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ブラックリストって何?もうクレジットカードは作れないの?

「ブラックリスト」という言葉。聞いたことはあるけれど、その意味はイマイチよく分からない。そんな方は多いのではないでしょうか?

「何となく悪い物」くらいに捉えている方もいらっしゃるかもしれませんね。しかし、それは非常に危険なことです。

「ブラックリスト」に入ってしまうと多大な損をしますし、しかも案外簡単になってしまうものなのです。

例えば、ブラックリストに入ると次のような損をすることになります。

●長期に渡ってローンを組めなくなる
●長期に渡ってクレジットカードの作成ができなくなる

上記2つは少なくない経済的損失やその他損失をもたらす可能性があります。特にキャッシュレスのこの時代にクレジットカードを契約できなくなるのはかなりの痛手。

カード払いにすれば便利で、しかも幾らかキャッシュバックされたりポイントが付く公共料金の支払いも、コンビニでの現金払いを余儀なくされる可能性があるのはとても損だと思いませんか?

だから、「ブラックリスト」という言葉は、その言葉の意味をシッカリと把握し、そうならない為に何に注意すべきかを知っておくべきなのです。

今回は知識の全く無い方でも分かりやすいように、「ブラックリスト」という言葉の意味を解説していきたいと思います。また他にも次のような疑問に答えていきます。

●何をしたら「ブラックリスト」に入るのか?
●「ブラックリスト」に入るとどのような影響があるのか?
●「ブラックリスト」に入ってしまった場合でもクレジットカードは作れるのか?
●自分が「ブラックリスト」に入っているかどうかを調べる方法はあるのか?

ぜひこの記事で「ブラックリスト」という言葉をマスターして、信用取引の要ともいえる知識を手に入れて下さい。

「ブラックリスト」とは?

最初に「ブラックリスト」という用語について解説していきます。

まず前提として、消費者と金融機関の信用取引(クレジットカード、カードローン等)の記録は個人信用情報機関という組織に残ることを頭に入れましょう。

個人信用情報機関とは?
加盟各社の情報共有を可能にする組織。加盟する会社と消費者との信用取引の事実を保管し、それを加盟会社の求めに応じて提供する役割を担っている。個人信用情報機関にはCIC/JICC/KSCの3つの組織がある。

つまり、消費者がクレジットカードの滞納をした場合等の記録はシッカリと個人信用情報機関に残ってしまう、ということです。

この個人信用情報機関に残っている記録は加盟各社による確認が可能となっています。

もし、消費者が信用取引において酷い行為を行った場合も当然その記録は残り、それは加盟各社によって確認可能となるのです。

例えば、CIC(個人信用情報機関)に加盟するA社のクレジットカードの支払いを長期間に渡って滞納した場合、それはCICに加盟する他の会社に知られるところとなります。

こうなると、多くのCIC加盟会社はその支払い遅延者を相手にしなくなり、その人は他のCIC加盟会社のクレジットカード等の審査には通らなくなってしまいます。

この酷い行為は金融事故と呼ばれています。

金融事故とは?
経済的な信用度を著しく失墜させる行為。※具体的な行為については後述

この酷い行為(金融事故)を起こし、個人信用情報機関にその旨が記録され、多くの会社から相手にされなくなってしまった人達を「ブラックリスト」と呼ぶのです。

ではこの「ブラックリスト」に入る直接の原因となる金融事故とは一体どのような行為を指すのでしょうか?次はこの「金融事故」とは何なのかを解説していきます。

延滞や自己破産をすると「ブラックリスト」入りしてしまう!

ここでは先ほど紹介した「ブラックリスト」に入る原因となる金融事故についてもう少し詳しく解説していきます。

先ほど申し上げた通り、金融事故とは起こした本人の経済的な信用度を著しく失墜させる行為なのですが、次のようなものがそれに当たります。

※以下は代表的な金融事故の種類とその簡単な説明です。

【延滞】

支払いが61日以上もしくは3ヶ月以上遅れること。

【代位弁済】

自分で支払いができず、保証会社などが立て替えて返済すること。

【自己破産】

借金返済の義務を免除してもらう債務整理の方法。裁判で返済が不可能と認められることで可能になる。自己破産者は家など一定以上の財産を手放す必要がある。

上記のような行為を過去に行っている場合は、金融事故を起こした人間として個人信用情報機関に記録が残っているはずです。

このような金融事故を起こした場合、一定期間はクレジットカードを申し込んでも審査に通らなくなりますし、ローンも組めなくなります。

毎月の携帯料金の滞納もブラックリスト入りの原因に
意外なところでは、携帯端末の分割払いの滞納も金融事故の原因になります。スマートフォンの端末代を分割払いで購入し、その支払いを滞納したりすると、それは金融事故の原因となる可能性があります。(分割払いは信用取引です)

