クレジットカードの審査


※今回の記事は正確な情報を発信するために、ファイナンシャルプランナーの飯田道子先生(CFP認定者)に監修していただきました(この記事の制作スタッフを見る

キャッシュレス決済が主流になりつつある今、クレジットカードは必ず1枚持っていたいアイテムになっています。

いざクレジットカードに申し込もうとした時に、審査が必ず行われますが、

  • 自分はクレジットカードの審査に通るのか?
  • どのような基準で審査が行われているの?
  • 早くカードが欲しいけど、審査はいつまでかかるの?

などクレジットカード審査に対して不安や疑問を抱える人は多いです。

結論から言いますと、クレジットカードの審査についてはっきした基準は公表されてはいませんが、いくつかの情報を把握しておけば、あなたも審査に通る確率を上げられます。

このページでは、クレジットカードの審査について知るべき知識と、審査に通りやすくするためのコツ、審査が甘いクレジットカードなどを紹介。

このページを読むことで、あなたはクレジットカードの審査への不安を解消して、自分の欲しいクレジットカードを手に入れることができるようになります。

審査が不安な人向けクレジットカード

クレジットカードの審査に通るために知っておくべき7つのこと

クレジットカードに絶対通りたい、という人のためにクレジットカードに申し込む前に知っておくべき7つのことをお伝えしていきます。

気になることだけ読みたいという人は、下から項目をクリックして読んでください。

消費者金融系のクレジットカードに申し込んでみる

クレジットカードの審査に通るかが不安だという人は、消費者金融系のクレジットカードに申し込んでみてください。

消費者金融系のクレジットカードは独自の審査基準を採用しており、現在の収入を重視しているので、他のカード会社の審査に落ちた人でも審査に通る可能性があるからです。

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キャッシング枠を減らす

クレジットカードを申し込む時に、キャッシング枠の申請額を可能な限り減らすことで、カード審査に通る確率が高くなります。

キャッシング枠はクレジットカードを利用してお金を借りられる枠のことで、この限度額を高く申請してしまうと、審査の担当者にお金に困っているという印象を与えてしまい、審査に落ちてしまう可能性があるのです。

