学生がクレジットカードを発行・利用する時の注意点


第三者による不正利用などクレジットカード利用時のトラブルはカード会社に連絡する事で対応してくれますが、カード発行時の注意点は申し込みをする学生が事前に知っておくべきです。

カードに不安を抱える学生がクレジットカードに潜むリスクを回避するためにも、発行する時と使用する時の注意点を解説します。

また、トラブルに巻き込まれたり、引き起こしてしまった時の対処法も解説していきます。

学生がクレジットカードを発行する時の注意点

ここでは学生がクレジットカードを発行するときに注意すべき点を解説します。

「キャッシング枠はつけない」「未成年の場合は親の同意が必要」など、学生が見落としがちなポイントを挙げています。

カード発行時間に余裕を持つ

クレジットカードの発行には平均1~2週間程度の時間がかかります。

カードを手に入れるためには、「申し込み」「審査・発行」「郵送」という3つの手順を踏む必要があるからです。

クレジットカード作成の3ステップ
1.申し込み(1日)

2.審査・発行(約3日)

3.自宅に郵送(約3日~1週間)

つまりクレジットカードが欲しくなり当日中に申し込んでも、実際にカードが手に入るまで平均1週間はかかるということになります。

クレジットカードを作成するときは、時間にゆとりを持って申し込むことが重要です。

しかし学生の中には、飲み会や旅行などで急にクレジットカードが必要になった人もいるのではないでしょうか?

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今すぐカードが欲しいという学生は、セゾンやエポスカードのような店舗受取型のクレジットカードを利用することで対応可能です。

今すぐカードが作れる【セゾンインターナショナルカード】

一般のクレジットカードでは発行から受け取りまでに一週間程度かかってしまう事が多いです。

しかし、セゾンカードは即日発行に対応しています。

年会費が無料で印鑑、運転免許証の提出が必要なし!

急な用事でカードが必要、カードを作っている時間がないという人でもすぐに作れるカードです。

店舗受取型のクレジットカード

  • 1.カード会社の公式サイトから申し込む
  • 2.カード会社で審査・発行
  • 3.キャッシュカードと本人確認書類をもって店舗(カード発行窓口)に行く
  • 4.その場でクレジットカードを受け取れる
  • 5.1~4までの作業が最短1日で完了する

店舗受取型のクレジットカードなら最短即日発行に対応しています。

公式サイトから申し込んだ後に、専用の店舗(カード発行窓口)を訪問すればその場でクレジットカードが手に入るのです。

代表的な店頭受取型のクレジットカードは「エポスカード」「セゾンカード」で、それぞれ全国の「マルイ」「セゾンカウンター」でカードを受け取ることができます。

●セゾンカード・・・セゾンカウンターで受け取り
●エポスカード・・・マルイで受け取り

上記のクレジットカードなら最短即日で手に入るので、「カードが今すぐ必要で1週間も待てない」という学生は申し込んでみてください。

※エポスカード・セゾンカードの即日発行は店頭受け取りのみ可能です。郵送には対応していないので注意してください。

利用限度額を低めに設定する

学生のように初めてクレジットカードを作成した場合、無計画にカードを使ってしまい支払いに困る事態に陥りやすいです。

クレジットカードの無駄遣いを防ぐためにも、カード作成時に利用限度額を低く設定しておきましょう。

クレジットカードを利用できる金額の上限で、ショッピング枠とキャッシング枠の2つがあります。

利用限度額

  • ショッピング枠

    カードで買い物できる金額の範囲、例えば、ショッピング枠が10万円のカードなら、10万円以内の買い物ができます。

  • キャッシング枠

    カードで現金を借りられる金額の範囲。キャッシング枠が10万円のカードなら、10万円まで現金を借りることができます。

つまりショッピング枠を低めに設定することは、カードで使える金額を減らし無駄遣いを防ぐことに繋がるのです。

また社会人のように毎月一定金額を稼げるようになるまでは、支払い能力を超えた利用を防ぐためにも、キャッシングには手を出さないようにしましょう。(学生の場合はデフォルトでキャッシング枠が0になっていることが多いです。)

