プラチナカードの審査基準とは?ステイタスカードを手に入れる方法

どうせなら、何事もてっぺんを目指したいですよね!
クレジットカードも同じで、一般カードで終わらずにその上にある上位カードを目指したいものです。

一般カードの上には数多くの上級カードが控えていますが、今回はその中でもプラチナカードにフォーカスを当てていきます。
プラチナカードの概要やプラチナカードの入手方法、そしておすすめプラチナカードも紹介します。

プラチナカードはゴールドカードよりもさらに特典が充実しており、最近では招待制が増えていますが、インビテーションなしで発行可能なクレジットカードもまだあります。

これを読んで、プラチナカードに関する疑問をすっきり解決させてください。

一般カードの上にはゴールド<プラチナ<ブラックとある

クレジットカードにはステータスがあります。

多くの人が入手可能なのが「一般カード」で、その上にあるのはカードフェイスが金色に光り輝く「ゴールドカード」、さらにその上が「プラチナカード」、そして最上位に君臨するクレジットカードが「ブラックカード」です。

ブラックカードは謎だらけ

やはり、最上級カードであるブラックカードがまず気になるところですよね。

日本で発行されているブラックカードは非常に数が少なく、
・「センチュリオンカード」(アメックス)
・「プレミアムカード」(ダイナースクラブ)
・「VISA Infiniteカード」(スルガ銀行)
・「SBIワールドマスターカード」(SBIカード)
くらいしかありません。

その入会条件や審査基準に関しては謎に包まれており、アメリカンエキスプレスのセンチュリオンカードは「誰かが退会しないと入手できない」「年間で1,500万円以上使わないと招待状が届かない」など謎だらけですが、招待状が届かないと申し込めないのは間違いありません。

センチュリオンカードの年会費は30万円以上かかりますが、カードの利用限度額はありません。
その他にも、航空会社の空港ラウンジを無料で利用できるプライオリティパスを無料発行、最高500万円のショッピング保険、有名ホテルの上級会員資格ゲットなど、圧倒的な優待や特典、サービスや信用力が自慢です。

プラチナカードもなかなかのステータス

ブラックカードと比べるとステータスの面では落ちますが、プラチナカードも一般カードホルダーには相当なステータスです。

ここでは、代表的なプラチナカードとして「三井住友カード プラチナ」を紹介します。

公式ホームページには、「原則として満30歳以上で本人に安定継続収入のある方」となっています。
カードの利用限度額は300万円からとなっており、そこから逆算すると審査を通りやすくするには年収は700万円以上あるのが望ましいでしょう。
年会費は税別5万円ですが、家族カード発行は何枚でも年会費無料です。

三井住友カード プラチナにも充実したサービスが目白押しです。
国内の主要空港ラウンジを利用可能なほか、ショッピング保険500万円や海外旅行傷害保険最高1億円、国内旅行保険最高1億円など、付帯保険もかなり充実しています。
しかも、補償額は多少減額されるものの、家族特約も付帯しております。

半年間のカード利用額に応じて、三井住友カードVJAギフトカードがプレゼントされる、「カード利用プレゼント」もあります。

プラチナカードを手に入れるには?

インビテーションゲットにはゴールドカードを使うこと

では、プラチナカードを入手するにはどうすればいいのでしょうか?

前述の三井住友カード プラチナは、インビテーションなしで申込をすることもできますが、より確実にゲットしたいならやはりインビテーションを待った方がいいでしょう。

インビテーション経由で申し込むと、初年度の年会費が半額になるというメリットもあります。

インビテーションをゲットするためには、該当するカード発行会社の下位カードを利用しなければなりません。

三井住友カード プラチナのインビテーションがほしいのであれば、三井住友カードでワンランク下の三井住友カード ゴールドを使いましょう。

インビテーション狙い【三井住友カード ゴールド】

ネットからの入会で初年度年会費無料

申し込み対象は、満30歳以上でご本人に安定継続収入のある方としています。

ゴールドカードを発行して滞納なく利用履歴を貯めていくと、インビテーションを貰う事ができます。

ゴールドカードの状態でも付帯保険が手厚く、海外・国内旅行傷害保険(最高5,000万円)、海外・国内旅行傷害保険(最高5,000万円)、ショッピング補償(最高300万円)備わっています。

