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学生がもつクレジットカードの必要性とは何か?その利点と注意点

ネットショッピングや海外旅行など、今や、学生でもクレジットカードが必要なカード社会です。

しかし、クレカはカード一枚で簡単に買い物できることから、使い過ぎたり、スキミングなどのカード犯罪に巻き込まれたりする危険性もあります。

この記事では、学生がクレジットカードを持つ必要性にスポットをあて、クレカのメリットと注意点を検証していきます。

学生にとってクレカをもつ必要性

大学生や専門学校生などがクレジットカードを持つ必要性は、何でしょう?

ネットショッピングや携帯電話の支払い、最近では電子マネーのチャージなどでもクレカが使用されるようになりました。

学生がクレカを必要と感じるのは大きくわけて以下の5つではないでしょうか?

ここでは、それぞれについて詳しく解説していきます。

1.ネットショッピング

ショッピングサイトで買い物をする際、代金引換や口座振込もあるものの、主な支払方法はクレジットカード払いです。

代金引換は対応していない業者が多く、口座振込は業者側が振込を確認するまでに時間がかかるため、商品が届くまでに時間がかかります。

その点、クレカだとすぐに決済が可能で、ネットで買った商品を翌日受け取ることも可能です。

また、ネットショッピングで悪用されないように不正使用対策も万全であるため、今やネットショッピングにおける主な決済法はクレカといっても過言ないでしょう。

2.契約上必要となる場合

クレジットカードは信用の証でもあり、格安SIMやレンタカーなど契約をする際に必要となる場合があります。

3.毎月の定期払いでクレジットカードが必要な場合

公共料金(電気・水道・ガスなど)や携帯電話利用代金、アパートの家賃や通学のための定期代、生活費など、生活する上で毎月決まった支出がある支払いも、口座振替と並んでクレジットカード払いが選ばれています。

しかも、口座振替では何のポイントも貯まりませんが、クレジットカード払いにするとカード会社のポイントが貯まるのでお得です。

4.高額な支払いをする場合

一人暮らしを始めた、ケガや病気をした、身内の不幸があり急に田舎に戻らなくてはならなくなった…。

学生であっても、突然、高額な出費を強いられる場面に出くわすことも多いでしょう。

そんな時は、クレジットカードがその威力を発揮します。

その時に持ち合わせがなくても、クレカなら後払いなので、翌月払いや分割払いにもできます。

クレジットカードによっては、キャッシング機能付きのカードもあり、急にまとまったお金が必要になった場合や、夜間銀行のATMがしまっている場合に24時間ATMから現金を引き出すことが可能です。

5.海外旅行にいく場合

海外旅行にいく場合にも、クレジットカードが非常に役立ちます。

海外では、日本以上にクレジットカードの利用率が高いため、多くの店舗で利用可能ですし、海外では個人の信用度を表す指標となるので、クレカを持っていた方が信用される傾向にあります。

海外でホテルやレンタカーを利用する際には、デポジット(預け金)として数万円程度を事前に支払わなければなりませんが、カード払いにすればデポジットを納める必要もないので、クレカの方が断然便利です。

クレカの中には、海外旅行傷害保険が付帯しているカードもあり、旅先でのけがや病気の治療費を補償してくれます。

クレカのメリットとは?

クレジットカードの中には学生向けのクレジットカードもあり、いろいろな利便性を備えています。

学生向けカードは、学生が対象であるため審査基準が低く設けられていますので、発行されやすいというメリットもあります。

その他、学生向けカードの利点は以下のようなものがあります。

学生向けカードの利点

  • ①高いポイント還元率、キャッシュバックなど様々な優遇がある
  • ②海外旅行保険が付帯している
  • 厳重な防犯対策と盗難・紛失損害補償が付いている。
  • ④海外で両替するよりも海外キャッシングの手数料が格安
  • ⑤クレカを使用することで、利用実績がつき、金融機関からの信用度がアップする
  • ⑥ゴールドカードへグレードアップしやすい
  • ⑦クレジットカードの利用履歴からお金の管理ができる

例えば学生専用ライフカードは、海外でのカード利用額の5%キャッシュバック、海外旅行保険が付帯しています。

これは、一般のライフカードにはないサービスで、卒業後にライフカードを継続しても、これらのサービスは受けられなくなります。

学生の旅に必携のカード!【学生専用ライフカード】

おすすめポイント
  • 卒業後も年会費無料で使える!
  • 海外旅行・損害保険が自動付帯!
  • 海外でのカード利用で5%キャッシュバック!
  • ポイントの使い道が多彩!
  • ポイントは最大5年間有効

満18歳以上満25歳以下の学生であればどなたでもライフカードを作成することができます。

特に、卒業旅行や長期休みで海外旅行に行く学生にとって魅力的なカードです。

卒業後も年会費無料で利用することができます。

海外旅行中の事故や死亡・後遺障害などを最高2.000万円まで補償され、現地のトラブルもライフカードの海外アシスタンスサービス(ライフデスク)に問い合わせることで日本語で徹底サポートをしてくれます。

海外旅行先でのクレジットカード利用は利用総額の5%にあたる現金がキャッシュバックされます。

例えば、海外で10万円分のカード利用で5000円分キャッシュバックされます。

ポイントは100円で1ポイント貯まりますが、誕生月は3倍、ショッピングモール「L-Mall」での買い物で最大25倍!

