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学生がクレジットカードを持つ時の注意点まとめ~安全な利用のために~

最近では、学生でもクレジットカードを持つのが普通です。クレジットカードがあれば、インターネットでの買い物、海外旅行など、様々なシーンで便利です。

ただ、クレジットカードは便利ですが、使い方を間違えると、大きなトラブルに巻き込まれることもあります。お金が関わっているので、「知らなかった…」では済まされないこともたくさんあるのです。

そこで今回は初めてカードを持つ学生の方へ、「クレジットカードを作る際の注意点」をまとめました。これからカードを作りたいと考えている学生の方は、是非参考にしてみてください!

未成年は親の同意が必ず必要

まず学生の中でも未成年の方に気を付けて頂きたいこととして「親の同意」があります。というのも未成年の方がクレジットカードを作る場合には必ず「親の同意」が必要になるのです。

親の同意を取る方法は一般的には、

・親への電話確認
・親が契約書にサインする

のいずれかの方法で行われます。親のサイン欄に自分でサインをするのはもちろん契約違反です。必ず親に「カードが必要な理由」を伝えて、同意をもらいましょう。

「多重申し込み」にご注意!

万が一、クレジットカードの審査に落ちてしまった場合、中には「すぐ次のカードを申し込みたい!」という方もいるはずですよね。しかし、それはオススメできません。カードの審査に落ちてから次のカードを申し込むまでは、「6ヶ月」の期間を空けるようにすることをオススメします。

なぜなら6ヶ月間はカードの申込み内容、審査の結果が残ってしまうから。審査から6ヶ月の間は他のカード会社はあなたが「他のカード会社の審査に落ちた」という情報を見ることが可能なのです。

そして「少し前にカードの審査に落ちている」という状況を見れば、他の会社がカードを発行しづらくなることは当然のことですよね。

1回審査に落ちてすぐに別の会社のカードに申し込んだら確実に審査に落ちるというわけではありませんが、上記の理由から審査に落ちたら6ヶ月間の期間を空けることをオススメします。

また、やけになってたくさん申し込んでしまうと、「多重申し込み」に該当してしまうことも。多重申し込みとは、「短期間にカードを何枚も申し込んでいる状態」のことです。

この多重申込みに該当してしまうと、カード会社は「この人はお金に困っている」という判断を下します。そうなると、審査に落ちやすくなってしまうのです。前回の申し込みから6ヶ月経つと、申し込み履歴は削除されます

多重申し込みにならないためにも、審査に落ちてから6ヶ月は間を置いて申し込みをしましょう。

合わせて読みたい

一度落ちたクレジットカード審査、期間を開けないと次の審査は通らない!この記事を読む

リボ払いや分割払い、キャッシングに注意

クレジットカードは基本的に、その月に利用した金額が、翌月口座から引き落とされるというシステムです。しかし、クレジットカードにはそれ以外にも、

・リボ払い
・分割払い
・キャッシング

のように、様々な機能があります。いずれも便利な機能ですが、注意しなければ大変なことになる可能性も。特に、学生の方に注意してほしいのは「リボ払い」「分割払い」です。それぞれの仕組みや、注意点について見てみましょう。

リボ払いとは

リボ払いとは「毎月の返済額を一定額に設定できる制度」のこと。例えば、毎月の返済額を1万円に設定しているとします。この場合、たとえ今月3万円を使っていたとしても、翌月の支払額は1万円となります。

残った返済額の、2万円は、翌月以降に繰越し。カード会社に借りている総額は2万円となりますが、翌月の支払いも同様に、1万円となります。

分割払いとは

対して、分割払いとは「使った金額を分割して支払うことのできる制度」です。分割回数は、3回、6回、12回などのように、好きなように決められます。例えば、6万円の買い物を3回の分割払いで購入したとしましょう。この場合、月々の支払い額は、

6万円÷3回=2万円(月々の支払額)

となります。

リボ払いと分割払いの違いと注意点

リボ払いと分割払いの違いは、以下の3つです。

・毎回の支払額
・返済期間
・手数料

リボ払いは毎月の返済額を指定するので、当然支払う額は一定。対して、分割払いは「総利用料金への返済期間」を指定するものなので、カードを使った金額によって支払う額が変わってきます。

またリボ払いと分割払いは「返済期間」も異なるのが特徴。リボ払いは残高がいくらかによって返済期間が変動します。利用額が増えれば増えるほど、返済するのに時間がかかってしまいますからね。対して、分割払いは最初から返済期間が決まっています。「12回払い」のように、自分で指定した回数を払い終えれば、そこで返済終了です。

最後の違いは「手数料」。分割払いは商品単体に対して手数料がかかるのに対し、リボ払いは返済残高全体に対して手数料がかかってきます

また実質年率もリボ払いのほうが分割手数料よりも高い傾向にあるようです。リボ払い、分割払いは、どちらも毎月の負担額を減らせる支払い方法です。

使ってみると、なんだか得したような気分になる方も多いと思います。しかし、月々の支払額は減っても総支払額は増えることはしっかり覚えておきましょう。特に、リボ払いは無計画に使わないことをおすすめします。

