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転職直後でもクレジットカード審査に通る方法

2017.02.24

クレジットカード審査では勤務年数も重要な審査ポイントになります。同じ勤務先に長く勤めていればそれだけ収入の安定性があると判断されるからです。

しかし、転職によって勤務年数が短くなった場合はクレジットカード審査ではどれくらい不利になるでしょうか?
今回は転職直後で申込んだ場合のクレジットカード審査について解説します。

転職直後のクレジットカード申込は危険?

転職直後にクレジットカードを申込すると、どんなデメリットがあるでしょうか?
まずはクレジットカード審査と勤続年数について解説しましょう。

クレジットカード審査と勤続年数

勤続年数はどれくらいあれば審査をスムーズに通過できるでしょうか?
長いほど有利なのは間違いありませんが、一般カードであれば3年以上あれば勤続年数が不足で却下されることはないでしょう。

ゴールドカード以上のステータスが高いクレジットカードであれば、最低でも5年は必要となるでしょう。

転職で勤続年数は一度リセットされるので、できれば最低でも1年以上の勤続年数は欲しいところです。
同じ転職でも同業種であればキャリアアップという可能性もありますが、まったく別業種であればあまり良い印象は与えないでしょう。

クレジットカード申込書の虚偽記載は不利になる

勤続年数は長いほどいいからといって年数を水増しして記入するのは、かえって審査では不利になります。

特に過去にクレジットや融資の利用があれば、個人信用情報機関に勤務先情報も登録されています。
個人信用情報機関はクレジットカード会社がすべて加盟していて、会員情報を提供しています。この情報は審査するときに必ず参照するので、他社を利用したときの勤務先もすべてわかるようになっています。

勤続3年と記載しているにも関わらず、2年前の情報で勤務先が違っていれば虚偽記載であることがすぐにわかります。
多少の誤差は許容範囲ですが、勤務月数を四捨五入する程度に留めておきましょう。

新卒の社会人は例外

大卒で入社したばかりの新入社員も勤続年数は短くなります。
しかし、若年層のカード会員を増やすというクレジットカード会社の方針があるので、新入社員は例外的に勤続年数が短くても問題にはなりません。

新卒者の場合は初めてクレジットカードを作るというケースが多く、クレジットカード会社としても自社カードを最初のカードにしてもらいたいのです。
最初に作ったカードは少なくても次のカードを作るまでメインカードとして利用するので、クレジットカード会社にとってメリットがあります。

同じ勤務年数が短いケースでも、転職直後の場合は前の勤務先を退職した理由がわからないので、クレジットカード審査では不安定な要素として捉えるので不利になるのです。

クレジットカードは転職前に作ろう

転職前と転職後のどちらがクレジットカードを作りやすいかといえば、転職前に申込むほうが有利です。
勤続年数も転職後に比べて長くなるので、それだけ有利になるからです。

また、転職回数が多くなるほど収入が不安定とみなされるので、なるべく転職前にカード作成しておきましょう。

クレジットカードを申し込むと、審査の段階で勤務先にクレジットカード会社から電話で在籍確認をされますが、クレジットカードを作ってから勤務先の変更届をすれば、特に在籍確認もなくそのまま使うことができます。

就業状況とクレジット利用履歴はどちらが大切?

勤続年数も重要ですが、クレジットヒストリー(クレジット利用履歴)も重要な審査項目です。
それでは勤続年数とクレジットヒストリーではどちらが審査では重要なのでしょうか?

就業状況とクレジットヒストリーの違い

勤続年数や勤務先情報、勤務形態等の就業状況は収入が安定しているかどうかを判断する材料となります。
しっかりした勤務先に長く勤めていれば収入は安定しているだろうと判断できるからです。

一方でクレジットヒストリーは実際にクレジットやローンを利用した実績です。
就業状況のように推測ではなく、実際にカード利用してしっかりと支払ったという証拠となります。
そう考えるとクレジットヒストリーのほうが、推測に頼る就業状況よりも重要だと考えられます。

