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クレジットカード審査に落ちる理由を解説

2016.11.04

海外旅行の為に初めてクレジットカードを申し込んだが、審査落ちしてしまった。
いくつかクレジットカードを持っているが、新たに欲しいカードを見つけて申し込んで審査落ちしてしまった。

近いうちに海外旅行を控えていたり、どうしても欲しいクレジットカードだった場合、審査落ちした理由を知りたい方はたくさんいると思います。

そこで今回は、考えられるクレジットカード審査に落ちる理由をご紹介したいと思います。

審査に落ちる理由

クレジットカードの審査に落ちた場合、審査に落ちた理由をカード発行会社に問い合わせる事は出来ません。

以下に、考えられるクレジットカード審査に落ちるケースをご紹介していきます。
ご自身が当てはまっていないか参考にしてみて下さい。

審査基準を満たしていない

カード発行会社は審査の際、申し込み者の年齢や職業といった情報である「属性」を元にスコアリング(点数を付ける)してカードを発行するかどうかを決めています。

審査通過する基準点は非公表でカード会社によって違いますが、各カード会社の審査に通過する基準点を満たしていなければ審査に落ちてしまいます。

どのような人が審査に通りやすいか、属性毎に見ていきましょう。

●年齢

基本的に18歳~60歳まではサラリーマンとして勤めていれば、年齢を重ねる毎に年収が上がるので、年齢が高くなるにつれて審査が通りやすくなります。

しかし60歳を超えると定年退職する場合が多いので、年齢を重ねる毎に審査が通りにくくなります。

18~22歳の学生に関しては学業があり、頑張ってもアルバイト程度の収入しかない事がほとんどなので、普通のクレジットカードの申し込みでは審査が通りにくいです。
決済できる上限額が低い、お金を借りるキャッシング機能がない学生用クレジットカードに申し込めば審査に通りやすくなります。

⇒クレカ申込前に必読!学生のクレジットカード審査の注意点

●職業

年収が高ければ高いほど審査が通りやすいのは当然ですが、安定して収入が入る職業かどうかも重要です。

例えば公務員や医者などはリストラされる事が少ないので審査に有利です。

会社員に関しては非正規社員より正社員の人、中小企業より大手企業に勤めている人の方が審査に通りやすくなります。

勤続年数に関しても長ければ長い程、将来のカード決済額返済に対する信用度が上がるので、審査に有利と言えるでしょう。

●居住形態・居住年数

居住形態に関しては持ち家か賃貸かによって評価が違ってきます。
一概には言えませんが、ローンがある場合や売却出来ないリスクも含めて持ち家の方が審査に不利になる可能性が高いです。

居住年数に関しては持ち家、賃貸どちらの場合においても、ローンや家賃を長い間支払い続けているという実績の面で、長ければ長い程審査に有利と言えます。

●家族構成

家族構成に関しては独身・親と同居>独身・親と別居>既婚・親と同居>既婚・親と別居の順で審査に有利となっていきます。
既婚に比べて独身の方が自由に使えるお金を持ちやすいですし、親と同居している方が家賃支払いの負担が軽減されやすいからです。

また養育費がかからない分、子供をお持ちでない人の方が審査に有利です。

個人信用情報機関にネガティブ情報がある

カード発行会社にカードの申し込みが入ると、カード発行会社は「個人信用情報機関」に申し込み者の信用情報を照会します。
「個人信用情報機関」は国民の個人情報は勿論、これまでのローンの支払履歴や借入状況、自己破産や支払延滞などの金融事故情報を管轄する機関です。

もしご自身が今までにカードやローンの支払いの延滞があった場合、必ず信用情報機関に金融事故情報が残る、いわゆるブラックリストに載ってしまいます。
ブラックリストに載ってしまうと、非常に審査が通りづらくなります。

●ブラックリストに載るケースと載らないケース

ブラックリストに載ってしまうケースは何もカードやローンの支払い延滞だけではありません。身に覚えがある方やない方も、どのようなケースがブラックリストに載ってしまうのか知っておいた方が良いでしょう。

ブラックリストに載るケース

クレジットカード支払いやキャッシングの支払い延滞、カードローン支払い延滞、各信販会社に対するローンの支払延滞、携帯電話端末分割払いにおいての支払い延滞、自己破産や任意整理などの債務整理

支払いの延滞をしてからブラックリストに載ってしまうまでの期間はおおよそ3か月です。

ブラックリストに載らないケース

国民年金や健康保険料・各種税金の未払い、家賃・光熱費の未払い、携帯電話・スマホの通信費の支払い延滞
※但し、家賃に関しては家賃保証を受けていたり、光熱費をカード払いに設定している場合はそれぞれ信販会社、カード発行会社が介入しています。よって、支払いを延滞した場合はブラックリストに載ってしまう可能性があります。

カード発行会社の社内情報にネガティブ情報がある

たとえ、個人信用情報機関に事故情報がなくても、審査落ちしたカード発行会社の社内情報に自分の事故情報が登録されている場合があります。

例えば普段auのスマホを使っているとして、auが提供する「auWALLETクレジットカード」を申し込んだとします。
もし過去に携帯電話の通信費支払いの延滞があった場合、返済に対する信用度が落ちてクレジットカードの発行を見送られる可能性が高くなります。