ではどれくらいの額で申請すればよいのかですが、可能であれば0円で申請することをオススメします。

0円で申請すれば、クレジットカード会社はキャッシングをして、貸し倒れするリスクがなくなりますので、審査に通る確率が上がります。

キャッシング枠の限度額は後から変更することも可能ですので、とくにキャッシングの必要がないのであれば、0円で申請してください。

申し込み資格を満たしているか確認する

自分が申し込もうとするカードの「申し込み資格」をチェックして、自分が条件を満たしているかどうか確認することも重要です。

カードによって「年収」「年齢」などの申し込み資格が決まっていて、資格を満たしていない場合は審査に落ちてしまうからです。

申し込み資格の中で、年収は重要な要素になり、カードの種類によって必要な年収が変わってきます。

以下、カードの種類ごとに必要な年収をお伝えします。

年会費無料のクレジットカード

年会費無料のクレジットカードの審査に通るのに必要な年収は100万円以下になります。

年会費無料のカードの場合、多くの人を取り込みたいという方針ですので、アルバイトやパートの人でも審査に通るように条件が設定されているからです。

とくにパート人は年収が103万円を超えると扶養控除から外れてしまうので、年収が100万円を超えているというケースはあまりありません。

ですので年会費無料のカードであれば、年収は100万円以下でも審査に通る可能性が高いのです。

年会費有料のクレジットカード

年会費有料のクレジットカードの場合、審査に通るのに必要な年収は100~200万円になります。

年会費有料のカードの多くは、給料を得ている社会人であればカードを取得できるように条件が設定されています。

国税庁が公表している平成30年度の民間給与実態統計調査結果を見ると、19歳以下の平均年収は137万円、非正規雇用者の平均年収が179万円になっています。

このことから、年会費有料のクレジットカードは給与所得者であれば発行できるように、審査に通過する年収のラインを100~200万円に設定していると推測されます。

ゴールドカードなどのステータスの高いカード

ゴールドカードなどステータスの高いカードは、審査に通るのに必要な年収は300万円以上になります。

ステータスの高いカードの審査基準は20歳以上で安定した職業についている人になっているからです。

国税庁が公表している平成30年度の民間給与実態統計調査結果を見ると、20歳~24歳の平均所得が267万円、25歳~29歳の平均所得が370万円になっています。

上記から計算すると20歳代の平均所得は318万円となりますので、20歳以上を審査基準としているステータスの高いクレジットカードの審査通過に必要な年収は、300万円以上に設定されていると推測されます。

複数のクレジットカードを申し込む場合は1ヶ月2枚まで

どうしてもクレジットカードの審査に通りたいために、複数のクレジットカードに申し込む場合、1ヶ月に2枚までにすることで、審査に通る可能性が高くなります。

短期間に複数のクレジットカードに申し込むと、審査担当者から入会特典目当てと判断されたり、お金に困っていると疑念を持たれて、審査に落ちることがあるのです。

しかし生活スタイルによっては、新規にカードを数枚持ちたいという人もいますし、引っ越し先のスーパーが提携しているカードや定期券購入の際にポイントが付与されるカードなど、時期によって同時に複数のカード申し込みをしたい場合もあります。

1ヶ月に2枚程度の申込であれば、上記のような「生活用途に合わせた同時申込み」と判断されて、審査に悪影響がありません。

また「半年で3件以上の申し込み」をしてしまうと、多重申し込みと判断されることが多いです。

そのためどうしても入会したいカードが複数枚ある場合は、半年内ではなく時期をあけて分散しての申し込みをしてください。

申し込み書類に記入漏れ・間違いがないかチェックする

クレジットカードの申し込み書類には、記載することが多くありますが、記入は正確に行って、記入漏れ・誤字脱字がないかチェックすることが重要です。

記入漏れや誤字脱字があると、性格的に問題があって「信用できない人物」と審査担当者に判断され、評価が落ちてしまう可能性があります。

また「丁寧な字で書く」ことも大切です。

殴り書きのような字で書いてしまうと文字の判断ができず、結果的に虚偽の記載と判断されることがあります。

インターネットからの申し込みで注意する点

インターネットから申し込みをすることで、上記のミスが起こる可能性は低くなりますので、可能な限りインターネットから申し込みをするのがオススメですが、注意も必要です。

インターネットからの申し込みの場合、以下の点をクレジットカード会社はチェックして、申込者が「信頼できる人物」であるかを判断しているからです。

  • ・申し込みページにどこから遷移してきたか
  • ・約款ページの滞在時間(契約内容をきちんと読んでいるか)
  • ・重要事項などの必要なリンクを参照しているか
  • ・モバイルから申し込みの場合、自宅周辺や勤務先から操作しているか

インターネットからの申し込み時は、これらに注意して申し込みを行ってください。

クレジットヒストリーを積み上げる

希望のクレジットカードの審査に通る確率を高めるためには、「よいクレジットヒストリー」を積み上げることがオススメです。

クレジットカード会社はカード利用者の信用情報を共有していますので、カード利用やローンの支払いに問題がない人は「信用度が高い」と判断されて、クレジットカードの審査に通る可能性が高いからです。

ちなみに今まで一度もクレジットカードを使ったことがないという人は、個人信用情報機関に情報がまったく記載されていません。

この状況は「スーパーホワイト」と呼ばれています。

一見すると金融事故などがないため、大変よいイメージに思えますよね?