インビテーションなしでも発行できる!おすすめプラチナカード

「来るかどうかわからないインビテーションを待っていられない」という方におすすめのプラチナカードを、ここでは紹介します。

「MUFGプラチナアメリカンエキスプレスカード」

年会費税別2万円
ポイント還元率0.5%
旅行傷害保険国内・海外とも最高5000万円
ショッピング保険最高300万円
渡航便遅延保険最高2万円
犯罪被害傷害保険最高1000万円
入会条件原則として20才以上で、ご本人に安定した収入のある方。(学生を除く)

MUFGカードのプラチナカードには、付帯カードとして「ETCカード」「家族カード」「銀聯カード」があります。

海外旅行に行く方には特に心強いプラチナカードで、航空会社の空港ラウンジを利用できるプライオリティパスを、本人会員と家族会員の2枚分無料発行してくれます。
通常は年会費だけで4万円程度かかるパスですので、この利用価値は大きいです。

また、手荷物を往復で無料宅配してくれるサービスもあり、防寒具などを空港で無料預かりしてくれます。

海外旅行関係の保険も充実しており、旅行傷害保険は最高1億円、MUFGプラチナアメリカンエキスプレスカードならではの犯罪被害傷害保険も、死亡・後遺障害の場合は最高1000万円、入院の際も日額7,500円が支払われます。

プラチナカード入手の際には、あらかじめ格安ゴールドカードとして有名なMUFGゴールドカード会員となって利用実績を積み上げておくといいでしょう。

ゴールドカードを増枠して信用を得る

しかし、ゴールドカードを使い倒せばいいというわけでもありません。
ゴールドカードを半年ほど使って、ショッピング枠の増枠申請を行ないます。

あまり頻繁に増枠をすると貸し倒れリスクがあると判断されますので、半年~1年ごとに増枠を繰り返します。
三井住友カード ゴールドの場合は300万円が与信枠の上限ですので、そこまで引き上げましょう。
上限まで利用限度額が引き上げられれば、カード会社からの信頼も相当に得られていますので、プラチナカードへのインビテーションも近いでしょうし、インビテーションなしで申し込んでも審査通過する可能性が高いでしょう。

18歳~25歳なら三井住友カード デビュープラスに注目

満18歳〜25歳までの方でゴールドカードを目指す方であれば三井住友カード デビュープラスは必見のカードです。

ゴールド目指す若者必見!【三井住友カード デビュープラス】

三井住友カード デビュープラスは26歳以降の最初の更新で20代向けのゴールドカード「プライムゴールドカード」に自動切り替えとなります。

そしてプライムゴールドカードは30歳以降の更新時に三井住友カード ゴールドに切り替わります。

エスカレーター式の学校のように自動的にグレードアップしていくので、支払いをきちんとすることだけ考えていれば、自然にゴールドカードを手にすることができます。

さらに支払いを滞ることなくカードを使い続けていれば、最終的に最上位カードの三井住友カード プラチナへの招待状を手にできる可能性も十分にありますよ!

最上天晴

株式会社GV・メデイアディレクター、クレジットカード・電子マネーの専門家。早稲田大学卒業後、日之出出版、扶桑社、主婦の友社で20年に渡り、雑誌・書籍の編集に携わる。2012年に主婦の友社を退社し、株式会社GVのメディアディレクターに就任。 2018年にまねーぶを立ち上げ、現在まねーぶの運営責任者と編集長を務めている。


関連記事

記事一覧

クレジットカードの審査

学生のためのクレジットカード

おすすめのクレジットカード

マイルの貯まるクレジットカード

クレジットカードの基礎知識

クレジットカードの作り方