1ポイントの価値が最大10円相当と価値が高く、貯めたポイントはANAマイルやAmazonギフト券などに交換する事ができます。

ポイントは最大5年間有効なので、失効の心配なく貯めていくことができます。

このように、学生にはクレジットカードのサービスがかなり優遇されています。

学生時期に、クレカを持たない手はありません。

学生で初めてクレカをもつ際に気を付けたいこと

学生でもクレカを持つことが必要ということはわかりましたが、クレカはその便利さの反面に様々な危険性もはらんでいます。

ここでは、クレカをもつ危険性とその対策について解説したいと思います。

クレカはあくまで借金である

まず、クレジットカードはあくまでも「借金」であるという点です。

カード払いは利用してから代金が引き落とされるまでに、1~2か月程度の猶予があり、この期間が「借入期間」となります。

クレカを用いて買い物をすると、目の前のお金が消えていくわけではないので、「使った」という感覚が得られないまま、クレカを使いすぎてしまう傾向もあります。

クレカを無計画に使いすぎた挙句、最終的に支払えなくなり、第三者が借金の肩代わりをする代位弁済、自己破産など金融事故を起こしてしまう場合もあります。

金融事故を起こした場合、その後のローンや借金をできなくなったり、クレジットカードが作れなくなったりするなどの弊害が出てきます。

支払方法によっては金利手数料も発生する

カードの支払い方法には、1回払い以外にも、2回払いや分割払い、リボ払いなどがあり、分割払いやリボ払いに至っては、年15~18%の金利手数料が発生します。

分割払いとは、返済回数を決めておき、利用金額に応じて毎月の返済金額が変動する支払方法です。

一方のリボ払いは、毎月の返済額を決めておき、利用金額に応じて返済回数が変動する支払方法です。

例として、楽天カードで5万円の商品を

・「6回の分割払い」(金利は年13.75%)
・「元金を毎月5000円支払うリボ払い」(金利は年15%)

の条件で購入した際の手数料を見てみましょう。

支払方法 初回支払額 手数料の合計
分割払い 8675円 2040円
リボ払い 5625円 3435円

いずれの支払い方法も、2000円以上の手数料が発生し、分割払いよりリボ払いの方が手数料は高くなります

各クレジットカードの公式HPには月々どれくらい支払い、どの程度の手数料がつくのかシミュレーションできるページもあるので、購入する前にそちらをチェックしてみるとよいでしょう。

特にリボ払いには注意

リボ払いは、利用金額にかかわらず毎月5,000円くらいから返済できるため、自分の借入額が現在どれくらい残っているか、わかりづらいという点があります。

返済額が少額なため、どんどん借りていってしまい、結果的に「リボ天」(リボ払いを利用限度額いっぱいまで使うこと)状態に陥り、カード会社からそれ以上の利用を停止されたり、他のカードやローンも組めなくなったりすることもあります。

カード利用限度額は、個人の借りすぎや金融事故を防止する上で、貸金業法の総量規制で個人の借入総額を原則、年収の3分の1までに制限されています。

そのため、年収のない学生には、もともと借入総額が10~50万円までと低く設定されています。

対策

まず、収入に対してクレジットカードの利用上限を事前に決めておきましょう。

アルバイトをしていない学生なら、カード利用時の返済者は親御さんということになるので、親御さんと毎月最高でいくらまで使えるか決めておくのも手です。

アルバイトをしているなら、アルバイトでもらえる月収の半分程度を目安にすればよいでしょう。

ショッピングの支払い方法も、手数料のかからない1回払いや2回払いにしておき、手数料のかさむリボ払いや分割払いは極力利用しない方がよいです。

学生はショッピング枠やキャッシング枠が少ないですが、キャッシングは利用しない又は最初から枠を「ゼロ」にしておくなどの対策をしておきましょう。

クレカを使った悪質な犯罪に注意

これまで、クレジットカードでは情報が盗み出され不正に使用されたり、お金が引き出されだしたりするスキミングやフィッシング詐欺などが主流でしたが、その手口も年々巧妙になってきています。

ここでは、クレカを使った犯罪及び犯罪予備軍となりそうな事例を3つ紹介します。十分に気を付けましょう。

スキミング

カード犯罪の代表的手口といえば、「スキミング」です。クレジットカードのカードリーダーに細工をし、クレジットカード情報を読み取って、そのカードのクローンを作り、カードを不正使用されるというものです。