ですがスーパーホワイトは、「過去に金融事故を起こし、5年以上経過して情報が消えて、やっとその状況から解放された人」と同じ立場にあります。

そのためクレジットカードの審査担当者に疑念を持たれて、審査に落ちてしまう可能性があります。

スーパーホワイトの人がカード審査に確実通るためには、スマートフォンの本体を分割払いにするなどして、地道によいクレジットヒストリーを積むことが重要です。

よいクレジットヒストリーの作り方は、以下の記事を参考にしてください。

固定電話を持ち、最低でも1年以上同じ家に住む

審査を通りやすくするためには、固定電話を持って、同じ家に最低でも1年以上住むことをオススメします。

携帯電話のみで、固定電話を持たない家庭も増えていますが、固定電話は「住所が確実にある」ことを証明できるので、カード審査には有利になるのです。

固定電話がある場合、申込時に携帯電話と固定電話の両方の番号を書くようにしてください。

また居住年数については、賃貸住宅の場合、同じ場所に長期間住んでいる人は仕事や収入が安定しているとみなされるので、評価が高くなります。

分譲住宅に住んでいる場合は、居住年数が短くても保有資産があるとして、評価は高くなります。

クレジットカードの審査に落ちる主な理由は4つに絞られる

クレジットカードの審査に落ちる主な理由は、「収入が少ない」「勤続年数が短い」「複数のカードを同時に申し込んだ」「延滞、滞納、破産などの経験がある」の4つになります。

まねーぶが328人を対象に行ったアンケートの結果、クレジットカードの審査に落ちた人の84%が、上記の4つの理由に該当していました。

それぞれの原因について詳しく見ていきましょう

収入が少ない

クレジットカードの審査で最重要な要素が「収入」で、申し込みをしたクレジットカードが設定している年収に充たない場合は支払い能力が低いとみなされて、審査に落ちてしまう可能性が高くなります。

クレジットカードはカード会社が利用料金を立て替えて、後から料金を回収する仕組みになっていますので、支払い能力の低い人にカードを発行することは、カード会社が貸し倒れのリスクを負うことになってしまいます。

ですから収入が少ない人は、クレジットカードの審査に落ちることが多いのです。

勤続年数が短い

就職したばかりとか、何度も職場を変えている、など勤続年数が短い人は、「収入が安定していない」と見なされて、審査に落ちる可能性が高いです。

カード会社は利用者の返済能力を重要視しています。
勤続年数が短いと、「カード発行後に勤続先を辞めてしまい、返済能力をなくす可能性がある」とカード会社は考え、カード発行にはリスクがあると判断して、審査を慎重に行うのです。

そのため審査に通らない可能性が高くなります。

勤続年数が6ヶ月以下の場合は、審査に通らない確率が非常に高まります。

複数のカードを同時に申し込んだ

同じ期間に複数社のクレジットカード申し込みをしていると、多重申し込みと判断され、審査に通らないことがあります。

クレジットカードの申し込み情報は、CICなどの個人信用情報機関を通じ、各カード会社に共有されています。

そのため対象カード以外の複数のカード会社に申し込みをしている場合は、「よほどお金に困っているのか」と疑念を抱かれてしまい、審査を通らない可能性が高いです。

またクレジットカードの多くは、入会の際になんらかの特典を用意していることが多いです。

多重申し込みはこうした「特典目当て」としてもとらえられ、発行してもすぐに退会されるリスクがあると判断されて、審査に通らないこともあります。

延滞、滞納、破産などの経験がある

過去に金融機関への支払いの延滞や滞納、自己破産歴がある人は「支払い能力に問題がある」と見なされて、クレジットカードの審査の通らない可能性が高いです。

複数回の延滞、3ヶ月以上の滞納、自己破産などは「金融事故」になります。

金融事故はCIC・JICC・KSCという個人情報機関に、5年~10年事故情報が記録され、ブラックリストに載った状態になってしまうので、審査に通らなくなるのです。

とくにスマートフォン、携帯電話の本体料金の不払いによってブラックリスト入りしてしまうケースが増えていて、AERA dot.によると2015年で約376万件にも上っています。