キャッシングにもご注意

キャッシングとは「クレジットカードを使ってATMなどから現金を借りられる機能」のことです。返済をする際には、翌月一回払やリボ払いなど、返済方法は適宜選択できます。急に現金が必要になった場合には、便利な機能です。

しかし、このキャッシングを利用する際には「利息」に注意が必要です。キャッシングは翌月1回払いを選択した場合でも必ず手数料がかかります。手数料はカード会社によって異なりますが、だいたい「15%〜18%(1年間借りっぱなしの場合)」です。

例えば、金利が18%のカード会社で、翌月一括返済、10万円をキャッシングした場合の利息はおよそ1,500円となります。もちろん、1ヶ月で返済できない場合は、さらに利息が膨らんでいくことに。

気軽に利用できるキャッシングですが、「返済できる見込みのない額」を借りるのは絶対にやめましょう。キャッシングを利用する際は、返済に困ることの無いように、しっかり計画を立ててくださいね。

延滞に注意!無視をすればブラックリスト入り

クレジットカードを利用するうえで最も注意すべきことの1つが「延滞」です。クレジットカードの支払日に口座残高が足りないと、支払いを延滞してしまうことになります。

支払いを延滞してしまうことによるデメリットは複数ありますが、主なものとしては次の3つでしょう。

・遅延損害金の発生
・強制解約
・ブラックリストに登録される

まず、支払いが遅れると「遅延損害金」が発生します。レンタルビデオ店なんかも、返却が遅れると追加料金が発生しますよね?

あれと同じようなものです。遅延損害金の金額ですが、ショッピング利用の場合、上限が「14.6%まで」と定められています。遅延損害金は、「請求金元金×遅延損害金年率÷365×延滞日数」の公式で求めることが可能。試しに計算してみましょう。

例えば、10万円分ショッピングをして10日間遅延してしまった場合、

10万円×0.146÷365×10日=400円

となり、400円の遅延損害金が発生するわけです。

また、何度も支払いの延滞を繰り返していると、「強制解約」になる恐れもあります。また、延滞期間が61日を過ぎてしまった場合、その情報は「個人信用情報機関」にも登録されます。

いわゆる、ブラックリストというやつです。このブラックリストに情報が載ってしまうと、今後、どのカード会社でもカードが作りづらくなってしまいます。また、ほとんどの場合、ローンも組めません。

支払いの延滞は、ひとつもいいことがありません。面倒なことにならないためにも、返済期日はしっかりと守りましょう。

クレジットカードの現金化と貸与は絶対にNG!

学生の方がカードを持つなら、

・クレジットカード現金化
・貸与

には気をつけなければいけません。それぞれ一見何も問題のないような行為に見えますが決してそんなことはありません。各々の行為の一体何がいけないのかを見ていきましょう。

クレジットカード現金化の問題点とデメリット

クレジットカード現金化とは大雑把に言うと「クレジットカードのショッピング枠を現金にかえる行為」のことを指します。

具体的には

・換金目的でクレジットカードで商品を購入し、それを金券ショップ等で売る
・クレジットカード現金化業者を利用する

といった行為が該当します。

このクレジットカード現金化の問題点は、「違法行為である」ということです。クレジットカードの現金化は「詐欺罪」「横領罪」に該当する可能性があります。

またクレジットカード会社は、「現金を手に入れる」という目的でのショッピング枠の利用を認めていません。これがカード会社に発覚すれば利用停止などのペナルティが下ります。

※クレジットカードの現金化については以下の記事で詳しく取り上げていますので、もし興味がありましたらぜひ読んでみて下さい。

合わせて読みたい

クレジットカードの現金化の方法と違法性を徹底解説!この記事を読む

貸与の問題点とデメリット

続いて、クレジットカードの貸与について。貸与とは、「契約者以外にカードを貸して使わせること」です。家族や友人にクレジットカードを貸すことも、貸与にあたります。

一見、親しい友人にカードを貸すような行為は、全く違法性は無いように思われます。しかし、「クレジットカードの貸与はれっきとした犯罪行為です(詐欺罪等)

またクレジット会社各社のカード会員規約には、「他人への貸与禁止」ということが記載されていますからね。なので、もしカードを誰かに貸したことが知れれば、カード会員契約が取り消しになる可能性もあります。

犯罪に巻き込まれないためにも、カードを作る前には、「貸与は犯罪」ということを覚えておきましょう。

まとめ

初めてカードを持つ学生の方へ、「クレジットカードを作る際の注意点」をまとめました。
注意点を簡単におさらいすると、

・未成年がカードを作るには親の同意が必要
・リボ払いや分割払い、キャッシングには注意
・ブラックリスト入りしないためにも、延滞には気をつける
・クレジットカードの現金化、貸与は絶対にしない

というもの。

リボ払い、分割払いは便利ですが、「月々の支払いは減っても、総支払額は増える」ということに注意してください。また、貸与や現金化は、絶対にやめましょう。誰もがやっていそうですが、これらはれっきとした犯罪行為です。

今や学生にも欠かせない存在となったクレジットカード。正しく使って、楽しい学生生活を送りましょう!


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