クレジットカードの請求額を払えないとどうなるの?解決策は?

急な出費やカードの使い過ぎでクレジットカードの支払いができないとどうなってしまうのでしょうか?

そんな疑問に今回は答えていきたいと思います。支払い遅延をし続けると身の回りにどのようなことが起こるのかを詳細に解説していきます。

また実際に支払いが滞りそうな方向けに、支払いがなるべく滞らないための解決策も提示していきたいと思います。

クレジットカードの支払いが厳しくて支払い遅延が起きそうになっている人は、慌てずにこの記事を読んで自分にできる可能な限りのことをしましょう。

クレジットカードの支払いが滞りそうな時の5つの対処法

まずは、支払いに滞りそう、もしくは既に支払いに滞っている人に向けて5つの解決策を提示してみたいと思います。何れも比較的簡単に実行可能なので、ぜひ試してみることをおすすめします。

カードローンを利用する

カードローンの利用も誰かに迷惑がかからない解決策です。カードローンは最短即日で融資を受けられますし、早めに返せば利息もそこまでかかりません

ただし、カードローンにも審査があるので必ずしも皆が皆借入できるわけではありません。その点はご注意下さい。

だいたい目安としては、アコムならフリーター程度の収入があって過去に支払遅延等を起こしていなければ、20万円程度の借入枠を貰えます。

カードローンも利用できる【ACマスターカード】

消費者金融系カードのACマスターカードはクレジット機能に加え、カードローン機能も利用できます。

一般のクレジットカードとはちがい、ACマスターでは独自の審査基準を設け、現在の収入を重視しています。

収入さえあれば審査の対象となるので、カードを発行する事ができるのです。

また、公式サイトの3秒診断では、自分がカード発行できるかできないかを判断してくれるので、あなたが他社の審査に落ちて不安を抱えているのであれば、利用してみることをオススメします。

  • 独自の審査で他のカード審査に落ちた人向け
  • 年会費無料
  • 利用額の0.25%キャッシュバック

リボ払い/分割払い/ボーナス払いを活用する

最も簡単でかつ他人に迷惑がかからないのはクレジットカードの支払い方法を利用した対処法です。急な出費や、買い物をしすぎて請求額が思った以上に膨らんでしまった場合におすすめです。

それぞれの支払い方法を解説しつつ、その利用における注意点を紹介していきます。

リボ払い

リボ払いは、毎月の請求額を自分の指定した額に変更できます。例えば毎月5000円の支払い設定をしておけば、例え20万円の買い物をしても5000円の請求しか来ません。

またカードによっては一括払いを後からリボ払いに変更できるサービスもありますので、既に利用済みのものでもリボ払いに変更できる可能性があります。

ただし、リボ払いは利用残高*1に対して利息がかかります。20万円程度であれば、毎月の利息は子どもお小遣い程度で済みますが、利用残高が増えるほど苦しくなっていくので使い過ぎには注意しましょう。

*1利用残高…まだ支払いが終わっていない利用金額のこと。

分割払い

分割払いは分割回数(支払いにかける月数)を指定する方法です。5回払いなら5ヶ月間かけて返済します。

10万円を5回払いで購入した場合は毎月2万円+手数料を5ヶ月間で返済していきます。10万円の支払いは無理だけど2万円なら何とか・・・といった感じで利用できます。

ボーナス払い

ボーナス払いはボーナス時期に請求月をずらして支払うことができる方法です。※ボーナスのでない人でも利用可能です。

例えば8月に買い物をして請求を12月のボーナス時期にずらす、といったことができます。ボーナス2回払いなら更にその次のボーナス時期と合わせて半額ずつ支払うことになります。

ただし、ボーナス一括なら手数料はかかりませんが、ボーナス2回払いは手数料がかかります。その点はよく考えて利用するようにしましょう。

ちなみにボーナス一括払いを後からリボ払いに変更できるようなサービスを用意しているカード会社もあるので、お金に困っている時はリボ払いや分割払いを検討する前にまずボーナス一括払いを検討すると良いでしょう。