スマートフォン、携帯電話を分割で購入した場合、その料金は通話料とあわせて請求されます。

軽い気持ちで「通話料」を延滞しているつもりなのに、実際は本体料金を分割した「ローン」も滞納していることになり、この滞納記録が個人信用情報機関に登録されてしまうので、注意が必要です。

クレジットカードの審査落ちの原因と対策について詳しく知りたい方は、以下のページをご覧ください。

審査の甘いクレジットカードの3つの特徴

どうしてもクレジットカードの審査に通りたいという人は、審査の甘いクレジットカードに申し込むことをオススメします。

審査が甘いクレジットカード選ぶ場合は以下の3つの特徴を把握しておきましょう。

申し込み資格が甘い

審査が甘いクレジットカードは、会員数を積極的に増やしているので、申し込み資格が甘くなっています。

具体的には「高校生を除く18歳以上」が申し込み資格になっているクレジットカードは、会員を広く集めているので審査が甘いと言えます。

逆に「満20歳以上」とか「安定継続収入がある」などの申し込み資格のクレジットカードは、一定のステータスを会員に求めているので、審査が厳しいと推測されます。

流通、信販、消費者金融系のカードである

審査が甘いクレジットカードは、流通系、信販系、消費者金融系の3つ系統になります。

クレジットカードは発行している会社の系統によって審査の難易度に差があり、銀行系カード~交通系カード~信販系カード~流通系カードという順で審査が厳しくなっています。

信販系や流通系のクレジットカードは、積極的に会員を増やしているものが多いので、審査の基準を甘めに設定しているのです。

また消費者金融系のクレジットカードは、他のクレジットカードの審査基準と違って、現在の収入を重要視しています。

ですから他のカード会社の審査に落ちた人でも、審査に通る可能性があります。

リボ払い専用のカードである

リボ払い専用のクレジットカードは、審査基準が甘く設定されています。

リボ払い専用のカードは、利用に際してクレジットカード会社に「手数料」が入る仕組みになっているので、クレジットカード会社としても会員数が増えれば、それだけ手数料収入が入ることになります。

ですから会員数を積極的に増やしたいので、審査基準を甘くしているわけです。

ただしリボ払い専用ではありますが、繰り上げ返済を利用すれば手数料は0円になりますので、普通のカードと同様に利用できます。

審査が不安な人必見!審査の甘いクレジットカード

前の章で説明した、審査の甘いのクレジットカードの3つの特徴を踏まえて、まねーぶオススメのクレジットカードを紹介します。

クレジットカードの審査に通るか不安という人は、是非チェックしてください。

審査難易度の低い流通系カード【セディナカードJiyu!da!】

セディナカードJiyu!da!は流通系カードに属しているので、審査難易度が低めです。

セディナカードJiyu!da!の審査はIBISという独自の基準になっていて、セディナカードを利用してくれる可能性が高いかどうかで判断される傾向にあるので、クレジットカード審査に不安がある人も審査に通る可能性があるのです。

まセブンイレブンやダイエー、イオンなどではポイントが3倍になるほか、年間の利用額に応じて翌年のポイント還元率が最大1.3倍になります。

貯まったポイントはdポイントなどのポイント類やグッズ、nanacoカードなどの商品券と交換できます。

  • 独自の審査基準で審査に不安がある人向け
  • 年会費無料
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審査が柔軟な高還元カード【JCB CARD R】】

JCB CARD Rは柔軟な審査が特徴で、積極的にカード発行をしています。

ポイント還元率が1%の高還元カードです。
さらにスターバックスではポイント10倍、セブンイレブンではポイント3倍など、さまざまなお店でポイント優遇が受けられます。