クレジットカード利用履歴がない

クレジットカードの支払いやローンの支払いの経歴・実績であるクレヒス(クレジットヒストリー)は個人信用情報機関に登録されています。

カード発行会社は個人信用情報機関に申し込み者のクレヒスを照会して、申し込み者の将来のカード決済額の返済に対する信用度をはかります。

今までクレジットカードを作ったことがない人や借入れをしたことがない人はクレヒスがありません。
また過去に債務整理をした場合、個人信用情報機関に残っていたクレヒスが全て消えてしまいます。

クレヒスがないと将来のカード決済額の返済に対する信用度をはかれないので、クレジットカードを申し込んでもカード発行を見送られる場合があります。

●デビットカードではクレヒスはつかない

デビットカードとは決済すると即時に、設定してある口座残高から決済金額が引き落とされる仕組みのカードです。

デビットカードの決済状況はいっさい個人信用情報機関に登録されないので、デビットカードではクレヒスを作れません。

多重申し込みをしている

カードを申し込んで審査に落ちた場合、申し込んだ履歴自体も、申込日から6か月間個人信用情報機関に残ってしまいます。
同時期に2社以上のカードを申し込んでいるとしたら、全体的に審査落ちされる可能性が高いです。

例えばカード発行会社であるA社とB社があるとします。
既にA社にクレジットカードの発行を申し込んでいて、B社にもカード発行を申し込んでしまうとB社は「この人はお金に困っているから、いくつものカードを申し込んでいるのかもしれない」と、発行した場合の金融事故を恐れてカード発行を見送る可能性が高くなります。

記入漏れや虚偽の記入がある

申し込み用紙の記入漏れは特に店頭にて、手書きで申し込む場合に起こりやすくなります。
記入漏れがあった場合、審査する為の属性情報が少なくなる為、審査落ちになる可能性が高くなります。

虚偽の記入をした場合にも、個人信用情報機関に問い合わせればある程度嘘がばれてしまうので、信用度が下がり、審査落ちする可能性が高くなります。

キャッシング枠をつけて申し込んでいる

キャッシングとはクレジットカードを使ってATMから現金を引き出し、お金を借りることです。
カード発行申し込みをする際、キャッシング枠を付けるか付けないかを選ぶ事が出来ます。

特にクレヒスがない方はカード発行会社にとって、将来のカード決済額返済に対する信用度が低いので、キャッシング枠をつけてカード申込みしてしまうと、審査落ちになる可能性が高くなります。

限度額が月収ギリギリの状態でカード申込みしている

カード発行会社はカードを発行する際、「限度額」というカード決済できる上限金額を設定しますが、通常申し込み者の月収を超える限度額は設定されません。

複数のクレジットカードを持っている場合、複数のカードの合計限度額が月収ギリギリまで達している状態で新たにカードを申し込んでも、審査落ちになる可能性が高いでしょう。

もし使っていないカードがあれば解約するか、必要であるカードであれば限度額を下げるべきでしょう。

月収に見合わないカードを申し込んでいる

基本的に銀行系カード>信販系カード>流通系カード=交通系カード>消費者金融系カードの順で審査難易度が低くなります。

またカードの種類においても一般的にブラックカード>プラチナカード>ゴールドカード>普通カードの順で審査難易度が低くなります。

カードの審査難易度が高くなるにつれて限度額も増えていきますので、月収に見合ったカードを申し込まないと審査落ちされる可能性が高くなります。

個人信用情報機関に自分の信用情報を照会

個人信用情報機関は株式会社CIC、JICC(日本信用情報機構)、KSC(全国銀行個人信用情報センター)の3つに分かれています。
この3つの機関ではそれぞれ加入されている金融機関が違うので、扱う個人信用情報が違います。


CICは主にカード発行会社や信販会社
JICCはカード発行会社や信販会社に加え、消費者金融系会社
KSCは銀行や信用金庫などの銀行系金融機関

⇒信用情報機関とは?同じ申込者でもクレジットカード審査結果に違いが出る理由

三つの個人信用情報機関では、信用情報の開示請求を受け付けています。
審査に落ちたら、今一度自分の信用情報がどのような状態なのか知っておくと良いでしょう。

⇒自分のブラック情報をチェック!個人信用情報の調べ方

仮に自分の信用情報にブラック情報があったのなら、この先5年間はクレジットカードを再申し込みしても審査に通りづらくなります。
なぜなら個人信用情報機関に金融事故情報が登録されてしまったら以降5年間経過しないと消えないからです。

まとめ

審査に落ちる理由が一個も当てはまらなかった場合は一度、個人信用情報機関に自分のネガティブ情報があるか確認してみると良いです。
ネガティブ情報があれば、情報が消える5年間の間に年収を上げたり、クレジットカードやローンの支払いを滞りなく行って信用力を上げましょう。

そもそも、クレカを持った事がなくてクレヒスがない場合は、最初は自分の月収に見合うクレジットカードを申し込んで地道にクレヒスを築く必要があります。

ネガティブ情報をなくしていった上で、クレジットカードを再申込みをしてみましょう。


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