即日払いのバイトをする

即日払いをするのもお金に困った時の1つの解決策です。即日払いのバイトならその日の内にお給料が貰えるので、時間的にピンチを迎えている人にとっても有効な手段となります。

ちなみに、「即日払い」と似た言葉に「日払い」がありますが、この2つの言葉の意味するところは全く違います。即日払いと日払いでは支払いのタイミングが違うのです。

日払いは給料の締め日が1日単位というだけでその日に必ず給与をもらえるとは限りません。翌日だったり、週の終わりだったりします。

なので給料の支払日によっては支払遅延が起きてしまう、等の場合には事前にお給料日を確認するようにしましょう。

※※注意※※
Wワークは確定申告が必要となる可能性がありますので、年末もしくは翌年年始にその必要性の有無を確認するようにしましょう

家族にお金を借りる

こちらは他人に迷惑がかかってしまう方法ですが、上記の方法ではどうしようもない場合は家族にお金を借りるのも1つの手です。

ただし、家族であってもやはりお金を貸しているというのは気分が良いものではありません。なので、家族にお金を借りる場合でも借りる側は最低限のマナーを意識すべきです。

そして、最低限のマナーを意識すれば次のような行動を取るはずです。

①借りたい理由を正直に話した上でしっかり返済計画を示し、誠実な態度で相談する。
②借用者をしっかり書く(相手が嫌がっている場合は無理に書く必要はありません)
③絶対に返済遅延等の裏切り行為は行わない。ただし、どうしようもない事情があって支払いに遅れる月がある場合は、必ずその期日前に連絡を入れる。

家族からお金を借りる場合は家族以外の人にそうするのと同じように、誠意とそれに基づいた行動を忘れないようにしましょう。

カード会社に連絡をする

上記の手段を利用してもカードの支払遅延を免れない場合は、期日前にカード会社に連絡し、支払期日までに支払いができないことを正直に伝えましょう。
単なる延滞の報告だけでなく、その後の返済計画を相談する形になりますので、その体で事前にシッカリと考えをまとめてから電話をしましょう。

ちなみに連絡なしの延滞が一番印象が悪いので、カード会社への連絡は絶対に行うようにしましょう。

どんなにお金が無くてもクレジットカード現金化はNG!

ここまで、お金を用意したり支出を減らす方法を紹介してきましたが、お金を入手する方法として使ってはないけない手段もあります。

例えばクレジットカードの現金化です。クレジットカードの現金化とはクレジットカードのショッピング枠を現金に換える行為のことです。

現金化の専門業者がいて、あたかも買い物をしたように見せかけて業者からお金を受け取る行為や、高額で売れる商品を購入してリサイクルショップ等へ売る行為がクレジットカードの現金化にあたります。

クレジットカード現金化によるデメリット

このような行為はカードの規約で禁止されており、下記のようなデメリットを被る危険性があります。

・残高一括請求
・カード利用停止
・強制退会

何れも現在と今後の生活に多大なダメージを与えるデメリットです。

クレジットカード現金化は罪に問われることも

またクレジットカードの現金化は法律でも禁止されている行為で、最悪の場合罪に問われる可能性があります。

不正な利用方法であると知っておきながらクレジットカードの現金化を行うと利用者側も詐欺罪に問われる可能性があります。

以下は独立行政法人国民生活センターの文章からの抜粋となります。

さらに不正な利用方法であることを知りながら「クレジットカード現金化」を利用することは消費者も詐欺罪(刑法第 246 条)等に抵触する可能性がある。
「クレジットカード現金化」をめぐるトラブルに注意!第 3 弾 ‐ギャンブル情報料、内職、未公開株・・・様々な支払いに広がっている‐

今のところクレジットカード現金化の利用者が摘発された事例はありませんが、法律で違反と明記されている以上はいつ罪に問われても文句は言えません。

また、過去にクレジットカード現金化業者が摘発された事例があり、社会ではクレジットカード現金化業者が違法な存在として認識されています。

そのような違法な集団を利用することが安全なはずはなく、業者によっては悪質な犯罪に巻き込まれることもあります。なのでどんなにお金に困っても絶対に現金化は行わないでください。

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お金に困っている人はクレジットカードの利用を1回止めよう!