未成年は親の同意が必要

20歳以上の人であれば、本人確認書類・銀行口座・印鑑があればクレジットカードを作成できます。

しかし未成年(18~19歳)の学生の場合、クレジットカードの作成には親の同意が必要になるので注意してください。

【親の同意確認方法】

未成年の場合は、カード申込時に親の連絡先をカード会社に申告します。

審査段階になるとカード会社から親に電話がかかってくるので、そのタイミングで同意の確認が行われるという流れです。

進学を機に一人暮らしを始めた学生は、事前に親にカードに申し込んだ事実を伝えておくと話がスムーズになるのでおすすめします。

学生がクレジットカードを使うときの注意点

ここでは学生がクレジットカードを使うときの注意点を解説します。

「支払い遅れ」「友達にカードを貸す」など、ついついしてしまう学生もいると思うので、これを機に危険性を認識しておきましょう。

カードの支払い遅れは信用情報に傷

学生の中にはクレジットカードの支払い遅れを甘く見ている人がいます。

しかしカードの支払い遅れは信用情報を傷つけ、最悪の場合カードが使えなくなるので絶対にしてはいけないことです。

信用情報
カードを利用している一人一人のカード支払い状況・利用履歴などをまとめたも。

普段は「クレジットカードインフォメーションセンター(CIC)」といった信用情報機関によって管理されており、カード会社や銀行が顧客の返済能力をチェックするときに使用します。

信用情報に傷がつくと、カード会社や銀行に返済能力がないと判断されます。

返済能力がないということは、新規カードの申し込みや、ローンの利用時に審査落ちします。

支払い遅れを防ぐために、学生は計画性を持ったカードの利用が必要です。

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分割・リボ払いは慎重に

これから一人暮らしをする学生の中には、家電などの高額商品を購入するために、分割・リボ払いを検討している人もいると思います。

しかし分割・リボ払いは手数料が発生するので注意が必要です。

分割払いとは?
購入した商品の代金を、分割して支払うことを「分割払い」と呼びます。

例えば3万円の商品を2回の分割払いで購入すると、月々の支払いは「30,000円÷2回=15,000円」です。
カードの種類によって異なりますが、分割払いの回数は2回~24回まで選択できます。

分割払いのシミュレーション

  • 楽天カードを使用
  • 利用金額は5万円
  • 6回払い(100円当たりの手数料4.08円)

分割手数料:50,000円×(4.08円/100円)=2,040円
支払い総額:50,000円+2,040円=52,040円 (参照:楽天カード公式サイト)

つまり一括で50,000円支払うよりも、分割払い(6回)の方が2,040円も損をしてしまいます。

リボ払いとは?
購入した商品の代金を、月々同じ金額で返済することを「リボ払い」と呼びます。

例えば3万円の商品を返済金額が1万円のリボ払いで購入すると、「30,000円÷10,000円=3回」なので、3か月で支払いが終わります。

リボ払いのシミュレーション

  • 楽天カードを使用
  • 利用金額は5万円
  • 返済金額は月々5,000円に設定

リボ手数料はトータルの返済金額から算出されるので、上記の場合は初回の625円からで徐々に減少していきます。

返済回数 返済金額 リボ手数料
1回目 5,000円 625円
2回目 5,000円 562円
3回目 5,000円 500円
4回目 5,000円 437円
5回目 5,000円 375円
6回目 5,000円 312円
7回目 5,000円 250円
8回目 5,000円 187円
9回目 5,000円 125円
10回目 5,000円 62円

(参照:楽天カード公式サイト)

つまりリボ手数料の合計3,435円分も損をしてしまうのです。

分割払いやリボ払いはカード利用分を一括で支払わなくていいので、高額商品でも購入できるというメリットがあります。

しかし分割払い・リボ払いを利用するたびに手数料が発生するので、トータルのカード利用金額がどんどん膨れ上がってしまうというデメリットがあるのです。

金額的に損をしないためにも、カードの支払い方法は一括払いまたは手数料のかからない2回払いをおすすめします。

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家族や友達でもカードは貸さない

友達に頼まれて、ついついクレジットカードを貸してしまう学生は多いと思います。

しかし、カードを盗まれたり失くしたりときに、カード会社の盗難・紛失保険を利用できなくなるのでやめておく方が賢明です。

盗難・紛失保険

クレジットカードの盗難・紛失時に不正利用されたカード利用分を、カード会社が補償してくれるサービス

例)クレジットカードが盗まれて30万円も使われていた→カードが会社が30万円分を保証

カード会社は本人以外の過失でクレジットカードを紛失・盗難された場合の補償はしてくれません。
第三者にカードを不正利用されても、その分は自分で返済する必要があるのです。
例)友達にカードを貸したら紛失した→第三者に30万円不正利用されたらカード契約者が返済する