また金融事故ではありませんが、申し込みブラックと呼ばれる状態もクレジットカード審査に悪影響を与えるので注意が必要です。

短期間で複数のカードを申し込むとカードの審査に通りにくくなる

申し込みブラックは短期間に複数のクレジットカードを申し込むことによってなってしまいます。

これはあくまで目安ですが、短期間とは1ヶ月、複数とは3枚くらいとお考え下さい。つまり1ヶ月以内に3枚カードに申し込むと申し込みブラックということです。

では、何故このようなことが起こってしまうのでしょうか?そのメカニズムを解説します。

カードの申込み記録は金融事故同様、個人信用情報機関に半年間保存されることになっており、カード会社各社による情報共有が可能となっています。

なので、次から次へとクレジットカードに申し込んでいる記録を発見すると、カード会社は「ここまで必死になって何枚もカードを申し込むということは、お金に困っているのでは?」と、その申込者を疑います。

その結果、その申込者はカード会社に警戒され、審査に通りにくくなってしまうのです。なので、このような申し込みブラックに陥っている自覚がある人は半年間は新規の申込みを控えましょう

そうすればカードに申し込んだ記録自体が個人信用情報機関から抹消されるので、カードの審査通過率も改善します。

では、申し込みブラック以外の金融事故の記録はどれくらいの期間個人信用情報機関に残り、カード審査等に悪影響を与え続けるのでしょうか?

続いては金融事故の記録が残る期間について解説をしていきたいと思います。

金融事故の記録が残る期間は約5年~10年

金融事故の記録が残される期間は、起こした金融事故の内容やそれが登録される個人信用情報機関(CIC/JICC/KSCの何れか)によって変わります。

そこで次は、上記の金融事故の記録がどれくらいの期間残るのかを、個人信用情報機関別に示してみたいと思います。

金融事故は当該の問題を解決したことを前提として下記の期間記録が保存されます。

CIC JICC KSC
延滞(61日以上) 5年 1年 5年
延滞(3ヶ月以上) 5年 5年 5年
代位弁済 記載なし 5年 5年
自己破産 7年 5年 10年

つまり、金融事故を起こすと多くの場合は5年間、クレジットカードの審査通過がほぼ絶望的な状況となってしまうのです。

では実際に金融事故を起こしてしまった場合はどうすれば良いのでしょうか?金融事故を起こしてしまった場合は、上記の期間必ずクレジットカードを作ることはできないのでしょうか?

実はそうではありません。もちろん金融事故を起こせばクレジットカードを作れる可能性は低くなりますが、だからといって可能性が0になるわけではありません。

金融事故を起こし、その記録が残っている人でもクレジットカードを発行できた実績はあります。

そこで次は、そのような金融事故の記録が残っている人でも発行できたクレジットカードを紹介していきたいと思います。

必見!金融事故記録保持者でも通ったクレジットカード2選!

ここでは過去に金融事故を起こし、まだ記録が残っている人でも審査に通った実績のあるカードを紹介していきます。

※もちろん当該の問題は解決していることが前提です。延滞しっぱなしのまま申し込んでもまず通らないと考えましょう。

金融事故記録ありで審査通過した実績あり!【ACマスターカード】

おすすめポイント
  • 年会費無料!
  • 金融事故記録保持者でも審査通過した実績あり!
  • WEBで発行可能か3秒診断ができる!
  • 利用金額の0.25%を自動キャッシュバック!
  • 支払い方法は柔軟に調整できる!

過去に「ブラックリスト入り」して金融事故の記録が残っている人が発行できた実績のあるクレジットカードです。

ACマスターカードを発行するアコムは、過去の信用情報よりも現在の支払い能力を重視すると言われており、その為に金融事故の記録が残っている人でも発行ができたのだと思われます。

年会費は無料で毎月の手数料を0円にすることもできます。また利用金額の0.25%がキャッシュバックされるので、毎月の生活費の節約に利用することが可能です。

カードの利用実績を積めば上のカードも狙えるので、金融事故記録の保持者はまずはこのカードから始めましょう。

審査が不安な方はカードが発行できるかどうかWEBで3秒診断が行えるので、まずは公式サイトをチェックしてみましょう。

ブラックリスト入りしている人の発行実績あり!【楽天カード】

おすすめポイント
  • 年会費永年無料!
  • ブラックリスト入りしている人の発行実績あり!
  • ポイント還元率は1%でハイスペック!
  • 利用可能額は最大100万円!
  • 最大2,000万円の海外旅行傷害保険あり!

楽天カードも金融事故記録の保持者が発行できた実績のあるクレジットカードの1つです。楽天カードはハイスペックなカードなので意外に思われた方も多いかもしれませんね。

楽天カードが金融事故記録の保持者に発行された実績があるのは、恐らく楽天カード株式会社が楽天カードの入会自体を簡単にする代わりに、途上与信を厳しくているからです。

途上与信とは?
カードの利用中に行われるクレジットの利用状況等をチェックする審査

なので金融事故の記録を持っている人にはピッタリで、慎重かつ適切に使用すれば、楽天カードを入手し長い付き合いができる可能性があります。

楽天カードはポイント還元率が常時1%と高還元率で、しかも楽天市場のお買い物ならポイントが最大3倍になります!

また、楽天Edyが付帯機能として備わっているほか、最高2000万円の海外旅行傷害保険付きです!