勤続年数が短くても良好なクレジットヒストリーがあれば審査を通過しやすい

クレジットヒストリーの重要さがよりわかりやすくなるように、具体例を出して考えてみましょう。

① 転職したばかりで勤続年数が1年未満、しかし、過去に何度もクレジットを利用して延滞することなく完済した実績がある。
② 反対に同じ勤務先に10年以上勤務しているが、支払遅延が多く常に残高が多い。

どう考えても①のほうがクレジットカード審査に通りやすいでしょう。

同じようなクレジットヒストリーでは勤続年数が長いほうが有利ですが、良好なクレジットヒストリーであれば勤続年数が短くても審査を通過する可能性が高いのです。
クレジットカード審査では、実際に利用してきちんと支払っているという実績は大きな影響があります。

反対に事故情報などマイナスになるクレジットヒストリーも強い影響があります。
例えばカード申込者が医師や弁護士、上場企業の役員であっても、長期延滞の記録があれば審査は通りません。
審査ではクレジットヒストリーが最も重要といえるでしょう。

クレジットカードの系列に関係なくクレジットヒストリーは重要

ステータスが高く審査が厳しいと言われている銀行系クレジットカードでも良好なクレジットヒストリーは審査には有利になります。
一般カードは銀行系でも昔ほど審査基準は高くないので、良好なクレジットヒストリーを作って申し込みすれば審査通過率は高くなります。

ただし、ゴールドカードといった上位カードになるとクレジットヒストリーはよくて当たり前と判断するので、マイナスの影響力が強くなります。
特にプラチナカードやプレミアムカードではカード会社からの招待状(インビテーション)がなければ入会することができません。
このインビテーションは延滞があると発送されることはありません。

グレードの高く利用限度額も高いカードほど、クレジットヒストリーが良好であることを前提にしています。

転職直後の申込でカード審査に落ちた場合

転職直後にクレジットカードを申込して審査に落ちた場合は、まず勤続年数が短いことが原因である可能性が高いでしょう。
それではその後どうしたら審査を通過するのかを考えてみましょう。

次の申し込みまで間を空ける

一度クレジットカードを申し込みすると個人信用情報機関と申込したクレジットカード会社に記録が残ります。

クレジット系の個人信用情報機関CICでは6ヶ月間申込情報が登録されています。
クレジットカード会社の自社情報でも同じ程度の期間、申込情報と却下した事実と理由の情報を記録しています。

勤続年数が原因で却下されたのであれば、少なくとも6ヶ月以上経過後、申込情報が消えて勤続年数もある程度長くなってから再度申し込みしましょう。
この場合、申し込むクレジットカードを変更する必要はありません。

クレジットカード会社の自社情報でも申し込みの事実が記録から消えているので、同じクレジットカードに申込してもかまいません。

審査が通りやすいカードに申込む

消費者金融系の審査が通りやすいクレジットカードに申し込むというのも一つの方法です。
アコムACマスターカードはパート・アルバイトでも審査対象になるので、正社員であれば勤務年数が短くても通る可能性は高いでしょう。

その代わりポイントサービスや海外旅行傷害保険などの付帯保険、優待サービス、キャッシング機能はありません。ショッピング専用カードとして利用しましょう。

消費者金融系のクレジットカードでもカードショッピングをして、きちんと支払っていれば、それは立派なクレジットヒストリーになります。
このカードで勤続年数が長くなるまでクレジットヒストリーを積んでから、サービスが充実したクレジットカードに申し込みしましょう。

勤務先や勤続年数よりも支払い実績が重要

クレジットカード審査だけでなくクレジットカードを作ってからも大事なのは信用です。
クレジットカードでの信用は経済的な信用力に限られますが、仕事を含めた社会生活でも信用が重要なのは同じです。まったく知らない人にお金を貸す人はいませんよね。

クレジットカードでのクレジットヒストリーは、過去にお金を貸してきちんと支払ってもらったという実績なのです。
そう考えるとクレジットヒストリーが重要であるということがよくわかるでしょう。
終身雇用が普通だった時代と比べると、転職はそう珍しいことではありません。
いくら転職してもびくともしないほどのクレジットヒストリーを作りましょう。


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