また入会後3ヶ月間はポイントが6倍となるので、大きな買い物を控えている人は大量のポイントを貯られます。

JCB CARD Rはリボ払専用カードですが、毎月20日までの繰り上げ返済を利用すればリボ払い手数料は0円です。

入会金・年会費も無料なので、完全無料でカードを利用できます。

  • 柔軟審査で、審査に通る確率高め
  • 新規入会でポイント6倍のキャンペーン中
  • GooglePay、Apple Payで使えるので、スマホ決済もラクラク
【Tカードプラス】独自審査の消費者金融系カード

クレジットカードに申し込んだけど、審査に落ちてしまった。
でもどうしてもカードが欲しい、という人にぴったりなのが、Tカードプラスです。

Tカードプラスは独自の審査基準を採用していて、現在の支払い能力を重視しています。

なので他のカードに申し込みをして審査に通過できなかったという人でも、現在収入があれば審査に通過できる可能性があるのです。

Tカードプラスの審査時間は最短30分。
あなたが他社の審査に落ちて不安を抱えているのであれば、申し込んでみることをオススメします。

  • 審査基準が違うので、クレジットカードの審査に落ちた人向け
  • 最短30分の審査でマスターカードが手に入る
  • フリーター、パート、派遣社員の人でも利用可能

審査が甘いクレジットカードを作りたいという人は、以下の記事で作り方や注意点を詳しく説明していますので、参考にしてみてください。

クレジットカード審査で押さえておきたいポイント

クレジットカードに申し込みをする前に、そのカード会社の審査でポイントとなる点を押さえておきましょう。

カードの中には在籍確認の電話が会社にかかってきたり、審査に時間がかかったりするケースもあります。

あらかじめそのようなポイントを知っておくことで、カード発行をスムーズにできることもあるでしょう。

必要書類

クレジットカードの申し込み時に揃える必要書類は、主に3つあります。

まずは「身分証明書」です。

身分証明書は、免許証、パスポート、保険証などが代表的です。

ただ顔写真のないものは、あわせて住民票の写しなどの提出が求められることもあります。

次に「引き落とし口座の情報」です。

クレジットカードは、利用するとカード会社がその料金を立て替えて金額を払い、後日利用者が支払いを後払いする流れになっています。

この後払いは「銀行引き落とし」が基本であり、必ず引き落とし先の銀行口座が必要になるのです。

そのため申し込みの際は、引き落とし口座の銀行名や支店名、口座番号といった情報を記載することになります。

同時に「銀行印」も捺印するため、用意しておいたほうがよいでしょう。

またカードの中には、18歳以上の学生を対象としたクレジットカードも存在しますが、20歳に満たない場合は「親の承諾書」が必要になります。

在籍確認の電話

すべてのクレジットカードではありませんが、審査の途中で、カード会社の担当者が勤務先に在籍確認の電話をかけてくることがあるので注意が必要です。

クレジットカードに申込みをした人の中には、虚偽の勤務先を申告する人もいますので、申告した情報が正しいかを確認するために、カード会社は在籍確認を行うのです。

内容は一概に決まっているわけではありませんが、電話をかけてきて名前や生年月日、住所といった情報について質問されるケースもあります。

仮に自分が電話口に出られない場合は、他の人が「その人はうちの会社で働いています」といったことを伝えるだけで、在籍確認は完了することがほとんどです。

クレジットカードの在籍確認については、以下の記事で詳しく説明しています

審査にかかる期間

クレジットカードの審査期間は通常、申込みからあなたの手元届くまで10日~2週間程度かかります。

申込者がクレジットカードを使用して、きちんと返済をしてくれる人物かを、職業や年収などの属性情報を基に審査をするために、発行までに時間がかかるのです。

審査期間は、申込みをしたクレジットカードによっても変わってきます。

三井住友カードなどの銀行系のカードや、ライフカードなどの信販系カードは、審査が厳しいので審査期間も長くなる傾向があります。

逆に、クレディセゾンなどの流通系カード、ACマスターカードなどの消費者金融系カードは審査が甘いので、審査期間は短く即日発行に対応するカードもあるほどです。

申込みをする際に、そのクレジットカードの発行までの日数がどれくらいか、チェックしておくことをオススメします。