店舗のカードリーダーに細工される場合もあれば、店主や店員がスキミングをする悪質な事例も発生しています。

対処法

  • 情報が抜き出しにくいICカードタイプのものする
  • 暗証番号を盗み見されないように隠して入力したり、推測されない番号にしたりする
  • 簡単にクレカを人に貸さない
  • 海外で、特にマッサージや温泉、プールなどでもクレカを携帯しておく など

フィッシング詐欺

カード会社を装ったメールを送り、そのサイトにアクセスすることで、カード情報を盗み出すというものです。

最近は手口がさらに巧妙化し、カード会社の公式HPそっくりのサイトを作り、クレジットカードの有効期限やパスワード、セキュリティコードを入力するように求められ、入力した情報を盗まれてしまったというケースもあります。

対処法

  • カード会社からのメールには注意し、メールアドレスがカード会社のものか確認する
  • クレジットカードの明細をみるときなどは、メールからの誘導ではなく、常にブラウザにカード会社の公式サイトURLをブックマークしておき、そこからログインするようにする

最近は、これらの不正使用に対して被害を補償してくれるクレジットカードも増えてきました。

クレジットカードを選ぶ際は、不正使用の補償が付いたものを選びましょう。

クレジットカードのショッピング枠現金化は利用規約違反

ここ数年、学生の間で問題となっているのが、クレジットカードの「ショッピング枠現金化」です。

クレジットカードのショッピング枠を使って、専門の決済会社で買い物やサービス利用をすると、手数料を差し引いた現金が口座に振り込まれるというものです。

例えば、お金に困っている大学生のAさんがいたとします。

Aさんはすぐに現金がほしいために、ネットで現金化業者とコンタクトをとり、業者が指定する50万円の商品を自分のクレカで購入、届いた商品を指定先の住所に送ると、手数料を引いた40万円がAさんの銀行口座に振り込まれます。

しかし、翌月、Aさんのもとには50万円のカード利用請求書がきますし、実質10万円も損をしていることになります。

お金が振り込まれればよいですが、中には業者が言っていた額より少なくなったり、振り込まれなかったりという悪質なケースも発生しています。

このような行為は、犯罪行為ではありませんが、「換金目的のカード利用」を禁止しているカード会社の利用規約に違反している可能性が極めて高く、最悪の場合は利用停止に発展します。

さらに、現金化をする際にクレカや運転免許証の画像が求められる場合もあり、その個人情報が犯罪に用いられる場合もあります。

クレジットカードのショッピング枠現金化は犯罪に発展する場合もあると考え、絶対に行わないようにしましょう。

クレジットカードが本当に必要か、再度考えてみる

借金や犯罪のリスクを考えた上で、クレジットカードが本当に必要かを改めて考えてみましょう。

ネットショッピングだけが目的ならば、プリペイドカードやデビットカードでも対応できます。

プリペイドカードは、前もってお金をチャージして使うカードで、決められた額しか利用できません。

デビットカードも、カード利用ごとに自分の銀行口座にある残高から利用額が引き落とされるシステムなので、使いすぎる心配がありません。

海外で利用したいのであれば、「マネパカード」や「キャッシュパスポート」など、海外専用のプリペイドカードもあり、手ごろな為替手数料で、ショッピングでの利用やATMから現地通貨の引き出しが行えます。

クレジットカードは返済義務が発生するカードのため、18才以上という年齢制限があり、高校生は持てません。

それに対し、プリペイドカードやデビットカードは、カードによっては年齢制限のないものもあり、クレカのような審査もありません。

しかし、ネットショッピングや海外旅行での利用を考えるのであれば、プリカやデビカで不十分です。

プリカやデビカは、クレジットカードのように十分な盗難補償はなく、海外旅行保険は原則的に付帯していません。

加えて、プレカやデビカには、ETCカードや家族カードを付けることもできず、急な出費にお金の前借りはできません。

利便性や付帯サービス、不正使用に対する補償面で考えても、クレジットカードの方がメリットは高いです。

合わせて読みたい

クレジットカードvsプリペイドカード、学生におすすめなのはどっち?この記事を読む

どんな使い方をするのかを再度考えてみて、使い勝手のよいカードを選んでくださいね。

まとめ

収入の少ない学生でもクレジットカードは持ちやすいということがわかりましたが、やはりクレカの使いすぎやカード犯罪など不安もあります。

経済感覚が未熟な未成年のうちは、クレカのように店頭やネットでも利用できるプリペイドカードやデビットカードで十分です。

しかし、盗難補償や海外旅行保険、ショッピング保険などの付帯サービスは、クレカならではのメリットといえ、これを活用しない手はありません。

クレジットカードの必要性そして注意点を考え、クレジットカードの仕組みをよく知り得た上で、クレジットカードをもつべきかどうか、判断してください。


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