さて、クレジットカードにより(或いはそうでなくても)お金に困っている人に最後にお伝えしておきたいことがあります。

それは「お金に困っている時は1回クレジットカードの利用を止めよう!」というものです。これには次の2つの理由があります。

①クレジットカードにはリボ払いがある
②クレジットカードは財布のひもが緩みやすい

それぞれ解説をしていきましょう。

①クレジットカードにはリボ払いがある

クレジットカードにはリボ払いがあり、それはお金に困っている人ほど魅力的に見えるサービスです。

「今月どうしよう…」という時に支払いを一旦先延ばしにできてしまう(でも利息はかかる)リボ払いがあったら使ってしまう気がしませんか?

しかし、リボ払いを利用すればするほど利用残高*1は大きくなり、どんどん利息で苦しくなっていきます。その苦しさからさらにリボ払いを利用してしまう、というような状況に陥りかねません。

*1リボ払いの毎月の支払金額を5,000円として3万円のリボ払いをしているとします。2ヶ月後さらに3万円のリボ払いをすると利用残高(まだ支払いの終わっていない金額)は5万円になります(利息を抜いた単純計算)。利息は利用残高の額に対して一定の割合でかかってきます。

なので、お金に困っている人はリボ払いの甘い誘惑に負けないためにも、クレジットカードを1回断つことをおすすめします。※もちろん、上記で紹介したクレジットカードの支払いが滞りそうな時に手段として利用するのはアリですよ。

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②クレジットカードは財布のひもが緩みやすい

「クレジットカード決済」と「現金決済」はどちらも「お金を払う」という意味では同じ行為ですが、クレジットカードだと使っている気がしない、もしくは便利すぎてたくさん使ってしまう、ということがありませんか?

「いや、ない」という方は優秀な方なのでしょう。普通の人は現金払いの時よりもクレジットカード払いの時の方が、買い物でついついお金を使ってしまうものなのです。

というのも、実際の調査で以下のことが分かっているからです。

銀行系カード会社の業界団体は、同業種の小売店や飲食店でお金を使う際、クレジットカードで支払う人は現金払いの人より1.7倍多く使うとの調査結果をまとめた。
日本経済新聞「クレジット利用額、現金の1.7倍」

人間の心理的にクレジットカードでの決済は「使い過ぎてしまう」傾向にあるようですね。これは多くの方の経験論としても言えることではないでしょうか?

確かにクレジットカードは便利ですしポイント等が付くので現金払いよりもお得ですが、だからといって使い過ぎては意味がありません。

お金が無い時の節約術の一環としてクレジットカードを使っているのであれば尚更です。心理的に使い過ぎてしまう傾向があり、手元にお金がなくても買い物ができてしまうクレジットカード。

お金に困った場合は普段の買い物等含めてすべてを現金で支払ってみる、と言うのも逆転的発想による一つの節約術です。思い切ってお金がないときはクレジットカードの利用を止めてみる。是非お試しください。

クレジットカードの支払いに1日遅れた場合

口座に必要な額を入金しておくのを忘れていて残高不足で引き落とし不能になった!、というのはよくあるミスでしょう。

この場合、(カード会社の基準により異なりますが)最短で翌日にはカードの利用停止措置を受ける可能性があります。またこちらもカード会社により対応が異なりますが、場合によっては個人信用情報機関に支払い遅延の記録が残ってしまう可能性があります。

個人信用情報機関とは?
消費者のクレジットカードやローンなどの支払い状況や利用残高などを記録している組織。
個人信用情報機関に加盟する会社はこの個人信用情報機関に記録されている情報を知ることができる。また、個人信用情報機関には3種類の組織(CIC、JICC、KSC)がある。

