでなければ収入を得る

クレジットカード会社はカードの発行申請を受けた時、申込者の返済能力を見ます。カード会社の信用を得るためには、安定した給与を得られる職に就くことが重要です。
収入の額や勤務先の規模と安定度、他社での借り入れ状況などを総合的に見て返済能力が高いとクレジットカード会社に判断してもらえれば、それだけ審査に通る可能性が高まります。

現在ブラックリストに入ってしまっている方は、まずは滞納している分の返済をすべて完了させなければいけません。返済を完了させた時点から5年から10年が経過するとブラックリストから抜けることができて信用情報を回復させられるようになります。

キャッシング枠は利用しない

貸金業法が定める総量規制によって、個人が借り入れできる総額は年収の三分の一以下に制限されています。

キャッシング枠を利用しているとこの制限に引っかかってしまうことでカードの審査に落ちてしまう危険がありますので、極力キャッシング枠は使わないようにした方が無難です。

どうしてもキャッシング枠があった方がいいということであれば、カードを発行してもらってから後で審査を受けて付けることもできますので、まずカードの発行を目指すのであればキャッシング枠は外して申請することをお勧めします。

プリペイドカードであれば発行の審査なし!

プリペイドカードは銀行口座の残高やあらかじめカードにチャージした金額の範囲内で買い物ができるようになっていますので、カード会社から見れば、プリペイドカードでのショッピングはカードの利用額を返してもらえなくなるリスクがありません。

そのため、プリペイドカードの発行にはクレジットカードのような審査がなく、ブラックリストに入っている人でも作れるようになっています。

利便性の高いプリペイドカードとしてバンドルカードをご紹介します。

バンドルカード

スマートフォンにインストールするアプリの形態をとる「バーチャルカード」と、実体のあるプラスチックカードが発行される「リアルカード」の2種類があります。

スマホからアプリをダウンロードすればすぐに利用でき、審査・年齢制限もないのが特徴です。

バーチャルカードではインターネット上のオンライン決済のみが利用可能ですが、300円を支払ってリアルカードを発行してもらうことで実店舗での決済にも対応できます。

バンドルカードは事前にチャージした金額の範囲で使用できるようになっている、プリペイド方式のVISAクレジットカードです。

コンビニやネットバンキングからバンドルカードに入金する事でクレジットカードと同様に使用する事ができます。

チャージ方法はコンビニやビットコインなどが用意されており、先にチャージするか、あとから使用分をチャージするかを選択可能です。

【バンドルカードの利用上限金額】

月間のチャージ上限金額12万円
トータルのチャージ上限金額100万円
1回のチャージ上限金額3万円
残高上限金額10万円

※トータルのチャージ金額が100万円を超えた場合、バンドルカードは再発行する必要があるので注意してください。


関連記事

記事一覧

クレジットカードの審査

学生のためのクレジットカード

おすすめのクレジットカード

マイルの貯まるクレジットカード

クレジットカードの基礎知識

クレジットカードの作り方