審査の結果が出るまでの期間ついては、以下のページで詳しく解説していますので、参考にしてください。

クレジットカードの審査は4つ軸があることを知ろう

クレジットカードの審査は、クレジットカード会社のデータベースを利用した社内情報審査と、個人信用情報機関のデータへの照会をする外部情報審査とに分かれています。

両方の審査の中では、4Cと呼ばれている審査の4軸で個人の信用力を判断しているのです。

4Cとは以下の4項目を指します。

  • Character(人格)
  • Capacity(支払い能力)
  • Capital(資産)
  • Control(自己管理)

それぞれの項目について、詳しく見ていきましょう。

Character(人格)

Character(人格)は、クレジットカードの申込者が支払日に延滞することなどなく、きちんと返済してくれるかという、返済意思の強弱や責任感を見る項目です。

Character(人格)は、申込者のクレジットカードの利用履歴、個品割賦契約など「クレジットヒストリー」と呼ばれる情報から判断します。

クレジットカード会社は、社内のデータだけではなく、個人信用情報機関に他社でのクレジットヒストリーも照会します。

ここで延滞などすることなく支払いがなされていれば、自社のカードの場合でもきちんと支払いをしてくれる人物であると判断するのです。

Capacity(支払い能力)

Capacity(支払い能力)で見ているのは、申込者が安定した支払い能力(=収入)を持っているかどうかです。

収入が低く、支払い能力が低い申込者にクレジットカードを発行してしまうと、支払いの延滞や最悪支払い不能に陥って、クレジットカード会社が損害を被ることなってしまいます。

ですからクレジットカード会社は、申込者の支払い能力を重要視しているのです。

申込者の支払い能力を判断するのは、職業・勤務先・雇用形態・勤続年数・年収・借入額などの項目です。

職業

職業は年収が高く、安定した収入がある業種ほど評価が高くなります。

評価が高いとされているのは、弁護者や医師などです。

こうした職業は、年収が非常に高いだけでなく仕事が安定しているので、支払いができないリスクが非常に低いからです。

公務員や会社員も年収は高めの場合が多く、仕事も安定しているので、評価は高くなります。

自営業者や非正規社員は、例え年収が高くても収入が安定しないという理由から、審査は厳しめになる傾向です。

アルバイトやパートの人の場合、収入が低くかったり、収入が安定しないケースが多いので、評価は低くなります。

勤務先

勤務先の規模の大小で評価され、大手企業や上場企業、公務員など安定している勤務先で働いている人が高く評価されます。

大手企業や上場企業は倒産するリスクが少なく、年収も高いためカード会社にとってはカードを発行してもリスクが低いからです。

逆に中小企業に勤めている人は収入が低く、倒産の可能性があるために、評価が低くなり審査に通りづらい傾向があります。

雇用形態

雇用形態については正規社員の人の評価が高くなります。

正規社員は会社から解雇される可能性が低く、クレジットカード会社にとってリスクが低いと判断されからです。

自営業者や契約社員はいくら年収が高くても、継続して仕事できない可能性があると判断されて評価は低くなります。

アルバイト・パートも仕事が安定していないと判断される傾向が強く、クレジットカード審査に通らないケースがあります。

勤続年数

勤続年数は同じ会社に長く勤めている人は評価が高く、勤めている期間が短い人は評価が低くなります。

同じ会社に長く勤めている人は失業する可能性が低いと判断されるので、クレジットカード審査に通りやすいのです。

逆に勤めている期間が短い人は、失業や退社する可能性が高いと判断され、評価が低くなります。

とくにその会社に勤めて1年未満の場合は、クレジットカード審査に落ちる可能性が高くなります。

年収

年収は多い方が評価は高くなりますが、他の項目に比べると重要視されていません。

なぜなら年収は申込者の自己申告であって、金額の裏付けを取るのが難しいからです。

クレジットカード会社は年収を判断するために、「職業」や「勤務先」をチェックしていると考えられます。

借入額

クレジットカードの審査においては、無担保融資の借入額を審査対象としていて、申込者の職業や年収から返済能力以上の借入をしていると判断されてしまうと、審査に通りづらくなるのです。