盗難・紛失保険が適用されない条件は大きく3つあるので、学生はこれを機に覚えておくことをおすすめします。

盗難・紛失保険が適用されないケース

条件 具体例
カード契約者以外のカード利用 ・友達や恋人にカードを貸した

・子供がカードを使った

セキュリティ管理が甘い ・暗証番号を友達に教えていた

・電話番号などを暗証番号に利用した

カード契約者に重大な過失がある ・カードの裏面に署名していなかった

ネットショッピングは詐欺業者に気を付ける

クレジットカードを利用すればネットショッピングも手軽にできます。

しかし詐欺業者を利用すると、カード番号などが抜かれてしまう可能性がありとても危険です。

詐欺業者の見抜き方

  • 住所や電話番号など会社情報を確認
  • 会社名とショップ名の両方を確認
  • レビューや口コミを確認

グーグルマップを利用して住所を確認したり、会社名とショップ名の両方がサイトに記載されているかを確認したりすることで、詐欺サイトかどうかを見抜くことができます。
(詐欺サイトは嘘の住所や、会社名かショップ名の片方しか記載していない場合が多いため)

また楽天・Amazonといった大手通販サイトにも詐欺業者は存在するので注意してください。

「カード番号が抜かれて不正利用された」などのトラブルを防ぐためにも、ネットショッピングでのクレジットカード利用は慎重にしましょう。

クレジットカードの現金化は利用しない

学生の中にはクレジットカードの現金化を利用して、お金を短時間で手に入れたいと思っている人もいるのではないでしょうか?

クレジットカードの現金化は「クレジットカードを強制的に解約される」可能性があるので絶対に手を出してはいけません。

クレジットカードの現金化
カードのショッピング枠を利用して購入したAmazonギフト券や新幹線チケットを転売して現金に換える行為。

カード会社の規約に違反するので、最悪の場合クレジットカードが使えなくなります。

「Amazonギフト券を買って売るだけだからカード会社にバレない」とい考えは甘いです。

カード会社は、クレジットカードを利用して金券類が大量に購入されると確認の電話をかけてきます。

つまりAmazonギフト券などを転売するタイミングではなく、購入したタイミングでバレてしまうのです。

悪質なクレジットカードの現金化の場合、カードを強制的に解約させられます。
日常生活でカードが使えないと、「家電など高額商品も一括払い」「小銭の管理が大変」など不便になるので、「クレジットカードの現金化」は絶対にやめておきましょう。

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学生のカードトラブル対処法

ここでは学生がカードトラブルを引き起こしたり巻き込まれたりした場合の対処法を解説します。

突然のアクシデントも冷静に対応すれば解決できるので、事前準備として読んでおいてください。

カードの返済が間に合わないとき

飲み会など急な出費が続き、カードの支払いが間に合わない場合、「期日までにカード会社に連絡する」ことで支払日を伸ばしてもらうことができます。

カードの返済が間に合わない場合の対処法

  • 支払日の前までにカード会社に連絡
  • カードの支払いが遅れる理由を説明する
  • いつまでに滞納分を返済できるかを明確にする

すべてのカード会社が返済期限を延ばしてくれるわけではありません。

カード会社に連絡してだめだといわれたときは、家族や友人・消費者金融でお金を借りて返済することをおすすめします。

カードの紛失・盗難時

クレジットカードを盗まれたり失くしたりした場合は、第三者にカードを不正利用される可能性があります。

トラブルを防ぐためにも、カードの盗難・紛失に気が付いたら、迅速にカード会社の緊急連絡先に連絡しましょう。

カード会社の緊急連絡先は、365日24時間対応しているので、時間を気にせず連絡してください。

ただし、盗難・紛失保険の適用期間は不正利用から60日以内です。

つまり9月30日に不正利用されたなら、11月29日までに盗難・紛失保険をカード会社に申請する必要があります。

些細な不正利用を見逃さないためにも、学生は毎月のカード利用明細をチェックしておくことをおすすめします。

暗証番号を忘れたとき

「クレジットカードの暗証番号を忘れてしまった」という学生は、カード会社に連絡することで解決できます。

暗証番号を忘れたときの対処法

  • カード会社に連絡する
  • 書面で暗証番号が郵送される

カード会社に連絡すれば、自分で設定した暗証番号を書面で郵送してくれます。

しかし「郵送まで時間がかかるし、その間もカードが使いたい」という学生も多いのではないでしょうか?

その場合は暗証番号の代わりにサインで代用することができます。

商品を購入したときに、暗証番号ではなくサインで支払う旨を店員に伝えれば対応してくれるので試してみてください。

ただすべてのお買い物をサインで代用できるわけではありません。

【サインで代用できないパターン】

●カード裏面に署名がない
●ネットショッピング

クレジットカードの裏面に署名がないと、サインをしたところでカード利用者が本人なのか確認できません。

またネットショッピングの場合は、暗証番号の入力が必須です。

カード会社から暗証番号が郵送されれば解決しますが、一番大切なのは暗証番号を忘れないことになります。

特に学生はカードのセキュリティ管理が甘い人が多いので、暗証番号などはしっかり覚えておきましょう。


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