また、一日でも遅れるといずれの場合も遅延損害金が発生*1しますので注意が必要です。遅延損害金は延滞料金のことです。

このようにクレジットカードの支払いは1日遅れただけでも様々なデメリットを被る可能性があります。

なので、支払いに日の3日前には必ず引き落とし口座の残高確認をするなどして、支払い遅延が起こらないようにする努力が必要です。

また、ウッカリ遅れてしまった場合は1秒でも早くカード会社に支払いの意思を伝え、約束した期日までに支払い、同じミスを2度と繰り返さないようにしましょう。

ちなみに期日を過ぎた際の支払い方法は各社異なります。保有カードの公式サイト等を確認の上行動をするようにしましょう。

*1遅延損害金…元金×遅延損害金年率÷365(日)×遅延日数で求められます。1,0000円を20日遅延した場合の遅延損害金の計算例は以下の通り。(遅延損害金年率は設定上限の14.6%で計算)

1,0000円×0.146÷365日×20日=80円

61日以上の遅延はブラックリスト入りの可能性も…

クレジットカードの支払いを61日以上遅延するとブラックリスト入りしてしまいます。*1

ブラックリスト入りというのは個人信用情報機関の記録に「この人は経済的な信用がない人です」という烙印を押されることです。また、その情報はその個人信用情報機関に加盟する会社の知るところとなってしまいます。

このブラックリスト入りの事実を知った会社は当然その人を顧客とはしたくないので、一定期間(約5年間*2)ローンが組めなくなったり、クレジットカードの審査に通らなくなってしまいます。

なので、クレジットカードの支払遅延は最大でも60日程度で絶対に食い止めるようにしましょう。

*1…主にクレジットカード会社と信販会社が加盟する個人信用情報機関であるCICでは、「61日以上または3ヶ月以上の支払遅延(延滞)」がブラックリスト入りの条件とされています。
*2…CICの「61日以上または3ヶ月以上の支払遅延(延滞)」によるブラックリスト入りの記録は、「契約期間中および取引終了後5年間」保存されます。

■お支払状況に関する情報
報告日、残債額、請求額、入金額、入金履歴、異動(延滞・保証履行・破産)の有無、異動発生日、延滞解消日、終了状況等

(中略)

契約期間中および契約終了後5年以内
CIC「CICが保有する信用情報」

※本見出しの内容は1つの目安として捉えて下さい。支払い遅延は可能な限り早く解消しましょう。

ブラックリスト入りしてしまうとどうなるのか?

では、ブラックリスト入りしてしまうと一体どのようなデメリットを被るのでしょうか?

まず、クレジットカードに関して言えば新規でクレジットカードを発行することが難しくなります。クレジットカード会社からすれば、そんな経済的に信用のならない人物にカードを発行したいわけがありませんからね。

また同じく信用が大切になうる車のローン、家のローン、医療ローンなどのローンの類も組めなくなります

また、意外なところではスマホの分割購入などでも審査に落ちてしまうようになります。スマホは高額なため一括で購入するにはかなりのキャッシュが必要になります。

こうした不便を避けるためにも支払い遅延はなるべく避け、した時には急いで支払いを行うようにしましょう。

カードが強制解約になることも

カード会社によって基準は異なりますが、1ヶ月~3ヶ月間未払いや延滞が続いた場合は強制解約となります。2~3ヶ月で強制解約はほぼ確実です。

延滞を続けていると法的措置があるのか?あるとすればどのような事が起こるのか?

また、クレジットカードの支払いに遅れると、カード会社は督促状や電話による督促を行います。※場合によっては訪問による督促も行われます。

しかし、カード会社から督促を受けても支払いを行わないカード利用者もいます。この場合カード会社は裁判所を利用します。

すると裁判所から利用者の元へ訴状が届き、利用者はその訴状の内容を受け入れるか(料金を支払う)、異議申立書を提出するかを選ばなければなりません。

※異議申立書と書くと恐ろしい感じもしますが、要は「分割払いでお願いします」と頭を下げることです。

もしどちらかを選択せずに裁判所からの訴状を無視すると、給与を差し押さえられるなど厳しい処分を受けることになります。また、裁判にならないこともありますが、それを期待して支払いをしないということはしないようにしましょう。

この時点で万策尽きている場合は弁護士さんに相談して自己破産することも視野に入れても良いかもしれませんね。※ちなみに自己破産する場合は数十万円単位の費用がかかります。


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