他にも楽天関連のサービスでポイント倍率がアップする仕組みが多数あるので、楽天ユーザーには必見の1枚となっていますよ!

ここまで金融事故の記録がまだ残っている方向けにオススメのクレジットカードを紹介してきました。

まだ金融事故の記録が残っている人は上記の中からお気に入りのカードを申し込むことをオススメします。

さて、ここまで読んできた方の中には次のような不安を抱えている方がいらっしゃるのではないでしょうか?

●自分がそもそも過去にブラックリスト入りしたかどうか分からないんだけど…
●まだ過去の金融事故の記録が残っているかどうか分からないんだけど…

多くの方が上記のような疑問を抱えているかと思います。

というのも、自分が何時どのような形で金融事故を起こしたかを覚えている方は稀でしょうからね。

このような不安を抱えることは当然のことだと思います。しかし、このような不安はすぐに解決することができます。次からはその方法について解説していきましょう。

金融事故記録の調べ方

自分がまだ金融事故の記録を持っているのかどうかを調べたい方は個人信用情報機関に開示請求をすれば、自分の信用情報を確認することが可能です。

以下の記事では自分の信用情報を確認する方法についてまとめています。

合わせて読みたい

もし、自分の信用情報を(金融事故の記録がまだ残っているかどうかを)確認したい方は、ぜひこの記事を参照して、ご自身の信用情報を確認してみて下さい。

ブラックリスト入りしないセーフなケース

最後に意外だけど実はブラックリスト入りしないケースについて紹介していきたいと思います。

「もしかしてあれでブラックリスト入りしたかも…」と不安を抱えている方は杞憂かもしれませんので、ぜひチェックしてみて下さい。

【公共料金の支払い】

まず公共料金の支払いの滞納をした場合ですが、これはブラックリスト入りの原因とはなりません。

ただし、支払い方法によってはブラックリスト入りの原因となってしまうので注意が必要です。

【ブラックリスト入りの原因にならない支払い方法】
●振込み用紙によるコンビニでの支払い
●口座振替
【ブラックリスト入りの原因になる支払い方法】
●クレジットカード支払い

上記の中でクレジットカード支払いは信用取引に当たる行為であるため、支払いが遅れた場合はそのカード会社への滞納として個人信用情報機関に記録されてしまいます。

クレジットカードによる公共料金の支払いは便利かつポイントが大量に貯まるので、積極的に利用すべきですが、支払い期日はシッカリと守りましょう。

【携帯電話の通話料の支払い】

携帯電話の通話料は支払が遅れても個人信用情報機関に記録が残りません。

ただし、前述の通り、携帯端末の分割払いの料金がそこに含まれている場合は、その滞納の記録は個人信用情報機関に残ってしまいます。

スマートフォンの値段を一括でポンと払う方は少ないでしょうから、多くの人が分割にしているかと思います。

なので、携帯電話の通話料の支払履歴が個人信用情報機関に残らないからといって油断してはいけませんよ。

【税金の支払い】

税金の支払いは遅れても個人信用情報機関に記録されることはありません。

ただし、こちらもクレジットカード払いにしている場合は、支払いが遅れると個人信用情報機関に記録が残ります。

何れにしても信用取引であるクレジットカードの支払いが間に入らない限りは、支払いの遅れによってブラックリスト入りすることはありません。

金融事故の記録は基本消えるまでは待つ!それができないならACマスターカードが楽天カードの選択を!

金融事故の記録がある場合はそれが消えるまで待つのが基本です。なぜなら、金融事故の記録があるとクレジットカードの審査通過率は絶望的なまでに落ちるからです。

どうせ落ちてしまうクレジットカードに申し込むのであれば、デビットカードなどに申し込む方がよほど時間を節約できるはずです。

デビットカードとは?
国際ブランド付きのカードでクレジットカードと同じように使える。カードを使うとその瞬間に自分の口座からお金が引き落とされる仕組みで、発行のための審査が必要ない。楽天デビットカードや三菱UFJデビットなどがある。

しかし、「いや、それでも俺(私)はクレジットカードが欲しいんだ」という方は次の2つのカードの何れかに申し込みましょう。

年会費も無料で気軽に申し込めますし、金融事故の記録があっても通った実績のあるカードです。

●ACマスターカード
●楽天カード

ちなみに既にブラックリストから抹消された人も上記のような難易度が比較的低いカードを最初に取得することをオススメします。

というのもブラックリスト入りしている人は、殆どの金融機関から相手にされないため、信用取引をさせてもらえないのは先ほど説明した通りです。

なので、その間に一定期間の経過を理由に個人信用情報機関に記録されている、信用取引に関する履歴が真っ白になってしまうのです。

そうした状態は「ホワイト」と呼ばれるのですが、この状態は過去にブラックリスト入りしていたことをカード会社に疑われるので、カードの審査に通りにくいです。

こちらは詳しく紹介するとかなりの文量となってしまいますので説明はこれくらいにしますが、興味のある方や今まさにブラックリスト入りしている方は以下の記事もご参照下さい。

金融事故の記録が取れてもクレジットカードを作りにくい理由やその対処法について記載していますよ。

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