無担保融資は消費者金融のカードローン、銀行カードローン、クレジットカードのキャッシングなどが該当します。

逆に住宅ローンの借入はクレジットカードの審査にプラスの影響を与えます。

住宅ローンの審査に通っている場合、銀行は申込者が十分な返済能力を持っていると判断したことになるので、クレジットカード会社の評価が高くなるからです。

Capital(資産)

Capital(資産)は申込者の資産状況を見る項目で、居住形態、居住年数などをチェックしています。

これは万が一、申込者の支払いが滞った場合に、担保にできる資産があるのかなどを判断するためです。

居住形態

持ち家があれば評価は高評価になります。持ち家は一戸建てでもマンションでも評価は変わりません。

貸家の場合は、社宅>賃貸住宅>公営住宅、という順番で評価が高くなっています。

居住年数

賃貸の場合、クレジットカード審査において居住年数が影響してきて、居住年数が長いほど評価が高くなります。

同じ場所に1年以上済んでいることが好ましいです。

持ち家の場合は、「保有資産」になりますので居住年数が短くても、審査に影響はありません。

Control(自己管理)

Control(自己管理)は前述のCharacter(人格)と似た項目ですが、より自分の管理能力に寄せた審査項目になります。

申込書で自分が申告した「借入情報」と、信用情報機関などの照会から判明した「借入情報」に大きな誤差が出ると、「自分の借入額を把握できていない=自己管理ができない」人と判断されてしまい、評価が低くなってしまいます。

審査のポイントを理解してクレジットカードを作ろう

クレジットカードの審査を通るには、基本的には信用を得るのが一番大切です。

仕事を続けて安定した収入を得たり、現在持っているカードの支払いをきちんと続けたりするだけでも、カード会社からの信用度は上がります。

日常生活や金融関係における大きなトラブルがない限り、多くの場合はカード審査を通ることができるでしょう。

ただ、あまりにも審査基準が高いカードを選んでしまうと、条件が合わずに審査が通らないこともあります。

自分の立場を理解し、信用力を上げるために何ができるかを理解した上で、自分に合ったクレジットカードへ申し込みをしましょう。

この記事の制作メンバー
最上天晴

2012年に株式会社GVのメディアディレクターに就任。
ユーザーファーストなお金のWEBメデイアとして「まねーぶ」を2018年に立ち上げる。
電子マネー、クレジットカードの情報を”とことん”分かりやすく発信します。

飯田道子先生

金融機関勤務を経て96 年FP資格を取得。
現在は各種相談業務やセミナー講師、執筆活動などをおこなっています。
どの金融機関にも属さない独立系FPです。
海外移住にも対応しており、特にカナダや韓国への移住や金融・保険情報を得意としています。

飯田道子先生のコメント

クレジットカードを申し込む場合、まずはそのカードの申し込み条件にあっているか確認を。
基本的な審査内容は収入、職業・勤務形態、住まいの形態、信用情報等を総合的に判断していきます。
その他、勤務期間も大切なポイントです。転職予定があるのなら、その前にカードの申し込みを!
勤続年数は最低でも1年以上であることをアピールしましょう。
さらにゴールドカードやプラチナカード等のいわゆるステイタスカードの場合では、それまでのクレジットヒストリーの状況の判断、一般カードよりも高い年収等が求められます。
ただし年収がさほど高くない人でも、インビテーション制のカードであれば実績を積み重ねればステップアップできますよ。

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